目次
概要
- 盾を備えた近接武器(片手剣、ランス、ガンランス)でガードしている最中に繰り出す事が出来る攻撃。
威力自体はその武器の攻撃の中では低めになるが、攻撃前後のスキが小さい。
ただし連続攻撃に向くかは武器と状況による。
牽制や、爆弾を直接攻撃して起爆させつつ爆風を防ぐなどの使い方が出来る。
- ガード状態から直接出せて素早くガードに戻れることから、
まだ操作が不慣れな初心者が多用する傾向にある。
しかしガード攻撃一本でクリアできるほどモンハンの世界は甘くない。
モンスターの挙動を把握し、ガード攻撃連発から卒業できれば
初心者を脱却したと言えるだろう。- ただし作品や状況によって例外はある。
後述もするがMHP2のガンランスなどはガード攻撃が高いDPSを出せることから、
新米ハンターのみならずベテランも好んでガード攻撃を使うという環境になっていた。
このような事例もあることから、ガード攻撃連発=初心者と軽率に判断するのは避けるべきだろう。
- ただし作品や状況によって例外はある。
- 字面から勘違いされやすいが、ガード体勢から素早く繰り出すことができる攻撃なだけで、
攻撃中もガード状態が持続するとは限らないので注意(一部例外あり)。- ガード判定を持つ攻撃については、アクション/ガードポイントの記事も参照されたし。
各種ガード攻撃の解説
片手剣
- ガードを一時的に解き、コンパクトな横斬りを繰り出す。
アクション名は「ガード斬り」。
一見すると隙が少なそうだが、攻撃後のガードする動作の間は操作不能であるため、全体的な硬直は意外と長い。
派生できるアクションもないので、攻撃の起点として使うことはほぼ不可能。
- MHP3以降はガード中に斬り上げを繰り出せるようになり、
ガード斬りはほとんど使われなくなった。
以降、MH4でのバックステップ追加などで余計に影が薄くなっていき、
さらにはMHW:Iではバックステップから派生できるジャストラッシュが登場した関係で、
バックステップを出そうとする時に暴発しやすいこの技が、悪い意味で注目を集めてしまっていた。
- ところがMHRiseで状況は一変。なんとカウンター攻撃として生まれ変わったのだ。
- 使い方としては太刀の見切り斬りなどと同様で攻撃に合わせて繰り出す必要があり、
カウンターに成功すると飛び込み斬り、もしくはそのまま1段目のジャストラッシュに移行できる。
ただしランスのカウンター突きと同様に、ガード時のノックバックが大の場合は反撃できずにのけぞってしまう。
片手剣にガード性能を付ける時代が来るかもしれない。 - また同時に、多くの技からガード斬りに派生できるようになっており、
攻撃中にモンスターからの反撃が飛んできた時などにもランスのように咄嗟に防御できるようになっている。
片手剣のガード性能ではノックバックを抑えて反撃するのは難しいので、むしろこちらが本命かもしれない。 - ハードバッシュ連携および入れ替え技の穿ち斬りの直後にガード斬りを使うと、
一瞬で硬直を解除して攻撃することができる点が非常に優秀。
もっとも、ガード斬り後の派生としては回転斬りかバックステップくらいしかないので
モーション値の高い代わりに硬直が厳しい旋刈りと状況に応じて使い分けていきたい。
- 使い方としては太刀の見切り斬りなどと同様で攻撃に合わせて繰り出す必要があり、
ランス
- 低く構えたまま単発の水平突きを繰り出す。
名称は「ガード突き」。
細かい隙にも攻撃を挟めるので便利ではあるが、連続で出せず別アクションへの派生もないので攻撃性能は非常に低い。
- MH3からはガード中に「キャンセル突き/カウンター突き」というアクションが可能に。
ガードから攻撃に転じたいならばこちらを使えばよく、ガード突きの肩身はやや狭くなってしまった。
ガンランス
- ランスとはやや異なり、斜め上方向に突きを繰り出す。
名称は「ガード突き」だが、「上方突き」と呼ばれることも多い。
- 現時点ではガンランスのみ、連続で放つガード攻撃が一連のコンボとして存在している。
3連続で出せることから、ランスの上段突きがガード攻撃に組み込まれているような形となっている。
これにより、ガード攻撃でありながら短いスパンで連続攻撃が可能となっている。- MHP2ではモーション値が強化されたことにより、一躍注目を浴びることとなった。
隙が少なくDPSも高く、すぐガードに移れるため安全性も上々で、
砲撃を使わないので味方も吹き飛ばさない。
さらにはラスボスのATMアカムトルムとの相性が抜群に良かったことから、
同作においてはガード突き戦法が大流行した。 - 流石に強力すぎたという理由からか、以後のシリーズでは速度が低下している。
MHFでは入力受付が短く素早く繰り出さないと3回放てないこともあったが、MHF-G1で改善されている。
ただし上方修正された他の突きと比べると性能向上が控えめで、
MHP2のようにガード突きを連発する戦法は与ダメージ面では得策とは言えない。
- MHP2ではモーション値が強化されたことにより、一躍注目を浴びることとなった。
- ガード突きの直後に砲撃すると斜め上に向かって撃つので、
狙いたい部位が高所にある時や、地上の味方を吹き飛ばさないように撃ちたい時にはよく使用される。
余談
- 大剣のキックも、ガード中にのみ出すことができ、
攻撃前後の隙も少ないという
ガード攻撃に近い性質を持っている。
ダメージは1~2しかないため実用性は皆無…と思いきや、
MH3以降はキック→横殴り→強溜め斬りのコンボルートが追加されたため、
抜刀状態から最短で強溜めを出したい際には重宝する。- MHWorld以降はモーション値5の打撃攻撃になっている他、派生先がタックルに置き換わっている。
- 大剣と同じく武器自体を構えてガードする穿龍棍は「ガード攻撃」は持たない。
穿龍棍の場合、ガードからは武器を変形させるアクションに派生可能。
ただし、一部のアクションでは武器を振って攻撃を跳ね返すかの如く自動でガードする効果があり、
この"攻撃無効化"に成功すると「攻撃技」だったアクションが「ガード技」として機能するなど、やや特殊。
- チャージアックスの剣モードはガードが可能だが、ガードから繰り出せるのは斧への変形斬りかビンのチャージだけである。
しかしこの変形斬りの出始めにはガード判定があり、モンスターの攻撃を受け止めつつ反撃という運用が可能*1。
しかしガード攻撃というよりはランスのカウンター突きなどのような、モーション中にガード判定を持つ攻撃と言った方が近い。