MHFにて、2013年12月18日のMHF-G3.1アップデート後より実装された新要素。
育成機能を備えたサポート狩人の一種である。
目次
概要
- 基本的にはサポート狩人のラスタと同様、
PT参加可能人数に空きがある場合に狩りに同行してくれる存在だが、
名前や性格、見た目を自分でカスタマイズできたり、マイハウス等に常時居てくれたりなど、
より自分専用のNPCという印象が強くなっている。
ラスタ同様にHR2より契約、雇用ができる。
- HR1より同行できるMHF版オトモアイルーことパートニャー同様、
同行設定をONにして狩りに出向くことで成長する仕掛けがあるのだが、
サポートに特化したパートニャーと異なり、こちらは成長による純火力面の強化が著しいものとなっている。
最終的にはレジェンドラスタに匹敵する戦闘力を有し、
ソロやPTに空きがある場合の心強い相棒となってくれるだろう。
また、アイテムの持ち帰りなど報酬面でも力強い相棒になってくれる。
- ちなみにゲームを始めたばかりのハンター目線で言えば、
攻撃力と防御力だけなら、初期戦力はフォスタや教官を大きく上回る。
- パートナーはパートニャーと違い、ハンター1人につき1人しか持つことはできない。
長い付き合いになるので、後述のキャラメイクは慎重に行ったほうがよいだろう。
- ちなみに狩りに同行する際のPT枠については、デフォルトでは
「レジェンドラスタ>パートナー>一時契約ラスタ>ラスタ>パートニャー>フォスタ」となっている。
パートニャーの記事にもあるが、これはプレイヤーの任意で変更可能。
またラスタと異なり、プレイヤーが任意で解約しない限りはずっと同行してくれる。
同行のON/OFF設定については個別のオプションが設けられており、
必要に応じて一時的にOFFにすることは可能。
ただしOFFにすると成長用のポイントが入らなくなり、アイテムの持ち帰りも発生しなくなるので、
基本的には同行優先度の変更で対応した方が良い。
(G9.1でクエストリザルトが刷新されるまでは、これを利用し、
狩人祭ボーナス試練などで報酬画面やリザルトを簡略化するテクニックが存在していた)
- パートナーはクエスト中にも性格に応じた台詞を言う。
パートニャーやレジェンドラスタ同様、チャット枠を使ったものとなっており、
クエスト中には、開始時(狩猟と採取で文言が違う)、部位破壊時、敵の残り体力50%時、
クエスト中に力尽きた時、クエストクリア時に、
マイハウス中では通常時、テーブルに座っている時、書斎の前にいるとき、ベッドで眠っている時の寝言や、
工房で出会った時や、パートナーのイメチェン時にもセリフが存在する。
どの性格を選んでも能力値が上がることはないが、いずれもパートナーのキャラ付けには持って来いとなっている。
また、一部を除いたセリフの内容が好感度によって3段階変化するため、
付き合えば付き合うほどキャラが深くなっていくというなかなかに面白い存在である。
なお一番最初に触れた「歌が紡ぐ物語」でも、パートナーの性格に応じた台詞で物語が進む
(どの性格でもパートナーが辿った経過は基本的には変わらない)。
契約
- HR2(旧HR11)以上になると、パートナーを紹介してもらえる。
ラスタ酒場にいるレジェンドラスタに話しかけることで仲介を頼むことができる。
元々はショップ購入アイテムを用いてマイハウスを1回以上改築する、
ラスタを雇用可能な状態にするという2つの条件があったが、
G10で改築のためのアイテムをHR2昇格時に教官から貰うことができるようになり、
更にラスタの雇用に伴う条件が撤廃されたため、HR2で自動的にパートナー雇用条件が満たされるようになった。
- 最初に性別を選び、さらにそれぞれ5種類設定された性格を選択する。
性格は男女共に7種類(元は5種類だったが、MHF-G8で2種ずつ追加された)あり、
男性は「熱血、クール、繊細、やんちゃ、さわやか、激情家、大仰」、
女性は「元気、クール、真面目、天然、おしとやか、一途、引っ込み思案」の中から選べる。
パートニャーと違い性格はステータスには何の反映もされないが、
マイハウスやクエスト中のセリフに影響する。
- 性格を設定後、マイハウスを訪れたレジェンドラスタに話しかけることでキャラメイクが始まる。
ハンターと全く同じように名前・性格、声、及び見た目を自由にカスタマイズ可能。
- なお、一度設定した名前や性別・性格を変更したい場合、方法は2つある。
1つ目は、現在のパートナーと別れてから、新たなパートナーと再契約すること。
この場合、前回のパートナーに関するあらゆるデータは全て削除されてしまうので要注意。
2つ目は、天廊遠征録で入手可能な「ギルド勲章メダル」を使うことで交換できる、
「愛称命名券」や「ド根性ハリセン」を使うこと。
