戦闘指南:クラス別考察 テクター

Last-modified: 2013-08-04 (日) 19:53:25

クラス解説

テクターはそこそこ高い打撃力と法撃力を併せ持つ、いわば魔法戦士というべき複合クラスです。
またHPは低いものの打撃防御力は高いので、前線での耐久力には目を見張るものはあります。
スキルは戦闘のダメージには直接影響しない特殊なものが多く、
そのため、物理攻撃のダメージをあげるにも、テクニックのダメージをあげるにも
それぞれの特化クラスには一歩及ばず、中途半端な感が否めない部分は有ります。
しかしそれは近距離でも遠距離でも一定の活躍が見込める、万能型のクラスと言い換えることもできます。
いまいち華のないクラスでは有りますが、使いこなすことができればその適応力を生かした戦い方で
特化クラスとは違う一風変わった強さを実感できるでしょう。

サブクラス考察

  • サブ/ハンター

    物理攻撃力高める組み合わせ。

    テクニックにはJAボーナス、フューリー等はきかないがコンボアップは適用される。

    かなりのタフさ。オートメイト等防御系のスキルを採用すれば不沈艦となる。

    総じて前衛として立ち回ることを要求される。

  • サブ/ファイター

    物理、テクの威力をともに高める組み合わせ。

    スタンスによるダメージの減少もあるため、他の組み合わせより若干安定しづらい。

    スタンスが常に有効であれば、打撃、テクともにそこそこ優秀。

    テクで状態異常にして、打撃にチェイスの倍率を乗せるコンボが割と決まる。

    いうなれば中衛的な組み合わせといえる。

  • サブ/フォース

    テクに特化した組み合わせ。

    タリスや全職ロッドを持てば一般的なフォースと同じ戦い方ができる。

    フォースに慣れている人にお勧めの組み合わせ。

    ウォンドはロッドより法撃力が低くJAタイミングも遅いため、ウォンドでフォースと同じ立ち回りをすると劣化フォースになりやすい。

    前に出ることもできるが基本的に後衛。

スキル

  • サブ/ハンター

    テクニックを強化する方針で取得しても良いが、テクニックは打撃のおまけ、と割り切るのであれば支援特化に振るのも良い。

    PPアップは持続力の強化により、距離が開いているのにPPがないという現象がおき難くなるため、案外有効。

    逆にエレメントウィークヒットは打撃には効果が薄い。
    http://pso2skill.web.fc2.com/te.htm?sc=Te@3135108310j00a0000500n000001m

  • サブ/ファイター

    一種類のテクニックを強化する方向性でとると良い。

    一番有効なのは風。光と闇はあまり使い勝手がよくないが、闇特化&ポイズンイグニッションを取得すると雑魚狩りの良いアクセントにはなる。

    PPコンバートをとるとPPがないのに距離を離されてどうしようもなくなることを回避できる。
    http://pso2skill.web.fc2.com/te.htm?sc=Te@3135100j10u35000300050wb00010

  • サブ/フォース

    フォースのスキルに有用なものが多いので、それを補助する感じで取得すると良い。

    PPコンバートは10だと過剰になることが多い。6止め推奨。
    http://pso2skill.web.fc2.com/te.htm?sc=Te@3115100015g30005300l506000d11

武器

テクターの装備可能な武器カテゴリは「ウォンド」と「タリス」そして共通武器として「ガンスラッシュ」です。
「タリス」はフォースのものと同じなので、タリスの使い方の詳細はフォースの説明を参考にしてください。
また、サブクラスとの組み合わせるために全職武器についても記述しています。

ウォンド

  • 打撃、法撃共にそこそこ高い武器であり、テクターを象徴する武器。
  • ギアをためるとHITした部位に法撃爆発という小範囲の「打撃攻撃」が発生する。威力自体は法撃依存。JAはのらない。狭いものの範囲攻撃のため範囲内のすべての敵にHITする。
  • 以上の性質ため、法撃爆発にはJAボーナス、コンボアップ、各種マスタリーはのらない。フューリー、チェイスはのる。

    打撃同様、属性値部分にしかエレメントウィークヒットはのらないため、効果は薄め。

  • 同時に複数の敵に打撃を当てると、HITさせた敵の数だけ法撃爆発が発生する。
  • 上記の法撃爆発の仕様により、巻き込む敵の数が多ければ多いほど多段HITする。(5匹の敵を巻き込んだ場合、1匹あたり打撃*1+法撃爆発*5のダメージを与える)

    この多段HITは巻き込む数にもよるが、対雑魚にはそこらのPAより強くなるポテンシャルを秘めている。積極的に狙うにはゾンディールやサ・ザンなどのテクニックを有効活用しよう。

