狩猟を補助するアイテムの一つ。
目次
概要
- MHXXまでメインシリーズ皆勤賞であり、基本的にハンターの標準装備の一つだったアイテム。
大型モンスターがエリアを移動した後でも追跡できるように、マーキングを施すための道具。
殆ど全てのクエストで支給品の中に入っている。
基本的にどのシリーズでもペイントの実とネンチャク草を調合して入手も可能。
メインシリーズ
MH~MHXX
- ペイントボールを当てるとモンスターの位置を示す丸いアイコンがマップ上に表示される。
効果は多くの作品では1個につき10分。
- 消耗品としては破格の99個まで持ち込むことができる。これは初代MHからMHXXまで変わらない。
1クエストあたりの効果やモンスターの数を考えても、10~20個程度で十分間に合いそうなものだが……?- レア度の関係もあってフレンドにまとめて99個渡すことができるので、
セーブせずにリセットする金策とするとかなり時間効率がよいと言う裏技もあったりする。
- レア度の関係もあってフレンドにまとめて99個渡すことができるので、
- 名称こそペイントボールだが、色付けして足跡を辿るのではなく、
ペイントの実から発せられる強烈な臭気によって位置を特定する。
ペイントの実自体をそのまま投げ付けてもすぐに落ちてしまうため、
これを付着させるために素材玉やネンチャク草を巻いている。
もはやこやし玉では- MHP3のOPでアオアシラに対して使っており、
臭気によって周りのハンターに場所を知らせているという効果が良く分かる。
ただしこの効果だと命中させられなかった時に面倒なことになりそうだが……。
おまけに、水中で使用しても居場所がはっきり把握できる。物凄い性能である。
遠く離れたエリアにいてもその臭気が分かるとは、一体どれだけ臭いのだろうか? - 多くのモンスターはペイントボールの匂いを気にも留めないが、
ドドブランゴは現状唯一、毛づくろいでペイントを剥がす習性をもつ(亜種は行わない)。
付けられたモンスターが水に飛び込んでも剥がれないペイントを剥がす毛づくろいとは一体- 雪山と極海にのみ生息する白いモンスター故に「白くないと目立つ」と考えているのだろうか*3。
仮にそうだとしても高い知性や擬態の習性を持つ他のモンスターが
ペイントを気にしない理由は説明できないが。
- 雪山と極海にのみ生息する白いモンスター故に「白くないと目立つ」と考えているのだろうか*3。
- 遠くのエリアにいても分かるほど臭いようだが、
一部を除いて殆どの大型モンスターが悶絶する臭いのこやし玉と違い、
ペイントの臭いを嫌がるのは上記の通りドドブランゴだけ。 - 別のハンターに誤爆してしまっても悪臭状態にはならないので、臭いは強いがハンターにとって不快な臭いではないらしい。
- 臭いでわかる、のだが、透明化能力を持つモンスターが透明化している間には反応が見られなくなる。
どういう理屈かわからないが、透明化していると臭いを遮断できるようだ。
幸い出現マップを確認可能な黄色の枠は表示されるので追跡不可能になる心配は無い。
- MHP3のOPでアオアシラに対して使っており、
- 地上を走る獣竜種などのモンスターなら投げなくても見失うことはないが、
飛行してエリア移動するモンスターや地面を潜って移動するモンスターは、
マーキングしておかないとなかなか見つからずに、かなりの時間を浪費させられることもよくある。
ドス鳥竜は地上移動しかしないから大丈夫かと思いきや、
しばしば抜け穴などのショートカットで移動するため、意外と振り切られやすい。
特にMHP2G以前のディアブロスやオオナズチをペイントし忘れると地獄を見ることになるだろう。
ただ、モンスターの生態や行動パターンを熟知しているハンターや、「自動マーキング」を発動しているハンター、
そもそもペイントが必要ないと思われるクエスト(闘技場などでのクエスト)には持ってこないこともある。
その分空いたスペースに別のアイテムを詰め込めるようになるので、ペイント離れはかなり重要。- モンスターを見失うと狩猟時間が長引く事になり、時間切れでクエスト失敗になる可能性もあるのだが、
狩猟に集中し過ぎてモンスターのエリア移動の時にペイントの効果が切れて泣きを見た経験をした諸兄もいるだろう。
