AdGuard導入法(応用編)

Last-modified: 2020-07-19 (日) 10:46:52

Androidの非root広告ブロックアプリAdGuardを使ってChromeやアプリ内の広告を無料でスマホから消す方法


ここではAdGuard導入法でAdGuardのインストールと初期設定が完了していることを前提に、追加で選択できるオプションを紹介します。

このページで紹介する内容は、導入法本編とは異なり、全てメリットとデメリットの両面がある設定です。
必ず内容を理解した上で実施するかどうかを決定してください。


【はじめに】280blocker公認設定について

AdGuard導入法では、AdGuardのインストールとなんJ AdGuard部公認設定のやり方を説明しました。
この中で「280blocker+なんJ改修・拡張フィルター」をインポートして使用する方法を解説しています*1
しかし実は、280blockerの開発者(通称:280さん)が、280blockerのリストの効果を最大限に発揮するために推奨している設定は、AdGuard導入法で解説したなんJ AdGuard部公認設定とは異なります。

なんJ AdGuard部公認設定280blocker公認設定
ライセンス無料版プレミアム版
DNSブロック有効無効
HTTPSフィルタリング無効有効

どうして公認設定が異なるのか疑問に思った人もいるかもしれません。

これは、ライセンスをプレミアム版にするのはお金がかかるし、HTTPSフィルタリングを有効にするのはセキュリティリスクがあるためです*2
AdGuard導入法は、「スマホアプリの使い方なんて全然分からない!」というような超初心者の方でも負担なく導入できるように書くことを理想としています。
このような超初心者の方向けにプレミアム版やHTTPSフィルタリングを紹介してしまうと、「よく分からないままWikiに書いてある通りにやったらお金を取られた!セキュリティが落ちた!」という騙し討ちのような事態になってしまう危険があります。
そこで、当Wikiでは、こうした設定はAdGuard導入法には記載せず、設定内容を理解できる人が納得してから使うべきものであると考えています。

以下では、これらの設定を含むメリットとデメリットの両面がある設定のうち、よく使われるものをご紹介します。
なお、当Wiki編集者の中でも、これらの設定を使っている人もいれば使っていない人もいます。
絶対の正解と言えるものはないと考えてください。

プレミアム版の購入

  • メリット:ブラウザ(Chromeなど)以外のアプリ内の広告もほぼ不具合なしにほとんど完全に消すことができます。また、v3.0以上では、カスタムフィルタとステルスモードを使うことができます。
  • デメリット:お金がかかります。

AdGuard導入法ではDNSブロックを有効にする方法を解説しましたが、これはアプリ内広告をブロックするためです。
アプリ内広告の過半数はDNSブロックだけで消すことができます。
しかしDNSブロックでは消えないアプリ内広告もあります。
もし、AdGuardを使ってみて、自分がよく使うアプリの広告が消えないと思ったら、プレミアム版の購入を検討してみましょう。

また、プレミアム版では、DNSブロックを使わなくてもアプリ内広告をブロックできるので、DNSブロックをオフにする設定を行うことができるようになります。
この他、おまけ機能としてブラウジングセキュリティもあります*3
更にv3.0以上では、フィルタ更新の手間を省くことのできるカスタムフィルタや、個人情報を保護するステルスモードなども使えるようになります。
それらの情報については、設定を参照してください。

プレミアム版には試用版があります。
ライセンスの購入を検討している方は、まずは試用版を使って自分が消したい広告が消えるかどうかを確認することをおすすめします。
試用版を使うためにはメニューから「ライセンスの状態」を選択し、「無料お試しをリクエスト」を選択しましょう。

ちなみにライセンスには、「パーソナル(デバイス3台まで)」「ファミリー(デバイス9台まで)」の区別があります。
普通のユーザーはパーソナルを選択することになるでしょう。
また、ライセンスには、「1年版ライセンス」と「永久版ライセンス」があります。
来年以降使用するかどうか分からない場合は1年版ライセンス、継続して使用する場合は永久版ライセンスを選択することになるでしょう。

3台まで9台まで
1年だけパーソナルの1年版ライセンスファミリーの1年版ライセンス
ずっとパーソナルの永久版ライセンスファミリーの永久版ライセンス

なお、たまにライセンスの割引セールが開催されるため、これを見逃さないようにすれば、お得に購入することもできます。

DNSブロックの無効化

  • メリット:不具合が発生する可能性が減少します。
  • デメリット:電力消費が増えることがあります。

プレミアム版ユーザーは、DNSブロックを使わなくてもアプリ内広告をブロックできるため、DNSブロックを無効化する設定も使えます。

なお、無料版ユーザーは、アプリ内広告のブロックにDNSブロックが必要なのでこの設定は行わないでください。

詳細はDNSブロックについてを参照してください。

HTTPSフィルタリング有効化

  • メリット:HTTPSのサイトでも通常のサイトと同様の品質のフィルタリングが行なえます。
  • デメリット:セキュリティリスクがあります。

URLが「https://」で始まるウェブサイトでは、たまに消えずに残っている広告が見つかるはずです。
HTTPSフィルタリングを使えば、このような広告まで消すことができます。
一方、この設定を行うと、AdGuard社に悪意がある場合やAdGuardに脆弱性が見つかりそれを攻撃された場合に個人情報を盗まれるリスクがあります。

詳細はHTTPSフィルタリングについてを参照してください。

無料版ユーザー向け厳罰化ルール有効化

  • メリット:無料版ユーザーでもgraph.facebook.com広告掲載アプリ(MX Player等)の広告をブロックすることができます。
  • デメリット:ゲームアプリなど一部のアプリのFacebook連携で不具合が発生することがあります*4

