アイテム/換金アイテム

Last-modified: 2024-11-08 (金) 21:34:34

売却以外の用途が基本的に存在しないアイテム群。

目次

概要

  • 通貨が存在するゲームでは、モンハンと同じく雑多なアイテムを売って
    お金に換えるシステムが存在するのがごく一般的であるが、
    その中でもお金に換える事だけを目的としたアイテムがこう呼ばれる。
    そのようなアイテムは使い道はほぼ無いが売却額だけは非常に高く設定されていることが多く、
    通貨とは別枠で保管でき、いつでもお金に換えられるので保険のようになったり、
    即座に売って資金の足しにし、買いたいものを買ったりなどのように使われる。
    • 無料DLCとしてさまざまな機会に配信されるアイテムパックでは、
      ゼニーは直接配布されず、これらの換金アイテムで代用される。
      所持金がカンスト付近でそれ以上は受け取れない…という場合を踏まえた配慮であろう。
    • シリーズによっては換金が主目的のアイテムが武器や防具の材料として必要になるケースも発生する。
      とは言え、そうした武器や防具の開放に絡むクエストでは報酬にて入手しやすくなっていたりするため
      換金アイテムを換金しまくったせいで目当ての武器や防具が作れなくなると言う問題は起こらない。
      また、そうした武器や防具に興味が無く、生産する予定が無かったとしても
      そうした「(素材用として)換金アイテムが入手しやすいクエスト」が集中的に回されたりもする。
  • 精算アイテムはポイントと共にお金にもなるので、これも換金アイテムと言える。
    とはいえ、こちらはクエストが終わると全て自動で変換されるため、
    アイテムボックスに取っておくことはできない。
  • 開発側が設定した換金アイテム以外にも、ちゃんと用途は存在するが使い道が少なく、
    しかも簡単に入手できて売値も良い、というアイテムが換金アイテムのように扱われることがある。
    モンハンの場合は終盤の強力なモンスターの素材が数千zで売れるため、
    腕にもよるが収集が容易であれば、その素材を稼いで売却するという金策が取れる。
    一部のレア素材なら売却額が万を超えるが、収集が難しく用途も重要なので売られることは少ない。
    • 炭鉱夫をやっていれば、相当な数の鉱石が大量に集まるが
      獄炎石や真紅蓮石などのレアな鉱石もマカライト鉱石ぐらい手軽に溜まるため
      欲しいお守り以外の全ての鉱石が換金アイテムとさえ言ってしまっても過言では無い。
      また、無用なお守りを売却してしまえるシリーズであれば、お守りさえも換金アイテムと化す。
    • 逆鱗や宝玉などのレア素材が欲しくて周回している間に皮や爪などのコモン素材が大量に余ってしまい、
      それをまとめて売り飛ばしても総額で見て結構な金額になる事も良くある。
      下位終盤から上位最終直前までの金策の主たる収入源となるケースもあり
      換金アイテムを探し漁るより、武器や防具の強化を素直に進める方が早く金が溜まる事も。
      本命の素材入手のクエストで、ついでに換金アイテムが得られるクエストを回ると手際が良い。

シリーズ毎の特徴

  • 代表的な換金アイテムは、ほぼ全ての作品に登場するのたまご*1である。
    基本的にクエスト報酬のおまけ枠として排出され、
    高額のたまごは高難易度のクエストの報酬など相応に厳しい入手手段となるが、
    一番安価な鋼のたまごはむしろ余る程入手できることも多い。
    また、換金アイテムにしては珍しく装飾品の素材などの用途が存在するのも特徴である。
    • MHXX以降は、ついに更なる上位版のプラチナのたまごが登場した。
      G級(マスターランク)のクエストの報酬などで手に入る。
  • 一方、クエストの報酬以外で手に入る資金という立場は精算アイテムが担っていたためか、
    はたまた使えそうなものなら何でも素材にしてしまうハンターの性分ゆえか、
    アイテムボックスに所持できる、狭義の換金アイテムの追加は行われない状況が続いていた。
  • MH3(G)では、モガの森特産品狩猟船のおまけとして、換金アイテムが大量に追加された。
    これ以降のシリーズでも、一般のクエスト外の要素で手に入るおまけとして換金アイテムが増加し始める。
    • MHWでは、配信バウンティの報酬という、たまご類の新たな入手手段が追加されたほか、
      交易船で調査ポイントと交換することで得られる換金アイテムが複数追加されたり、
      追い剥ぎの装衣ぶんどり刀を用いて専用の換金アイテムをドロップさせることもでき、
      更にMHW:Iでは蒸気機関管理所でも金・銀のたまごを入手できるようになった。
      換金アイテムを一括で売却するという便利な機能の実装も追い風となり、換金アイテムの存在感が増している。
    • MHR:Sでは、エルガドの船乗りのピンガルが航海で手に入れた物資をくれる。
      すべて使い道のない換金アイテムだが、どれも過去に登場した拠点に因んだアイテムとなっており、
      古参のハンターをニヤリとさせてくれる。
  • MHFでは、購入額と売却額が同額のチケットが存在した。
    持ちきれないお金をアイテムに代えて保管する用途に用いられる。
    メゼポルタのギルドは、現実でいうところの銀行のようなシステムも担っているのだろうか。
    • 実装当時は用途があったものの、のちの仕様変更に伴って事実上の換金アイテムに変更されたものもある。
      HCチケットがその筆頭と言えるだろう。
  • MHSTにも売却以外に用途のないアイテムが存在し、特異な状態のモンスターの討伐で手に入る。
    MHST2では一般モンスターの討伐でも大量に入手することができるようになり、
    換金アイテムのカテゴリに属すアイテムを一括で売却してしまうこともできる。

換金アイテム一覧

下記の一覧では主な入手手段とともにリストアップしたが、
これ以外の入手手段が存在するものもある。

共通

  • クエスト報酬

MH3(G)

MHP3

MH4G

MHW(:I)

MHR:S

MHF

MHST

MHST2

  • モンスター討伐
    • トロ肉
    • 大トロ肉
    • 小金の牙
    • 大金の牙
    • 千金の牙
    • 小金の鱗
    • 大金の鱗
    • 千金の鱗
  • 採取・クエスト報酬
  • オトモン探検隊
    • マタタビコイン
    • 太古のコイン

MHXR

  • 換金素材ツアー
    • 腐食した銅貨
    • 腐食した銀貨
    • 腐食した金貨
    • 太古の銅貨
    • 太古の銀貨
    • 太古の金貨

関連項目

アイテム/金のたまご - 全種の換金たまごを記載
世界観/ゼニー
ゲーム用語/金策
モンハン用語/銀行


*1 ただし鋼のたまごは一部のシリーズで登場を逃している
*2 MHWorld以降