散々探し回った結果、休眠エリアで鼻ちょうちんを浮かべてお休み中でしたというオチも経験済みだろう。 - ペイント切れの保険に千里眼の薬をと言いたい所だが、P2Gまでのアイテムポーチで1枠にはキツいものがある。
しかし、余裕があれば所持数と効果時間に不安は残るが持って行っても損は無いだろう。 - MH3以降、疲労システムなどの影響もあり、エリア移動が割と頻発する。
MHX(X)では旧作から復帰したモンスターもこれまで殆ど行かなかったようなエリアへも寄るようになっており、
瀕死だからと言って休眠場所にすぐ戻るとも限らない。
また、飛べるタイプのモンスターはカメラに映らないような高度まで飛翔してから移動するため、
従来より見失いやすくなっている。
このため意外と重要になっていたりする。
- モンスターを見失うと狩猟時間が長引く事になり、時間切れでクエスト失敗になる可能性もあるのだが、
- 主な使われ方は上記のマーキングだが、睡眠爆殺の際の爆弾の起爆などにもよく使われる。
安全に起爆できる他、石ころと違って購入可能なので気兼ねなく消費できる。- 作品によってはペイントボール自体は販売されていない事がある。
しかし、行商人から調合素材のペイントの実とネンチャク草を買えるので、
そこでまとめ買いして調合すれば、然程入手には困らない。
また、僅かでも大型モンスターが出現する可能性があるクエストには、
採取だろうと何だろうとほぼ確実にペイントボール2個が支給品に入っているので、
こまめに回収しておくと補充する必要がないほどに溜まっていく。
- 作品によってはペイントボール自体は販売されていない事がある。
- MH3以降はマーキングの効果しかないが、MHP2G以前は石ころと同じく1ダメージ与える効果もあった。
これらの作品では、相手次第ではペイントボールだけでモンスターを狩ることができる。
その一方で、睡眠爆破をする際は投げる方向に気を付けないと、
せっかくの倍増ダメージがペイントボールに吸われてしまうと言う問題点もあった。- ダメージがある関係で弱っているモンスターに対しペイントを更新しようと投げると、
ごく稀にそれで止めを刺してしまうという珍事も起きることがある。
ペイントボール一発でやられてしまうモンスターを見て、拍子抜けしたハンターもいるのではないだろうか。- エリア2以降にまで侵攻が進まないと基本的に手が出せない砦のラオシャンロンやシェンガオレン戦においては、
エリア1の時点で剣士でも攻撃が一応通る、ある意味貴重な攻撃手段ではある。
ハッキリ言って雀の涙かつ単なる暇つぶしレベルではあるが、
中にはクエスト開始直後から99個持ち込めるペイントボールを投げまくって
ちょっとでもダメージを稼ごうとするハンターもいた。
- エリア2以降にまで侵攻が進まないと基本的に手が出せない砦のラオシャンロンやシェンガオレン戦においては、
MH3以降はピンク色の着色料が飛び散るエフェクトに変更されている。 - ダメージがある関係で弱っているモンスターに対しペイントを更新しようと投げると、
- 当たり判定はかなりシビアで、意外と当てにくい。
ベテランが投げても、モンスターの股下をすり抜けるように飛んでいくことも多い。
交戦状態前の胴体を持ち上げているナルガクルガやティガレックスは放物線軌道でよく頭や体の下に潜り込んでしまう。- 加えてMHX(X)はかなり飛距離が短くなっており、
もともとの当たり判定の弱さもあって驚くほど外しやすくなっている。
- 加えてMHX(X)はかなり飛距離が短くなっており、
- 石ころやMH3以降のこやし玉と同じ投げモーションなのだが、意外とこれが隙が大きい上にリーチも短く、
アクション自体ももっさりしていて、ブラキディオスやジンオウガやドドブランゴ等の
動きまわるタイプには当てるだけでも一苦労であり、安全に攻撃を差し込むのと同じだけのタイミング精度が要求される。
たかがペイントとは言え、これを当てることに固執するあまり攻撃を受けてしまうこともある。
ハンターは身長ほどの大きさもある金属の板切れを振り回す人外な膂力があるくせに、
何故ハンドボール程度の投擲物を満足な距離投げられないのだろうか。
- 実は小型モンスターもマーキングできる。
小さくて気づきにくいが、大型モンスターとは違い黄色のマークが表示されている。
尤も、小型モンスターにはエリア移動の概念がない。
モンスターが逃げた場合も、ハンターがエリア移動した場合も、内部的には配置の初期化である。
