アイテム/袋

Last-modified: 2023-02-11 (土) 18:12:07

「袋」とは皮や布を加工し、小物などを収納できるようにした道具である。
モンハンにおいてはモンスターから入手できる素材アイテムの一系統として扱われる。
主にブレスや毒攻撃のエネルギ-を蓄えておくためのモンスターの内臓器官。

目次

概要

  • 大半のブレスを吐くモンスターはこの器官を備えており、ブレスの成分をこの中に溜めこんでいる。
    火炎袋毒袋氷結袋など様々な種類があり、これらも他の素材と同様に剥ぎ取ることが出来る。
    ただし中に詰まっている成分は当然どれも危険なものばかりなので取り扱いには細心の注意が必要である。
  • 麻痺袋を持つチャナガブルのように、ブレスを吐かないにも関わらず、袋を備えるモンスターも存在する。
    ブレスとして使用しなくとも等から成分を滲ませて攻撃に使用するようだ。
  • なお、この項ではブレスを吐く器官以外の袋状の素材についても解説する。
  • 地味にストッパーになりやすい素材として有名。
    特に、電気袋や凍結袋、睡眠袋辺りは微妙な入手確率の割に(該当モンスターの武器以外でも)
    複数個要するケースが少なくない。
    MH4(G)ではマカ錬金屋で増やせたりもしたが、これも低ランク素材のみである。
  • おそらく元ネタは昔の怪獣図鑑によく載っていた「怪獣大解剖」とかに書かれている「〇〇ふくろ」。
    この手の解剖図では、どこに繋がってるかもわからない怪獣独自の謎の器官に
    「ふくろ」と命名されることが通例であった。

