歴史

Last-modified: 2011-12-30 (金) 11:36:41

モンスター・コレクションTCGの「現代」はリコルの時代で、
彼が生まれた年をA.R.(After リコル)1年、それより前をB.R.1年とします。

B.R.2500年頃になって、はっきりとした記録が出てきます。
古代帝国と呼ばれる「魔法帝国オーリリア」の時代です。
召喚術が成立し、数々の亜人やドラゴンをその配下におき、聖魔判定により精霊などを強制的に聖と魔に分けてしまいます。しかし、B.R.1500年頃に《破壊の化神シヴァ》の力を得たベルンハルトナッシュの争いによって滅びます。

その後の時代は「暗黒時代」と呼ばれます。
魔法帝国の支配の象徴である召喚術は忌み嫌われ、様々な知識が失われますが、
リーフセトなど魔法帝国時代から継続して活動する者もいます。
ホーリィによって「ホーリィの手記」が書かれたのがこの時代です。
この時代の記録は「シルクの手記」、「ミルクの手記」、「忘泉の冒険者」、「暗黒童話」などがあります。
この時代について、詳しくは「ホーリィの手記」の項を参照してください。
水の神殿は魔法帝国が崩壊し、《魔海神ダゴン》が封印されてから設立され、それから500年ほどたつとホーリィの時代になる、とエコーは話していますが、これはワールドガイドの年表と矛盾します。
さらに、《蠅の王ベルゼブブ》が封印されてから750年後にリーフホーリィらとともに再封印を行います。
前者は伝承が間違っているという説明が出来ますが、後者は複数の証言があり、信憑性が高いものです。

スターダストの活動もこの頃です。

B.R.1100年ごろ、人間による6つの王国が成立し、魔法も再発展しました。
魔法帝国と同様、召喚術による支配が行われましたが、
B.R.900年頃、オルクスにより召喚術による支配からの脱出方法が発見されます。
しかし、その技術はドラゴン・サークルが伝えたもので、オークたちの行動は彼らに誘導させられていました。
この技術はB.R.800~700年までには次々にエルフドワーフリザードマンへと伝播し、ついには亜人による王国が成立します。
ケンタウロスらは召喚術による支配ができない人間の子を誘拐、教育することでリーダーを生み出し、
彼らの王国を成立させます。

6つの王国は最終的に人間エルフドワーフケンタウロスオークリザードマンとに別れ大戦争を起こします。
この時期に活躍した騎士王アーヴィンについて、B.R.550年ごろ、「アーヴィン英雄伝」が成立します。
この戦争の末期にはドラゴンも参戦します。

B.R.535年、「中原の戦い」により六王国時代が終わります。
中原で活躍した聖者エルドの下、B.R.530年サザンに「癒しの国」が成立。
この年をサザン暦元年とし、サザン帝国時代と呼びます。
B.R.450年頃、「大学院」が設立され、魔法の黄金時代を迎えます。
聖エルドの教えとともにサザン帝国は拡張を続け、
B.R.300年頃には、六王国時代の勢力を維持できた国はオークの王国を前身とするソラステルのみになります。

B.R.250年~350年頃、冥王の封印を強化する封具が作られます。
ウルガンによるものと考えられるので、空中庭園の建設もこの頃だと思われますが、
タージケントの浮遊がきっかけで建設されたこと、六王国時代にはすでにタージケントが浮遊していたことから矛盾します。

B.R.250年頃にはメルラルズが発見され、魔法帝国の遺跡発掘が盛んになります。
また、ザントラント王国が滅亡し、テュラン、アゾールなどに分裂します。
教皇庁が“聖伐”を制定したのもこの頃です。

B.R.150年頃、主に辺境においてイエルらを中心とした大規模な事件が発生します。
《ジャッジメント》、空中庭園の帝王《オーバーロード》らと対決、
息子エルリクも様々な事件に関与します。

B.R.150年~B.R.50年頃、デルピエロが螺旋島から真宰辞書の鍵、「知識の守護神」を持ち帰ります。
これが大学院の宝物庫に収められた経緯は不明です。

A.R.1年、聖リコルによる中興の時代を迎えます。
西の内海で海底火山が噴火、一時的に「沈める国々」が姿を見せましたが、すぐにまた沈みました。
なお、この影響でウォーレス近郊には温泉が名物となりました。

A.R.40年頃、ロビンがマグダラと対決。
その後、大学院召喚術学部の部長になります。
20年ほど前にリコルが内乱を治めたという記述がありますが、A.R.1年の事件とはまた別の事件を指しているのかもしれません。

A.R.40年頃?
<教皇庁>、〝暗兵組織解体令〟を発令。
ヴジャド、セルヴァンは離散しましたがネルガルはこれに反抗します。
このため、<教皇庁>は〝聖伐〟を発動し、ネルガルは壊滅しました。
ワールドガイドによると約10年前なのですが、魔獣使いの少女によると約2年前と書かれています。

A.R.50年頃
ロビンの仲間オリガの娘であり弟子でもあるカッシェ?は真宰辞書(アンシクロペディア・ヴェルム)を巡り、
ネルガルの生き残りデュラン(仮名)、魔に蝕まれたエレクリプス?らと戦います。
A.R.50年
クレオンの見聞録が発表。ワールドガイドにおける「現在」
ロビン38歳、カッシェ?19歳。

A.R.60年頃~A.R.160年頃
百年戦争の開始~終結。
末期には《鉄巨兵ハデス》が起動。

A.R.300年頃
精霊王の暴走による「エレメンタルストーム」発生。

A.R.350年頃
「エレメンタルストーム」により六門世界崩壊
この前後に「七星魔導師」と呼ばれる七人の魔導士達が活躍。名前が分かっているのは《七星錬金術師マフィン》、七星召喚術師「アーニャ」、《精霊殺し》を振るい精霊王を倒した七星烙印魔術師「リオン」、七星物理魔術師ボルクスの四人です。

A.R.?年(エレメンタルストームより数百年後)
六門世界から六芒世界へ。
その後、再び六門世界へ


A.R.260年頃(百年戦争終結から100年)/A.R.349年(2巻で350年の1年前と表記)
ブリオの時代。
まもなくエレメンタルストームが発生すると言われている。
過去との相違は、《シルク》《ミルク》が生まれていないこと、
この時代に存在する《アレックス》オーガ人間のハーフであること、
サザンソラステルを併合し、「千年皇国」を名乗っていることなど。


『六門世界ワールドガイド』を一部引用。
エレメンタルストーム関連では六門世界RPGセカンドエディションサプリメント「エレメンタルストーム」やリプレイ「羽根のないアリス」、小説「烙印ゼミナール」及びグループSNE公式サイトを参照。