回復アイテムの一つ。無印から皆勤を続けている古参アイテムの一つでもある。
目次
概要
- 減少した体力を最大まで回復させ、且つ最大値まで引き上げる、
厳密には「最大体力と同じ量の体力を回復する」効果を持つ回復アイテム。
そのため体力回復量DOWNなどでアイテムの回復量が落ちた状態では全回復しなくなってしまう。
基本的にはマンドラゴラと栄養剤グレートの調合で作る。
素材には必ず液体の薬を用い、実際に使用する場合でも「飲む」モーションだが、
アイコンは怪力の丸薬などと同じ袋のようなもの(色は黄色)になっている。
秘薬自体は少なくとも液体の薬ではないらしい。
- 主に瀕死になった時や力尽きてしまった時に仕切りなおしとして使用する場合が多い。
最大持込数は二個と非常に少ないが効果が非常に強力なので妥当だろう。
特にモンスターの攻撃がだんだん激しさを増すG級や凄腕では調合素材ごと持ち込むハンターも多い。- なぜかキリンのクエスト報酬に頻繁に紛れている。
キリンを討伐できるようになった頃にはありがたいアイテムでもないので、
正直報酬欄を埋めて邪魔だと感じたハンターもいるのではないだろうか。- おそらくは、キリンのモデルとなっているユニコーンの角に、
万能薬としての効能がある…という伝説からだろう。
演出としてはともかく、ありがたみはほとんどないが…。
- おそらくは、キリンのモデルとなっているユニコーンの角に、
- なぜかキリンのクエスト報酬に頻繁に紛れている。
- アイテムを盗む攻撃を使うメラルーやオオナズチなどは、やたらと秘薬を盗んでいくことが多い気がする。
特にオオナズチ剛種は剛種補正で秘薬を一気に2個持っていくことがやっぱり多い気がする。
- シリーズによってレア度が3だったり4だったりする。この差は意外と大きい。
レア度が4だとプレイヤー間で受け渡しができないため、
仲間がピンチになっても渡せないし、逆に自分がピンチになっても貰えない。
レア度4のシリーズでは少しだけ使うタイミングには慎重になった方が良いかもしれない。
もっとも事前に素材まで準備しておけば問題ないし、単独でクエストに挑む場合はそもそも関係ない話だが。
秘薬下さい。
シリーズ毎の変遷
MH~MHXX
- モンスターの攻撃力や調合確率、懐事情の兼ね合いもあり上位から世話になる人が多いだろうか。
特に上位中盤を過ぎる頃に回復薬グレートだけは心許ないため経験者は持っていて当然な認識になる。
- MH2やMHFでは回復薬×回復薬グレート×龍薬石でも作る事が出来る。
- MH3~MH3Gでは、序盤だと調合素材となるマンドラゴラや栄養剤グレートが手に入りづらい。
ここは行商人や交易で入手する方法がいいだろう。
MH3G以降は体力が最大な事が望ましいスキルも登場した。
- MHXXではアイテムお届け隊の登場により、力尽きる度に届けてもらうこともできる。
MHW(:I)
- 以前までは回復薬などと同じ液体を飲んでいるようなモーションだったが、
他のシステム・アイテムなどと同様変更が入り飲み時間が非常に短いという特徴が与えられた。
この変更は以降の作品でも継続して採用されている。
やはりアイコンどおりに丸薬のような形態なのだろう。
- さらに本作では調合がシステムごと撤廃され、常に100%の確率で調合が成功するようになったため、
調合素材分を持参しての運用が非常に行いやすくなった。
秘薬本体の枠を含めアイテムポーチ3枠の負担で7個、5枠の負担であれば12個の秘薬を
一度に運用することが可能。
秘薬の使用をショートカットに登録しておくと、秘薬がなくなった際でも手持ちに調合素材さえあれば
自動的に調合して使用されるので、咄嗟のタイミングでももたつくことなく全回復することができる。
量産体制さえ整っているのであれば回復薬グレート代わりに運用することも充分に現実的である。
- また、本作では体力上限の仕様が変わりスキルが別枠となった*1が、
秘薬の効果は食事と共有されたままである。
体力上限が引き上げられたことにより秘薬の回復量も実質的に増えており、
