MHP2から登場した、防具の強化に使用する素材。
合わせて、MHP3にのみ登場する「武具玉」についてもここで説明する。
目次
概要
- 比較的最近になって採掘されるようになった、熱に対して特殊な反応を見せる玉石。
これを高温の炉で昇華させた気体を防具に蒸着させる事によって、直接防具の強度を高める事が出来る。
純度によって様々な上位種が存在し、強固な防具になる程、更なる強化にはより純度の高い鎧玉が必要になる。
どのくらいまで強化できるのかは防具によって異なる。
- 「防具の強化」という概念はMH2で初めて実装され、
同作では素材を使ったレベルアップと派生強化制が採用されていた。
だがこれはメリットの割に手軽さを欠く*1という点で不評であり、
MHP2より、メインシリーズでの防具強化はこの鎧玉が担うことになった。
なお、読み方は「ガイギョク」ではなく「よろいだま」と読む。
グレードが上がった場合「じょうよろいだま」「しんよろいだま」などとなる。
- 一般的に「鎧玉」と呼ばれるものは純度が最も低い鎧玉であり、
以降、純度が高まるにつれて
「上鎧玉」「尖鎧玉」「堅鎧玉」「重鎧玉」「王鎧玉」「真鎧玉」「剛鎧玉」「天鎧玉」「絶鎧玉」
と名称が変わっていく。
なお、現時点ではここにある全ての鎧玉が登場したシリーズは存在しない。
絶鎧玉がMHF独自のものであり、かつ王鎧玉がMHFに登場しないことから、
メインシリーズに歴代の鎧玉が登場+絶鎧玉が輸入されることがない限り
ひとつの作品に全ての鎧玉が揃うことはないだろう。*2作品 無印 上 尖 堅 重 王 真 剛 天 絶 MHP2 ◯ ◯ - ◯ ◯ - - - - - MHP2G ◯ ◯ - ◯ ◯ ◯ ◯ - - - MH3 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - - - - - MHP3*3 ◯ ◯ - ◯ ◯ - - - - - MH3G ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - ◯ - - - MH4 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - ◯ - - - MH4G ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - ◯ ◯ ◯ - MHX ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - - - - - MHXX ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - - - MHWorld ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - - - - - MHW:I ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - - - MHRise ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - - - - - MHR:S ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - - - MHF ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ - ◯ ◯ ◯ ◯ - 各種鎧玉を調合する際のレシピも作品を追う毎にちょくちょく変わっている。
- ちなみに、ここまで挙げた13作品で皆勤しているのは無印、上、堅、重の4種。
つまり「鎧玉」という概念が登場したMHP2初出の4種すべてが皆勤していることになる。
逆に、登場作品が最も少ないのは1作品の絶鎧玉、
次いで2作品の剛鎧玉と天鎧玉、そして4作品の王鎧玉となる。 - 「無印」→「上」→「尖」→「堅」→「重」→「王」→「真」→「剛」→「天」→「絶」と変わっていくが、
真鎧玉以降は無印・真、上・剛、尖・天、堅・絶と対応させてみると、
鎧玉以降の色を少し薄くしたものになっている。
もし絶鎧玉の上が出るとすれば、重鎧玉に対応して赤色を薄めた色合いになるのかもしれない。- 絶鎧玉は派生作品のMHF独自のものであるため、
メインシリーズに限って考えれば天鎧玉の上が……となる。
ただ、それでも絶鎧玉は紫を薄めた(あるいは近い)桃色なのだから不思議なものである。 - 「絶鎧玉は2ループ目における重鎧玉的立場であり、
メインシリーズでは上下それぞれに1つずつ入る余地がある」という形にも見える。
- 絶鎧玉は派生作品のMHF独自のものであるため、
