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概要 
- ハンターにはお馴染みの白い飲み物。
飲むことで10分間(火山の奥地などの灼熱地帯では5分間)、暑さによるダメージを防いでくれる。
店売りは勿論のこと、氷結晶とにが虫で調合も可能だが、
調合成功率が100%ではないので、調合書などの準備は忘れずに。
最大所持数は5個。基本的に足りる数ではあるが、灼熱地帯で狩猟が長引く、乙るなどで足りなくなる可能性はある。
根性などで生き残った時にクーラードリンクの効果が切れ、そのまま乙ることが多いのは気のせいだろうか…- 類似アイテムには氷結晶イチゴやクーラーミートが存在するが、
氷結晶イチゴはストックするのが手間な上に効果時間もクーラードリンクの半分、
クーラーミートは所持数が多くスタミナ回復もできるが肉なので食べるのに時間が掛かるため、
単に暑さ対策をしたいならクーラードリンクが一番手軽である。
他にもMHFには上位版のヒエヒエドリンクや
ホットドリンクとの複合アイテムである温冷ドリンクが存在し、
MHSTでは暑さによるサボリ(行動不可)を防げる「クーラーミスト」という類似品も登場している。 - 実はMHPまでの作品においては、
最大所持数が3個という厳しい制限が課されていた。
つまり、最大でも30分までしかクーラードリンクの恩恵が受けられなかったのである。 - 相方のホットドリンクも同様の個数制限を受けていたが、
向こうのペナルティが『寒いところでスタミナが減りやすい』という、最悪無視できなくもないものである一方、
こちらのペナルティは『常に暑さでダメージを受けなければならない』ため、なかなか洒落にならない。
常時暑く、時間が長引きやすい、大ダメージを食らいやすいためスリップダメージが命に直結する、
これらをすべて満たすミラボレアス亜種の討伐クエストでは、
調合分まで持ち込まれるなんてこともあったのだ。
- 類似アイテムには氷結晶イチゴやクーラーミートが存在するが、
- MHXにて寒冷適応が登場したことで、寒冷地帯にクーラードリンクを持っていく選択肢ができた。
尤も、クーラードリンク使用時の追加効果はささやかな物なので、
そのためにアイテム枠を1つ使うかは考える必要がある。
- 大体の作品では初期から入手できるが、
MHWorldではまともに入手(購入)できるタイミングがストーリー後半からという超重役出勤となっている。
あまりにも登場が遅いせいで人によっては存在自体忘れている場合もあり、
フリークエストのゾラ・マグダラオスに挑んだ時に
灼熱地帯ダメージを食らって初めてクーラードリンクの存在に気付くプレイヤーもいたとか。
また、灼熱フィールドが存在する「龍結晶の地」には
クーラードリンクの単独調合素材「ヒンヤリダケ」を採取できるポイントがいくつかあるので、
現地調達が可能。- MHW:IではEXディノα脚や達人芸テンプレにほぼ確実に組み込まれるEXカイザー腕に
熱ダメージ無効スキルが付属しているので、クーラードリンクに頼ることが少なくなった。
そのため、達人芸を愛用するハンターからは冗談抜きに存在自体が忘れられている場合が多い。
- MHW:IではEXディノα脚や達人芸テンプレにほぼ確実に組み込まれるEXカイザー腕に
- MHRiseでは廃止。先にホットドリンクの廃止が公式Twitterにて発表されていた
が、
これに続きクーラードリンクも発売直前の2021年3月9日に開催された
デジタルライブイベントにて廃止が明言されてしまった。
商品化 
- 2009年に「ハンターを冷やせ! クーラードリンクで暑い夏を乗り切ろう!」という宣伝文句で商品化され、
MHP2G以前のメインモンスターの他、
MH3のメインモンスターたる海竜ラギアクルスのデザインがプリントされたアルミのボトル缶で
MH3発売日前日である7月31日から夏休み期間の間限定で全国のコンビニなどで販売されていた。
ちなみに味の方はというと、なんと言うか全体的にポ○リ。
にが虫イメージと思われるえぐいような苦いような味と、
ギャバ由来であろうなんとも微妙な清涼感がおおよそ設定どおりの時間続く。
味に関しては個人の好みもあるとしても、
2008年に商品化された回復薬の味を知っているプレイヤーからすれば、
回復薬の方がまだ飲みやすかったと思うような味である。
- その後、狩人めしで我々にも馴染み深いUHA味覚糖から
「チュルルン クーラードリンクゼリー」という小分けの一口で食べられるゼリーがコンビニなどで発売された。
こちらはラムネ味となっており、
「夏の暑さに!」という売り文句の通り爽やかな味わいが楽しめる美味しいゼリーとなっている。
