種族:スピリット
属性:魔 レベル:5 攻撃:3 防御:3 進軍タイプ:飛行
スペル:魔
○闇夜の祝福
この特殊能力はこのユニットが本陣に存在する場合しか効果を発揮しない。このユニットのプレイヤーが対象。対象プレイヤーは地形を配置する際、追加の代償として手札を1枚破棄することで、「敵軍支配地形/敵軍配置地形」の「代理地形」に地形を配置することができる。
ブロック:無し 出現頻度:極稀
イラストレーター:いのまたむつみ
(フレーバーテキスト:無し)
カードセット:モンスター・コレクション2
- コメント
通常の地形配置を宣言する際に、その条件を一部緩和してくれるカード。
分かりづらい効果をしているが、自軍支配の代理地形はそもそも自由に張り替えが可能なわけであることを考えると
『「自軍支配地形または誰もいない自軍配置地形と隣接している代理地形」が敵軍支配地形でも張り替え可能になる』
と読み替えても差し支えないだろう。例えば自軍領土2に攻めてきた相手が自軍の地形を代理地形に塗り替えたとしても
(コストは必要だが)その代理地形を無理矢理張り替えることが可能になるわけである。
例えば《路地裏》や《枯れた虹》に張り替えることも可能だが、効果の程が相手依存な上、相手が支配している地形が
代理地形である必要があるわけで、自分で最初に代理地形を配置して相手に踏ませるという手もあるが、
そこまで手間暇をかけるのであれば大人しく《チェンジ・フィールド》でも使っておく方が良いだろう。
このカードをあえて使うならば、ただでさえコストが必要な効果である以上、せめて代理地形は相手自身に配置させたい。
そのため、”相手が支配した際、代理地形への張り替えをすぐ行うような地形”を使うデックに投入することが推奨される。
具体的にはタイプ:三角塔やタイプ:砲台、タイプ:遺跡を使うデックなどであろうか。
砲台ならば、砲台を潰したとしても容易に張り替えを行え、《復讐弾「アザゼル」》の標的に出来る。
遺跡ならば、全ての自軍支配地刑を《坑道》の気分で扱えるようになる。
三角塔ならば、改めて三角塔を差し込んで《イリュージョン・サーペント》などによる領土奪還が容易になる。
そこまでする価値がこのカードにあるのかは疑問だが、少なくとも相手は確実にこのカードの存在を警戒していないため、
意表をつくことはできるだろう。その結果、戦略の修正を迫らせること、安易な地形張り替えを躊躇させるといった
副次的な力もこのカードにはあるかもしれない。