- MHP2以降のメインシリーズに登場する防具はMH2の防具強化システムの難点であった
「強化しないと防具スロットが空かない」という点に対応すべく、
最初から防具スロットが空いており、強化で変化することはない。
亜種防具なども、全てMHP以前の一発生産方式に変更されている。
MHXの二つ名防具を除くと、鎧玉を投じて強化しないことで生じる影響は防御力のみである。
- ちなみにどの装備にどの鎧玉が必要になるかは決まっており、
鎧玉で強化できる回数も、防具によって決まっている。
- MHFではMH2の仕様が引き継がれており、防具強化は素材を投じたものになっていたが、
2016年3月より、HR帯の装備の大半においてレベルアップの素材が鎧玉に変更された。
強化によってスロットが空いたり次の段階に派生出来たりという点は変わらないが、
特定の鎧玉で強化できる回数については防具によって決まっている。
入手手段
- 鎧玉の入手手段はシリーズや鎧玉の種類によっても微妙に異なるが、大きく分けると以下3つに分類される。
- 採掘で直接入手
- 鎧石と他の素材を調合
- クエスト報酬として入手
- 基本的に純度の高い鎧玉はその分入手が難しくなり、
物によってはクエスト報酬でしか得られないという場合も。
鎧石調合も、貴重な採取(採掘)素材との掛け合わせとなることが多く、
大量の数をそろえるのは難しいケースもある。
- 基本的に天鎧玉だけは全シリーズ(MH4GとMHF)でほぼクエスト報酬限定入手となる。
(MH4Gでは発掘装備の素材還元でも手に入る)
また、重鎧玉はシリーズによって入手性がコロコロ変わっていったことでも知られている。
詳しくは後述。
- MHWやMHRiseでは基本的に鉱脈からの採掘が不可能となっており、それぞれ別の入手システムが存在する。
シリーズ毎の変遷
MHP2(G)
- 鎧玉と鎧石が初登場したMHP2だが、
鎧石はごく一部のクエスト報酬などでしか入手ができず、入手率も非常に低かったため、
基本的には採掘か報酬での入手となっていた。
MHP2Gでは鎧石の入手が楽になり、各種鎧玉の入手もやりやすくなっている。
- 重鎧玉はMHP2では調合レシピすら存在せず、
特定の上位クエストをクリアし、入手確率1~2%の報酬で手に入れるか、
集会所★3以上のクエストを全て制覇してご褒美として10個貰うかのどちらかという激レア品だった。
上位段階である王鎧玉と真鎧玉が追加されたP2Gでは調合レシピが一応追加はされたのだが、
鎧石+ピュアクリスタルという1パターンしかなく、
真鎧玉は集まったが重鎧玉が足りない、という事が起こることがあった*4。
- また、MHP2GではG級素材のハズの王鎧玉を上位HR4時点で手に入れることが出来る。
HR4に上がると樹海でトレジャー!を受注できるようになるのだが、
こちらの金冠報酬には王鎧玉が存在するためである。
こちらはレザーライトS等があればそれで充分な装備になるので用意はこちらの方が簡単であり、
何より樹海で王冠に乗せるのは実はそこそこ簡単である。
ただし、上位時点で王鎧玉が手に入ったところで精々防御力は10しか強化出来ない上、
そもそも一部防具では王鎧玉での強化は重鎧玉で強化した後でなければ出来ない。
また、金冠に乗せるのが容易いとはいえ、その容易さを実現するには
トレジャーにしては強めに設定されたイャンガルルガを倒さなければいけないため、
リスクとリターンがかみ合っている訳ではないが。- ちなみに同作では村上位最終クエストがある関係上、
真鎧玉もHR1で入手することは理論上できる。あくまで理論上だが。 - ウカムルバスの撃破後、防具強化の最大レベルが増加する。
加工屋によれば、真鎧玉の潜在能力を限界まで引き出し、
さらに高い防御力を持たせる事が可能になったらしく、
これにより、従来の方法で最大レベルまで強化された防具でも、
さらに強化が可能になったようだ。
- ちなみに同作では村上位最終クエストがある関係上、
- MHP2Gで登場した王鎧玉は以後のシリーズではしばらく登場していなかったが、
MHXXでラオシャンロンやドスギアノスと共に約9年ぶりに復活することになった。
MH3~MH3G
- MH3では5種類の鎧玉が登場する。
最もレアリティが高いのは重鎧玉で、本作では採掘限定アイテムである。- MH3では鎧玉での強化が限界に達した下位防具に素材を投入することで、
更に防御力強化が可能となるシステムが存在していた。
これは同作の防具数の少なさをカバーするための仕様と見られ、以後のシリーズでは採用されていないが、
下位防具にも優秀な防具があり、上位の防具と組み合わせるとスキルが充実する、