流れ弾が当たってしまうことはあっても、わざわざ当てにいく意味はない。- 仮に見る機会があるとすれば、ドス系の取り巻きに当ててしまったときか、
拡散型の弓にペイントビンをセットして周囲の小型モンスターごと大型モンスターを撃ったときぐらいだろう。
- 仮に見る機会があるとすれば、ドス系の取り巻きに当ててしまったときか、
- 雪山や渓流など、人の痕跡の残っている場所ではよく携帯食料や投げナイフなどと一緒に採取できるアイテムの一つ。
MHW(:I), MHR(:S)
- 無印時代から長らくハンターの必需品として活躍してきたアイテムだが、
MHWorldでは新たなモンスターの追跡法が確立されたために、ペイントボールは撤廃されてしまった。
ペイントボールの役割を担うのは導蟲と呼ばれる虫である。- 導蟲はモンスターを見つけてマーキングせねばならないペイントボールと異なり、
モンスターの痕跡を見つければ、後は自動で追跡し発見してくれる点で勝っている。
このためペイントボールは、メタ的にも作中的にもメリットが失われてしまったのだ。 - モンスターの位置を把握し逃げ隠れするために使うにも、そもそも一度は対峙せねば
マーキングができない時点でリスクは拭えず、接近するだけで反応する導蟲には劣る。
発見後に仲間へ位置を知らせるためなら使い道もなくはない…と言いたいところだが、
それですら打ち上げ式信号弾と、翼竜による迅速な現地への移動で帳消しになるため、
本当に活路がなくなってしまった。便利になるのは良いことだが、やや寂しくもある。
- 導蟲はモンスターを見つけてマーキングせねばならないペイントボールと異なり、
- MHRiseでも引き続き廃止。今作は最初からモンスターの位置がマップに表示されている。
開発からはクエスト開始時に「フクズク」というフクロウ型生物を放って
モンスターの位置を把握していると説明されている。- 場所だけでなく、モンスターの種別に応じたアイコンが表示されるため非常に便利。
ただしハンターノートの大型モンスターリストに登録されていない
(=一度も遭遇したことのない)モンスターに関しては、
実際に遭遇するまで「?」で表示されている。
- 場所だけでなく、モンスターの種別に応じたアイコンが表示されるため非常に便利。
MHWilds
- MHWildsではスリンガー投射用アイテムの「ペイント弾」として事実上メインシリーズでは久々の復活を果たした。
用途としては群れの中でも見分けが付くようにターゲットとなっているモンスターに対して使用するとの事。
派生作品
MHF
- MHFではマーキングボールというアイテムも存在する。
ペイントボールとは異なり調合では作れないが、効果時間が25分と非常に長く、
大抵のクエスト時間が50分であることを考えても便利なアイテムである。
かつては狩人育成クエストのアナザー報酬で時々入手できるものであったが、
それらが廃止されている現在では、デイリークエストの「狩猟支援!出発前の下準備」での報酬と、
猟団ショップで猟団チケット2枚との交換で入手することができる。
MHST
- MHSTでは、戦闘中に使えるアイテムとして登場。
「倒した野生モンスターの帰巣率を上げる」効果があり、タマゴを入手しやすくなる。
帰巣させるというより、巣に戻っていくモンスターを追跡し易くなると解釈した方が分かりやすいか。
- モンスターは普通に倒しても5%~25%程度の確率で巣に戻っていくのだが、
ペイントボールと併用することで、本来よりも55%近く帰巣率が上がる。
加えて、各モンスター毎に帰巣させやすくなる条件(部位破壊、音爆弾を当てる等)が設定されているので、
両行程を併用する事で100%に近い帰巣率を叩き出す事が出来る。- 序盤のランポス種はまだしも、中盤以降に登場するモンスターの帰巣率は5%~10%程度しかなく、
レアなモンスターやボスモンスター枠になると、素が0%というものまでいる。
よってコレを当てないと卵の入手は絶望的なので、終盤にもなると嫌でも使う事になるアイテム。 - バトルポーチへ入れておける数は10個。
本家の99個と比べると圧倒的に少ないが、用法が用法なので問題はないだろう。 - ライダーが目つぶし状態だろうと、相手モンスターが回避率を上げていようとも絶対に命中する。