なお、こちらにはにが虫のような味はない。
余談 
- クエストに出発した後に忘れ物に気付くというのはよくある話だが、
どういうわけかクーラードリンクを忘れる事例が群を抜いて多い。
バルバレ集会所の上位受付嬢の話によると、ハンター忘れ物ランキングNo.1は「クーラードリンク」、
そしてリタイア理由ランキングNo.1は案の定「クーラードリンクを忘れた」らしい。
それほどまでにクーラードリンクを忘れる事が多いせいか、
「持っていくのを忘れるのがクーラードリンクの効果」などと冗談交じりに言われたりする。- しかも、モンスターハンター ハンティングカードに
クーラードリンクを忘れたクロオビSシリーズの女性ハンターが描かれた
「あれ?忘れた!」というカードがあるため、半ば公認ネタと言える状況に。
因みにカードの効果は「相手の手札を見て、選んだカードを山札の下に戻す」という
どこぞの禁止カードを思わせるもの。
忘れてきたのは相手だったようだ。やってる事自体は手札破壊だが
- しかも、モンスターハンター ハンティングカードに
- ホットドリンクにも共通するが、村クエで支給される場合、総数としては基本的に2個支給される。
従って、MHP以前は0オチで50分、MHP2以降は2オチしても50分以上、効果が持続する設計になっている。
ただし、総数2個の内訳は作品間で微妙に異なり- MHP以前: 1個が2つ
- MH2: 2個が1つ(ただし砂漠ではクーラーとホット1個が1つずつ)
- MHP2以降: 2個が1つ
例えば、MHP2以降の作品の場合を考えてみると、- 5個持ち込む場合:
初心者であれば、1オチした後のためにクエスト開始時に受け取らないのがよい。
0オチの自信があるものや、効果が切れる前に狩猟が見込めるものは、
2個キャンプで飲んでしまい、支給品で補充するだろう。
しかし、1オチしてキャンプに戻ってきた日には…。 - 4個持ち込む場合:
1個キャンプで飲み、支給品で補充するやり方。
0オチの自信があり、狩猟も手早い、非常に計画性のあるプレイヤーといえるであろう。
しかし、クエスト開始前に4個に減らしておく必要があり、実際は面倒だったりする。 - 0~3個持ち込む場合:
カネのないハンターか、持ち込みを忘れたハンター
あるいは、スリップダメージのないエリアで狩猟できてしまう場合が考えられる。
いずれにしても遠慮なく2個いただこう。
- MH4Gのオープニングムービー内で、ハンターがクーラードリンクと思われる
青い半透明な液体を飲むシーンがある。
炎天下に冷たい飲み物というだけで十分なのか、随分美味しそうに飲んでいるが、
調合素材は氷結晶とにが虫であり、あまり飲みやすい物とは思えない。
まして氷結晶は溶けない氷である以上、液体部分はにが虫100%ということに…
描写がないだけで、実際のところは近くで汲んできた水に
にが虫のエキスと氷結晶を入れている、といった形なのかもしれないが。- 仮に水がそこら辺の川や湖などの物だとすると、にが虫を入れるのは
体液の殺菌作用を利用して安全に飲めるようにする為かもしれない*1。
- 仮に水がそこら辺の川や湖などの物だとすると、にが虫を入れるのは
- モガの村の雑貨屋のお姉さんによれば、味の種類がいくつかあるとのこと。
しかし、米虫フレーバーだの、シナト村の雑貨屋で扱っている物は
「この薬って何? え? 毒薬!?」という暑さ対策どころか背筋が寒くなるような味らしい。
- ホットドリンクとワンセットのようなイメージに加えて、なんとなくそれっぽいのでスルーされがちだが、
体を暖め寒さ対策とするホットドリンクとは異なり、
飲んだだけでダメージをくらうほどの外気温を緩和できるという、
便利ながら中々ファンタジックな代物でもある。
「外気温の上昇による熱中症の防止」という観点で言えば
現実だとスポーツドリンクやスイカ果汁等がそれに当たるが、
当然ながらそれらには外気温そのものを緩和する作用などは無い。- もしかしたら実際のところは身体を冷やす飲み物と言うわけではなく、
硬化薬のように皮膚そのものに働きかけ、
体外から入ってくる熱を遮断するような飲み物なのかもしれない。どちらにせよファンタジックだが、
そう考えればホットドリンクと併用しても双方の効果が同時に表れるのも納得である。
- もしかしたら実際のところは身体を冷やす飲み物と言うわけではなく、
関連項目 
スキル/耐暑・耐寒
スキル/寒冷適応
アイテム/クーラーミート
アイテム/ホットドリンク
アイテム/温冷ドリンク
アイテム/クーラー活魚
アイテム/氷結晶 - 以下は全てクーラードリンクの調合素材である。
アイテム/にが虫
アイテム/ヒンヤリダケ