今まで下位で装備して、上位の装備が出来たら倉庫行きであった下位装備も活躍できたために、
これが継承されなかったことに残念に思ったプレイヤーも少なからずいるようである。- ちなみに「鎧玉でレベルアップ、それが限界に達したら素材を使用して段階を進める」という流れは、
後述するがMHFのHR帯防具がかなり近いものになっている。
ただしシステム自体が異なるため、MH3でこの強化を施しても防具スロットなどは変わらない。
- ちなみに「鎧玉でレベルアップ、それが限界に達したら素材を使用して段階を進める」という流れは、
- MH3では鎧玉での強化が限界に達した下位防具に素材を投入することで、
- MHP3では鎧玉そのものが存在しない。
これは後述する「武具玉」がその役割を担っているためである。
- MH3Gでは再び鎧玉が復活したが、MH3式の強化システムはオミットされている。
重鎧玉がG級用のものになったが、本作でようやくエルトライト鉱石と鎧石の調合レシピが登場。
採掘・基本報酬でも入手できるため、入手はしやすくなった。
MH4
- 今作では、甲虫種のクンチュウから鎧玉を剥ぎ取ることができる。
本作は序盤での鎧玉の安定入手に難があるので狙ってみてもいいかもしれない。
- また、本作とMH4Gでは鎧玉を武器の強化に使うこともできる。
といっても、発掘装備のみではあるが。
- MH4では真鎧玉の入手条件が非常に限られている。
鎧石との調合では入手できず、レベル76以上のギルドクエストの基本報酬のみ。
この条件に当てはまるモンスターは防御力400台では瀕死または即死する攻撃を持つため、
「真鎧玉を入手するために真鎧玉が欲しい」という矛盾が生じることとなる。
ただ、本作ではインターネットオンラインがあり簡単に協力プレイができること、
基本的な難易度は上位であり、真鎧玉での強化をしなくても進められることから、
真鎧玉の入手・強化はやりこみ要素の一つとして考えた方が良いだろう。
- と言いたいところだが、今作は重鎧玉どころか堅鎧玉までもかなり入手しづらい。
採掘で出てくるのは尖鎧玉までで、以降はクエスト報酬及び鎧石による調合限定だからである。
更にHR一定以上で強化個体のクエストが出現するため、
ギルドクエスト以外でも堅鎧玉以上の鎧玉の需要は非常に高い。
堅鎧玉は一つの防具につき使用する数は3、4個ほどなのでまだいいが、
重鎧玉は多数必要であり、おまけに発掘武器にも使うため、不足するケースが後を絶たない。
結局堅鎧玉及び重鎧玉の救済措置も取られなかったことから、この仕様に不満の声が多いのも事実である。
MH4G
- 前述の通り新たな鎧玉として剛鎧玉と天鎧玉が登場。
この仕様変更もあってかMH4→MH4G引継ぎの際には、真鎧玉のみ強化分が外れる(発掘装備の武器は除く)。
その際に真鎧玉及び支払ったゼニー・旅団ポイントは全て未使用状態のように回収される。
- 一応、引き継いですぐに真鎧玉による強化はできるが、その回数は防具にもよるが大体1~3回。
上昇幅も2のままなので、真鎧玉では重までの強化より若干マシ程度にしかならない。
それ以降の強化は剛鎧玉より上のレベルでないと行えないが、
通常クエストで手に入る剛鎧玉程度だと4の最終強化には至らないケースが殆ど。
おまけに本作では下位・上位の防具とG級防具との差が激しく、
上位で剛の限界まで強化してもG級の重までの強化に届かず、
下位に至っては剛まで強化を終えてもG級防具の初期防御力にも届かないケースが殆ど。
スキルにしてもG級防具の大半が上位シリーズの上位互換+αになっているケースが多いので、
鎧玉を注ぎ込んでまで下位・上位防具を使い続ける恩恵は過去作以上に薄いと言える。- とはいえ真鎧玉も返ってきてるので無駄にはならない……と言いたいが、
本作ではG級防具の大半は重の次は剛鎧玉であり、真鎧玉は使用しない。
おかげで大量の真鎧玉がアイテムBOXを圧迫した挙句、
使い道もない大部分が売却・処分される運命にある。
新たに武器防具を製作するにはお金が掛かるので、
可能な分だけ強化したらさっさと金策に回してしまっても然程問題はない。 - ちなみに、このような仕様になった理由については公表されていないが、
ユーザーからは「改造ギルドクエストで不正に真鎧玉を荒稼ぎしたハンターが
無印MH4から強力な防具を持ち込めないようにするためではないか」
といった推測が出ている。 - MH4G発売前の段階で、
「MH4をやり込んだ分は絶対に損させない」という旨の発言を藤岡氏がしていたこともあり
真鎧玉が殆ど無意味になってしまうこの仕様変更は批判されることが多い。 - ただし真鎧玉も全くの無用というわけではなく、発掘装備の強化には相変わらず使用する。
