アイテム/怪力の種

Last-modified: 2024-11-27 (水) 04:31:43

目次

概要

  • 植物の種の1種で、食べると経絡エネルギーの流れが活性化し、武器倍率が3分間+10される。
    たかが3分と聞くと何だかショボそうに聞こえるが、後述の通り侮れない効果を持つ。
    ある程度慣れたハンターの中にはこれを常飲している者もそこそこいたり。
    また、調合に使う事で鬼人薬怪力の丸薬を作る事が出来る。
  • 効果時間に制限こそあるが、武器倍率上昇量は何と鬼人薬グレートの倍(P3では鬼人薬グレート+3)。
    また鬼人薬系とグループが違う為、効果を重複させる事も可能。
    ポーチが空いていたらとりあえず持っていっても損はない。
    • MHP2までのシリーズでは攻撃力UP【大】が倍率+10効果で全く同じ効果となる。
      これが3分も続くのだから、当時の基準で言えばまさに「怪力」といってよい効果である。
      MHP2G以降はG級の導入もあって攻撃スキルも強化され相対的弱体化となったが、
      ただ食べるだけで攻撃力UP【小】が発動すると考えると今でも馬鹿には出来ない。
    • MH3では通称「丸薬バグ」があり、詳しくは当該ページに任せるが
      種と丸薬を一緒に飲むだけで攻撃力倍率+25が3分続く、
      すなわち攻撃力UP【超】を時代を3年先取りしてアイテムで手軽に発動させる
      トンデモ効果を発動させるためのキーアイテムとして重用された。
      特に恐るべき体力で猛威を奮った上位ジエン神アルバにソロ挑戦するハンターに何百個も栽培されたのだとか。
    • MHWorldでは同じ効果だが範囲内の味方全員を強化できる鬼人の粉塵が登場。
      しかしこれも怪力の種とグループが異なるため、重複させることが可能であり
      両方を同時に使用すれば3分間武器倍率を+20にもできる。
  • MHP以外のPシリーズでは序盤における貴重な資金源でもある。
    農場の畑のウネに埋められる植物の中では売却時の価格が最も高く(140z)、
    モンスターのフンや釣りミミズを肥料にすれば大量に収穫出来るので、
    その内3つだけ手元に残し残りを全て売れば、1回辺り約2000z~3000z程度の儲けになる。
    使ってよし、売ってよしの万能アイテムである。
    • MHPではこの方法は非常に効率が悪い。なぜなら売値が買値の1/10(28z)だからである。
    • 農場システムの異なる3や3Gでも同じ方法で稼ぐことができる。
      1回毎に資源ポイントが80必要だが、資源はゲームが進むにつれ有り余ってくる上、
      P2やP2Gの時のように大量の肥料を必要としない。
      さらに、わざわざクエスト後にいちいち収穫する手間もないため、より効率よく資金稼ぎができる。
      資源がないなら、1回20Pで栽培できるウチケシの実(120z)を育ててもいい。
  • MHP2GやMHP3において、既存のデータを引き継いで新規にスタートする場合、
    元のデータのアイテムボックスを可能な限り怪力の種で埋めておくと資金源として役に立つ。
    普通にやると99999zしか引き継げないが、この方法で1枠(99個)あたり13860zを追加できる。
    特にMHP3では最大で1000枠埋められるので、
    その気になれば序盤でゼニーカンストも可能である。
    MHでは序盤の金銭管理も重要であり、まさしく強くてニューゲーム。
    買値の半分ではあるが、レア度3以下で買値の半額で売れるアイテムとしては一番高価である。
  • MHP3、MHX、MHXXでは食事(ドリンク)スキルの攻撃力UPと鬼人薬グレートが重複するので
    鬼人薬グレートの調合素材である怪力の種の需要が他の作品より高い。
    もっとも大量生産は楽な作品なので足りなくなることはないだろう。
    アイテムと食事だけでたった3分間とはいえ武器倍率が攻撃力UP超に匹敵する24も上がる。

オニボックリ

  • MHW:Iでフィールドギミックとして登場した植物。
    名前通りに見た目は枝に付いたままの松ぼっくり。 渡りの凍て地や導きの地の氷雪地帯に配置されている。
    効果は90秒のあいだ武器倍率が+5と、両方とも種の半分の効果しかないが、種や粉塵とは別扱いなので重複可能。
    見かけたら積極的に拾って損はない隠れた有能ギミックである。
    ただし、スタミナライチュウと同様に、マルチプレイでは採取状況が共有されているため一応注意。
    • 元ネタである松ぼっくりだが、あのガサガサとした物体自体は勘違いされやすいが種ではなく果実である。
      秋に公園に落ちているアレはさすがに食べられないと思われるが、
      中に入っている種子を取り出して食用とすることがある。いわゆる「松の実」と呼ばれる奴である。
      また、ロシアなど一部の地方ではまだ青く未熟な内に松かさ自体を穫って砂糖煮にしたりするらしい。
      なので、ハンターさんもさすがにあの硬い松かさをそのまま丸かじりしている訳ではなく、
      おそらくは中に入っている種を取り出して食している…はず。
    • 因みに、パイナップル(Pine-apple)はPineが松の木、Appleが古くは林檎だけではなく果実全般を指し、
      元々は松の実、つまり松ぼっくりの事を指した。
      それが松ぼっくりに似た形をしている現在のパイナップルのことを指すこととなった。
      ちなみに、この用法でのappleは廃れたため、松ぼっくりは現在Pine-coneと呼ばれる。
    • 松ぼっくり繋がりか、後にMHRiseで冷寒ヒヤボックリにグラフィックが流用されている。

関連項目

アイテム/忍耐の種 - 対となるアイテム
アイテム/実
システム/攻撃力
システム/武器倍率
モンハン用語/丸薬バグ

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