ただし効果は3ターンしか持続しないので、ペイントを当ててからすぐに倒さないと意味が無い。
相手のHPが減ってから使用するのがベストな為、本家の捕獲用麻酔玉に近い感覚で使うアイテムである。
- 序盤のランポス種はまだしも、中盤以降に登場するモンスターの帰巣率は5%~10%程度しかなく、
MHST2
- MHST2にも無事に続投。使用方法は前作と同様で、帰巣率を上げる効果がある。
バトルポーチが廃止されたことで、最大999個まで持ち歩く事が出来るようになっており、
前作と違って戦闘中に11個以上使用することができるようになった。- リオレイア*4、四天王、ジンオウガ、ティガレックス*5といった、
有名な看板モンスターやレアモンスターは素の帰巣率が0%なので、
タマゴを入手したければペイントボール頼みとなりやすい。
また、もともと帰巣率が高いが戦闘内容で帰巣率を上げられないアプトノス、アプケロス等の草食種や
ドスランポスなどの鳥竜種もペイントボール頼りになりやすい。
モンスターの帰巣によるタマゴ入手を狙う場合は、事前に必要個数を用意しておきたい。 - ペイントボールを当ててから3ターン以内に倒せば帰巣率を55%近く上昇させられる。
ただし、一掃攻撃で倒した場合はペイントボールの帰巣確率アップ効果が発動しない点に注意。 - 今作ではMHWorldにてペイントボールの代役を務めていた導蟲も登場しており、
両者が用途を差別化した上で夢の共演を果たすこととなった。
MHSTシリーズだからこそ成り立った共演であり、メインシリーズでは成しえなかった事である。
- リオレイア*4、四天王、ジンオウガ、ティガレックス*5といった、
- また、今回はペイントボールGなる上位互換も登場。
こちらはなんと9ターンまで効果時間が伸びている。帰巣率上昇量は同じく55%前後。
MHFにあったマーキングボールのようなものだが、名前を変更したのはやはり分かりやすさ優先だろうか。- かなり便利なアイテムだが、こちらは調合では入手ができない。
一部のサブクエストや共闘クエストの達成報酬で入手できるレアアイテムとなっている。
- かなり便利なアイテムだが、こちらは調合では入手ができない。
- リオレイアやベリオロスといった、オトモン図鑑で「帰巣率が大幅にアップする」と記載されているモンスターは
ペイントボールの効果中に指定された帰巣率アップ条件を満たした上で討伐すると100%帰巣する。
「大幅に」と書かれていないモンスター*6でも95%と信頼できる確率で帰巣してくれるので、
余裕があれば試してみよう。例のセンサーに引っかかって5%を引いてしまったら泣くに泣けないが…。
- 序盤では調合素材であるネンチャク草が妙に出づらく、そこそこ貴重なアイテムだったが……
次の拠点に進むとペイントボールが200zで普通に店売りされる為、資金さえあれば買い放題投げ放題となる。- 体験版ではペイントボールが購入できなかったので、
序盤に必死にネンチャク草を集めていたライダーは肩すかしを食らったとか…。
- 体験版ではペイントボールが購入できなかったので、
MHNow
- メインシリーズでは上記の通りすっかり役目を終え、我々の前から姿を消したペイントボールであったが
位置情報が何よりも重視される本作において用途も新たに復活。
なお、アイコンはピンク色の球体に従来の六角星マークがついたものになっている。
- マップは何もしなくても勝手にモンスターの位置を示してくれる為、ここにおいてはペイントボールの出番はない。
流石にスマホという現代機器には敵わなかったか
ペイントボールの本領が発揮されるのは位置情報ゲームの醍醐味とでも言うべき外出時である。- 仕事先や遠出先でモンスターを発見したものの狩猟する時間がない場合、
ペイントボールを使用する事でそのモンスターをマーキングする事が可能。
マーキングしたモンスターは「ペイントボールリスト」に保管されており、
家に帰ってきた時や手が空いた時など、いつでも好きな時に該当モンスターの狩猟を行えるように出来るのだ。
仲間とモンスターを共有する「相互ペイント」によって、お互いの攻略にも貢献できる。
また、マーキングしたモンスターはいつどこで発見したかなどの情報がしっかりと付記されている。
市町村が表記されるのでネットに発信する際は要注意。- ただし、原作と同じくペイントボールには効果時間があり、
