アイテム/スリンガー弾

Last-modified: 2024-09-02 (月) 19:50:04

スリンガーを用いて発射できるアイテム群。

目次

概要

  • MHWorldで初登場したハンターの標準装備、
    スリンガーは各種アイテムを装填する事で自在に発射することが出来る。
    今までは石ころなどを投擲していたが、スリンガーがある作品であれば
    より手軽かつ精密な射出を行えるようになったのである。
    これに伴い、既存シリーズに登場していたアイテムも含めて「スリンガー弾」という枠組みが登場した。
    本稿ではスリンガー弾も含め、スリンガーで装填・発射できるアイテム類について記述する。
  • スリンガーで発射できるアイテムについては概ね以下の4種に大別される。
    • 固定アイテム
    • 所持品
    • フィールドで採取するアイテム
    • モンスター・環境生物から採取するアイテム
    上記の内、固定アイテムはMHWorldで初登場した捕獲用ネットの1種類のみで、
    所持品には手投げ玉投げナイフなど既存シリーズの消耗品が該当する。
    そのほかのフィールドやモンスターから採取できる一時取得アイテムは
    石ころとはじけクルミを除いてMHWorldから登場したものであり、
    環境を利用して狩猟する」というコンセプトを体現するシステムの1つである。
  • スリンガーアイテムの射出について、
    およびスリンガーそのものについては該当記事を参照のこと。

固定アイテム

捕獲用ネット

  • スリンガーに装填できる網。使用しても消費されない固定アイテムとして扱われる。
    これを用いることで、虫や魚、環境生物テトルーの捕獲が行える。
    特に環境生物の収集は捕獲用ネットが主な入手経路となる。
    テトルーの捕獲に関しては、大蟻塚の荒地で友好関係を結ぶ際の特別な捕獲であり、通常は捕まえられない。
  • 敵に当てることでわずかながらダメージを与えることができる。ランゴスタなどには有効。
    また、消費が無くかつある程度リーチがあるため爆弾の起爆にも使える。漢起爆の必要は無くなってしまっ

所持品

投げナイフ

  • 各種毒を塗布したナイフ。状態異常を引き起こすのに最適。
    支給品の他、ガジャブー撃退時の落とし物でも毒付きか調合前のものを入手できる場合がある。
    従来作品と同じ名称で登場しているが、本作において投擲されることはない

スリンガー音爆弾

  • 爆発すると大きな音を立てる弾。ディアブロス系など音に弱い敵に有効。
    従来の音爆弾と同じく鳴き袋を用いて作成する。

スリンガー閃光弾

  • 一定距離進むと炸裂し、文字通り閃光玉効果を発揮してモンスターの目を眩ませる。
    アイテムポーチで持参でき、フィールド内で光蟲を得ると即調合して閃光弾へと変換できる。
    滞空するモンスターなどを落とす効果もあり、地面に向けて放つと素早く炸裂させることが出来る。
    またMHW:Iで追加された強化撃ちでは、発射した瞬間に炸裂する。

スリンガーこやし弾

  • こやし弾と同様の効果。大型モンスターに当てるとエリア移動しやすくなる。
    モンスターのフンの他、フィールドにいる「フンコロガシ」にアクションを行うと代用品のフンが手に入る。
    また、ハンターがクエスト前から持参できるスリンガー弾の中で唯一対象に当てて使う弾である。
  • 地味な点ではあるが、爆弾の起爆や落石ギミック起動等に、近場に石ころすらない!というときにも使える。
    また古龍種など退散効果が効かないモンスターに対してや、闘技場のようにモンスターがエリア移動を行わないステージなどで
    その性質を逆手に取って大剣やチャージアックスなど強化撃ちがコンボの起点になる武器種に使われることもある。
    効果がないとはいえ攻撃と共に糞を浴びせられる古龍側はたまったもんじゃないだろうが
  • 他にも射出時にメッセージが表示されることを生かし、即興で連絡などを行うことも出来る。

一時取得アイテム(フィールドでの採取)

