パーティー考察

• １,好きなモナモンを一体入れる。
  構築の始めであるモナモンを一体入れる。ここでは好きなモナモンや強いモナモンなど。
  より強い構築を作るには好きなモナモンの長所・短所をしっかりと把握する必要がある。
  コストの高いモナモンをここで選んでおくと構築のやりたいことが決めやすくなる。

• ２,どんな感じの構築にするか決める。
  パーティー全体でどういう事をしたいかを決める。これをコンセプトという。
  「ひたすらバフ積んで気持ちよくなる」「耐久力を活かして勝つ」「がへり構築で詰めたい」等…
  組み始めのモナモンに合わせる形の構築にするのが基本的な選び方。
  構築のコンセプトを予め決めてから作っていくのも選択肢のひとつ。

• ３,相性のいいモナモンを入れる。
  １で決めた始めのモナモンの強みをより引き出せるようなモナモンを入れる。
  例えば、「机八頭身で耐久勝負をする」構築なら、
  触れるだけで相手を状態異常にできるオマエダケやウンコエル、
  敵の速さバフを無視出来るレベルで速いマッチョブーンや先制持ちの決闘を入れたり…
  モナモンは弱みを消すよりも強みを押し付けた方が勝てるゲーム性なので、
  ここではモナモンの強さを引き出す方向に構築を作っていくのが重要。
  ただしコストオーバーで構築を作れないとなると元も子も無いので予めコスト計算をしておくといいだろう。

• ４,残りコストに合わせて汎用的で強いモナモンを入れる。
  ３にてパーティの全ての枠が埋まってたらスキップしてもいいが、
  埋まっていないのならあとから構築に手直しがしやすいように汎用的のあるモナモンを入れよう。
  以下は汎用性の高いモナモンを纏めているがこれで全てでは無いので参考程度に。
  (赤字で書かれているモナモンは先頭に入れても強いモナモン、
  (害)は害悪扱いされているモナモン、太字は資材が少なくても比較的使いやすいモナモン)

  コスト	ペンキ向き	ノーペン向き
  ～4	おにーに	うっほっほ,ぃょぅ
  5	コンブギコ、ヒッキー、わんわんお	オワタ
  10	お茶モナー、オマエダケ、こんにゃくマン、 プリン(害)、どやウオ(害)
  15	ハゲミサイル、モニー	姉者
  20	カルタン星人、シラネノオロチ、人魚?、 ビッグプリン(害)、しょぼんばー	砂時計モナー(害)、ばうばうお、やきう剣士
  25	カルタソ、完全体モララー?、薄毛の魔人 カミナリしょぼーん、勘づく麻呂	恐怖の手紙(害)、八頭身わっしょい 壁殴り代行(社員)、決闘を申し込む
  30～	ちょっと帰エル、プリン天使(害)、織姫と彦星 しょぼーん魔人、tanasinn	美しき兄弟愛

  ここで節約術を誰に持たせておくかを考えておくとのちのち楽になる。

• ５,持たせるペンキを決める。
  ３や４で作ったモナモンのペンキの種類や有無を決めていく。
  このゲームのキモとなるのが「ペンキ」というアイテム。
  ペンキは相手の属性を変えて自身の火力を擬似的に2～3倍に引き上げるモナモンの根幹となるアイテムだが、
  持たせたモナモンは強制的に後攻から攻撃することになる為ペンキを持たせないモナモンを決める事も重要。
  ペンキを持たせていないモナモンの事を「ノーペン」と呼ぶ。
  基本的にはこの「ノーペン」のモナモンの持っている技に合わせてペンキを3～4つ持たせておきたい。
  
  ペンキは一つの構築内に神秘のペンキ?か伝説のペンキ?を入れておきたい。
  これらのペンキは威力を三倍にして撃てたり対応する属性の弱点の数が多かったり、
  構築を作る上で非常に強力な要素の一つとなるのでどちらか1つは入れておきたい。

• ６,アクセサリーや防具を決める。
  節約術やペンキを決めた後はアクセサリー>防具の順に決めていく。

• 7,とにかく実践あるのみ！！！
  構築を作って満足しないで！！！
  構築の詳しい強みや意外な弱さも対戦を通して分かることが多いです。
  このサンバスフィンクスおに影分身を持たせたらもっと長持ちすると考えたり、
  兄弟愛に弱いのならエースアタッカーに呪術師のローブを持たせたり、
  長所を更に伸ばしたり、短所を克服したりして構築を改良していきます。
  
  たまに、何が弱いのかの原因が突き止められず的はずれな対策をしてしまい、
  結果的に構築が弱くなることもありますが、それも含めて構築作りです。
  なんにせよ楽しくやれたらそれでオッケー！！！って訳ですね。

火は水でかき消されて、水は電気に通電する。しかし電気は地面には通電しない。
これは相性で、キャラクター毎に属性が設定され、それぞれ弱点、抵抗属性が振り分けられています。
しかし、属性相性では測れないキャラクターその物の相性というものがあります。

