MH4のラスボス、蛇王龍ダラ・アマデュラおよびその亜種が放つ必殺技の俗称。
概要
- ダラ・アマデュラ戦にて誰しもが度肝を抜かれたであろう、
蛇王龍が司るエネルギーを圧縮して放つ超ド級のビーム攻撃。
- 突如千剣山の下方に漂う雲海に潜り込んで画面から完全に姿を消し、
その後フィールド南端または北端から姿を現しつつ膨大な光を口内にチャージ。
超極太の螺旋状閃光ブレスをぶっ放し、そのまま薙ぎ払ってフィールドほぼ全域を吹き飛ばす。
言わずもがな光線状のブレスとしては完全に規格外の代物であり、
更に単発かと思ったら薙ぎ払ってくることから、そのインパクトと初見殺し性能は折り紙つき。
必殺技の名に違わずオン集会所に於いて初見ハンターの多くを葬り去り、トラウマを叩き込んだ。
- 視界を完全に覆い尽くす蒼白いビームは迫力満点だが、当然それに見合った破滅的な破壊力を誇る。
攻撃値は直線時で120、なぎ払い時はMH4に存在する全攻撃中でもトップクラスの150である。
同じ攻撃でも被弾する位置で攻撃力が異なる例は結構あるが、
被弾するタイミングによって被ダメージが変わる例は非常に珍しい。
なぎ払い時は、目安として「千の剣」に登場する個体の場合は防御力350超、
「千古不易を謳う王」や「邪王の怒りは天蓋を衝きて」ら強化クエストで放たれるそれに至っては
防御力600超でもMAX150の体力ゲージを容易く消し飛ばす威力。
G級に至っては受ければ即死確定。
糅てて加えてスキル「ガード強化」をも無力化して粉砕してくるため、
ガ強で大丈夫と早合点していたランサーとガンサーを愕然とさせた。
なお、こういった超ド級の大技にありがちな中断手段などは一切ない。- また、そのどこに分類されるべきやら分からない見た目に違わず無属性攻撃であることから
属性耐性での減算が通用しないため、純粋に防御力を高めて対策しなければならない。
ダラ・アマデュラが用いる攻撃はダラビームを含め全て無属性なので、
挑む際は属性値を度外視してでもある程度の防御力を確保しておきたい。
- また、そのどこに分類されるべきやら分からない見た目に違わず無属性攻撃であることから
- フィールド南部から発射する場合と北東から発射する場合があるが、
極太のビームを薙いでくることから攻撃範囲は絶大で、安地は下記の3つのみ。- フィールド南東に存在する剣山の頂上
- 北東に聳え立つ高台の頂上
- ダメージ床が存在するフィールド最下層の極一部
高台は緊急時に間に合わない可能性が高く、最下層エリアはそもそも安地が非常に小さく、
更に戦闘終盤ではフィールド破壊に伴って安地そのものが消滅してしまうなど、
ぶっちゃけどれも実用に耐えうるものではない。
- このように安地が殆ど機能しないため、基本的には緊急回避を駆使して凌ぐことになる。
派手すぎるが故に回避のタイミングは割と掴み易いが、
ここで気をつけなければならないのは2連続で判定が飛んでくる点。
一度フィールド中央から見て左手に直線状のビームを放ち、
その後間髪入れずビームを放出したままハンターから見て左→右と薙ぎ払うため、
直線で緊急回避を使ってしまうと、直後の薙ぎ払いを避けられなくなってしまう場合が多い。
また、引っ掛かったハンターを直立状態に戻すという恐るべき効果を持つ段差にも要注意。
射線から外れて直線ビームをやり過ごした後、薙ぎ払われるビームとすれ違う、
あるいは段差上からダイブしてビームに飛び込む形で緊急回避するのがオススメ。
- また、瀕死一歩手前の状態では、ダラビーム2連射から突進噛み付きに繋ぐという
即死大技3連コンボに派生する場合がある。コンボ途中での回避ミスは許されないので、
ここでモドリ玉を投入するハンターも見受けられる。- ただし、ダラビームは開始から終了までが15秒程度とかなり長く、
それが2セット、加えて突進噛み付きが飛んでくるというわけで、
技が展開されている時間は思っているよりも結構長い。
BCに戻ってからフィールドに復帰するのが早過ぎると
