モブ勇者ちゃん

Last-modified: 2021-11-29 (月) 11:27:50

モブ勇者ちゃん 11歳 種族:人間 性別?
https://hub.vroid.com/characters/1237043128676712607/models/4616287558105682612

 ・勇者とは、神からの啓示を受けその証拠として聖痕を刻まれた者の総称
 ・啓示の内容とは、将来起こるであろう出来事に対しての、役目
 ・しかし啓示の内容は他者に伝える事が出来ず、しようと思ってもうまく言葉が出来ない不思議な力が働く
 ・聖痕は右肩にあり普段は見せないようにしている(人によって出現位置が違う)
 ・聖痕には勇者の加護というスキル付与があり、LV成長の手助け、あらゆる能力の習得補助、身体強化など様々な特典を得られる
 ・現在判明しているだけで世界に7人いるとされている
 ・現在判明している勇者の中では最年少、それゆえ戦闘力は低い
 ・基本的にビビリだが、単身でギルドに仲間を募集しに行くなど変なところで度胸がある
 ・しかもギルドのある王都から少し離れた村から一人で来たらしい
 ・基礎教育はしっかり受けており、頭も回る方
 ・勇者として強くなりたいと心に秘めている
 ・それゆえ、PTメンバーの訓練やアドバイスは素直に聞き入れる
 ・勇者の特性なのか、女性にママ味を発揮させる(自覚症状なし)
 ・本当は大剣を使いたいが、体格がままならないため、ショートソードとバックラーを持たされている
 ・魔法も初級の基本程度であれば攻撃・補助両方使うことが可能、将来的には中級以上も使える???
 ・ペンダントは誕生日にモブナイトちゃんからプレゼントされた物
 ・ペンダントには、生命が危険に晒されると発動する防御結界魔法と位置情報発信魔法が組み込まれている。
 ・位置情報は常に、モブスカウトちゃんが受信しているが、その事実は当然秘密にされている
 ・両親は普通の道具屋をしている村人、ある日突然いなくなって誘拐されたと思っていたが、王都からの密使により事情を知り、しっかりと生命を守る約束をした上で、冒険者をやる事を承認している

 ・イメージボイス:石原夏織

~~~ショートイメージドラマ~~~

ーーとある宿屋の一室にてーー

「あ、あのボクおっきい剣を使えるようになりたいです!」

「わかるぅ、大剣ブンブン振り回して戦うのかっこいいもんねぇ、つい敵を一刀両断する姿を妄想しちゃうもん」

「だめですね」

「どうしてですか?ボクには才能がないからですか?」

「ある意味そうです。」
「いいですか勇者ちゃん、武器は体の延長上でなくてはいけません、あくまで武器は私たちが扱う物、武器に振り回されては駄目なんですよ」

「そーそー、私なんか振り回される武器持ってないから強いもんねー」

「あなたのそれは違うでしょ・・・」

「大剣を自由に扱うにはまずそれを扱えるだけの筋力や運動神経が必要です、まずはそこを鍛えねばなりません」
「そして、初めに武器はショートソードとバックラーを使ってもらいます」

「それはどうししてですか?」

「ショートソードであれば、今の勇者ちゃんでも訓練すれば十分に扱うことが可能です、さらにまだまだ戦いなれていないうちは、相手の攻撃に対してうまく体が反応せずに、つい腕で防御をしてしまいがちです。ですから腕に装着するバックラーがいいのです」

「なるほどです!」

「さすがアネ・・・ナイトちゃん・・・だぴょん」

「わかるーあたしも、ししょーに恐怖で固まるなーってよく怒られた―」

「ふーん、やっぱりナイトちゃん物凄く経験を積んでそうというか、知識が豊富で、まだお若いのにとても中級冒険者とは思えませんね」

「・・・こ、これでも軍の訓練学校に通って居ましたら、そこの受けうりですよ」(この子は勘が鋭そうね・・・気をつけておかなきゃ)

「それと並行して、魔法も使えるようになってもらいます」

「魔法もですか?」

「勇者の加護というのはあらゆる習得の補助をしてくれると聞き及んでいます、折角ですから戦いの助けになる事は覚えていきましょう」

「はーい、おかーさん!・・・間違えたせんせー!」

「お、おかーさんではありません!次言ったらぶちますよ!」

「おかーちゃーんこーわーい」

ガンッ

「いったーーーい!!、なんで警告なし・・・」

「見せしめです」

「そんなー」

一同」「笑」

「そして魔法の先生は、ウィザードちゃんにやってもらいます」

「え?わたくしですか?」

「それはそうでしょう、この中でまともに魔法を使えるのはあなただけなんですから」

「ししょーよろしくお願いします」

「///・・・(なんとまっすぐな眼差し)・・・承知しました、私もまだ半人前ですが、教えられる範囲でお教えしますね」

「あたしはー?武術おしえればいい?」

「なんでそうなるんですか!、教えるとしたら回復魔法に決まってるでしょ!」

「ぶーぶー」

「じゃぁあーしは、色仕掛けで情報を聞き出す方法を・・・」

ガンッ

「いったーーーい!!」

「必要ありません!あなたはそれでもこのPTの生命線なんですから、しっかり情報収集と、警戒を頼みますよ!イイデスネ!」

「はい・・・」

「それでは今日はここまで、明日からは訓練を交えつつ簡単な依頼からこなしていきましょう、就寝!!」

「はいっ」
「はーい」
「わかりました」
「りょ」

かくして、モブ勇者ちゃんPTの冒険ははじまるのである