例えば、しょぼーん魔人は防御面が弱いので筋肉族に殴られるとすぐにあぼってしまいます。
筋肉族、例えばボディボルメンは魔防が1なので兄弟愛に小突かれるだけで三体諸共倒れてしまいます。
しかし兄弟愛は技火力が高いので1さんを出されると兄弟は困り果ててしまう。
…のようにキャラクター毎に向き不向きが設定されていて、それぞれの向き不向きの強度が違います。
属性とはまた違う方向性で弱点があるのが面白いところですね。

さらに踏み込んだ話をすると、相性はキャラだけでは無く構築そのものにも存在します。
「構築の相性」というのは「キャラクターの相性」や「属性の相性」をも凌駕する強度を持っていて、
一体に生半可な対策をするだけでは克服出来ないものでもあります。
その「構築の相性」をできる限り、極限までに減らす為には「対策」が必要です。
✄-------------------‐✄
例えば、父者パーティと呼ばれる構築は全体的なキャラパワーが高いです。
対策をしていないと基本的にはがへり軸だろうが地吹雪パだろうがスタンだろうが不利構築です。
その「キャラパワーの差」を埋める為に、シラネノオロチ対策にガスマスクをつけたり、
決闘を申し込むを採用してピアシングで相手の防御面をズタズタにしたりします。

ここで大事なのは、構築の相性差を覆すには相手の構築の弱点の強度を知ることです。
父者を姉者でワンパンでねじ伏せたとしても試合展開にはなんにも影響しません。
しかし、シラネノオロチにガスマスクを持たせたマッチョブーンを仕向けたら、
シラネノオロチ側は打つ術が無く、マチョブの体を鍛える様を見せつけられるのです。
シラネノオロチは強力ですがガスマスク持ちの物理受けを出されると役立たずに成り下がります。
この局所的なキャラの対策の事を俗に「ピンポイントメタ」と言います。
局所的な状況に置いて優位に立つという意味が含まれています。

しかしこれだけじゃ、まだ構築の相性差は覆りません。
そこで、更に対策を盛り込んでキャラパワー差を対策の量で覆します。
ここでは決闘を採用しているので相手の防御をメタメタに出来ますね。
決闘は父者パテに対して単体で有利を取れる、実はすごいモナモンなんです。
本来は単体のみで構築の有利不利が傾くなんて事ないので結構すごいことをやってます。
この様に強い構築に一方的に有利を取れるモナモンや構築を、「メタパーティ」と言ったりします。

机軸サンプル構築
モナモン名	一枠	二枠	三枠	四枠	装備	参考
たまスパ	音符を投げる			プロミネンス
tanasinn	ｽﾀｰｵｰｼｬﾝ	なんそう?	-	tanasinn	or
机八頭身	創造の欠片	業火?	ﾃﾞｨﾒﾝｼｮﾝﾎｰﾙ	ﾄﾞﾛｯﾌﾟｷｯｸ
しょぼーん海藻	アク禁	なんそう?	大炎上の術	酔拳	or
兄弟愛	コロナ?	ﾌﾞﾙｰｽｸﾘｰﾝ	ﾎｰﾘｰﾎﾞｰﾙ	対消滅砲
オワタ	ﾊﾞｯｸﾄﾞﾗﾌﾄ	ｸｲｯｸﾎﾞﾑ	武器技	毒手	or

コンセプトとしては机八頭身やしょぼーん海藻での耐久力で粘り勝つ。
コンセプトに沿うように状態異常技は多めに入れたが構築単位での火力は少し低め。
硬いモナモンと状態異常は基本的に相性ちょべりぐなので、
机スタンの場合はデバフよりも状態異常を撒けるモナモンを優先して入れていきたい。

スフィお軸、めちゃくちゃ強いですよね。苦しめられた人も少なくは無いと思います。
スフィおのめちゃくちゃな硬さから始まり、天候を利用した超火力やデバフ等等…
その強さの原因を述べるとキリがありません。

しかし、構築としての完成度という見方なら話は変わってきます。
完成度というのは言うなれば「弱点の少なさ」という事です。
父者パテは強いですが弱点は少なからず存在し得ます。
スフィお軸の完成度の根底には、
「どの構築にも一方的に対策を押し付ける事が出来る」と言うのがあります。

普通、どの構築にもペンキを持たないモナモン、ノーペンがいる訳ですが、
ノーペンは言わば構築の華、超火力を放てるように準備しています。
そのノーペンに対して一生有利状況に持ち込めるのがスフィおです。
詰まるところ、ノーペンがノーペンである限り、スフィおに対策され続けると言う、
訳の分からない理屈によって、スフィお軸は異常なまでの完成度を誇り続けています。

対峙する側にとっては実質ノーペンを封じられた状態で敵と相対する為、
かなり苦しい状況を乗り越えないと勝てない…
しかしスフィお軸は乗り越えさせない為にあらゆる手を使って妨害をしてきます。