MHRiseから登場した精算アイテムの一つ。
概要
- 砂原の一角にて確認される特産品の一つ。
砂色のバラのように見えるが、その正体はバラのような見た目の結晶化した鉱物の一種。
砂原の自然環境が作り出した天然の芸術品と言える代物であり、
その見た目と希少性から「砂漠のバラ」とも呼ばれ、取引されている。- 用途としてはおそらく観賞用だろう。
- よりバラに近い形状であるほど上質で貴重とされており、
平均以上の美しい形状を持つものは「ロックローズ」と呼ばれ、より高額で取引される。
中には本物のバラと見紛うほどの再現度に達した逸品もあり、
そのようなものは「ガイアローズ」と呼ばれ、一線を画す価値を有するとされている。
ただし、単純に珍しいだけでなく、形が美しいほど衝撃に弱いという特徴があるため、
形状(と価値)を維持したまま採集する事は難しいらしい。
実際、サンドローズでも一般的な鉱石類とは違い、ピッケルなどを用いて「採掘」するのではなく、
むしろそのまま素手で植物のように「採集」する事が基本である程度には脆い模様。
しかも薬草などのように走りながら千切り取るのではなく、わざわざ屈んで丁寧に回収する必要がある。
- 砂原の各地に採集ポイントが点在しているが、
その見た目はまさしく「砂色のバラ」なので、画面内に入ればすぐに判別できる。
どちらかと言えば下層よりも上層部や崖の上などで入手しやすく、
特にモンスターが侵入できない狭い場所などで見つかる場合が多い。
- ロックローズはストーリー内でロンディーネからの依頼サイドクエストのターゲットの一つとして指定される。
あらかじめ採集できる場所を覚えておくと、いざ指定された時すぐに取りに行ける。
しかし、そんな時に限ってサンドローズやガイアローズしか見つからない時も……。
余談
- 「サンドローズ」「砂漠のバラ」と呼ばれるバラに似た形状の天然の鉱物は現実世界にも実在する。
メキシコやアフリカ大陸北部(サハラ砂漠)などで産出されるものが多く、
現地では人間よりも巨大な、一見単なる岩石のようにしか見えないようなものも存在するらしい。
現実世界では「水」の存在が産出に深く関わる*1とされており、
ほとんど水が存在しない地域では滅多に見られないという
(現在はともかくかつてオアシスがあった場所などでなら発見される事もある)。- MH世界のサンドローズがどのような過程で生まれ、どのような成分を有するのか、
そして現実世界のサンドローズと同様の存在であるかについては不明。
ただ、少なくともMH世界のサンドローズは地形的には「水が豊富」とは言い難い場所で見かける傾向がある。
それとも砂原もかつてはもっと水資源が豊富な地域だったのだろうか?
- MH世界のサンドローズがどのような過程で生まれ、どのような成分を有するのか、
関連項目
フィールド/砂原
アイテム/モノブローズ - 別の地方の「砂漠のバラ」。ただしこちらは純粋な植物。
アイテム/熱帯イチゴ - こちらもある意味「砂漠のバラ」(イチゴはバラ科の植物)。こちらも純粋な植物。
武器/シールドスクアーロ - ザボア亜種のチャージアックスに「デザートローズ」と言う銘の強化段階が存在。