石ころ

  • MHでは初代からお馴染みのアイテム。様々なところで取得できる。
    地面に着弾させることで騒音を発生させ、モンスターの注意を引くことが可能。
    打撃属性があり、爆弾の起爆やモンスターへの軽い牽制くらいなら出来るようだ。
    • 石ころに限った話ではないが、MHW:Iから実装された強化撃ちでは
      意外と侮れない威力・スタン値となる。
      また、従来の散弾に近い攻撃判定となり多数を巻き込めるため、
      装填数が多いことも含め、小型の掃討時には一役買う…かも。
  • ほぼ全てのフィールドで拾うことができ、装填数も最大数を誇るため、
    スリンガーを絡めたコンボを多用する武器種ではお世話になることも多い。
    また、スリンガー装填・極意とともにスリンガー装填数UPLv5を発動させると、
    装填数が唯一2倍以上となる弾であるため、2回連続でぶっ飛ばしをした上でスリンガー発射を伴う連携を使えたりする。

はじけクルミ

  • 着弾時に弾けて衝撃と音を発生させるアイテム。
    強い怯ませ効果を持っており、当てた部位に関わらずほぼ確実に怯ませることが可能。*1
    攻略本によると「一部の大型モンスターの特殊な状態を解除する」効果もあるようだ。
    また、フィールドギミックを作用させる際にも有用であるとのこと。
  • 上述の通り、乗り状態でもスリンガーを使用してモンスターにアイテムを撃ち込む事が可能だが、
    MHWでははじけクルミを乗り状態からお見舞いすれば、振り払い行動を抑制しつつ圧倒的早さでフィニッシュに移行できる*2
    また、自分が乗ってはじけクルミを撃ち込むだけでなく、他の人が乗っている時に撃ち込んでも同様の効果が得られるため、
    乗られた際の暴れが激しいモンスターに対して撃ち込む事で乗りを安全に支援できる。
    • 更に、MHWでは移動し始めたモンスターが怯むと移動をやめるという性質があるため、
      瀕死で帰巣逃亡を図るモンスターに当てることでそのエリアに留め、再び交戦状態に戻らせる効果も期待できる。*3
      寝込みを襲うことはできなくなるが、そのエリアで討伐/捕獲することで巣まで追いかける手間と時間を省ける。
      • MHW:Iからは飛行して逃走するモンスターはエリア移動をキャンセルさせられなくなった。
        移動をやめさせるには、攻撃やクラッチクロー等で怒らせて誘導可能状態にする
        (その名の通り、厳密にはエリア移動のキャンセルでは無くハンターを追いかけさせているのだが)必要がある。
        MHWの感覚でエリア移動時に当てて怯ませても大して効果は無いので注意する事。
    • 強力だがあまりに頻繁にぶつけていると徐々に耐性が付き、一発では怯まなくなってくる。
      大技の阻止など肝心な時に効かないと大惨事を引き起こす可能性があるので、濫用は考え物である。
    • 鳥竜種のモンスターの滞空時に2回当てると撃墜できる効果がある。
      特に、長時間滞空してブレスを乱射する傷ついたイャンガルルガに対して
      非常に有効な対策手段となる。
    • MHW:Iで追加された紅蓮滾るバゼルギウスの赤熱した頭部や尻尾に撃ち込むことで
      爆鱗を暴発させ、特殊ダウンを奪うことができる。
  • フィールドでは高所にぶら下がってることが多く、地上では剣士だと一度他のスリンガーの弾で撃ち落として
    拾うという一手間がかかっていた。
    しかし高所にある事を逆手に取り、はじけクルミが群生しているエリアで乗り状態に移行して、
    乗り状態のままはじけクルミを拾うこともできる。タイミングが若干シビアだが、
    スリンガーの弾が心許ない時にうっかり段差によるジャンプ攻撃で乗ってしまった際にも
    フィニッシュを早めることができる。
    MHW:Iではスリンガーの機能としてクラッチクローが導入され、短射程ではあるが全武器でスリンガーの弾無しに
    飛び道具が使えるようになったため、取得がいくぶん楽になった。