仕様変更を受けた体力スキルが攻撃力の高い歴戦個体と戦う上での保険として需要を持つが、
ダメージを減らすわけではないので、回復薬グレートでは回復が追い付かない場合がある。
そのため、上述した使用にかかる時間が少ないという点も含めて、
「歴戦個体の狩猟では基本の回復アイテム」という声も聴かれる。
- MHW:Iでも、高難度のクエストでは即死級の威力の技がバンバン飛んでくるため、
基本的に回復薬グレートでは回復が間に合わないという点は変わっておらず、
使用時の隙も含めて秘薬がメインの回復手段となることは多い。- 栄養剤グレート関連の素材や、マンドラゴラは植生研究所で量産可能であるが、
ケルビの角の入手はそれに比べるとやや手間がかかるため、近年の作品では珍しく、
いにしえの秘薬よりも秘薬の方が重宝されているという状況にある。
- 栄養剤グレート関連の素材や、マンドラゴラは植生研究所で量産可能であるが、
MHR(:S)
- 今作では体力上限上昇の効果が失われてしまった。
体力上限を上げるためには食事する、もしくはヒトダマドリを集める必要があり、
秘薬は単に現在の上限範囲内でのみ完全回復する回復アイテムに変更され、
いにしえの秘薬のスタミナ上限上昇効果もその時の最大値までしか回復しない。
使用感覚としてはMHFに登場する回復薬G2に近い。
- また、回復薬は口を付けるモーションの瞬間に一定量回復するよう仕様変更された一方、
秘薬は齧るモーションから実際に回復効果が出るまでにラグがある。
この関係上、MHWorld時代から一転して即応性で回復薬に劣るようになった。
今までのように「瀕死になったから咄嗟に秘薬」だけが最適解とはいかなくなっており、
例えば体力僅かかつ猛毒といった極限状態であれば回復薬のほうが安全と言える。
尤もそちらはそちらで回復量はごく僅かなので、そのあとのモンスターからの攻撃に気をつける必要はある。- とはいえ、能力が弱体したと言っても最大回復の強さ自体は健在で、
上記のように体力ギリギリ+猛毒という状況を除けばなんだかんだで秘薬のほうがまだ強いケースが多い。
特にVer.2.0以降で追加されたモンスターは一撃が重く、回復薬グレートの即時回復量では安全圏に脱せない、
加えてあちらの総合回復量でも回復が追いつききらないということもあるため、
最終的にはこれまで同様に秘薬を飲んでいくのが手軽かつ安全であるケースが多い。
- とはいえ、能力が弱体したと言っても最大回復の強さ自体は健在で、
- MHR:Sで登場のMRでは一気に大ダメージを受けるケースも多く、
上位以前と比べて重要度が上がっているのはMHW:I以前と同様である。
一方で本作初登場の要素である劫血やられでの回復量減少は秘薬も対象内で、
発症中に使用しても全回復とはいかず効果は落ちてしまう。
MHWilds
- 現状では最大値のリカバリが可能に戻ったというくらいで大きな違いはない。
一応こんがり肉で食事なしでの体力最大値のケアが可能となったことで使用頻度は若干落ちたと思われるが、
素早く即座に体力を全快できるため、結局のところ最前線の回復アイテムとして活躍できる。
回復薬の即時回復量がMHRiseより落ちた点も追い風だろう。
歴戦の個体相手だとなんだかんだ手痛いダメージを負うことも少なくないので、常備できると安心。- ただ、アイテムの増殖を行える施設の開放が今作ではかなり遅いため
過去作と比べ量産できるようになるまではやや時間がかかる。
- ただ、アイテムの増殖を行える施設の開放が今作ではかなり遅いため
- また、本作から実装された残り体力に応じて回復アイテムを自動選択してくれる「最適体力回復」では、
どれだけ残り体力が低かろうと秘薬は選択されないことには注意が必要。
緊急時の回復アイテムとして用いたい場合、別個ショートカットに登録しておくか、
アイテムスライダーからすぐ選択できる配置にしておくのがいいだろう。
- 体力の上限が上昇する効果の効果時間は15分。同様の効果を持つこんがり肉より短い。
こんがり肉よりも素早く使用できるため、モンスターが移動するまでの一時しのぎには十分だろう。
MHST
