MHPに登場するトレジャーの一つ。
概要
- ジォ・テラード湿地帯に生息するヤドカリの一種。
大きくて立派なヤドを何より優先して求める習性を持つ。
しかし、その第一目標を優先するあまり、移動の利便性すら蔑ろにしてしまうという難儀なヤドカリである。
独特なヤドを持つ豪邸ヤドカリはコレクターの間で人気が高く、取引が行われているという。
- 特に際立った特徴は無い、ごく普通のトレジャーの一つ。
しかし、その割には入手確率が低く、滅多に手に入らない。
なお、このトレジャーが入手できるポイントでは、小タルやら回復笛やら、
豪邸ヤドカリがヤドとして利用できそうなアイテムが高確率で採取できる場合が多い。
- MHP当時、まだ甲殻種のモンスター達はカテゴリーすら存在せず、当然狩猟の依頼など一つも無い状態だった。
また、当時は女王エビやリュウグウガニといったアイテムもまだ存在していなかった。
それを考えると、豪邸ヤドカリはそれらMH世界の甲殻類全般における先輩と言える。
(ゲーム的に)後輩たちの方がはるかに輝かしい活躍をしているなどとは口にしてはいけない。
- 因みにアイコンは「虫」である。しかも緑色である。
色はまぁさておき、虫のアイコンなのは節足動物だからだろうか?
余談
- 公式の言及は無いものの、おそらくダイミョウザザミやショウグンギザミとは全くの別種である。
ヤドカリは分類学では十脚目異尾下目に属する生物だが、
ダイミョウザザミやショウグンギザミは十脚目短尾下目という現実世界の「カニ」と同じ分類に属しており、
(現実世界の基準を前提とした場合、)彼らはその見た目に反してそもそも「ヤドカリ」ではないという事になる。
ただ、彼らは爪を含めても脚が6本しか無い(通常はカニは計10本、ヤドカリは計8本である)など、
現実世界のカニともヤドカリとも異なる特徴を持っているので、これ以上踏み込んだ言及はできない。
- 利便性を失うほど外見を重視したヤドを作るという、非効率ともいえる習性を持つ豪邸ヤドカリだが、
現実世界では異性へのアピールのために実用性を度外視した
アピール性重視の装飾やオブジェの建造を行うという習性を持つ動物も存在する
(特に鳥類などで多く、広義でいえば人間の化粧などもそうである)。
ゲーム中に解説はされてないが、豪邸ヤドカリも立派なヤドを持つほど同種の異性にモテる生物なのかもしれない。