極めて強力なモンスターからのみ入手出来る、あらゆる意味で最高級の鱗。
武具に用いれば、地を統べ、天を掴むと云われる、全ハンター垂涎の代物である。
目次
概要
- 言わずと知れたG級/MR級モンスターからのみ入手可能な激レア素材。
MHP2Gで初登場し、現時点ではG級/MRが存在するシリーズの全てに登場している。*1
物欲センサーが超高精度で反応する素材だと言われており、
MHP2Gでトラウマになったプレイヤーの数は計り知れない。
後のシリーズでも最上位ランククエストが解禁される度に再登場しており、
その都度「天鱗」という単語を目にしただけで悪寒を感じる者もいるらしい。
- リオス科が雌雄で別の天鱗が用意されている一方で、
通常種と亜種で異なる天鱗を有する種はアンジャナフ、オドガロン、オロミドロ、エスピナスの4種のみ。
ラオシャンロンは通常種と亜種で逆鱗の種類が異なるが、
天鱗は区別されず「老山龍の天鱗」という同一の素材として扱われる。
またマガラ科は成体と幼体で別に扱われるが、特殊個体のものは天鱗ではなく逆鱗である。- 希少種や二つ名個体から独自の天鱗が発見された事は長らく無かったが、MHR:Sにてタマミツネ希少種の天鱗が追加された。
- 通常の鱗どころか逆鱗とも異なる形態を持ち、大きく光っているらしい。
実際、アイコンも何かが輝いているような図形で表されている
(MH3シリーズでは、強大な古龍種の龍玉も同様のアイコンが用いられている)。
それなら目立って剥ぎ取りの目安になりそうと思うが、
素材として使える程大きくなった物は稀で、しかも過度の力が加わると砕けてしまうようだ。
なお、これは紅玉などの玉石系レア素材や逆鱗にもいえることである。
- イビルジョーからは滅鱗という特殊な鱗が入手できる。位置付けは天鱗と同じである。
ちなみに、イビルジョーの上位レア素材である「恐暴竜の宝玉」のアイコンも、天鱗と同じものであった
(後にMH4にて通常の宝玉と同じアイコンに変更された)。
- 煌黒龍アルバトリオンのG級・MR素材にも天鱗、天殻があるが、
コイツの場合は生態系の上位に君臨するモンスターゆえに、ただの厚鱗が天鱗、重殻が天殻という名前になっている。
煌黒龍の逆鱗、および煌黒龍の逆殻のG級素材という位置付けであり、ようするに単なる基本素材である。
名前的にはややこしいが、アイコンも他のモンスターでいう通常の鱗や甲殻と同じなので判別は簡単だろう。
G級アルバトリオン装備は武器・防具ともに強化に天鱗や天殻を複数個要求されるので、
要求素材の名前だけを見ると血の気が引くだろうが、実際の入手難度はそれほど高くないため安心。
ただし、アルバトリオン自体の攻略難度が高いのはまた別の話。
なお当然と言えば当然だが、煌黒龍にもきちんと従来の天鱗級の激レア素材は用意されている。- ちなみに天鱗という名称に相応しく、説明文には「幻の中の幻」「極上鱗」と書かれており、
世界観的には非常に希少で価値の高い素材であるようである。
にもかかわらずやたらボロボロ剥ぎ取れるのは完全にゲームの都合だと思われる
(世界観的にアルバトリオンが主人公以外に討伐されないからかもしれない)。
全身が逆鱗で包まれているという、他に類を見ない異常な性質が関係しているのかもしれない。
また、アルバトリオンに遭遇し、挑み、極上とされるほどの質の素材を得ること自体が、
世界観的には幻の中の幻とも言えるか。
- ちなみに天鱗という名称に相応しく、説明文には「幻の中の幻」「極上鱗」と書かれており、
- MH4Gは初の「天鱗が存在し、かつサブターゲットクリアも可能である」という特権持ちの作品である。
尻尾切りとその他部位破壊だけこなしてサブクリア、などの工程でかつてほど天鱗に苦労することは少なくなった。
そんなこと一概には言えないという意見もあるが。
