アクション/大回転攻撃

Last-modified: 2023-10-10 (火) 18:48:57

モンスターが使ってくる攻撃アクションの一種。
ドボルベルクやディノバルドが使うものが有名だが、ザボアザギルもこの名称の技を持っている。

目次

概要

ドボルベルク

  • ドボルベルクの必殺技。後退しながら大きく尻尾を振り上げるのが予備動作。
    足を軸に身体を回転させ、尻尾で周囲を薙ぎ倒す。
    この説明だけだと他のモンスターでもやっている回転攻撃と同じようにしか聞こえないが、
    ドボルベルクのそれは独楽のように何度も回転し、その範囲内の全てを一掃してしまう。
    しかも回転速度は次第に上がっていき、遠心力の付いた尻尾は伸びてより広範囲に届くようになる。
    その豪快かつ前例の無い攻撃法に多くの初見ハンターは唖然とした。
  • が、実はこの技の最も恐ろしいのは回転中ではなく攻撃の終了直前である。
    と言うのもこのドボルベルク、ここから三種類の攻撃に分岐するのだ。
    そしていずれも、対処法を知らないと痛手を被りやすいものばかりである。
分岐1 「滑り込み」
尻尾を地面に叩きつけ、その摩擦で強引に回転を止める。
この時の尻尾にも攻撃判定は残っている。
しかも勢いがなかなか死なずに尻尾に引き摺られるため、
反撃のために近付くと逆に跳ね飛ばされる事もある。
その一方で、大回転中に足元に陣取っているとまったく当たらない場合も。
尚、角でブレーキをかけているらしく、破壊済みだと終了間際にやや姿勢が崩れる。
分岐2 「尻尾ハンマー投げ
回転の遠心力を利用しつつ尻尾を思いっきり振り抜く事で
ハンマー投げの鉄球の如く水平に飛ぶ
離れて様子を見ていると、いきなり山のような巨体がすっ飛んでくるのだ。
思わず目を見開いて足を止めてしまいそうになるが、そうなったら次の瞬間にはペシャンコになる。
この表現、決して大げさではなく、攻撃力が非常に高いため、防具によっては一撃死もありうる。
しかも攻撃判定がかなり長く残っているため回転回避では避けられないこともある。
元々ドボルベルク自身が巨大なため、距離感が狂いやすい。
更に大回転から派生してくる技は下記の大ジャンププレスの方が多いので、
回避のタイミングが掴みにくいのである。
この技が直撃して力尽き、同時にドボルベルクに
ティガレックスやイビルジョー並のトラウマを感じるハンターもいるのだとか。
大振りな攻撃なのでスキは大きめだが、着地の直後は周囲に振動が発生するため早まると反撃できない。
分岐3 「大ジャンププレス
分岐2を遥かに超えるインパクトを誇る、ドボルベルク随一の大技。
そして尾槌竜の代名詞とも言える必殺技。
同じ要領で尻尾を振り上げ、真上に打ち上がる
そしてカメラの外にまで跳び上がった後、ハンターを狙って全体重を掛けて降って来る
落下の衝撃は凄まじく、地面が揺れるだけに留まらず、ドボルベルクの身体が地面にめり込む。
水辺ではドボルベルクの巨体が一瞬隠れる程の特大の水飛沫が上がる。
予備知識なしに見たら唖然とすること請け合いである。
こちらも直撃すると致命傷となる。更に確実に気絶状態になる。…いや常人なら即死だろうが。
ならガードはというと、ガード性能+2でも削りダメージを受け、スタミナは150から全部持っていかれる。
ついでに覆いかぶさったドボルに遮られ動けなくなることがある。
ただし上記の通り、攻撃後は地面にめり込んでしばらく動かなくなるため、避けさえすればチャンス。
  • 尻尾の第一段階の破壊が済んでいる場合はそのひび割れから採掘が出来る。
    尾骨、仙骨、ドボルストーンなどのレア素材を入手できる可能性があるので、
    忘れずに採掘しておこう。
  • 尚、分岐2と3に関しては単独で使ってくる場合もある。
    分岐2は距離を離している時に、分岐3は怒り時の連続攻撃の〆などで、それぞれ使われる。
    なお、意外と知られていないが、飛び上がる直前のドボルベルクはスーパーアーマー状態になっており、
    角等を部位破壊してもジャンプする動作を中断させることは不可能である。
  • 恐ろしい必殺技ではあるが、実はこの攻撃には大きな弱点が二つもある。
    回転攻撃中は攻撃判定が尻尾の先端にしかない事、
    そしてこの時に転倒させられれば大きなチャンスになる事である。
    • 回転の遠心力によって尻尾が伸びきってしまうと、ドボルベルクの懐はがら空きになる。
      よって、比較的肉質の柔らかい脚が攻撃し放題になる。
      またこの時、脚の怯み耐性がガクンと下がるので転倒を奪いやすい。
  • そしていざ転倒させられれば、しばらくもがきながら完全に無防備になる。
    弱点である背中のコブが、剣士でも狙えるようになるのだ。
    部位破壊すれば報酬も貰える上に、ただでさえ柔らかい肉質が更に柔らかくなり、
    絶大なダメージを叩き込むことができる。オマケに落とし物も落とす。
    高いリスクに十分見合うリターンが得られるのだ。是非とも狙っていきたい。
  • ただし、回転を始めたばかりの時には尻尾はまだ地面に引き摺られているため、早まると吹っ飛ばされる。
    逆に時間が経ち過ぎると回転が速すぎて近寄れなくなってしまう。タイミングを上手く見計らおう。
    また、怯ませるのに失敗した場合は大ダメージを覚悟しなければならない。
    怯ませられないと判断したら、早々に納刀し緊急回避の準備を。
    • MHXでは、尻尾が過去作に比べて若干短くなり、回転中もあまり伸びなくなったため、
      懐に入るのが少々難しくなっている。
      MHXXでは尻尾の長さが以前のものへと戻ったため、MHXの時よりも潜り込みやすくなった。
  • 少しずつではあるが回転中もじわじわと対象に近づいてくるため、
    当たらない距離だからといってジッとしていると跳ね飛ばされてしまうので、壁際にいる時などは要注意。
  • 閃光玉で転倒させるという手もあるが、タイミングがなかなかシビア。
    疲労状態では、こちらから攻撃を仕掛けずとも途中でバランスを崩し転倒するが
    転倒時間は足元を攻撃して転ばせた時より短い。

