狩猟を補助する爆弾系アイテムの一つ。
概要
- セットすると自動で点火し、そのまま垂直に飛んで一定距離もしくは何かに当たると爆発する爆弾。
小タル爆弾とランゴスタの羽や飛甲虫の羽を調合して作る事ができる。
威力は小タル爆弾と同程度。アイコンは青い。- このように小タル爆弾と類似したアイテムだが、
小タル爆弾を含めた他の爆弾アイテムとは異なる点がある。
発射してから爆発するまでの全ての時間に攻撃判定があることだ。
一定時間経過、もしくは何かと接触した時点で爆発する。
その事に気をつけなければ、後述のような事故が多発してしまう。
- このように小タル爆弾と類似したアイテムだが、
- 真上に飛ぶため地上のモンスターには使いにくい。
そのため、普通は着地しようとする飛竜や元々大きなモンスターの下に潜って使う。 - また、壁や天井に張り付いたモンスターへの剣士の貴重な攻撃手段でもあり、
実際にフルフルやギギネブラの狩猟クエストでは支給品に入っていることもある。- もっとも、これは「攻撃できる」というだけであり、
実際には有効なダメージ源として使えるかというと微妙なところである。
天井に張り付いたフルフルの真下などは行くだけ危険な場所であり、
むしろ支給品に入っているのは罠とも言える。さすがはカプコン
- もっとも、これは「攻撃できる」というだけであり、
- より威力の高い大タル爆弾や使い勝手に優れる小タル爆弾の陰に隠れがちだが、
使い所は少なからずある便利なアイテムであり、運用にはインテリジェンスが試される。
必ず使われるのはアクラ・ジェビアの血晶石破壊時だろう。
他には剣士主体のPTでのドス古龍やアルバトリオンの翼破壊時に使われることも。
初期の作品では滞空中のリオレウスの安全地帯である真下に潜り込んで対空爆撃を行うこともあった。
- ソロプレイだと気づきにくいのだが、射程は意外と短い。
中空で爆発してしまうので、ある程度高いところにいるモンスターには当たらない。
着地際を狙う時にはなるべく引きつけてから使いたい。
- 更に威力のある「打上げタル爆弾G」も一部作品では存在する。
しかし、そうは言っても小タル爆弾Gと同程度の威力。
こちらは垂直ではなく斜め前方に向かって飛ぶが、使い方も使われ方も大差ない。
元よりダメージだけに期待して使うようなものでもないので、軌道で選ぶといいだろう。- 打上げタル爆弾にバクレツアロワナを調合すると手に入る。
しかしなぜか小タル爆弾Gと飛甲虫の羽を調合して手に入れることはできない。
組み立て手順の問題だろうか?
- 打上げタル爆弾にバクレツアロワナを調合すると手に入る。
- アイコンが同じアイテム、支給用大タル爆弾と間違って使われる事がある。
戦闘街やシュレイド城では支給品や採集によって両方手に入る事があり、
「支給用大タル爆弾を設置したつもりが打上げタル爆弾だった」という事がたまに起こる。
これだけなら笑い話だが、仲間が設置している時にこのミスをすると引火して爆発、そのまま昇天なんて事も。
- MHFではこれを応用して作られた「横打ちタル爆弾」も存在する。
水平の地面で使うと、その名の通りまるで地面を滑るかのように低空飛行で飛んでいく。
しかし、ちょっとした段差や上り坂に引っ掛かると即爆発するという問題点がある。- 場合によっては自爆に繋がるため、使い勝手は地形とタイミングに左右される。
しかし、モンスターに密着した状態で自爆すると小タル爆弾より早く自爆できるという特徴がある。
ラヴィエンテ戦などで顕著だが、この特性を利用することで、
緊急回避より長距離を移動できる便利な回避方法として親しまれている
とくにピンポイントでマグマ弾を降らせる攻撃は、緊急回避では避けきれずに即死してしまう一方、
自爆による長距離の吹っ飛びならばその攻撃範囲からも完全に離脱しきれるのが大きい。
- 場合によっては自爆に繋がるため、使い勝手は地形とタイミングに左右される。
- 水中で使用した場合は正面に飛んでいく。
ただしGは斜め上に進むので、地上以上に当てるには技術が必要。- 一番困るのはMH3Gのガノトトス討伐訓練で弓を選んだときだろう。
この訓練では打上げタル爆弾とバクレツアロワナが用意されているので、
可能な限り打上げタル爆弾Gを叩き込まないと、クリアタイムの短縮が狙えない。- 余談だがこの訓練、ついでに空きビンも用意されているという余計なトラップがある。
バクレツアロワナ+空きビンで爆破ビンの調合が出来るが、
