《ワイルドベアの格闘家》

Last-modified: 2010-04-20 (火) 12:07:09

種族:ライカンスロープ
属性: レベル:(3) 攻撃:4 防御:4 進軍タイプ:歩行
使用条件:「種族:人間」の自軍ユニットが存在する地形にしか即時召喚できない。
◎熊変化[普通/対抗]
このユニットが対象。対象を「攻撃力:+1/防御力:-1」し、「種族:ベア」に変更する。
ブロック:聖エルド伝 出現頻度:△
イラストレーター:原友和
フレーバーテキスト:無し
カードセット:新聖紀の胎動/復刻1

  • コメント
    強力な基本攻撃力、基本防御力を誇る小型ユニット。
    人間を連れていないと即時召喚ができず、小回りが利かない。
    とはいえ、「3:4/4」のサイズで欠点が無しじゃあ《フレンジィ・パイソン》、《ポーラー・シール》らが不憫すぎる。
    基本攻撃力、基本防御力の高さから同時でも安心できる上、攻撃力はさらに高まることが期待できる(下記)ため《ダロの魔獣使い》のパートナーとして現れることが多い。

    このユニットの何より強力な点は「◎熊変化」である。
    最大で「3:7/1」という高い攻撃力(先攻時ならば3レベルチャージ持ちを超える攻撃力)を出せる。
    防御力が1になったら対抗で殺されやすいじゃないか。とも思われるがモンコレの対抗連鎖の性質上、工夫すれば防御力の下がる効果をほとんど無視できる。

    (例)
    • プレイヤーAの《ワイルドベアの格闘家》(以下、格闘家)を含むパーティが「攻撃」。(このままじゃプレイヤーBのパーティを貫通できないとする)
    • 「攻撃」に対抗してプレイヤーAが格闘家の「◎熊変化」を2回使用。(これでBのパーティをジャストで貫通できるとする)
    • このままでは全滅になるBは格闘家に対して《ジャスティス》を使用。

      この状態で対抗連鎖を解決したとしよう。


    • まずBのユニットから格闘家に対して《ジャスティス》。しかし格闘家の「◎熊変化」はまだ起動しておらず格闘家は「防御力:4」のままなので、死亡せず。
    • 格闘家の「◎熊変化」が適用。
    • 格闘家の「◎熊変化」がさらに適用。ここで格闘家は「3:6/2」になっている。
    • プレイヤーBのパーティは全滅。

      以上の通りである。
      対抗連鎖の解決中に割り込むような行為はできないため《ジャスティス》で格闘家を倒したい場合は「◎熊変化」の宣言より前に《ジャスティス》を撃つ必要がある。もちろんAの側からすれば《ジャスティス》がくるのがわかってて「◎熊変化」をするはずがないのでそのときはBのパーティは全滅を免れるだろうが実質的に《ジャスティス》は空撃ちとなり損をすることになる。

      つまり極端な言い方をすれば《ワイルドベアの格闘家》は対抗連鎖の最中だけ実質的に「3:7/4」のユニットであると考えてよい。さらにあらかじめ《ブラウニーズ》で防御力を上げていたとすると「3:11/6」のユニットであるかのように動ける。防御力上昇の効果と非常に相性が良い。


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