ディノバルド

  • 尻尾が大剣のように発達したディノバルド、その代名詞たる必殺技。通称:ラウンドフォース
    尻尾を咥えて力を\ギュィィィィィン/と溜め、尻尾を離すと同時に前方を全速力の尻尾で薙ぎ払う大技である。
    初見だとなにかとんでもないものが飛んでくることはわかっていても回避方法が分からず、
    気付いた時にはネコタクのお世話になること間違いなし。
    実は足の間あたりが安全地帯。
    詳しくはこちら

燼滅刃ディノバルド

  • ディノバルドの二つ名モンスター、燼滅刃ディノバルドはこれをあろう事か
    尻尾が粉塵纏いの場合に尻尾大回転攻撃を2連続でぶちかましてくるが、その時はキャンセル目当てに、
    突っ走るか諦めてアクション【くつろぐ】をするなどの対策をしないと、ほぼ必ずBC行きになる。

ザボアザギル(亜種)

  • 全く別物だが、同名の攻撃をザボアザギルも行ってくる。
    膨張状態時限定の攻撃で、縦にゴロンと転がってハンターを押し潰す。
    攻撃値100とザボアザギルの技の中でも最大のダメージを誇り、膨れ上がったその巨体により攻撃範囲も広いので、
    警戒を怠らないようにしよう。
  • 上位以降になると、膨張時はバックジャンプした後すかさずハンターめがけて転がってくる。
    この転がりは出が早いので、ザボアザギルの正面及び背面には立たないようにしよう。
  • 亜種も使用してくるが、膨張度合いが通常種と比較して少し控えめなためか、攻撃値は65まで下がっている。
    そのかわりに「横大回転攻撃」という、そのまんまだが横に転がってくる攻撃も行うようになっている。
    ロアルドロスの横回転がダイナミックになった感じに近い。

ディノバルド亜種

  • 亜種の尻尾大回転攻撃は通常種とは異なり、形態変化の合図となっている。
    この関係上、通常種が普通に使ってくるのに対してこちらは頻度が少なめ。
    結晶増加状態が最大まで溜まると尻尾を加えて結晶をパージしながらなぎ払う。
    この技を放つことで結晶増加状態から研ぎ状態へと変化し、攻撃が苛烈になる。

関連項目

アクション/回転攻撃
アクション/尻尾回転
アクション/ビターン