ハジケ結晶

  • 龍結晶の地、地脈の黄金郷、渡りの凍て地において、はじけクルミの代用品となるアイテム。
    性能は同等。何故こちらだけカタカナなのか
  • はじけクルミも同様だが、なんとこれでテオ・テスカトルのスーパーノヴァを中止させることも可能
    また、ウラガンキンのローリング攻撃中に当てる事で確実に転倒させる事ができ、
    黄金郷のガジャブーを一撃で倒す、紅蓮滾るバゼルギウスの青白く光る爆鱗を暴発させて転倒させるなどの特殊能力を持っている。
    閃光弾と違って歴戦の個体が相手でも何度でも有効である。
    乗りの高速フィニッシュと支援に高い効果を発揮する点も同じ。
    また、今作やたらと飛びまくるリオレウスとその亜種だが、
    空中行動中の急襲→バックジャンプブレスで一瞬着地したときにこれ等を当てて怯ませると
    地上行動に変更させることができる。
  • 見た目が龍結晶の地のフィールド背景として無数に存在する銀白色の結晶体の小片と大差ないため
    戦闘中などは落ちている場所が非常に分かりづらかったが、MHW:Iで青みがかった色に変更され見つけやすくなった。
  • 怯み効果に存在感を奪われがちだが、いちおうスタン効果も微量ながら付与されている。
    とはいえ着撃弾のように明確なスタン性能向上は期待出来ないので、あくまでも補助的な効果である。

ツブテの実

  • 極少量のダメージを与えられる実。装填できる数が多いのが利点。
    石ころよりも装填数が若干少ないが弾速は速く、素早く照準した場所に着弾する。
    石ころは戦闘中だと背景に紛れてしまい咄嗟に見つけづらい場合があるが
    これは背の高い草に付いた赤い実であるため取得場所が分かりやすいのも地味にありがたい。

ヒカリゴケ

  • 着弾地点(地面、壁、およびモンスター)に張り付いてピンク色に淡く光るコケ。
    光を放つ性質を様々な用途で利用できる。
    モンスターに当てると、微弱な雷属性ダメージを与えるほか、下記の特殊効果がある。
滞空中の大型モンスターに対する撃墜効果
具体的には、頭部を狙って2発当てることで墜落させることができる。
滞空中に当てた分のみが有効であり、地上行動中に1発→滞空後に1発で即撃墜…とはいかない。
ただし、途中で着陸を挟んでも1発目の効果時間中でさえあれば再滞空時にもう1発当てて撃墜可能。
頭を正確に狙って2発当てる必要があるため、閃光弾に比べるとやや利用しにくい感はある。
ただ、こちらは現地調達アイテムであるためアイテム在庫を消費しなくてよい、
閃光による目くらまし効果とはあくまで別物である、といった点が利点・差別化要素と言えるか。
  • 閃光系とは別効果であるという点については、
    Ver.3.00以降の歴戦の個体に閃光への強い耐性が設定されたことで、注目される機会も若干増えた。
    ただし、滞空を阻止したい筆頭のようなモンスターに限って、
    • 頭部の小ささおよび滞空中の行動パターンの都合により、狙いがまるで定まらない
    • こちらから誘導しない限り、ヒカリゴケが調達しやすいエリアには現れない
    …というような状況であり、実際に活用されているかというとかなり微妙な模様。
  • MHW:Iでは全てのモンスターが閃光弾で墜落させた後はしばらく耐性が付くようになったが、
    こちらでの墜落には相変わらず耐性が付くことはなく、連続で墜落させられる。
    ヒカリゴケを調達できるならば狙ってみる価値はある。
    • なお、翼竜種の小型モンスターたちに対しては、
      バルノスコルトスは1発当てれば墜落させることが可能。
      残り3種に対しては、着弾時の微弱なダメージ以外一切効果はない。
一部小型モンスターに対する追い払い・引き寄せ効果
従来のたいまつに近い効果と言えるが、発するのは光のみであるためか、効果対象となるモンスターも多くはない。
光に敏感なシャムオスの場合はその光を嫌がって逃げていく。
ランゴスタ・カンタロスの場合は逆に光に引き寄せられる。
特にランゴスタの場合、群れの一匹に直接当てることで、邪魔にならない上空まで群れごと勝手に飛んでいってくれる。
導きの地での採取で邪魔してくる時には使えるかもしれない。
最も今作のランゴスタはそこまで邪魔にはならないし、松明弾のほうが便利だが
一部小型モンスターに対する怯ませ効果
着弾時に一定範囲の小型モンスターが、目がくらんだようなモーションで一瞬怯む。
あくまで怯むのは一瞬であるほか、これまた効果対象が限られるため、実用性は低いか。
ガジャブーに対する目くらまし効果
ガジャブーに対して直接当てた場合、
閃光弾による目くらましと同様のエフェクトが出て一定時間無力化される。
この状態で一撃でも攻撃を加えると、すぐに潜って撤退する(倒した扱いにはならない)。
マーキング・照明効果
射出されたコケは着弾箇所でしばらく光り続けるため、一種のマーキング手段として利用可能。
と言っても効果時間はそれほど長くないため、ネタ的な運用である。
また一部薄暗い場所では、光を放つ効果が照明として有効に働く場合もある。
そういった場所で壁画などをじっくり観察したい時には便利だろう。
ネロミェールの発生させる水溜まりの吸収
MHW:Iで追加されたネロミェールが発生させる水溜まりに対して撃ち込むことで、
水溜まりを吸収。発生していた地形効果を無くすことが出来る。
コケ」という部分に着目した仕様追加が施された。
弾数の少なさから完全に相殺することはできないが、攻略の一助にはなってくれる。