- 単純にHPを999回復する(=事実上の完全回復)というだけの効果に落ち着き、
上限を上げる効果は削除された。
バトルポーチへの持ち込み数は3つが限界となる。
オトモンによっては回復薬グレートでの300回復でも足りない場合があるため、
最大HPに優れるオトモンを引き連れている時はしっかり持ち込みたい。
なお、調合できるようになるのは物語の後半に入ってからとなる。
MHST2
- 前作MHSTと同じ仕様で登場したが、バトルポーチが廃止されたため所持してる分だけ使用できる。
極端な話だが999個持っているなら999回戦闘中に使用できる。
…のだが、同様のことはいにしえの秘薬にも言える上に、
あちらはクリア後であれば各地の茶色い宝箱から出るわ、
【討伐】リオレウス希少種の報酬で2個貰えるわでこちらより集めやすく、
通信対戦であれば話は別だが、こちらはどうも影が薄い。
類似アイテム
いにしえの秘薬
- 減少した体力の全回復+HP&スタミナを最大値まで引き上げる効果を持つ上位互換アイテム。
ただし一個しか持ち込む事ができず、調合難度も高い。アイコンは赤い袋。
秘薬とは違い、調合するには活力剤とケルビの角が必要になる。
その為に今日もモガの森やケルビクエでケルビの角を剥ぎ取るハンターが後を絶たない。 - MHRiseでは秘薬同様体力上限上昇の効果が無くなった。
- "いにしえの"とあるが、別に古い方が効果があるわけでもない。
古の昔に製造法が失われた薬、というなら納得できるが。
- "いにしえの"とあるが、別に古い方が効果があるわけでもない。
マンドラゴラ
- 上述の通り栄養剤グレートと合わせて秘薬の素材であるキノコだが、
MH4で初登場したスキル「キノコ大好き」を発動させると食べられるようになり、
その効果はなんと秘薬と全く同じ。
「調合分まで含めて12個」という最大数は変わらないがポーチに余裕ができ、調合の手間を省ける便利アイテムとなる*2。
どうやらマンドラゴラを素材として用いることで、あの回復力を生んでいるようだ。
支給専用秘薬
- その名の通り支給品としてギルドから提供される秘薬。
ボックスに最初から入っている事が少ないため、入手は基本的に街や戦闘街での採取のみとなるが、
何故か元とは違い3個まで持てる。
調合分まで含めても12個しか持てない事の救済だろうか*3。
密封秘薬
- MHFの天廊遠征録・狩煉道で購入できた専用の秘薬。
効果は同じ。
余談
- 世間一般で言う秘薬とは、
- 製法などを秘密にしている薬。
- 特別な効能のある薬。妙薬。
しかしMHシリーズの秘薬は製法を隠している様子が見られない。
むしろ調合素材を知らないと地雷とみなされる。
一応【月刊 狩りに生きる】などでは紹介されていない。
ハンター達の間でしか伝わっていない製造法で作っているのだろうか?
後者の意味ならば飲むだけで全身の傷が癒えるその効能はまさに妙薬と言える。
- プレイヤーからすれば便利な回復アイテムの一つだが、さる引退したハンターの記述では
「体力を最大値まで上昇させるアイテムが存在するらしい」という噂として紹介されており、
本当に存在するかも疑わしいモノとして扱われている*4。
秘薬を当たり前の様に調合・生産・使用している主人公はやはり相当規格外な存在である。- たとえ調合できなくても支給専用秘薬くらい見た事あるだろ、と思う人もいそうだが、
一般的なハンターは「下位ハンター」であり、下位のまま引退する者も珍しくない。
下位クエストで秘薬が支給される機会など滅多にないため、
それを含めて秘薬を噂程度でしか知らないという者がいるのはそう不思議な事でもない。 - ノベル版第2弾の4巻では、キオが支給品の秘薬は使ったことはあっても調合法自体は知らず、
その調合法を他のハンターからあっさりと教えてもらったことを知ったエーデリカは大層驚いていた。
ノベル版の世界では秘薬の調合法を知る人物は中々いないようで、
本来はそれを他者から教えてもらうには相応の対価が必要になるほど貴重な物らしい。
- たとえ調合できなくても支給専用秘薬くらい見た事あるだろ、と思う人もいそうだが、