愛称命名券は名前を、ド根性ハリセンは性格を変更することができる。
どちらもメダルは100枚必要であることから簡単に入手できるものではなく、
そもそもサブコンテンツに手を出さなければ変更は一切できないということになるため、
命名と性格設定は慎重に行いたい。
ハリセンで殴ったぐらいで下手すれば180度変わる性格というのもどうかと思うが- なおハリセンで殴って性格を変えても、後述する好感度ステータスは継承される。
そのため本当に一からパートナーの変化を見ていきたいという場合は、一度別れて再契約するしかない。
この点からも、性格設定は特に慎重に行ったほうがいいだろう。
また、ステータスを引き継ぎつつ性別を変える方法はない。
- なおハリセンで殴って性格を変えても、後述する好感度ステータスは継承される。
育成
- 育成要素として、PR(パートナーランク)、武器熟練度、武器皆伝度、好感度がある。
- PRは旧HR、GRと同様、クエストをこなすことで上がっていく。
獲得できるポイント(PRP)はクエストごとに設定されており、
HRクエストでは旧HRP(現在ではクエスト依頼書3ページ目の「獲得P」)と全く同じ値、G級クエストではGRP×1.2倍となる。
ちなみにG9.1までは旧HRP×0.4だったが、HRシステムの刷新に伴いG10で上記の計算式に変更された。
- PRが上がると、新たなスキルを習得できるようになる(後述)他、攻撃力や防御力が上昇していく。
PRの最大値は999で、PRによる攻撃力・防御力の上昇頻度は1~100までと101以降で異なる。
攻撃力を例にとると、1~100までで武器倍率+100、100~999で更に+100される。
PR999の時点で剛撃等のスキル無しで武器倍率+200という凄まじい数値になる。
また、防御力に関しては、最終的には防具も含めるとG級ハンター並まで伸びるのだが、
ラスタNPCはG級クエストの防御力減算補正を無効化する*1ため、
場合によってはハンターを大幅に超えるタフネスを持たせることが可能である。
- ちなみにPRはGRと同様の上昇テーブルだが、PRがクエスト参加の制限になることは無い。
極端な話、PR1でもG級クエストに同行させることも可能である。
ただしストーリークエストの中にはパートナーのPRを一定以上にすることが条件のものもある。
- 武器熟練度は言うなればパートナー版(G級)スキルランクであり、
武器種ごとに1~999まで設定されている。
G級スキルランク同様、クエストのクリアポイントを元にして上昇していくのだが、
元の獲得P×0.7と、PRPに比べやや少ない値となる。
武器熟練度はその武器種の攻撃力と属性値を上げる効果がある。
後述するがパートナーの用いる武器は、デフォルトでは通常属性の属性値が0であり、
熟練度を上げないと属性ダメージを与えることができない。
熟練度は最大まで上げきると該当武器の武器倍率+100、属性値1500、
さらに使用武器種に関係なく、熟練度999にした武器種が一つでベースの武器倍率が+5される。
- 属性値1500はボウガン以外の全ての武器種に適用されるため、
双剣や弓、穿龍棍にとっては規格外にも程がある数値である。
もともと高属性値の武器がある大剣や片手剣でも、上記の武器倍率と両立するので非常に強い。
特に普通の武器では属性値が控えめになっている複属性や、
元の属性値が低い穿龍棍の場合は属性面のみで考えても恐ろしい威力になる。
内包属性値が表示属性値よりも高い黒焔属性や紅魔属性の武器ではそれはもうすごいことに。
- 更に、武器熟練度を999にした武器種は「武器皆伝度」を上げることができるようになる。
武器熟練度を999にし、該当武器種のレジェンドラスタに話しかけることで皆伝度を解禁してもらうことができる。
これまた1~999まで設定されており、こちらは途中段階での攻撃力上昇などはないが、
皆伝度999にすることで、該当武器種装備時の攻撃力が1.1倍となる。
また、武器皆伝度を解放した直後より「自動発動スキル」を習得可能になる。
詳しくは後述。
ちなみにこの武器皆伝度はMHF-G8で追加されたものである。
- そして隠しパラメーターとして「好感度」がある。
隠しパラメーターなので詳細は不明であるが、クエスト同行を積み重ねることで上昇していくようである。
好感度が上がるとクエスト中の台詞が変化するほか、
クエスト終了時に持ち帰るアイテムの質にも影響がある模様。
なおPRを単に上げるだけでは好感度は上がらないようで、
同行数が少ないとPR999になっても台詞が変化しない場合がある。- 好感度が上昇すると、マイハウスでハンターと一緒に食事をとったり、
なんと添い寝が出来る。
また、台詞もハンターに好意を持つものに変わっていく。…ギャルゲーとか突っ込んではいけない。
ましてや男ハンター×男パートナーだと…。アッー!!
