ボウガンの弾の一つ。
MH3Gで初登場した。
目次
概要
- バクレツアロワナの保有する爆発性物質をカラの実に詰めた弾丸。
着弾した相手にダメージを与えつつ爆発物を付着させ、それが一定量に達すると炸裂する。
- 名前からすると当たった瞬間に爆発するかのようにも取れるが実際はそんな事はなく、
状態異常弾と同じように爆破属性値を蓄積させる必要がある。
リロードの速度は遅く、反動も強めなので使いどころには注意が必要。
- 近接武器における爆破属性ほど強力な性能ではなく、
弾自体の威力はLV1通常弾と同程度、持ち込める弾数も多くないとメインのダメージソースにするのは少々厳しい。
物理が通りにくい部位の破壊や爆破武器を持った仲間の補助が主な使い方になる。
一ヶ所くらいの部位破壊なら一度の爆破で可能なことが多いため、
ピンポイントで狙い撃ちならぬ狙い爆破を行えるのはソロでもPTでも使える場面がある。
- 変わった使い方としては、爆破属性は時間による蓄積値低下が無いため、
爆破発生の直前まで蓄積しておいて、モンスターがエリア移動などで空を飛んだら撃ち込んで怯ませ、
叩き落とすということもできる。
ただ怯みは確定というわけではないので、ネタの域は出ない。- MHXからは空を飛んでエリア移動するモンスターは、その際に一切の怯みを受けなくなったため、
この使い方はできなくなった。
一応空中のモンスターを落とす用途では使えるのでリオレウスなど、
頻繁に飛行する相手であればそこを狙うことはできる。
- MHXからは空を飛んでエリア移動するモンスターは、その際に一切の怯みを受けなくなったため、
- 弓には、これに相当するアイテムとして爆破ビンが存在する。
作品ごとの変遷
MH3G
- 「開発されてからまだ日が浅い、比較的新型の特殊弾」との触れ込みでシリーズ初登場。
MH3Gの頃は最新の弾丸だったためか、当時はまだ対応しているボウガンはかなり少なかった。
速射やしゃがみ撃ちに対応したボウガンとなるとさらに少ない。
ただし爆破弾追加のスキルを発動させればどんなボウガンでも使えるようになる。
また速射としゃがみ撃ちに関しては、やはりブラキディオスの素材との相性は良いらしく、
これ等であれば可能となっている。
しかしライト、ヘビィ共にデフォルトでは無反動で撃てなかったりするが。
MH4(G)
- 4シリーズにも続投。
モンスターに爆破属性の使い手が増えた結果、この弾丸に対応したボウガンも大幅に増えたのだが、
爆破ダメージの下方修正に対して持ち込める弾数や属性値(≒爆破できる回数)は変わっておらず、
結果的に利用価値も下がってしまった。
- なお、弾のアイコンはMH3Gではブラキの粘菌のような緑色だったが、今作からは橙色となっている。
おそらくは、爆発性の粉塵を使っての爆破属性を起こすモンスターが登場した故の変更だろう。
MHX
- MHXでは仕様が変わり、武器内蔵弾の一種となったほか、通常弾や貫通弾のようなLV制となった。
- しかし、この仕様変更で深刻な問題が発生。
武器内蔵弾はアイテム扱いではないため、調合によって数を増やすことができず、
内蔵された分の弾だけで爆破を何度も起こすことが非常に困難となってしまったのである。
とはいえ、調合できたとしても耐性上昇で爆破に必要な弾数もどんどん増えていくわけで、
どのみち主力にはなりえないのだが。
さらに問題となるのが、武器内蔵弾は使う必要がない場合も必ず持ち込むため、
結果的に使い勝手の悪い*1この弾が弾選択時に邪魔になってしまう点である。
特に強化する事によってLV1・2ともに内蔵されるようになるボウガンは、強化するほど邪魔が増えるという、
非常に困った弾丸という扱いを受けている。
せめて実用性がもっとあれば…。 - ちなみに同じく内蔵弾になった事で調合できなくなった仲間として斬裂弾がある。
こちらは威力・反動ともに悪くないため邪魔とまではいかないが、
尻尾切りに使いにくくなったことでやはり実用性が低下した。
とはいえこちらは弾数が厳しいだけで火力は出るしXXでは大活躍する事になるのだが
- しかし、この仕様変更で深刻な問題が発生。
余談
- MHWorldでは武器内蔵弾システムが撤廃され、再び調合で増産可能な形に戻る……かと思いきや、
なんと爆破弾そのものが未登場という結果になった。
爆破弾を差し置いて続投した爆破ビンは部位破壊の面で一定の評価は得ており、
爆破弾も続投していれば汚名返上を果たせたかもしれないだけに残念である。え?そうでもない?
- MHFにはG8.1で爆破属性が実装されたが、爆破弾及び爆破ビンは実装されなかった。
ただし弓については武器自体に属性を付ける形で実装されているので、
ボウガンだけが爆破属性と全く縁がない状態になっている。
既存の武器全てに爆破弾・爆破ビンのパラメータを追加するというのが現実的ではない他、
仮に対応したとしてもインフレが激しいMHFの環境下にて、
本家と同じ蓄積メインの仕様だと使われないと判断されたためだと考えられる。*2- 前者については特定の手段で弾丸の種類自体を変えるという方法であれば実現可能であるため、
例えば状態異常弾を爆破弾に変更するシジルなどの実装で対応される可能性はある。
- 前者については特定の手段で弾丸の種類自体を変えるという方法であれば実現可能であるため、
- よく考えると特殊な粘菌を付着させて爆破させるというプロセスが回りくどく感じられる。
というか何故絶命時に爆裂するバクレツアロワナで粘菌を付着させられるのか?
色々と謎が多い弾である。- バクレツアロワナで粘菌云々の疑問に関しては、
MH4からは粘菌だけでなく粉塵を使っての爆破を操るタイプのモンスターが登場したことから、
爆破属性自体は粘菌に限らず、バクレツアロワナの爆裂作用でも発現させられるものだと推測できる。
それだとなぜハレツアロワナやカクサンデメキンなどの他の爆発系の魚じゃだめかという疑問が浮かぶが。
- バクレツアロワナで粘菌云々の疑問に関しては、