工場設備の運営に欠かせない、発電や送電に関するカテゴリ。
概要
電気を扱うカテゴリ。
エレキルではほぼすべての生産活動に電気が必要なため、
ステージが始まったら初期配置の施設への電力確保を行い、後の拡張のための準備をする必要がある。
敵の攻撃ターゲットとしての優先度も高く、適当な防衛をしていると真っ先に破壊されて生産を止められてしまう。
広大で資源もまばらなエレキルで強力な発電所から遠くまで電気を引いていたのでは維持が困難なので、
近場の電力で賄うことができる工場づくりをしていく必要がある。
電気の接続・需給の共有について
基本的にはノードの直線上に電気を接続したいものを配置する必要がある。
ビームノードは直線10マス以内、上位版のビームタワーは23マス以内。
いずれにせよ4方向に1つずつしか接続できない。
すでに給電しているものを中継地点にしてノードをつなぐこともできる。
ノードは電力消費があるものにしか接続できず、間に電力を消費しない物体があってもそれは無視される。
電気カテゴリのブロックは、直接隣接したブロックへの電力供給が可能という特性を持つ。
そのため発電機に工場などを隣接させて設置すれば、ビームノードなどを使わずとも稼働させることができる。
また、電気カテゴリではないペイロード搬出機やサージ合金コンベア/ルーターやシールドウォールも同じ特性を持つ。
上記も含め、接続された施設はすべて電力の需給を共有することになる。
電力の供給が間に合わないと接続したすべての施設が電力不足でまともに稼働しなくなる。
電源ノード(電線)
電源と装置を繋ぐ為の電線。各直線上の一番近いものにしか接続できない。
どのノードも電送量は無限なので、10万を超える電気も問題なく運搬出来る。
また、ノード自体がバッテリーの機能も持っている。
ゲーム内で配置する際、ドラッグする事で最大間隔を維持したまま直線を引いて設置出来る。
名称 | サイズ | 接続距離 | 電力容量 | 素材 |
---|---|---|---|---|
ビームノード | 1×1 | 10 | 1000 | 8 |
ビームタワー | 3×3 | 23 | 40000 | 30 10 10 |
ビームタワーは3マスの中央からのみビームを出すが、
ビームが出てない面と他のノードを接続することはできる。
攻撃対象としては優先されないらしく、
侵攻してきた敵はノードを無視して他の施設に攻撃を加えることが多々ある。
ビームノード系は1マス分の視界確保能力があり建設も直ぐ終わるので、
砲台もレーダーも設置する余裕がない状況でコアユニット操作のみで地形情報を知る貴重な手段になる。
サブリメートの正面に置いても破壊される前に建設が完了するぐらい早い。
長射程だが視界の狭いユニットに攻撃目標を見つけさせたい時に有効。
発電機
電気カテゴリの要で、工場の要ともなる発電設備。
最序盤は間欠泉の上にしか建てられないタービンコンデンサーだけで電力需要を解決する必要があるが、
技術ツリーを解放していくに従って出力、効率ともにより高い発電機が登場する。
強力な発電には例外なくアーキサイトが要求されるため、
確保ができないうちはタービンコンデンサー数台で収まる範囲の工場で準備をする必要がある。
発電機は隣接させることで、複数の発電機の出力をまとめる事が出来る。
このため、発電所から電力を取り出す際は、電源ノードの接続先が並べた発電機の末端でも問題なく電力を供給できる。
逆に工場等に隣接させて発電機を設置してしまうと、その工場に電力を吸われてしまい、他の需要先への供給が不安定になることがある。
上位の発電施設は一定の条件を満たすと周囲のものを巻き込んで爆発する。
トリウムリアクターのような大爆発は起こさないが、復旧が面倒なので爆発させないように管理しなければいけない。
発電機一覧
名称 | サイズ | 投入資源 (秒) | 発電量 (秒) | 搬出 (秒) | 素材 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
タービンコンデンサー | 3×3 | - | 180 | 5 | 60 | 間欠泉の上にのみ建造可能 | |