特に火竜の天鱗や恐暴竜の滅鱗に関しては、何かと需要のあるクエストでも出てくるので、
特に素材に用事がない場合気付いたら十枚以上溜まっていた、などというケースすらある。
そうでなくとも、ふらっとハンターが一部ではあるが天鱗を持ち帰るようになったのも
入手難易度の緩和に貢献していると言えるだろう。- 後のMHXXでもサブクリ制度が保たれたまま天鱗が再登場したので、状況は比較的近い。
「天鱗」の素材を持つモンスター
- その多くがメインモンスターかそれに準じる存在、あるいはラスボスモンスターであり、
この素材が非常に特別なものとして扱われていることが良くわかる。
なお、亜種や希少種、特殊個体については特記がない限り通常種と同様の天鱗が入手可能。
- 飛竜種
- リオレウス - 火竜の天鱗
リオレイア - 雌火竜の天鱗
ティガレックス - 轟竜の天鱗
ナルガクルガ - 迅竜の天鱗
ライゼクス - 電竜の天鱗
レイギエナ - 風漂竜の天鱗
バゼルギウス - 爆鱗竜の天鱗
エスピナス - 棘竜の天鱗
エスピナス亜種 - 棘茶竜の天鱗
- 古龍種
- ラオシャンロン - 老山龍の天鱗
シャガルマガラ - 天廻龍の天鱗
百竜ノ淵源ナルハタタヒメ - 淵源の天鱗
アルバトリオン - 煌黒龍の天鱗
- 分類不明
- ゴア・マガラ - 黒蝕竜の天鱗
余談
- 天鱗の説明文は基本的に「武具に用いれば、地を統べ、天を掴む」というテキストで統一されている*2。
MHR:Sで初登場した天鱗には個別の説明文が用意されているものが多い*3。- MH3Gで登場した海竜の蒼天鱗は何故か「装備品の性能をかなり高めるとの噂がある」という、
他の天鱗と比べると何とも地味というか、ある意味リアルな説明文になっている。
ただ、MHの説明文には実際の性能や設定から乖離したテキストが書かれていることも多いため、
むしろこちらの方が天鱗の実際の性能に近いのかもしれない。
更にその前の説明も、他の天鱗や天殻が「○○の幻ともいえる鱗(甲殻)」なのに対し、
海竜の蒼天鱗は「ごく一部の海竜からのみ採れる大変貴重な鱗」と、またもや控え目である。
当然他の天鱗と同じくレア中のレアなのだが……。
因みに、「海竜の逆鱗」や「海竜の蒼玉」も同様である。 - また、MHR:Sで新規追加された「棘茶竜の天鱗」には「茶色く地味」という
およそ幻とも言える鱗とは思えない文言が入れられてしまっている。
- MH3Gで登場した海竜の蒼天鱗は何故か「装備品の性能をかなり高めるとの噂がある」という、
- MH4Gでは全種類の天鱗を入手すると、「天鱗の表彰盾」という勲章がもらえる。
なお、対象となっているのは天鱗のみなので、天殻、天玉などはカウントされない。
また、迅竜の天鱗や海竜の蒼天鱗といった、交換素材として登場するものもカウントされないので安心されたし。
- MHFでは「天鱗」という素材自体が存在しなかったが、
MHF-G10にてナルガクルガの輸入に伴って迅竜の天鱗が実装された。
また、天鱗特有のアイコンについてはG8におけるジンオウガ及び雷狼竜の天玉の実装と同時に実装されていた。
ただしアイテムボックスのアイコン種検索にはしばらく反映されておらず、
G9.1の頃にようやく鎧玉アイコンとともに追加された。
なお、運営が機能の追加を忘れていたのか猟団マークにはサービス終了まで使えないままであった。- 同作のオリジナルモンスター達には天鱗(あるいは天殻・天玉)はサービス終了まで追加されないままだったが、
その後MHR:Sにて復活を遂げたエスピナス及びその亜種には、
素材体系がメインシリーズ仕様になったのに合わせて新たに天鱗が追加されている。
- 同作のオリジナルモンスター達には天鱗(あるいは天殻・天玉)はサービス終了まで追加されないままだったが、