スリンガー松明弾

  • フィールドで「種火石」を拾うと変換される。
    着弾地点に、持続的にダメージ判定のある火を起こす。一定時間燃やすことで
    従来作品におけるたいまつに近い効果を一時的に得る。
    モンスターに直接当ててもダメージがあるが、その場合は着弾時の火属性ダメージのみに留まる。
    松明の火は火属性ダメージが2秒毎に持続的に発生する。火が効かないモンスターには効果がないものの、
    ヴォルガノスの冷え固まった肉質を軟化させることができる。
    • 火属性ダメージを与えるという点から甲虫種には非常に効果覿面で、
      剥ぎ取りに拘らなければ1発当てるだけで簡単に駆除できる。
    • 着弾地点に発生した火には甲虫種を引き寄せる効果があり、
      小型牙竜種などは逆に火を恐れて近寄らなくなる。
      また、瘴気の谷においては瘴気を払う効果も持つなど、地味に使い道は多い。
      なお、水がある場所に撃ち込んだ場合、火は即座に消えてしまい効果を発揮しない。
      加えてヴァルハザクの灰色の瘴気は払えないので注意。
  • MHWのβ版では「持続ダメージを与える」性質が相当なダメージソースとなるバグが発生していたが、
    発売日に配布されたパッチ1.02にて修正された。
  • MHW:Iではイヴェルカーナが生成した氷の壁を一撃で破壊できたり、
    パオウルムー亜種がばら撒く睡眠ガスを霧散させる効果が追加された。
    また、アップデートで追加された氷刃佩くベリオロスが床に作る氷の結晶も消すことができる。
    こちらは予め撒いておくだけでも効果を発揮する。

スリンガー水流弾

  • ミズタマリゴケ、苔むした泥土から作成できる水属性ダメージを与える弾。
    ただそれだけ……という訳でもなく、下記のように様々なモンスターに対して特殊な効果がある。
一部モンスターの形態変化解除
特定のモンスターに対しては形態変化状態を解除する効果がある。
  • 泥纏い状態のモンスターの体表に纏った泥を洗い流すことが可能で
    ジュラトドスボルボロスを相手にする時には是非欲しい。
  • 帯電蓄積しているトビカガチに撃ち込むことで
    帯電蓄積値を低下させることが出来る。
  • 炎熱蓄積状態のアンジャナフディノバルドの頭部に3発前後撃ち込むことで
    蓄積状態の解除(とそれに伴う怯みダウン)を狙うこともできる。
    武器で攻撃する場合と比べ手早く安全に解除が狙えるため実用性が高い。
  • 紅蓮滾るバゼルギウスに対しては爆鱗の熱蓄積低下の効果があり、
    はじけクルミやハジケ結晶と同様に、紅蓮滾るバゼルギウスの赤熱した頭部や尻尾に撃ち込むことで
    爆鱗を暴発させ、特殊ダウンを奪うことができる。
  • 身体中に粘菌を纏う猛り爆ぜるブラキディオス相手では粘菌の活性化を抑制する事が出来る。
    赤く活性化した粘菌は攻撃を当てると剥がれることがあるが、
    ミズタマリゴケなら1発で確実に剥がすことができる。
ナナ・テスカトリの青い炎の消火
ナナ・テスカトリが発生させる青い炎に打ち込むとすぐさま消火することができる。
取得できる数や場所が限られているため乱発はできないが
「ここに青い炎がなければ良いのに」という場所に射出することで
狭まった立ち回りの幅を広げる手助けをしてくれるだろう。
一方、形態変化である龍炎纏い状態に関しては抑制にならないので注意。

一時取得アイテム(モンスターや環境生物)