エリチェンした途端に噛み付き突進でジ・エンドになる場合があるので注意。
ちなみにエリチェンした瞬間にいる位置から真っ直ぐ崖まで下がると、
噛みつき突進を回避できることは覚えておいて損はないだろう。 - 事前にペイントボールを当てるか、千里眼の薬を飲むかすれば一応動きを把握でき、
マップ上のダラ・アマデュラの動きが完全に停止した時を見計らっていくことで
上記のようなアクシデントを防ぐことが可能になる。
モドリ玉を使う場合、隙を見て戦闘中にペイントしておくのも手である。 - この連続攻撃は各技が終わってから次の技に移るまでの間隔が妙に短いように感じられるかも知れないが、
それはダラ・アマデュラがフィールド外に引っ込む途中で瞬間移動しているため。
高所から眺めるとわかりやすい。
- ただし、ダラビームは開始から終了までが15秒程度とかなり長く、
余談
- この名称は、恐らくビーム系攻撃代表である「グラビーム」に倣ったもの。
ダラ+ビームと簡潔かつ的確に技の内容を表しているだけでなく、
グラビーム自体がMHプレイヤーに広く知れ渡っている俗称であったため、
派生形であるダラビームも親しみやすい技名として定着したのだろう。
- 上述した通り初見ではかなり意表を突かれる攻撃であり、
発売から間もなくして、オンライン集会所のHR7部屋で
ダラ・アマデュラとの決戦が繰り広げられるようになってからというもの、
初フィールド&超巨大ボス相手で勝手の分からないプレイヤーたちを悉く粉砕、
多くのPTをクエスト失敗に導いた。
MH4はモンハン初挑戦というプレイヤーも含めて非常に多くのハンターが集っており、
中には緊急回避のやり方が分からないままに集会所★7まで到達してしまっていた者もいたようで、
このような事情も悲劇の増加に拍車をかけたものと思われる。- 現在ではプレイヤー側のスキル向上などにより被弾するプレイヤーは幾分か減ったが、
まだ少数ながら緊急回避をよく理解していないプレイヤーもいるらしく、
低HRハンターに付き添ってダラ・アマデュラ戦に赴く経験者を戦々恐々とさせている。
- 現在ではプレイヤー側のスキル向上などにより被弾するプレイヤーは幾分か減ったが、
- ダラビームが属性を持たないことは既に述べたが、
ダラビームを含む、ダラ・アマデュラが発射するブレスに伴う蒼白いエネルギーについては
公式ガイドブックなどでも一切言及がなく、結論としてその正体は分かっていない。
よく見ると黄金の粒子のようなものを纏っており、
接触した場合はハンターに蒼白い炎らしきエフェクトが発生するなど、
他に類を見ない非常に特殊な性質を持っているようだが…。謎は深まるばかりである。- この攻撃の正式名称は「なぎ払いブレス」であり、球状の方は単に「ブレス」とされている。
同じく詳細不明のエネルギーを用いた気光ブレスとは違い、
エネルギー独自の名称のようなものは与えられていない。
- 前述したゼノ・ジーヴァ(ムフェト・ジーヴァ)も蒼白色のエネルギーをブレスとして放つ。
こちらは地脈から吸収したエネルギーを由来とするものとの設定が公開されており、
ダラ・アマデュラのそれとは爆風の色が異なるほか、黄金の粒子も纏っていない。
- この攻撃の正式名称は「なぎ払いブレス」であり、球状の方は単に「ブレス」とされている。
- また、当たり判定がしばらく残存しているのか、光線が過ぎ去った後でもダメージを喰らうことがある。
ダメージも相当なため、ビームが薙ぎ払われた直後にBCから出ると即落ちすることも。- これに関連して、ビームが発射されている途中にBCから移動してくると、
そのプレイヤーの画面にビームが表示されないこともあるらしく、
何やらダラ・アマデュラが首を振っていると思ったら突然吹っ飛ばされ、
何が起きたかもわからないまま大ダメージを受ける(悪いと例の通り即死する)こともあるので注意。
何もない空間で突然ハンターが蒼い炎に包まれ吹き飛ぶ(または蒸発する)姿はまさに恐怖映像である。
- これに関連して、ビームが発射されている途中にBCから移動してくると、