ただギルドクエストのレベルを上げる過程でも手に入るので、
やけになって全処分とかはせずアイテムBOXを圧迫しない程度に残しておくのがベストといえる。
- とはいえ真鎧玉も返ってきてるので無駄にはならない……と言いたいが、
- なお、各鎧玉の入手難度は大幅に緩和されており、
G★1までで登場するフィールドで堅鎧玉、重鎧玉が採掘できるようになり、*5
G★2からの旧砂漠<夜>・地底火山・天空山ならば剛鎧玉をレアではない鉱石からも採掘可能。
これは前作での「重鎧玉が手に入りにくい」「竜人商人を含めて鎧石の入手手段が極めて少ない」等の
不満に対する開発側からの答えなのかもしれない。
ただし天鎧玉は前作の真鎧玉同様高レベルのギルドクエスト限定となる。
とはいえG級探索で派生したばかりでも危険度の高い相手であれば、
報酬に並ぶことがあるため4での真鎧玉に比べれば入手は格段に楽になっている。
またそうでなくとも、剛鎧玉強化の時点で大抵の場合防御力は一先ず700を超えるものも多く、
かつ敵の攻撃力も若干ではあるが相対的に落とされ、そもそも計算式からして
剛鎧玉での限界である防御力700前半から天鎧玉での限界である防御力700後半~800前半になる程度では
明確なダメージ差は付きにくい(700で即死ならば800以上でもほぼ即死である)。
そして、防御力を補いうる要素であるスキル充実度も前作を更に上回っている。
その為、入手難易度に加えて需要面でもある程度緩和が見られている。
MHX
- 上位までのため重鎧玉で打ち止め。
4シリーズの入手難度に不満の声が多数集まっていたのを反省してか、
今作では堅鎧玉が再び採掘でも得られるようになった。HR5以上で行けるフィールドで採掘できる。
- 問題は重鎧玉で、入手方法が基本報酬とサブターゲット報酬のみになってしまった。
手っ取り早く入手するためには獰猛化クエや古龍の討伐などの、
難易度の高いクエストをクリアしなければならない。
おまけに報酬に並ぶ確率も最大で8%と嫌がらせに近い低確率なので入手には難儀する。
一応最終強化とその一つ手前の強化までは要求されることはないが、
多くの場合重鎧玉を使用する過程で防御力が大きく上昇するので供給量の少なさの割に需要は高い。- ただし、ソロでも十分クリア可能な村クエの高難度クエストでも出現する事がある。
また、集会所まで目を向ければ多数の高難度クエストで入手でき、
高難度といいつつもMH4の真鎧玉ほど無茶な要求をされることはない。
- 集会所のクエストでも多数の高難度クエストで入手できるが、
中でも上位オストガロアのクエスト「奈落の妖星」のみ、重鎧玉が1枠2つで出現する。
おまけに金策に使える素材や古びたお守りも並ぶのでお得な部分が多い。
こちらも村クエほど容易ではないが十分ソロでも回せる範疇であり、マラソンには適任とされている。
- 上述したように獰猛化モンスタークエストを回すことでも手に入る。
最も難易度の低いモンスターとして、獰猛化ロアルドロスを討伐するという方法が存在する。
こちらは1枠1つだが確率自体はオストガロアなどと同等で、
手慣れたPTならば、5分以内にクリア可能という圧倒的な周回速度が強み。
狂走エキスのオマケもついてくるので非常にありがたい存在である。
- 2016年4月7日にアイテムパック「モンハンフェスタ 決勝パック」として、重鎧玉40個が配信された。
これだけで装備一式が2,3組は作れてしまうため、
過去作のMH4で問題となった”鎧玉が欲しいのに防御力が足りず取得が困難。”ということは起きにくくなった。- さらにXX発売を前にして、ユーザーのツイート数に応じた重鎧玉を配信するという
企画が行われ、同年12月26日より「パワーアップパック」にて重鎧玉50個が配信された。
- さらにXX発売を前にして、ユーザーのツイート数に応じた重鎧玉を配信するという
- ただし、ソロでも十分クリア可能な村クエの高難度クエストでも出現する事がある。
- 防具の強化方法は一部変更されており、強化段階によっては鎧玉を使用せず、
鉱石や、鱗などのモンスターの素材で強化する場合がある。
この辺りはMH2時代の仕様が少し復活したともいえなくもない。
MHFの一部防具のように、素材+鎧玉というケースもある。- そのため、鎧玉の使用数は過去作よりもずっと少ない。別の玉を使うものも多いが。
- 二つ名防具では強化に報酬チケットや素材のみを使い、鎧玉は一切要求されない。
だが二つ名クエストの基本報酬には鎧玉が出る事もあり、終盤のLVでは重鎧玉も出る。
鎧玉を使わず防具を強化しながら鎧玉は手に入るので
在庫が枯渇している人にはありがたいかもしれない仕様だろう。
MHXX
- 王鎧玉と真鎧玉が復活。
