不老不死者

Last-modified: 2023-04-03 (月) 18:50:08

不老不死者とは、通常の方法で死に至ることが不可能であるヒトを含む知的生物の総称です。

概要

不老不死者にも、いろいろなタイプがあります。
一般的な不老不死者にない能力を持つものも存在します。
また、絶対に死なないというわけではなく、いくつかの例外はあります。

定義

一般的に「通常の方法で死に至ることが不可能であるヒトを含む知的生物」という定義がルイ・ガゼンによって用いられましたが、この定義は曖昧なので、しばしば議論がなされます。

「知的生物」の定義

この言葉は脳を所有する生物という意味であるとするのが一般的ですが、この定義も少々曖昧であり、脳を所有しない軟体動物であるイカにヒトと同等またはそれ以上の知能を持つ種が発見されたため、零式軍科学庁は脳あるいはそれに準ずるものという定義を使うことを推奨しています。

不老不死者のタイプ

一型不老不死者

一般的な不老不死者の能力を持つものを一型不老不死者といいます。

A型特殊不老不死者

不老不死により戦闘能力が上昇したのをA型特殊不老不死者といいます。

異常形不老不死者

不老不死者には私たちにもわからないメカニズムがあります。
それらを異常形不老不死者といいます。
不老不死者の8人もその一つです。

「死」の定義

通常は心肺停止、細胞死、脳死のいずれも達成した状態とされていますが、脳や心臓を所有しない生物に対しても不老不死者という概念を適応させるため、脳を所有しない生物に対しては細胞死のみが条件として挙げられます。
零式軍科学庁は定義を統一し細胞死とすることを推奨しています。

死の回避

ヒトの不老不死者の死を回避するメカニズムを原因別にまとめたものです。
記述していない死因は未検証のものです。

寿命

そもそも不老不死者には生物としての寿命という概念は存在しません。

細菌・ウイルスなどによる感染症による死

不老不死者は有害な細菌・ウイルスなどのいかなる抗体も持ち合わせており、重症化することはありません。
一部、全く症状が出ない者も存在します。

首吊りによる縊死

不老不死者は首が圧迫されても脳や臓器は正常に動作するという報告がされています。

窒息死、栄養失調

不老不死者は無酸素状態において生存できるという実験結果がありますが、そのメカニズムは解明されていません。
体内で酸素を生成しているという仮説が多く支持を得ています。
エネルギー産生に必要な物質を摂取しなくても生存できるという結果も報告されています。
しかしいずれも身体的および精神的苦痛は通常のヒトと変わりません。

高温による死

不老不死者に原子爆弾を投下しても、皮膚などが炭化した状態で生存していたという実験結果があります。
しかし、被験体はその後炭化状態から回復していません。
この被験体は後に特殊部隊958に配属されました。

被曝死

前述の実験の通りです。

崩壊

不老不死者の脳だけを破壊したところ、神経が独立して動き出したという報告があります。
被験体の消息は不明ですが、監督者は「ものすごい力で暴れ出し、逃げていった。意識はおそらくないが、意志は存在したかもしれない。」という記述をしています。
また、全身を破壊したところ、
これ以上触れてはならない。その先は地獄そのものである。

死の例外

不老不死者が死亡する方法です。

解放者による殺害

解放者を参照

宇宙の崩壊

全身を破壊してもその存在が保たれるため、存在を保つ基盤そのものが崩壊すれば不老不死者も死亡すると考えられています。

解放者

不老不死者の殺害が可能な知的生物の総称です。
発見されている解放者はあまだれのみです。
また、あまだれは不老不死者でもあるため、解放者は必ず不老不死者である可能性も存在します。
しかし、あまだれは自分の殺害ができないので、理論上は宇宙の崩壊でしか死亡することができません。