化学燃焼室 | 3×3 | 2 40 | 600 | - | 40 30 40 40 | ||
パイロリシス発電機 | 3×3 | 20 40 | 1500 | 20 | 50 50 60 50 | ||
フラックスリアクター | 5×5 | 140 9 | 7200 | - | 300 600 300 100 200 | 熱だけを供給すると爆発 | |
ネオプラジアリアクター | 5×5 | 0.34 10 40 | 8400 | 20 60 | 300 500 1000 150 200 300300 | ネオプラズムを搬出しないと爆発 |
タービンコンデンサー/Turbine Condenser
間欠泉の上に建てることができるもっとも簡単な発電機。
立地に融通が利かないが最少の手間で安定して電力を生産できる。
唯一生産にアーキサイトが必要ないためどこでも使うことができ、
水を同時に生産できるため、終盤になっても使う場面は多い。
化学燃焼室/Chemical Combustion Chamber
アーキサイトとオゾンからそれなりに多くの電力を生産できる。
アーキサイトの生産に必要な水素もオゾンも水から生産するため、
水とアーキサイトがあれば発電することができる。
1つ間欠泉があればその水で6台まで動かせるので、
簡単な工事で大きな電力を確保できる。
パイロリシス発電機/Pyrolysis Generator
アーキサイトと溶岩から大量の電力を生産する。
ついでに水を大量に生産できるためポンプを動かす用の水も自給できる。
両方を大掛かりな工事をせずに確保できる場所は限られているが、
マスドライバーが液体を運べるようになったおかげで多少の距離であれば無理やり持っていくこともできる。
ポンプ1台ずつで2台分供給できるため準備の手間のわりに発電量は大きい
フラックスリアクター/Flux Reactor
大量の熱とシアンを消費して莫大な電力を生産する。
熱もシアンも攻略で重要で大量生産が手間なので、
ほかで代用の利く電力に回してしまうのはもったいなく使いにくい。
熱だけを供給すると爆発するが周囲に置いたものがわずかなダメージを食らう程度で済む。
トリウムリアクター程ではないがそこそこの被害をもたらすようになった。
ネオプラジアリアクター/Neoplasia Reactor
フェーズファイバーとアーキサイトと水から莫大な電力と熱を生み出す現状では最強の発電方法。
建材とフェーズファイバーの調達がやや大変だが
それさえクリアすれば運用は楽な方。
稼働しているとネオプラズムが発生する。
搬出しないでいると爆発を起こし半径10タイルくらいの範囲のものに大きなダメージを与えネオプラズムをまき散らす。
特に利用法もないので捨てるしかないが、流出させたものが水を溜めているブロックに触れると、
水を消滅させてブロックにダメージを与えながら下流に広がるため取扱注意。
ネオプラズムの廃棄は特別な施設は必要なく、空き地に垂れ流すだけでよい。
有効な使い道としては、敵施設内の水を運搬するパイプやジェットコンデンサー付近に、
ネオプラズムの入った液体コンテナを投下して破壊させ、水質汚染させる内部破壊手段として使える。
カスタムマップでなければあり得ない状況ではあるが、
ネオプラズムを水タイルに流したり水濡れ状態のユニットに触れさせても特に何も起こらない。
熱は設置した向きに搬出される。
再利用しなくても特にデメリットはないが、他の熱が必要なブロックに供給すると無駄がない。
5つの面全部使わないといけないので正面はちゃんと開けておこう。
コメント欄
- ネオプラジアリアクターを実際に使ってみたけど、wikiの解説文が結構わかりにくいので補足する。まず、発生するネオプラズムは液体。ネオプラズムの廃棄は特別な施設は必要なく、空き地に垂れ流すだけでよい。ただし施設に触れるとダメージを受けるので、周りに何もないところまで流すこと。ネオプラズムが水流路に侵食すると水の流れと無関係にくみ出した水が存在するブロックは全て汚染される。一旦ネオプラズムが広がり始めたら、速やかに周りのブロックを全て除去してネオプラズムが消えるのを待つのが得策。 -- 2023-08-25 (金) 18:53:52