王鎧玉までの鎧玉は全て龍歴院ポイントでも交換可能な上、
真鎧玉まで含めた全ての鎧玉が採掘でも入手可能になっている。- 真鎧玉は地底火山のエリア2・8・9でのみ低確率で採掘できる。
- ちなみに余談ではあるが、堅鎧玉と重鎧玉のレア度がなぜかワンランク下がっている。
- それのおかげで堅鎧玉と尖鎧玉の価値が同じになるという事態になってしまった。
- 調合面では重鎧玉を作れるようになり、王鎧玉も作製可能。
真鎧玉だけは作ることができない。
- 勿論、MHXのようにクエスト報酬として入手も可能で、
真鎧玉目当てに(あるいは素材やお守りのついでに)今日もどこかでラスボスが乱獲されているようだ。
またそのラスボスの落とし物から入手も可能。- 真鎧玉はG★4のみではなくG★3のクエストでも報酬に並ぶため、出るかどうかはともかく
前作の重鎧玉に比べれば断然入手機会は多い。
素材集めのついでにある程度入手するのも難しくはなくなった。 - 超特殊許可クエストでは狩猟対象の種族が竜であるクエストでは
確定で3個以上の真鎧玉をクエスト報酬で入手できる。
…それを供給源とできるかは人次第であるが。
- 真鎧玉はG★4のみではなくG★3のクエストでも報酬に並ぶため、出るかどうかはともかく
- MHXと同様にアイテムパックでの配信も行われ、
真鎧玉は「ハンター支援セット」で20個、「MH頂上大会記念セット」で30個
「MHXXNS発売パック」で50個が配信されている。怒涛の計100個である。
MHWorld
- 本作ではイベント以外で入手できるのは堅鎧玉までとなっている他、
鉱脈の採掘では全ての鎧玉が一切入手できなくなっている。
また、クエスト報酬でも一応出ることは出るが、非常に少ない。
- そのため本作より導入されたシステム「バウンティ」が本作における鎧玉の主な供給源となっている。
バウンティの内、登録バウンティと配信バウンティ(一部除く)の報酬で鎧玉が確定で1~2個得られるようになっているが、
登録バウンティはクリアすると新しいものが次々と追加され続け、
しかも植物の採取やキノコ採りなどで達成できるものも多く、これらを複数まとめて進行することも出来る。
入手できる鎧玉のグレードはHRである程度決まっているらしく、植物採取だから上鎧玉止まり、といった制約はない。
最終的には堅鎧玉まで、登録バウンティで得ることが可能となっている。
こまめにチェックして報酬の受け取りやバウンティの入れ替えを行っていけば、
普通にゲームを進めるにあたって、鎧玉が不足するという事態は起こりにくいだろう。
- また、発売当初は鎧玉が確定で出現する下位のイベントクエストも配信されていたが、
その内容はディアブロスとボルボロスの2頭連続狩猟と下位にしては中々の高難度であった。
- 今までと異なり強化はポイント制となっている。
鎧玉が1、上鎧玉が5、尖鎧玉が20、堅鎧玉が80ポイントとなっており、
ポイントさえ満たせばどれをどのようにつぎ込んでも同じように強化できる。
そのため、今作では上位の鎧玉が無いため強化が打ち止めということにはならない。- やろうと思えば最初期から手に入る鎧玉だけでも最大まで強化できるのだが、
MHWorldでは上記の通りシナリオ(HR)の進み具合に合わせて強化上限(鎧玉の種類)が解放される仕様になっており、
シナリオ開始直後から最終強化までしてダメージを抑えるということは流石に出来ない。
(上記のレート差から察してもらえるだろうが、
最終強化レベルを鎧玉だけで賄おうとすると千前後もの途方もない数が必要になるので、
上限がなくともそこまで極端なダメージの軽減はできないだろう。)
- やろうと思えば最初期から手に入る鎧玉だけでも最大まで強化できるのだが、
- 一定の期間限定で開催されるアステラ祭では、
毎日更新される配信バウンティの達成報酬として重鎧玉が登場。
強化ポイントは200とかなりのものである。
現状では期間限定バウンティの達成報酬でしか手に入らないため結構な貴重品。
バウンティを達成する過程で他の鎧玉も集まるため、
強化する防具が無いハンターでもなければなるべく集めたいところ。- ただし、バウンティのクリアには様々なモンスターを狩る必要が出てくる。
装飾品目当てに歴戦の古龍討伐をずっと回し続けたいハンターには中々面倒。
幸い、MHWのシステムでは重鎧玉でしか強化できない装備は存在しない。
調査クエストの基本報酬でもいくらか鎧玉が出るため、
それで充分なハンターはわざわざバウンティに手を出すほどではないかもしれない。 - 他にもTwitterキャンペーンなどでも配布されている。
- ただし、バウンティのクリアには様々なモンスターを狩る必要が出てくる。
- ちなみに非常に確率が低いが、所謂ランダムスタートの形で翼竜が墜落した先に