袋素材一覧

  • 凄腕で入手可能な袋は「汎用素材」の扱いである。
    なぜか凄腕でしか袋素材が剥ぎ取れないモンスターも一部存在する。
  • MHG・MHPでは獲れる袋は、後の作品では一段階低いランクで獲れる
    (全ての袋が該当するわけではなく、例えばGクラスで獲れる猛毒袋がMHP2Gでは上位で獲れる、など)。
  • 各種アイテムの詳細はそれぞれのリンク先も参照していただきたい。
素材袋
現在、クラゲ型遊泳魚からのみ剥ぎ取れる袋。
クラゲがそのような袋を体内に持っているというよりは、
クラゲの丸く柔らかい皮を袋のように使用しているというイメージの方がしっくりとくる。
文字通り素材玉の代わりとなるアイテムだが、
汎用性の高そうな名前とは裏腹に、現段階では用途はこやし玉の生産のみである。
ただ、素材玉で作る時より最大生産数が多い。
鳴き袋
一部のモンスター達が大声を上げるときに使用する臓器。
破裂した際に鼓膜が破れるほどの大きな音が鳴る。
基本的には、クエストランクによる種類の違いはない。
ちなみにポボルバルムには「発音袋」という、こちらも音に関係する袋素材がある。
ティガレックスからは極めて稀に、轟竜の大鳴き袋という特異な内臓器官が手に入る。
だが規格外なほどの音圧を放つために、音爆弾の素材にも武具に加工することも出来ない。
毒袋・猛毒袋・劇烈毒袋・劇毒袋・疫毒袋
毒属性攻撃を得意とするモンスターから入手可能な臓器。
致死性の毒液が大量に詰まっているため、取り扱い注意。
毒袋は下位、猛毒袋は上位とG級、劇烈毒袋はMHP2GとMH4G及びMHXXのG級、
劇毒袋は変種の汎用素材、疫毒袋はMHFのG級素材。
麻痺袋・強力麻痺袋・濃縮麻痺袋・強麻痺袋・虚麻痺袋
麻痺属性攻撃を得意とするモンスターから入手可能な臓器。
神経性の猛毒が大量に詰まっているため、取り扱い注意。
麻痺袋はMHP2G以前では下位と上位、強麻痺袋は変種の汎用素材、虚麻痺袋はMHFのG級素材。
強力麻痺袋は3系統では上位、MH4GではG級。濃縮麻痺袋はMHXXのG級。
睡眠袋・昏睡袋・卒倒昏睡袋・催眠袋・爆睡袋
睡眠属性攻撃を得意とするモンスターから入手可能な臓器。
睡眠効果のある粉塵を溜める器官であり、粉塵を吸うと瞬く間に昏倒する。
睡眠袋は下位、昏睡袋は3系統では上位、MHP2GとMH4GではG級、卒倒昏睡袋はMHXXのG級、
催眠袋は変種の汎用素材、爆睡袋はMHFのG級素材。
上質な素材が特に入手しにくく、G級クラスのモンスターでも昏睡袋が入手できない場合が少なくない。
ウラガンキンなど、強力な睡眠攻撃を仕掛けてくるにもかかわらず
この手の素材が入手できないというモンスターもいる。
火炎袋・爆炎袋・業炎袋・発火袋・烈火袋
火属性攻撃を得意とするモンスターから入手可能な臓器。
可燃性の粉塵が詰まっているため、取り扱い注意。火を起こすための燃料として使われている。
火炎袋は下位、爆炎袋は上位、業炎袋はG級、発火袋は変種の汎用素材、烈火袋はMHFのG級素材。
水袋・大水袋・特大水袋・嵐気胞・貯水袋・水泡袋
水属性攻撃を得意とするモンスターから入手可能な臓器。
名前から分かるとは思うが、水を溜めておく器官である。貯水袋は取り扱い注意。
水袋は下位、大水袋は上位、特大水袋はG級、嵐気胞はアマツマガツチ固有素材
貯水袋は変種の汎用素材、水泡袋はMHFのG級素材。
水袋系はMHP3以降専用の素材で、水属性の袋としてシリーズに初登場したのはMHFの貯水袋である。
電気袋・電撃袋・雷電袋・発電袋・雷撃袋
雷属性攻撃を得意とするモンスターから入手可能な臓器。
電気を溜め込み、衝撃を受けると放電するため取り扱い注意。
電気袋は下位、電撃袋は上位、雷電袋はG級、発電袋は変種の汎用素材、雷撃袋はMHFのG級素材。
3系統では電気袋を持つモンスターは登場せず、下位素材だけオミットされていた。
氷結袋・凍結袋・瞬間凍結袋・氷冷袋
氷属性攻撃を得意とするモンスターから入手可能な臓器。
氷核物質の生成を担う器官であるため、取り扱い注意。
氷結袋は下位、凍結袋は上位、瞬間凍結袋はG級、氷冷袋は変種汎用素材。
氷結袋~瞬間凍結袋はMH3以降の専用素材で、最初に登場した「氷属性の袋」はMHFの氷冷袋である。
MHXでは下位に氷結袋を持つモンスターが登場しない関係で今度は氷結袋だけがオミットされてしまった。
なお、凍結袋はMHFのG級素材としても扱われるので同名だが違う素材という点に注意
(なお、MHFに登場する凄腕ランクのベリオロスから得られるのは「氷牙竜の凍結袋」である)。
爆破袋・大爆破袋
爆破属性を得意とするモンスターから入手可能なアイテム。
起爆性を持つ物質で満たされており、取り扱い注意。
現時点ではMHSTシリーズにのみ登場しているアイテムで、元々爆破属性を操るモンスターが非常に少ないため、
他の袋系素材と比べると入手する機会が限られる。
なお、入手可能なモンスターからすると「臓器」であるかは疑わしく、説明文にも詳しくは書かれていない。
ちなみにMHST2では爆破袋が大タル爆弾Gの調合に必要。
甲虫の腹袋・上質な腹袋・極上の腹袋・特上な腹袋・きれいな腹袋・輝く腹袋
オルタロスの腹部の袋状の器官。
普段はここに様々なものを溜め込み、溜めたものによって色が変わる性質がある。
稀に金色に輝く腹袋をもつ個体がおり、その腹袋は素材には使えないが高級食材として人気がある。
甲虫の腹袋は下位、上質な腹袋は上位、極上の腹袋(特上な腹袋)はG級の素材。
きれいな腹袋は下位、輝く腹袋は上位の精算アイテムである。
なお、MHP3においては甲虫の腹袋がレア度6、上質な腹袋がレア度4となる表記ミスが確認される。
毒妖鳥の喉袋・大喉袋・特大喉袋
毒妖鳥プケプケの喉に備わった器官。植物を摂取することで大きく膨らむ。
この膨らんだ「毒活性化状態」では体内に有する毒袋から送られた毒液と植物が混じり、
プケプケの毒液をより危険な物へと変質させる。
植物と混ぜ合わせる性質故か、上記の毒袋とは別の物として扱われる。
水妖鳥プケプケ亜種からは水妖鳥の特大喉袋という素材が手に入る。
プケプケ亜種の頭部にある巨大な喉袋で大量の水を溜めこむことができる。
こちらも前述の特大水袋とほとんど同じ物にも思えるが、それとは別けて取り扱われる。
また、導きの地に出現する屈強な個体からは通常種は甘く香り立つ喉袋、亜種は潤いに満ちた喉袋
さらに歴戦の個体からはそれぞれ歴戦の猛毒喉袋歴戦の大水喉袋が入手できる。
喰血竜の袋・喰血竜の血袋(濃血袋)・喰血竜の麻痺袋(強麻痺袋)・喰血竜の毒袋(劇毒袋)
バルラガルの器官で、吸血したモンスターによって性質が変化する。
吸血されるはずだった中型モンスターを先にハンターが狩猟してしまったり、
吸血させる前にバルラガルを狩猟したりすると通常の袋以外の素材は入手できないので注意。
凄腕なら喰血竜の血袋(ドスランポス)/麻痺袋(ドスゲネポス)/毒袋(ドスイーオス)となり、
G級なら喰血竜の濃血袋/強麻痺袋/劇毒袋となる。
該当モンスターとバルラガルの血が混じっているようだ。
ただし、凄腕の素材には現在のところ用途が見つかっていない。
また、これらとは別に喰血竜の混水袋という貴重な素材も存在する。

関連項目

アクション/ブレス
システム/状態異常
モンスター/ガレオス - 設定上では「砂塵袋」という内臓器官を持つらしいが、素材として扱われた例は無い
モンスター/イビルジョー - 固有の希少特産品が「世界を喰らう胃袋」。だがアイコンは「袋」ではなく「錨」の形