  • 多くははじけクルミのような強い怯ませ効果も持つ。
    「○○石」という名称ではあるが、石に関わる生態を持つモンスターからしか入手できないわけではなく、
    全ての大型モンスターがいずれかの石を落とすようになっている。
  • 古龍種は滅龍石、火や爆発に関係した能力を持つモンスターは可燃石…といった具合に、
    モンスターごとに落とす石は決まっている。中には複数種を落とすモンスターも。
    落とす石に関しての注釈は以下を参照のこと。
    • ※1…体力減少に応じ、滅龍石→粘着石→尖鋭石の順に落とす。
      滅龍石を落とすタイミングでは同時に形態変化も行う。
    • ※2…特に入手率に偏りはなく、ほぼランダムで落とす模様。
  • クラッチ時の武器攻撃で落とす弾は、下記の一覧とはまた別のものが設定されている場合がある。

スリンガー貫通弾

  • 「尖鋭石」を拾う事で変換される。
    着弾した部分を貫通して多段ダメージを与える弾。
    ヒット上限が高く、頭から尻尾まで通すように当てると大ダメージが狙える。
    地味ながら切断属性を持っており、尻尾の切断も可能。
    従来における斬裂弾に近い使い方*4が期待できる。ブーメラン「」
    フィールドにいる「テツカブトガニ」にアクションを行うと1発だが手に入る。
  • また、強化撃ちの際の火力が最も出やすい弾でもある。
    特殊怯みも起こしやすく、単なるコンボの繋ぎパーツという使い方でもそこそこ役に立ってくれる。
入手可能モンスター
ドスジャグラス、クルルヤック、プケプケ、トビカガチ、ツィツィヤック、
レイギエナ、ドスギルオス、ラドバルキン、オドガロン、ネルギガンテ(※1)、
ゼノ・ジーヴァ(※2)、マム・タロト(※2)、ベヒーモス(※2)

スリンガー着撃弾

  • 「粘着石」を拾う事で変換される。
    着弾した部位に貼り付き、更に攻撃を当てると打撃属性の衝撃を起こす弾。
    他に比べて怯ませ効果は若干低いようだ。
    気絶値が高く設定されており、頭に着弾させてから攻撃を加えると斬撃属性の武器でも容易にスタンが取れる。
    乗り中も有効で、モンスターの頭に数発命中させ、続くナイフ攻撃で乗りを短時間で成功させやすい。
    ただしこれではスタンによるダウンのため、当てる個数は最小限にしつつナイフによる乗り成功、
    後に着撃弾によるスタンで連続ダウンを狙うと長時間拘束できる。
    フィールドにいる「ヘイタイカブトガニ」にアクションを行うと1発だが手に入る。
    • 頭に着弾させると気絶を狙いやすいという性質上、ぶっ飛ばしとの相性が極めて良い。
      ぶっ飛ばしができない怒り時でも、隙を見つけられたら積極的に強化撃ちもしくは全弾発射を狙っていきたい所。
  • やたら気絶耐性が高く徹甲ガンナーでなければスタンに苦労するような相手でも、着撃弾は活躍出来る。
    2~3発強化撃ちをすればマルチプレイでも大抵スタンまでもっていけるので、
    なかなか隙が出来ずに苦戦しているなら試してみる価値はある。
    • アルバトリオンはスタンしにくいことが知られているが、それであっても着撃弾ならばけっこう簡単にスタンがとれるので、
      ダウンのラッシュついでに当てておけば更なる攻撃チャンスに繋げることが出来るだろう。
  • 余談だが、粘着石は他のスリンガー弾に比べて独特の見た目をしており、
    薄い赤色の楕円状の球体に反りが付いたトゲが生えている。
    見る方向によってはなんとなくモ○ッとボールっぽくもある
    モンスターに貼り付くという特性を考えれば、デザインの元ネタはオナモミか。
入手可能モンスター
ボルボロス、ジュラトドス、パオウルムー、ディアブロス、ウラガンキン、
ディアブロス亜種、ネルギガンテ、ゼノ・ジーヴァ、マム・タロト、ベヒーモス