鎧玉が採掘出来る専用の鉱脈が配置されることもある。
色は銀色の塊で、上位なら尖鎧玉、MRなら堅鎧玉が手に入る。
MHW:I
- 新たに王鎧玉が追加。
強化ポイントは重鎧玉の4倍である800という圧倒的な数値を誇る。
- 今作では新たな入手経路として、蒸気機関管理所というミニゲームが登場。
(鎧玉以外のアイテムも含めて)何が出るかはランダムとなっており、
ハズレ通常枠として上鎧玉が大量入手できる他、
そこそこの頻度で出る当たり枠で尖鎧玉、
ごく稀に出る大当たり枠で堅・重鎧玉、
何度も挑戦することによる累積報酬枠(蒸気力限界突破ボーナス)として、
王鎧玉がそれぞれ入手できるようになっている。
- また、ランダムスタート時に稀に鎧玉が掘れる鉱脈の傍に落とされる。
上位では尖鎧玉が、マスターランクでは堅鎧玉が2~4個ほど採れる。
鉱脈ではあるが、スキル「地質学」の効果は得られない。
- マスターランク帯の防具強化は、ストーリーを進める範囲では堅鎧玉の強化ポイントでも十分なバランスとなっている。
アップデート前に熱心に貯め込んでいたプレイヤーなら、防具強化に困ることはないだろう。
登録バウンティの報酬も概ね堅鎧玉で、ストーリー後半で解禁される一部達成難度の高いものは重鎧玉がもらえる。- クエスト報酬では基本的に堅鎧玉が貰え、難度の高いものは重鎧玉が、
そして危険度IIIの調査クエストでは王鎧玉が出る事もある。
- クエスト報酬では基本的に堅鎧玉が貰え、難度の高いものは重鎧玉が、
- とまあ、MHW時代に比べると入手方法は格段に増えたのだが、それに伴って
1つの防具の最終強化までに要求されるポイントも一気に増加。*6
こまめにバウンティを達成したり、蒸気機関を回しておかないと
マスターランク解放後、カスタム強化が解禁されても防具強化にかなり苦労することになる。
- 2020/10/23~のイベントクエスト「黒轟竜は傷つかない」にて、真鎧玉が最後の最後に追加。
強化ポイントはなんと王鎧玉の2.5倍となる2000。
このイベントクエストでの確定報酬となっているので、1戦1個は確実に入手できる。
狩猟対象のティガレックス亜種は剥ぎ取り及び部位破壊報酬が全て鎧玉になっている。
そのため尻尾を部位破壊することで更に真鎧玉を入手する機会が増える。
MHR(:S)
- 鎧玉の仕様はMHWorldに準じており、堅鎧玉までが登場。
Ver.2.0のアップデートで重鎧玉が追加された。
入手手段はバウンティに代わる「フリーサイドクエスト」が主で、
その他にもクエストの報酬やイシモリトカゲの落とし物でも入手する事ができる。
新大陸に続き鉱脈から採掘する事はできない。
- MHR:Sでは王鎧玉が登場。MHW:I同様800pt分。
もっとも、無印の時点でやりこんでいれば重鎧玉がボックスに溜まっているはずなので、特別王鎧玉集めに腐心する必要はない。
MR中盤ぐらいまでは一部のサイドクエスト報酬の他は、ごく稀にフリーサイドクエストに出てくるのみ。- 王鎧玉はM★5以上のクエストでクエスト報酬で出現するようになる。
クリア後のM★6や傀異クエストになると更に出現率が上がり、
フリーサイドクエストの報酬も全て王鎧玉に置き換わる。
このあたりになると容易に稼げるようになるので、温存する必要も特になくなってくるだろう。 - 攻略中は防具も次々乗り換えていくはずなので、MHR:Sから新規に始めた人でも
フリーサイドクエストを全スルーしてるのでもなければそこまで大きな影響はないだろう。
- 王鎧玉はM★5以上のクエストでクエスト報酬で出現するようになる。
- Ver.11で実装された傀異錬成により、同じ防具を複数生産して違う方向性の強化を行い、
使い分ける必要性が人によっては生じるようになった。
そうやって量産された防具を全部強化していくと鎧玉の需要がとんでもないことになる。
更にVer.13で防具の強化上限が引き上げられたことでさらに鎧玉の必要数が増えた。
- Ver.14からは真鎧玉が追加。強化値はこちらもMHW:Iと同じで1つ2000pt。
ただしVer.14時点では通常の入手手段がなく、アイテムパックの配布でのみ入手可能となっている。
勿体なくて使えないという方もいるかもしれない- Ver.16にてついに真鎧玉が報酬で手に入るイベントクエストが配信された。
ただしMR6の烈禍襲来、凶双襲来クエストのクリア報酬となる為、入手難易度は相応に高い。
そもそも傀異討究をやりこんでたハンターからは今更という感じも…。
- Ver.16にてついに真鎧玉が報酬で手に入るイベントクエストが配信された。
MHF
- MHFは元々MH2のオンラインモードをPCに移植というレベルから始まっていたこともあり、