  • 三段目の打撃がPP回収率、威力倍率ともに高めに設定されている。積極的に狙うと良い。

    武器パレットのテクニックを使用しても打撃の段数は進む。これを利用して、テク-テク-打撃-テク-テク-打撃…のように三段目だけ当てていく運用もあり。工夫して三段目を当てていこう。

  • PPが空になると貧弱な打撃、ガンスラなどで回復しなければならないロッドと違い、PPが空になっても強力な打撃でそこそこの火力を維持できる。

    逆説的に、威力・JAタイミング共にロッドに劣るウォンドでテクのみの戦い方をする意味は薄い。その場合、タリスか全職ロッドを使おう。

  • テク主体のロッドではPP切れを防ぐため、燃費の良いテク(ゾンデなど)を主体にするが、ウォンドではPPが切れたときこそ本領発揮であるため、威力は高いが燃費の悪いテクが候補に挙がりだす。

    具体的にはフレイムSチャージ取得での炎系、ノンチャージのサ・ゾンデ/サ・ザンなど。

  • PPが尽きるまでテク連射→PP満タンになるまで打撃→PPが尽きるまでテク連射…のサイクルを意識すると打撃、法撃共に有効活用できる。
  • テクチャージ時、ミラージュエスケープ時は常に敵に向かって距離を詰めていくのが基本的な戦法。

    ミラージュエスケープは敵に近づくには微妙にテンポが悪いが、空中、特に低空で出すと隙が少ない。

タリス

  • 法撃武器であるが、威力は控えめ。
  • 普通にテクを打つ分には必要性は薄い。タリスを投げ込んで使用していこう。そのときは肩越し視点を使うとなお良い。
  • 武器を持ち替えない条件ではロッドよりはPP回復しやすい。
  • 一番強力なのは敵の群れに投げ込んでゾンディールでまとめるコンボ。
  • その他大範囲テクニックと組み合わせると使いやすい。

ガンスラッシュ

  • 全職で装備可能な遠近両用武器。
  • 遠距離からでも射撃でPPを回復できる。が、ウォンドを使用しているとその必要性も薄い。
  • サブハンターファイターだと出口バースト時はタリスかこれを握ってアディションしていたほうが貢献できるかもしれない。

ソード

  • サブハンター時に候補に挙がる武器。
  • 全職武器が比較的豊富。
  • ウォンドの弱点を補うように使用していくイメージ。
  • ウォンドに比べガード・ステップが出来る、対単体火力が高いなどの利点がある。主に強敵・ボスで使っていくと良い。
  • 特に防御面での補強の意味合いが強い。アドバンスなどの強い雑魚に苦戦するようであれば、ゾンディールで集めてスタンコンサイドでも当ててやろう。
  • RPG的役割分担の意味合いが薄い本作だが、ソードもちのTeHuは一般的にタンク(敵のタゲを取っておとりになる役割)・ヒーラーと呼ばれる役割を意識して動くと本領を発揮できる、かもしれない。
  • ボスにはタゲを受け持ちつつ、隙を見てソニック・OEでダメージを与えていこう。
  • オートメイトをとると死亡率もぐんとさがり、レスタの手間が省けるため、結果的に火力が上がることも。特にOEとの組み合わせが強力。ただし、メイトは有限である。頼り過ぎないように気をつけよう。
  • ウォークライ・アイアンウィル・各種防御スキルに全振りしてタンクに徹するのも一興。

    メイン盾きた!これで勝つる!

ワイヤードランス

  • サブハンター時に候補に挙がる武器。
  • 全職武器のラインナップが貧弱。
  • 基本的にはソードの使い方に準ずる。が、ソードの方が使い勝手は良いだろう。
  • ボスに対してヘブンリーで攻めていく、など。ソードよりは攻撃的か。

ダブルセイバー

  • サブファイター時に候補に挙がる武器。
  • 全職武器のラインナップは普通。
  • ウォンドの対単体火力の微妙さをフォローできる。
  • ボスに対して火力を出したいときに。デッドリーメインで使っていく。
  • 防御能力がガクッと下がるので慎重に。

ロッド

  • 一般的な法撃武器。
  • アンブラステッキという手に入りやすく強い全職武器がある。
  • FoのサブとしてTeを育てたいけどウォンドは使いたくない、使いこなせない、という人に。

立ち回り

テクターとしての持ち味を生かす立ち回りはサブクラスの選択によって大きく変わります。
ここでは、サブクラスをハンター、ファイター、フォース、
更にフォースの中でも近距離戦型と遠距離戦型に分けて、立ち回りを書いていきます。

