一部の大型モンスターから入手できる素材の一つ。
概要
- 主にフルフルの体内にある、電気を蓄積する特殊な袋状の内臓器官。
衝撃を受けると放電する性質を持っているため、取り扱いには注意を要するが、
その特性から雷属性武器の製作に大いに利用される。
ただし強烈な放電に耐えられる素材や、使用者を守るための特殊な加工も必要になり、
前述した危険性もあって加工の難易度は高い。- 「蓄積」「溜め込まれた」「蓄え」とある事からこれ自体に発電能力は無い様である。
現実的な発電器官は筋肉、または軸索*1が発達した物なので、
モンスターたちも恐らくこれらで電気を生み出しているのだろう。
- 「蓄積」「溜め込まれた」「蓄え」とある事からこれ自体に発電能力は無い様である。
- より強力な放電が可能となっている上質なものは「電撃袋」、
内部からゴロゴロと雷鳴のような音を轟かせる最上質の代物は「雷電袋」と呼ばれる。
雷電袋から生み出される電気エネルギーは凄まじく、落雷にも匹敵するという。
また、獰猛化した個体からは黒ずみ強度を増した
「獰猛な電気袋」「獰猛な雷電袋」と呼ばれる素材が得られる。
さらに一部の変種個体からは「発電袋」や「雷撃袋」と呼ばれる特殊な器官が確認されている。- MHXXのある村クエスト依頼の内容文によると
「肩こりには電撃袋で電気マッサージするのが効果的」
などというウワサが囁かれているらしい。
依頼主の農夫も半信半疑と言った反応だが、
上位フルフルの帯電やブレスの威力を知るハンターに言える事は
「止めとけ」の一言に尽きる。 - 同作集会酒場ではユクモ村の番台さんが"電気足湯"実施の為にフルフルの狩猟を依頼してくる。
G級フルフルの帯電やブレスの威力を知るハンターからすれば「止めろ」の一言だが、
案の定実験台にされて試しに入った若い衆が泡吹いて倒れる事態となり、失敗に終った様である。
むしろよく生きてたな。
- MHXXのある村クエスト依頼の内容文によると
- かつては、「電気袋」と呼ばれる素材が入手できるのはフルフル及びその亜種からのみであった。
初代からMHXXまで、電気袋といえば“フルフル種の内臓器官”という見方が一般的だった。
作品によっては説明文に「特異体質のフルフルの臓器」と名指しで明記されていたこともあるほど。- MHWorldで登場したトビカガチに関するクエストの報酬として手に入ることで
その法則は成り立たなくなったが、
本種は主に体毛を擦り合わせることによって発生した静電気を用いて外敵を攻撃する習性を持っており、
内臓器官である電気袋を利用している様子は特に見られない。
静電気の増幅用や、緊急時の予備電源の可能性もあるが、詳しいことは不明である。- ちなみに、実はトビカガチから電気袋を入手しているという確証は今のところは無い。
トビカガチ本体からの剥ぎ取り、部位破壊報酬、捕獲報酬の中には電気袋は含まれておらず、
あくまで「トビカガチに関するクエストの報酬」として入手できている。
航行が困難とは言え物流が完全に途絶えてしまっているわけではないので、
補給や交易などによって海を越えてきた物資の中に電気袋があり、
それが「トビカガチ狩猟の報酬」として
ハンターの手に渡っているという可能性も考えられなくはない。 - しかし、続編のMHW:Iにおいては、マスター級個体の落し物として雷電袋が存在している。
この事から、トビカガチ通常種の体内に電気の生成器官が存在する可能性が高くなった。
ちなみに雷電袋を落とすのは雷属性の新参者アンジャナフ亜種も同様。
尤も、こちらは鼻から電気を纏った液体を噴き出すので、電気の生成器官が有るのも納得ではある。 - 他にも今まで袋と無縁であったジンオウガのクエスト報酬に雷電袋が並ぶことがある。
とは言え超電雷光虫や雷電毛はそのまま残っており、
また部位破壊・捕獲とは無関係な報酬なためジンオウガから入手しているという描写はない。
こちらに関しては先述の通り海を越えてきた物資などから引っ張り出された報酬かも知れない。
- ちなみに、実はトビカガチから電気袋を入手しているという確証は今のところは無い。
- MHRiseではフルフルが復活し、トビカガチやジンオウガも続投されたが、
本作においては電気袋が剥ぎ取りや落とし物で入手できるのはフルフルだけである。
トビカガチの狩猟によるターゲット報酬として入手できる場合もあるが、
トビカガチから直接剥ぎ取ったり落とし物から入手したり、捕獲報酬として手に入る事は無い。
ジンオウガに至ってはターゲット報酬にも含まれていない。
- MHWorldで登場したトビカガチに関するクエストの報酬として手に入ることで
- 因みに上位素材である電撃袋はベルキュロスやギギネブラ亜種からも入手可能で、
G級版である雷電袋もG級ギギネブラ亜種から入手する事が可能。
これらの素材の説明文にはフルフルの内臓器官などの記載はないため、
やはり「電気袋」は程良い放電力を持った生物からしか得られないのかもしれない。- メタ的な事を言えば、
ギギネブラ亜種やベルキュロスが下位から出現しないことに起因していると思われるが。
- メタ的な事を言えば、
- 雷光虫にこの電気袋を与えると、喜んで群がり、食べてしまうという。
同じボックスの中で管理していて大丈夫なのだろうか…?
まぁシステム的には何ら問題は無いのだが。
なお、雷光虫に強力な電気を与えると活性化し、
より強力な放電能力を発揮するようになる事が確認されているが、
だからといって雷光虫と電気袋とを調合して超電雷光虫を作ったりはできない。なぜ…
- 大きなギミックを有する一部の武器は雷属性が付与されるわけでもないのに
生産や強化に電気袋系統の素材を要求される事がある。崩槌オテルカムルバスなどが良い例だろう。
どうやらこれらの武器の(ギミックの)動力として電気袋を利用しているらしい。
- MH3では(ベルキュロスはともかくとして)フルフルが登場せず、
ギギネブラ亜種が確認されていなかったため、
シリーズで唯一電気袋系統の素材が全く登場しない。
本作の雷属性武器はほぼ全てがラギアクルスの素材(と雷光虫)頼りとなっている。