武具の強化については元々はMH2同様の素材を用いた強化システムであり、
それによって装飾品スロットを空けたり派生強化を行ったりするシステムであった。
ただしシーズン2.0で実装されたSP防具の強化素材として
鎧玉の名称を持つアイテムが登場している。
その後長い時が流れ、2016年3月17日のアップデートより、
HR・SR帯の武具強化で使用するアイテムとしてMH4Gと同種の鎧玉が輸入される形で実装され、
2018年2月7日アップデートではそれらに加えて新たな独自の鎧玉である絶鎧玉も実装された。
以下ではMHFに登場する鎧玉系のアイテムを、大きく2つのグループに分けて解説する。
SP防具強化素材(大鎧玉・超鎧玉・極鎧玉)
- シーズン2.0で実装されたSP防具の強化素材として大鎧玉・超鎧玉・極鎧玉が存在する。
- なお、頭に「大・超・極」が付くというネーミングについては、
同じカプコンの『魔界村』シリーズのタイトルと共通している。 - こちらのアイコンは閃光玉や素材玉と同じタイプの物。
後述の一般的な鎧玉が実装された後も変更されていない。
ただしこれらは他作品の鎧玉とは異なり、採掘や調合では入手できない。
当初の入手方法は、まず凄腕クエストのサブ報酬などで入手できる玉のかけらを集めて、
それを専用の納品クエストに持ち込み、クエスト報酬としてようやく入手という物であった。
持ち込んだ素材を納品するだけのクエストではあるが、火山のフィールドは開放されているので、
火山の小型モンスターの素材集めクエストとしても重宝されていた。*7- その後、クエストに赴かずともシリーズクエストの受付で即時交換できるようになった。
そちらのほうがクエストに出向くよりは手間がかからず短時間で済むので便利だが、
クエスト報酬の場合は運次第で増える可能性があり、
報酬ブーストの素材増加ボーナスが発動している場合はその対象にもなっていた。
後にシリーズクエスト受付での交換においても受取量が2倍になり、G10頃に(?)入手方法がこちらに一本化された。 - 納品クエストは、過去には狩人祭のボーナス試練の対象になったこともあり物議を醸した。
玉のかけらさえあれば数秒かからずクリアできるクエストで99魂が手に入ったのである。
- こちらの鎧玉は後に、HC防具の内「簡易秘伝防具」等と呼ばれるタイプの物においても
序盤のレベルアップ素材として使われている。
- なお、頭に「大・超・極」が付くというネーミングについては、
一般防具強化素材
- MHFは元々素材を用いた防具強化が基本で、
それによって防御力アップやスロット増加などが発生していたのだが、
HR・SR(G10以降はHRに一本化されている)がメインコンテンツであるG級への通過点になるにつれて、
HR防具は労力と使用される時期の長さのバランスが取れなくなっていた。
そのため、2016年3月のアップデートでHR武具の精算・強化素材緩和の一環として、
防具のレベルアップに使う素材を基本的に現在のメインシリーズにおける主流となる
鎧玉シリーズに変更することになった。
そのため、MHFでは2016年3月のアップデート以降は、
レベルアップによる防御力UPやスロット追加は素材で行うことができず、段階に応じた鎧玉が必要になる。- 移行期間として両方の方法が並存した期間がなかったために
同アップデート直後は各種鎧玉がストッパー扱いされたケースもある。 - 変更されたのはレベルアップに使う素材のみであり、Lv7まで強化した後次の段階に派生する際は
普通に素材を要求するが、この際の素材についても同アップデートで緩和されている。
- 移行期間として両方の方法が並存した期間がなかったために
- なお、あくまでレベルアップにおける素材が鎧玉に変更されただけなので、
MHF防具の特徴である「強化すると装飾品スロットが増えるものがある」
「一定レベルまで強化すると、新たな段階に派生強化が可能」という点はそのまま引き継がれている。
そのため、HR帯の防具に限るが「鎧玉でレベルアップ、限界に達したら素材で派生強化」という
MH3時代の防具強化システムが復刻されたように見えなくもない
(あちらと異なりスキルやスロット数は変わるが)。
- 鎧玉強化は対象外の物も存在する。
このシステムはHR帯の防具にのみ適用されており、
G級の装備については鎧玉の強化には対応せず、従来通り素材を用いた強化となる。
またHR/SR防具でも派生時は素材を使うほか、鎧玉による強化に対応していない段階もある。
例えば秘伝防具の強化には武器魂が必須であり、
アップデート当初は課金特典系の防具の強化素材も従来通りのモンスター素材などのままであった。