スリンガー爆発弾

  • 「可燃石」を拾う事で変換される。
    モンスターに着弾すると着弾ダメージ+二桁ダメージの爆発を起こす弾。
    硬い部位や狙いにくい部位の破壊に役立つ。
    着弾すると爆発でモンスターがほぼ確実に仰け反るため、はじけクルミの上位版とも言える。
    仰け反りにはクールタイムがあるようで、仰け反りモーション中に再び当てた場合は怯まない場合もある。
    またスリンガー弾による怯みとダメージによる怯みは別物のため、
    飛行している飛竜に爆発弾を当てわざとらしいレベルで大きくよろけているモンスターの頭等で怯みを起こすことで
    簡単に撃墜ダウンを取ることができる。
    また、古龍種であるムフェト・ジーヴァを空中で2回爆発弾によるスリンガー怯みを取れば撃墜可能。
    バクダンイワコロガシに対してアクションを行うことで1発だけだが入手可能。
入手可能モンスター
アンジャナフ、リオレイア、リオレウス、リオレイア亜種、バゼルギウス、
ドドガマル、ヴォルガノス、リオレウス亜種、ゼノ・ジーヴァ、マム・タロト、
ベヒーモス、レーシェン(エンシェント・レーシェン)(※2)

スリンガー滅龍弾

  • 「滅龍石」を拾う事で変換される。
    モンスターに着弾すると龍属性ダメージを与える珍しい弾。
    単発では怯まないが、複数回当てることで怯みが発生する場合もある(怯ませ効果は龍封力の作用とは別)。
    龍封力を有しているため、特殊能力の抑制に役立つ。
    属性ダメージの値については松明弾や水流弾とほぼ同等のようで、
    当てる部位を選べばスリンガー弾としてはそこそこのダメージが出せたりもする。
    アップデートVer.3.00にて追加されたキンパクカブトガニ
    レア種のジュンキンカブトガニにアクションを行うことで入手できる。
    • これを筋肉膨張状態のイビルジョーに撃ち込むと筋肉膨張を解除できる効果がある。
    • ベヒーモス戦においては、身体に5発当てることで当てたハンターに敵視が向く仕様がある。
      武器での敵視を取る時と違い頭部に必ず当てる必要は無い為、素早く敵視を取る時にはこれを使ってみると良いだろう。
    • また、MHW:Iで追加されたミラボレアスは滅龍弾を2発当てると必ず怯むという特性があり、
      危険な攻撃を繰り出そうとしている時や、隙を作りたい時などに有用である。
      但し短時間で怯ませ過ぎると暫く効かなくなるので、ここぞのタイミングに温存しておこう。
  • モンスターから手に入る弾の中では弾数が多いからか、ガンランスの起爆竜杭や
    操虫棍の猟虫強化の持続時間が妙に短く、他のモンスター由来の弾よりは敬遠されがち。
入手可能モンスター
キリン、イビルジョー、ネルギガンテ、クシャルダオラ、テオ・テスカトル、
ヴァルハザク、ゼノ・ジーヴァ、マム・タロト、ナナ・テスカトリ、
ベヒーモス、レーシェン(エンシェント・レーシェン)、ミラボレアス

各アイテムの装填数

  • 所持品にならないスリンガー弾はスリンガー装填数UPのスキルで所持上限を増やすことができる。
    MHW:Iではスリンガー装填・極意により、Lv4・Lv5が追加された。
    スキル未発動時含む各スリンガー弾の装填数は以下の通り。
取得アイテム名称初期値Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
石ころ202530354045
はじけクルミ566677
ハジケ結晶566677
ツブテの実151923252730
ヒカリゴケ5678910
種火石5678910
ミズタマリゴケ789101112
尖鋭石333445
粘着石223334
可燃石333445
滅龍石778889

関連項目

システム/スリンガー
アイテム/捕獲用ネット - 装填することで環境生物を捕獲できる。
アイテム/手投げ玉 - ワールドから手投げ玉のうち3種類がスリンガーで射出するようになった。
アイテム/投げナイフ - ワールドからスリンガーで射出するようになった。


*1 部位耐久値とは独立した怯みであり、この怯みで直接ダウンや部位破壊を発生させられるわけではない。
*2 本作の乗りシステムに怯みが関わり、怯みを誘発しやすいはじけクルミ系の効果が射出可能アイテムの中でも非常に高いため
*3 瀕死の場合はしばらくすると判定が入って移動を開始するためそれほど長く足止めすることは出来ないが。
*4 本来、斬裂弾は切断属性の攻撃がないボウガンにおける、尻尾切断の為に追加されたものであり、部位耐久値を減らした後のとどめに使用されるのが専らの使い道だった。