規定の期限を過ぎるとマーキングがなくなってしまうので注意。
マーキングしておいたからといって先延ばしにしていると狩れなくなってしまうので気をつけよう。
- ただし、原作と同じくペイントボールには効果時間があり、
- 外出したは良いけどアプリを起動できない、スマホも出せない…なんて時にも安心。
相棒であるオトモアイルーが今作で初登場したオトモペイントボールを使用し、
外出時にすれ違ったモンスターを自動でマーキングしてくれるのだ。
これにより外出中に一度もアプリを起動しなかった場合でも複数のモンスターをストックする事が可能になっている。
ただし「常に位置情報を利用する」設定にしていないと機能しないため注意。
- 仕事先や遠出先でモンスターを発見したものの狩猟する時間がない場合、
- オトモペイントのシステムは少し不思議なことが時々起こる。
例としては、- 明らかに通ってきた道にいないモンスターがペイントされている。
- 不安定エリアに一歩も足を踏み入れていないのにイビルジョーがマーキングされている。
- 道中に一匹だけいたモンスターが既にマーキング済みなのに、
フィールド上に同じランクの同じモンスターがいて、まだ挑める。
仕様としては別のシステムになっているのかもしれない。
無論こちらが損するわけでもないので問題になるわけではないし、
狩れるモンスターの幅が広がるのは嬉しいことではある。
- なお、ペイントボールでマーキングしたモンスターは狩猟に失敗すると立ち去ってしまうので注意。
強力なモンスターを見つけた場合、腰を据えられる場所で狩るためにペイントボールを使うか、
それとも何度も挑戦するためにその場で戦うかの選択はハンターの腕次第といったところ。- 2023年10月13日のアップデート以降は、失敗しても2回まで再挑戦できるようになっている*7。
これにより、出先で強敵を見つけた場合でも心置きなくマーキング出来る。
同日はリオレイア亜種が出現する期間限定のイベント期間であったため、
時間が惜しいからとにかくペイントボールをぶつけて持ち帰るといったスタイルのハンターでも、
一度きりのチャレンジではなく落ち着いて戦えるようになったのは嬉しいところだろう。
- 2023年10月13日のアップデート以降は、失敗しても2回まで再挑戦できるようになっている*7。
- 入手手段については基本は店売りであり、ショップからジェムを払う事で手に入れられる。
また、クエストを達成した際の報酬として貰えることもある。- オトモペイントボールについては毎日の更新で貰えるが、逆に言うと能動的に増やす手段は無い。
- 上述したようなオトモペイントボールによる自動マーキング機能だが、
リリース当初はいささか使い勝手が良くなかった。
例を挙げると- 戦闘しようとしたモンスターを
強奪ペイントしてエラーを引き起こし、望まない一発勝負を強いられる - 体力がなく自前のペイントボールもない時に限ってオトモが働かない
- まだ勝てそうにないモンスターや全く旨味のないモンスターばかりペイントする
一部のプレイヤーからは改善を望む声も挙がっていた。- その後アップデートにより、アプリ起動中はマーキング機能を停止するように改善され、
戦う直前にオトモに横取りされるような事態は無くなったのだが、
今度はアプリ起動中はオトモがペイントボールを使用しないという本末転倒な事態になってしまい、
再度プレイヤーから調整を求める声が挙がる事となった。- こちらは「ペイントされたモンスターを倒す」というデイリークエストに直接的に関わる仕様変更であり、
ペイントボールを課金しなければ達成不可能な事態も往々にして見受けられた。
- こちらは「ペイントされたモンスターを倒す」というデイリークエストに直接的に関わる仕様変更であり、
- 再び行われたアップデートによってアプリ起動中もオトモが働くようになり、この問題は解決する事となった。
一方、マーキングされるモンスターがランダムで選ばれる事に対するアップデートは為されていないため、
「オトモのマーキング機能に条件を設定させて欲しい」といった要望も少なからず挙がっている。
- 戦闘しようとしたモンスターを
- リリースから約半年の期間、ペイントボールの不具合を利用したグリッチが横行していた。
詳細はモンハン用語/相互ペイントを参照。
モンスタートラッカー