- ちなみに鎧玉の必要数は各強化レベルにつき全て1個のため、防具1段階につき6個の鎧玉が必要となる。
- 2016年に実装された鎧玉はMH4Gと同種であり、2018年にはもう1種が加わった。
下位では「鎧玉」と「上鎧玉」、上位では「尖鎧玉」と「堅鎧玉」、
HR5以降は「重鎧玉」「真鎧玉」「剛鎧玉」「天鎧玉」、
G級では「絶鎧玉」が入手できる。
- 入手手段は他シリーズ同様フィールドの採掘ではあるのだが、
実装意図(HR帯の武具作成をスムーズに)から、
同時にクエスト報酬に「フィールド報酬」という、
フィールドの採取/採掘素材を入手できる欄が設けられ、
そこでも高頻度で入手することができる(1枠あたり2個で、平均して2~3枠程度)。
また上のリンクからも分かる通り、各種ポイント交換にも対応している。
その為入手はさほど難しくはないだろう。- 鎧石は実装されていないため、調合で作ることはできない。
クエストに赴かずに手に入れるにはポイント交換に頼ることになる。 - 当初はG級クエストにはフィールド報酬が無かったが、
絶鎧玉の実装に伴い追加された。
- 鎧石は実装されていないため、調合で作ることはできない。
- 全体的な序列としてはMH4Gと同じなのだが、真鎧玉は採掘でも入手できる代わりに、
剛鎧玉(と天鎧玉)は採掘では入手できない。
この2種は、基本的には剛種・遷悠種・覇種クエストクリア時のフィールド報酬でのみ入手可能。
剛と天の用途については当初剛種防具、天嵐防具、覇種防具、遷悠防具に限定されていたが、
2018年2月のアップデート以降は課金系のHC防具や狩護防具でも要求されるようになっている。
- 絶鎧玉も採掘では入手できず、G級クエストのフィールド報酬が主な入手手段となる。
これはG級段階の課金防具の強化素材として用意されている。- ちなみに課金防具の強化素材については、
この絶鎧玉が実装された際に初めて段階を進める際の素材も含めて鎧玉に変更された。
ただし、G級狩護防具段階、辿異狩護防具段階への強化の際には、
従来通りそれぞれG強化券と眠鳥の柔橙毛が必要となる。
- ちなみに課金防具の強化素材については、
- MHF-G10より、鎧玉を大量に入手できるデイリークエストも常設された。
原則1日1回だが、2種類の鎧玉を30個ずつ入手できる。
絶鎧玉は課金防具のみが対象であるためか単体のクエストとしては存在せず、
2018年3月中旬より5部位分の全段階(G級以前の分を含む)に必要な分をもらえるクエストとして用意された。
(ただしこのクエストはZPで必要な「眠鳥の柔橙毛」の関係上参加条件がGR200~*8となっている)
武具玉
- MHP3のみ、「鎧玉」ではなく「武具玉」という名称になっており、
防具の強化だけでなく、1回だけだが武器の強化にも使える。
これによって全ての武器で一度だけ攻撃力を底上げする事が出来る。
- MH3G以降のシリーズでは再び鎧玉に戻っている。
武器強化に使えなくなった理由は不明だが、
3GではG級というより高い攻撃力を発揮できる環境があったのと、
そもそも武具玉自体、全ての武器が全く等しい値で○武具玉一個と若干のゼニーを使う以外には、
一切デメリットもなくただ攻撃力がブーストされるだけであり、
「この武器には敢えてブーストを仕込まない」と言った別の選択肢が殆ど存在しないため、
余計な手間を省くということでオミットされたと見ることもできる。
- MH4では鎧玉の説明文には「武具玉」と書かれている。
これは同作においては発掘武器の強化に使えるためであると見られる。
また、一度だけ任意で行える武器強化という点では、
MH4Gの「極限強化」が武具玉をより発展させたものと言えるか。
矛玉
- MHST2に登場するアイテム。
本作では鎧玉は上位防具の作成の際に必要となる素材として扱われているが、矛玉はその武器版といったところ。
つまり、上位武器を一番最初に作成する際に必要となる。
下位では入手できず、メインストーリーをクリアして上位が解禁されると同時に入手ができるようになる。
- 小・中・大の3種類が存在し、小→中→大の順に納品ポイントが高くなっている。
ちなみに、これは鎧玉も同様。
- 調合して作成することは不可能で、フィールドの各地にある採掘ポイントを調べると入手できることがある。
特に、モンスターの巣の中にある採掘ポイントは入手率が高めのようで、
タマゴの入手を目当てに頻繁に巣に出入りしているといつの間にか結構な数が手元に集まっていることも。
関連項目
アイテム/鎧石 - 鎧玉の調合素材
クエスト/鎧玉を作ろう
モンスター/クンチュウ - 鎧玉を剥ぎ取ることが出来る非常に珍しいモンスター
システム/攻撃力ブースト - 武具玉で可能な強化