AdGuardのDNSブロックを使えば、無料版ユーザーでもほとんどのアプリから広告を消すことができます。
DNSブロックで広告が消せないアプリの大半は、graph.facebook.comという広告サーバーを利用しています。
このサーバーは、Facebook連携にも使用されるため、無料版では広告だけを狙い撃ちしてブロックすることができません*5
なんJ改修フィルターの無料版ユーザー向け厳罰化ルールは、Facebook連携を犠牲にしてでも、これらの広告をDNSブロックでブロックしてしまうルールです。
Facebook連携アプリの使用頻度とgraph.facebook.com広告掲載アプリの使用頻度を照らし合わせて、自身の利用形態に合わせて有効にするかどうかを決めてください。
有効にする場合は、ユーザールールから

!||graph.facebook.com^$app=com.adguard.dns

というルールを検索して、先頭の「!」を消してOKをタップしてください。
単にユーザールールのルールの追加から

||graph.facebook.com^$app=com.adguard.dns

というルールを追加しても構いません。

詳細はDNSブロックについてを参照してください。

フィルタ・AdGuardアプリ更新の通知(IFTTT)

  • メリット:280blocker・なんJ改修フィルター・なんJ拡張フィルター・AdGuardアプリ*6の最新バージョンを自動的にチェックできます。
  • デメリット:IFTTTを普段から利用していない人はインストール作業が必要です。

IFTTTというアプリを使用して、280blocker・なんJ改修フィルター・なんJ拡張フィルター・AdGuardアプリの更新をチェックすることができます。
フィルタの更新作業をいつやればいいか分からないという方は、使用を検討してみましょう。

詳細はフィルターの更新を参照してください。

ウォッチドッグの利用

  • メリット:環境によって勝手にAdGuardが無効になる現象を阻止できます。
  • デメリット:バッテリーの消費量が多少増えます。

スマホによっては、何らかのタイミングでAdGuardが勝手に無効になるという現象が発生します。
省電力機能によってAdGuardが強制終了させられてしまう場合などが該当します。

AdGuardが終了させられていないか定期的にチェックして、終了させられていたら自動的にAdGuardを再起動する設定が、ウォッチドッグです。
設定方法は、「設定→高度な設定→ウォッチドッグ頻度」からチェック間隔(秒単位)を入力してください。
0を入力するとウォッチドッグは無効になります。

例えば、ウォッチドッグ間隔に10を入力しておけば、AdGuardが強制終了させられても10秒以内に再起動してくれるので、広告ブロックしなくなる心配がなくなります。

ただし、この設定はバッテリーを消費するので、AdGuardを強制終了している端末側の省電力機能の設定で問題を解決できるならば、ウォッチドッグを使うよりもそちらのほうがいいでしょう。

アップデートチャンネルの変更

  • メリット:開発中の最新バージョンを使うことができます。
  • デメリット:開発中のテスト版なので、不安定でバグも多いです。

v3.0以上は「設定>一般設定>アップデート>アップデートチャンネル」から、v2.12以下では「設定>高度な設定>アップデートチャンネル」からアップデートチャンネルを変更することで、ベータ版やNightly(不安定)を使うことができます。

詳細は開発中バージョンの情報設定を参照してください。

AdGuardを使ってウェブサイトの動作をカスタマイズする

  • メリット:広告と関係なく、ブラウザ上のウェブサイトの動作を便利にカスタマイズすることができます。
  • デメリット:悪意を持って作成されたルールを導入(利用)してしまった場合、あなた自身もしくは他者へ損害を与える可能性があります。

AdGuardには「JavaScriptルール」や「Cosmetic CSSルール」など機能があり、それを用いることで、自動クリックなど様々な広告ブロック以外の使い方ができます。

詳細は拡張機能を参照してください。

AdGuard Extraをブラウザに導入しアンチアドブロック対策を行う

AdGuard ExtraはAdGuardのプレミアムの機能ですがブラウザの拡張機能が使えるブラウザでユーザースクリプトが使える場合無料で使用することが出来ます。

導入方法

ここではFirefoxを例に説明します

Tampermonkeyを使ってブロックする

1. 次のページをFirefoxで開きTampermonkeyをFirefoxに追加。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/tampermonkey/
2. URLバーの隣にある≡をタップしTampermonkeyをタップ
3. ダッシュボードをタップ
4. 設定をタップ
5. 全般にある設定のモードを上級者に変更
6. 下同じページ野のほうにある実験的の注入モードを規定から即席に変更
7. 次のページをFirefoxで開く
https://userscripts.adtidy.org/release/adguard-extra/1.0/adguard-extra.user.js
8. ページ中央にあるインストールをタップ
9. 導入完了


不具合等発生時には、「コメント欄」ではなく「不具合・広告相談所」に書き込んでください。

最新の4件を表示しています。 コメントページを参照

  • テスト -- 2018-01-31 (水) 13:32:27
  • (^-^ (^-^ (^Q^ (..; (^_- @ -- 2019-06-18 (火) 16:38:37
  • (^^)   -- 2019-12-30 (月) 02:27:07
コメント: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

*1 フィルタとは広告のブラックリストのようなものです。280blockerは不具合が少なく充実したリストなので、なんJ AdGuard部公認設定に採用されています
*2 また、DNSブロックを使わないと無料版でアプリ広告をブロックすることができません
*3 この機能を使わなくても、かなりのセキュリティを確保することができます。詳しくは、AdGuardの仕組みを参照してください。
*4 すべてのFacebook連携アプリで問題が発生するわけではありません。
*5 プレミアム版ではDNSブロック以外の方法も使えるので、これらの広告をブロックすることができます。
*6 安定版とベータ版のみです。Nightly(不安定)には対応していません。