- 2024年4月23日配信のVer.75.0より実装された、オトモペイントボールの新機能。
狩猟したい大型モンスターの指定が可能になり、
大型モンスターを一定数狩猟すると、オトモが指定モンスターをマーキングしてくれる。
この機能でマーキングしたモンスターは別枠として扱われるので、
一日あたりの最大所持数+1という形となる。
なお、あくまでマーキング機能の一種なのでマルチプレイはQRコード読取方式しか使えない。- モンスターの種類だけでなくランクの指定もでき、欲しい素材を効率良く狙うことが可能になった。
アプデ同日に素材売却機能が実装されたこともあり、
モンスターを狩り尽くすという今作のコンセプトがようやく定まってきたと言える。
また、デイリーの大型モンスター指定ミッションもこの機能で楽に達成できることだろう。 - 指定可能の対象は恒常モンスターのみで、亜種・期間限定・大連続狩猟限定・乱入モンスターは対象外となる。
- モンスターの種類だけでなくランクの指定もでき、欲しい素材を効率良く狙うことが可能になった。
- この機能で得たモンスターは通常のペイントボール同様に最大3回まで挑戦できる。
利用回数は一日5回までで、トラッカーゲージ(進行度)の最大値は3→6→9→12→20と段階的に増えていく。
利用可能回数のリセットは午前5時に行われる。- 5体目の狩猟対象が居なくなると、「オトモは疲れているようです。」と忠告される。
決められたモンスターの捜索には相当苦労しているようだ。
- 5体目の狩猟対象が居なくなると、「オトモは疲れているようです。」と忠告される。
- 利用するには、プレシーズンストーリーチャプター13「空を裂くもの」
(リオレウス緊急クエスト)をクリアする必要がある。
余談
- こちらの世界にも「カラーボール」という少し似た防犯アイテムがある。
コンビニとかで見た人もいるのではないだろうか。
こちらも当たると物凄い悪臭を放ち、付着した塗料により強盗犯を見分けることができる。
また塗料の成分自体も特殊なものが使われており、一度付着すると普通に洗っただけでは表面的にしか落ちず、
特殊なライトを当てる等すれば塗料の付着がハッキリと分かるようになっている。
その分間違えて落としたりした場合に大変な事になるが……。- 暴発防止のために柔らかめとは言えプラスチックのボールに入っているので、
基本的に生身の人間よりもある程度硬い物にぶつけないと割れてくれない。
なので人間相手に使う場合は直接投げつけるのではなく、
逃走車や足元の地面に叩きつける使い方をしなければならない。
また、銃型の発射装置付きのタイプもあり、手で投げるよりも狙いやすく届きやすい。
まさしくペイント弾としての使い方である。 - モンハン世界のペイントボールは、仲間のハンターはおろか
地面や壁に当ててもペイントの効果は現れない。
もしかするとこれらは割れていないだけで、外装に使われるペイントの実の殻は
強固な甲殻を持つモンスターにぶち当てて初めて割れる程度の硬度を持つのかも知れない。
ゲーム上の都合という可能性の方が高いが
- 暴発防止のために柔らかめとは言えプラスチックのボールに入っているので、
- また、日本ではマイナーだが「塗料を詰めたゼラチンカプセルをエアガンで撃ち合う競技」をペイントボールと呼び、
世界ではいわゆるサバイバルゲーム並に定着している*9。
- MHP2G以前の作品ではペイントした後に画面右上に現れる地図を拡大表示することによって、
ショウグンギザミやディアブロスのように地面にもぐるモンスターの位置を特定できるといった裏技があった。
しかしその後の作品では拡大表示しても地中にいる間はペイントのマークが消えるようになり、
このテクニックは通用しなくなった(一応、出現位置を素早く把握しやすくはなるが)。- また、バルファルクの最大の大技である彗星への対策としても非常に効果的。
こちらは空中を超高速で飛翔した後に方向転換し、隕石の如く突っ込んでくる技だが、
予めペイントしておくことでミニマップのみで突っ込んでくるタイミングが把握できるようになる。
- また、バルファルクの最大の大技である彗星への対策としても非常に効果的。
関連項目
アイテム/手投げ玉
アイテム/ペイント弾
アイテム/ペイントビン
システム/導蟲 - MHWorldにおいてペイントボールの役割を担う。
モンハン用語/相互ペイント