サブハンター

この組み合わせは限りなく前衛に近い組み合わせです。
立ち回りも戦闘指南の前衛職の項目を意識して行っていくと良いでしょう。
道中ではギアがたまった状態で敵をゾンディールで敵をまとめて殴るのが基本です。
ゾンディール主体のため、テリトリーバーストととても相性がいいのが特徴です。

  • チャージテクはギアをためるものと割り切る。
  • ギアがたまった状態でPPがあまっているのなら、ノンチャージテク(主にサ・ゾンデやサ・ザンなどノンチャージが強いテク)を連射して消費しておくのも良い。
  • ゾンディールの仕様により、PTメンバの敵の座標も操作することになり、PTメンバの邪魔になることも。

    あらかじめ、ゾンディールで集めておくことを宣言しておくとスムーズにことが進むかもしれない。

  • PTでは極力前を走り、敵をかき集めたいところだが、小型の敵だと集める前に蒸発することも多い。

    そういう場合、エクステンドアシストを生かして支援を行ったり、後方火力に徹するのも手。

  • 雑魚でも厄介な中型がいたらソードにもちかえてからゾンディールでまとめてスタンコンサイドでも決めてやろう。

    PTメンバがその間に殲滅してくれるはず。

  • PTでのボスはソード&ワイヤードランスにもちかえてタゲをとると良い。
  • ボスの弱点が高いところにあったり、高速で移動して近接で追いつけない場合、ウォンドで打撃を織り交ぜながらチャージテクで戦うと良い。
  • エクステンドアシストをとっている場合、ボス突入前、エリア移動直後、分岐点でPTの進行が一旦止まったとき、等暇を見て支援をしていくようにすると地味に効果はある。

サブファイター

この組み合わせは打撃もテクも平均的に強化でき、一番テクターの本質とかみ合いやすい組み合わせです。
前に出ても後ろに下がっても割と戦うことができ、テクの状態異常とファイターのチェイスもうまくかみ合います。
道中では燃費のいいテクニック主体で戦い、手の届く範囲の敵に積極的に打撃も加えていきましょう。

  • 中距離からじりじりと敵に近づきつつ燃費のいいテクニックを打っていく。

    オススメはザン。

    ザンのオブジェクトが増えすぎると他のオブジェクトに影響するバグがあるらしい。一応、気をつけよう。

  • テクニックを打ちつつ近づいて、PPが少なくなったら打撃で回収、PPたまったらテクニック…のサイクルを意識していこう。
  • 打撃でボスの弱点に届くなら全職ダブセを使っていくことも考えよう。
  • PT時には近づくまでに小型の敵は蒸発しやすい。ザンをいきなり撃っていっても良いが、遠距離だと効果も半減なので、遠距離狙撃型テクも視野に入れていこう。
  • ボスはザンと打撃のループを繰り返していれば楽に倒せる。

    しかし、部位破壊はしづらいので状況によって使うテクは切り替えよう。

サブフォース

この組み合わせは一番テクニックを強化する組み合わせです。
威力自体は他の組み合わせとそこまで変わりはありませんが、チャージPPリバイバルの存在が大きく、テクを打てる回数を大幅に増加させることができます。
また、チャージPPリバイバルとPPコンバートを組み合わせると発動中はPPが尽きない強力な固定砲台となります。
打撃自体も法撃爆発は法撃値依存なので、そこまで他のクラスに見劣りするわけではありません。
なので、戦闘スタイルによりますが、打撃も積極的に狙っていっても良いでしょう。

打撃寄りの場合

  • 燃費は悪いがDPS(DamagePerSecond:秒間ダメージ量)が高いテクニックを使っていく。

    オススメはサ・フォイエ。フレイムテックSチャージ10をとるとDPSはかなりのもの。ノンチャージサ・ゾンデも良い。

  • フォースでPP回復のためにガンスラを打つところを、ウォンド打撃で代用するイメージ。

    打撃が届かないと意味がないのであらかじめ近づいておく立ち回りが必要になる。

  • 状況によっては後ろに下がってゾンデ、など一般的なフォースの立ち回りも可能。

法撃寄りの場合

  • 後ろに下がって一般的なフォースと同じく燃費のいいテクニック、主にゾンデなどを打っていく。
  • 性能で劣るウォンドでこれをやると確実に劣化フォースになってしまう。
  • タリスや全職ロッドでやろう。更にいうとサブクラスとしてのテクターの育成目的でないのであればフォースでやったほうが良い。

テクニック

テクターのテクニックはサブが何のクラスかによって大きく性質が異なります。
ハンターなら打撃を行うための手段として
ファイターなら中距離でのPAの代わりとして
フォースなら一般的なのフォースの使うテクニックとほぼ同等のものとして
以上のような意識を持って使用していくとその組み合わせの持ち味を引き出しやすいです。
各テクニックの詳細説明は↓こちら