この訓練の弓では爆破ビンは装填できない。間違ってこちらを調合すると泣きを見るので注意。
- 余談だがこの訓練、ついでに空きビンも用意されているという余計なトラップがある。
- 一番困るのはMH3Gのガノトトス討伐訓練で弓を選んだときだろう。
- MHP3とMH4(G)、MHX(X)ではオトモアイルーも使う。滞空するモンスターに対してはこれを用いる事がある。
攻撃力の影響を受けて威力が上がるため、場合によっては大型モンスターを撃ち落とす事もある。- しかし的が小さい上にフラフラと飛び回るブナハブラやランゴスタ相手にも使う事がある。
なかなか当たらず、それでも諦めずに追いかけて打ち上げるオトモを見てどう思うかは個人の自由である。
打上げタル爆弾を使う時は発射と同時にオトモも跳び上がるが、見た目が可愛い以外に特に意味は無い。
- しかし的が小さい上にフラフラと飛び回るブナハブラやランゴスタ相手にも使う事がある。
- モンスターの復刻が活発に行われたMHXでは新旧飛行性小型甲虫種が揃い踏みとなったが、
調合素材に採用されたのはMH4と同様ブナハブラの羽であった。
先発、後発も同様の対処がされている辺り、
どうやら調合対象はMH3以降に準じる傾向にある様だ。
- MHXのニャンタークエストにガブラス20匹討伐というものがある。
虫よりは大きいもののやはりフラフラ飛び回るガブラスをブーメランで狙うのは時間がかかり、
アイテムが使えないので音爆弾で叩き落とすことも出来ない。
そこで頭上に飛んできたところに打上げタル爆弾の技を使うと、
狭い範囲にいる他のガブラスもまとめて叩き落とすことが出来るので効率がいい。
アイテムとして消費するハンターとは違い、
ニャンターの打上げタル爆弾の技は消費ゲージ0なのでガンガン使っていけるのも嬉しい。- ちなみに、超音波笛の技で叩き落とすと周囲の他のガブラスが逃げてしまうため余計に時間が掛かる。
- MHX以降は乗り状態のモンスターへの他PCからの攻撃に関する仕様変更に伴い、
対空攻撃手段を持たない剣士達が乗ると上空へ飛びあがるモンスターへの蓄積援護として
打上げタル爆弾を使う事もある。
強力で隙の少ないモンスターが多いので、是非援護に参加して攻撃のチャンス作りに貢献しよう。
- MHRiseではついにリストラされてしまった。
今作では普通の小タル爆弾が投げられるようになったり、
翔蟲で空中攻撃がしやすくなったのが理由だと考えられるが、ちょっと寂しい。
余談
- チャットなどでは地味に名前を間違われやすいアイテムである。
「打ち上げタル爆弾」ではなく「打上げタル爆弾」である。- 2024年スシロー公式コラボの限定メニューに付属するピックにはモンハンあるあるネタが記載されているが、
太刀の裏面には「討伐後『歓喜』の打ち上げタル爆弾」と書かれている。
ニッチなネタを拾ってきたが、この間違いやすさも「あるある」ということか。
- 2024年スシロー公式コラボの限定メニューに付属するピックにはモンハンあるあるネタが記載されているが、
- MHXでのエリアルスタイルのジャンプ攻撃で高く飛び上がることができるが、
その高度と打上げタル爆弾の爆発範囲は被っているので
エリアルスタイルがいるときに使用する時は注意が必要である。
対人戦の対空砲火に使ってはいけない。
- タルを打上げるのは底から放出される詳細不明の推進力である。
つまり調合で使った飛行系の小型甲虫種の羽で羽ばたくわけではない。ドローン爆弾になってしまう
恐らくまっすぐ打ち上げるための安定翼としてくっつけているのだろう。
見た目が変わってるように見えないのは内緒。
それにしてもあのサイズで一体どんな構造をしているのだろうか…。
- 非売品のモンスター素材を使っているアイテムでありながら、
作品によっては普通に店売りしていたりする。
ハンターだから甲虫種素材を使うだけであって、他の材料でも作れるらしい。- 因みに販売価格は小タル爆弾156zより僅かに安い150zである。
何故かって?そりゃぁ使い所を選ぶからだろう。
- 因みに販売価格は小タル爆弾156zより僅かに安い150zである。
- MHWの祭り限定で、あたり判定はないものの打ち上げ花火も入手可能。
そしてアステラ祭で入手できる噴出花火【豊穣】にはあたり判定がある。
ガンランスの起爆榴杭の起爆に、そして打ち上げタル爆弾同様にスタイリッシュ不動ボマーのお供に利用可能。
関連項目
アイテム/爆弾
アイテム/小タル爆弾 - 打ち上がらないタル爆弾