無印から皆勤を続けていた植物系アイテムの一つ。
概要
- アイルーとメラルーの大好物である植物。
現実世界の同名の植物に限りなく近いものと思われる。
- これをアイテムとして所持している場合、フィールド上のメラルーはこれを最優先で盗もうとする。
ハンターはこの性質を利用しメラルー対策としてマタタビを持ち歩くことがあるという。- しかし、仮に盗まれてしまったとしても即座に討伐すれば盗まれた物も戻ってくるし、
もしそのまま逃走を許してしまっても、フィールドや運によっては取り戻す事ができる場合もある。
そのため、世界観上のハンターたちはそうなのかもしれないが、
プレイヤーがメラルー対策にわざわざマタタビを持ち歩くというケースは非常に少ない。
とは言え、持っておけば大型モンスターとの戦いをメラルーに邪魔されたからと言って
メラルーを殴りに行くリスクを冒さずに済む。何せマタタビだから敢えて取り返す必要もない。
決して存在自体が無駄という事は無く、場合によっては十分に有用なアイテムである。
尤も、それもアイテムポーチに遊びがあればの話であるが。 - ただ、『モンでき。』作者の津々巳あや氏は常に携帯しているらしい。
- しかし、仮に盗まれてしまったとしても即座に討伐すれば盗まれた物も戻ってくるし、
- キッチンアイルーはよく欲しがる。
あげるとキッチンレベルが上がったりアイテムをくれたりする為、
持ち歩くつもりがなくても幾つかストックしておいて損は無い。
- ドスマタタビなるマタタビもある模様。
MHP2G、MHP3でオトモアイルーのスキルを全て解放すると勲章として貰え、
MHXでは全てのサポート傾向のオトモを雇用すると同じく勲章として貰える。
あくまで勲章の名前なので物として実在するのかは定かではないが、
勲章のアイコンは袋に入った植物のような物体である。
MHSTでは特産品のアイテムとして登場する。
アイルー達の間では最高級の贈り物らしい。
- アイルー村ではモーレツマタタビなるマタタビが登場する。
その説明文には「誰もが我を失って魅了されてしまう禁断の果実」と書かれており、
マタタビとしての効力も凄まじい事が示唆されている。
またクエスト中に生えているマタタビはオレンジ色の草なのだが、
アイテム欄の説明では果実となっている。
アイルー村Gではマタタビグレートなるマタタビも登場する。
幻とまで言われるマタタビの王様で、滅多に入手できない極上品だとか。
- MHSTでは特別なタルに漬けられた熟成マタタビが登場する。
タルアイルーからのドロップか、迷子のプーギーNo.055 ミサイルの発見の報酬としてもらえる。
他にもマタタビコインというマタタビの名を冠した特産品が登場する。
説明文には「メラルー達の間では、ものすごく価値の高いコイン。」と書かれている。
- アイルーやメラルーなら皆無条件で好きなのかと思いきや、
マタタビによるトラウマができると嫌いになることもあるらしい。
実際アイルー村の長老は昔マタタビに夢中になっている隙に孫娘をリオレウスに攫われてしまう。
火竜の巣に乗り込み必殺技(?)で何とか孫娘を助け出したものの、
それ以来家族にマタタビ禁止令を出されてしまい、そしてそのままマタタビが苦手になったという。
- 極めて地味なことだが、MH3(G)の農場ではマタタビを栽培することは出来ない。
- MH3以降では小タル爆弾の亜種としてマタタビ爆弾なるアイテムもある。
この爆発に巻き込まれると、ダメージは無いがその相手にマタタビの匂いが付着し、
フィールドにいるアイルーやメラルーが群がってくる。
ちなみに、この“相手”というのはモンスターだけでなくハンター自身も対象である。
うっかりマタタビ爆弾の爆発に巻き込まれると、
普段以上にアイルーやメラルーに追い回されることになるので注意が必要である。
とはいえ、ただのマタタビ同様、狩りに出向く際にマタタビ爆弾を持ち歩くハンターは少ない。
せいぜいPTプレイ中の悪ふざけに使うのが関の山である。
- ちなみにマタタビは爪護符以外でニャンターモードでも利用できる数少ないアイテム。
どのみち他のアイテムは使えないのでマイセットに仕込んでおいてもいいだろう。
- MHXのカースオブキャットの説明文によると、
この大剣にはマタタビを奪われたアイルーの呪いが込められているらしい。
- MHWorldではフィールドにいるのはテトルーであり、
アイテムを盗むメラルーが登場しないためリストラされ、皆勤が途絶えてしまった。
- MHRiseではアイルーとメラルーが小型モンスターとして復活したことに伴い、マタタビも復活。
相変わらずメラルーが最優先で盗んでいくアイテムとなっている。- アイテムでは無いが、特殊なアクションとして「マタタビ玉強化!」というものがある。
恐らくマタタビをすり潰して成形したと思われるピンク色の玉を投げつけ、
その煙によってオトモアイルーを著しく強化させるというもの。
メラルーの傍で使ってもメラルーが強化されたりはしない。
- アイテムでは無いが、特殊なアクションとして「マタタビ玉強化!」というものがある。
- MHFでは、ニャカ漬けの壷につけて虹色まで待てば、なんと長寿ジャム5個になる。
長寿ジャムは、食材として優秀なので、沢山漬け込んでおくといいだろう。
- MHFの歌姫のサイドストーリーで、
アネットがトッツィにお礼として高級マタタビを渡している。
余談
- MH世界のそれは不明だが、マタタビの実は食べる事が出来る。ただし未熟な実は辛い。
- ネコ科の動物がマタタビに酔うのは、その匂いに含まれるマタタビラクトンという成分がネコの中枢神経に作用し、
人にとってのアルコールのような効果をもたらすためである。
ペットショップにネコ用の嗜好品としても売られているが、摂りすぎると害があるのもアルコールと同様であるため、
あまりにも多量に与えると、最悪の場合猫が中毒死してしまう事もあるのでご利用はほどほどに。- また、その作用は子猫には効果が薄い。
酔わないからと言って平気で与えすぎると中毒を起こすので子猫には禁物である。 - ネコ科(食肉目)の動物にはだいたい有効であるため、ライオンやトラにも効果がある。
また、同じマタタビ科であるキウイフルーツ(別名:鬼マタタビ)にも同様の効果がある。 - ちなみに、マタタビがこのような臭気を出す理由であるが、
野生ではネコと同じ食肉類であるクマを誘引して、クマもマタタビ科の木の実を好んで食べることが知られており、
クマの排泄物を媒体として種子を広範囲に広げるためではないかと推測されている。- なお、モンハン世界のクマであるアオアシラはゲーム中にマタタビに興味を示さないが、この理由は不明。
単にゲーム中に描写する必要性が無いので省いているのか、現実世界のクマとは種族が異なるのか
(アオアシラは、アイルーの分類される食雑目ではなく、尖爪目という分類となっている)
などが考えられるが、はっきりとしていない。
まあコイツはハチミツ好きなのでマタタビは二の次なのかもしれない
- なお、モンハン世界のクマであるアオアシラはゲーム中にマタタビに興味を示さないが、この理由は不明。
- また、その作用は子猫には効果が薄い。
- 漢字では「木天蓼」と書く。
MHシリーズでは(現実世界でも?)カタカナで表記される事が多いが、
近頃は例外があったりする。