そういう点もあり、パートナーのキャラメイクは非常に重要なのである。
- ちなみにこの添い寝機能、本来実装予定は無かったようであるが、
杉浦Pの肝いりで実現させた事が明らかになっている。
MHF-G感謝祭で本人が言及したところによると「多分疲れていたんでしょうね」とのこと。
- また、ハンターと一緒に食事を取る機能は当初無かったのだが、MHF-GGにて追加された。
食卓に座っているときに食事を取ると一緒に食べることができる。
(演出のみで、実際には一緒に食べていなくても食事効果は反映されている。
また、食後のリアクションは取らずそのまま座り続ける)
- 好感度が上昇すると、マイハウスでハンターと一緒に食事をとったり、
- ちなみにPRPと熟練度Pは厳密には独立しており、
報酬ブーストで獲得PRPが2倍になっていても、
熟練度Pの2倍ブーストがかかっていないと熟練度Pは倍化しない。
逆に、熟練度Pにのみブーストがかかる事もある。
プレミアムコース適用時はPRPは2.5倍になるが、熟練度Pはプレミアムコース単体では増加しない。
- 元々パートナー自体がマッチングが厳しくなったHR帯ハンターへの救済という側面もかねていたため、
常に報酬ブーストが得られる上にHRPの減算が少ない非G級ハンターのパートナーは、
プレミアムコースなしでも成長速度が非常に早かった。
一方でG級クエストではポイントが得にくいという事態も起こっていた。
MHF-G10ではHR帯の刷新に伴い、G級クエストとHRクエストで得られるポイントに大きな差はなくなった。
ただしそれでも最小限度のクエストのみをこなす場合はG級までにPRP999にはならず、
本格的に鍛えていくのはG級昇級後になる。
- なおPRPと熟練度ポイントは、同行設定をONにしていれば実際に同行していなくても入手できる。
ただし、パートナーを含むラスタがもともと同行不可能であるクエストでは入手できない。
スキル
- パートナーはハンターとほぼ同じスキルを使用できるのだが、
ラスタと違い防具のスキルポイント・自動発動スキルは一切反映されない代わりに、
「ギルド貢献ポイント」で習得し、一定範囲内で自由にセットすることができる。
- 最初はごく限られたスキルしか修得できないが、例えば攻撃力UP【小】→【中】→【大】のように派生可能。
複数のスキルを習得したり、さらにPRが上がると付与できるスキルはより充実する。
さらにハンター自身のランクが上がったりすることで開放されるスキルも多い。
最終的に、PR999、プレイヤーがG級ハンターであること、
そのスキルに関連するスキルを習得しているとG級スキルを習得、発動できるようにもなる。
- ギルド貢献ポイントの必要量はスキルや前提条件スキルによって大きく変化する。
見切り+3や高級耳栓程度であれば100~1000P少々で習得可能であるが、
強力なものとなると万単位、前提スキルを含めると10万近くのポイントを要するものも多い。
その為公式では、パートナーに強力なスキルを習得させるための手段として、
定期開催イベントのパローネ大航祭をプレイすることを推奨していた。
現在はその後継である歌姫狩衛戦にて大量のギルド貢献Pを得ることができるが、
それでも全てを習得させるのは負担が大きいため、必要なものをしっかり吟味して習得させていきたいところ。
- 一度覚えさせたスキルは、スキルそのものに設定されているコスト及び、
スキルの発動枠が上限を超えない限り任意の組み合わせでセットできる
(一度習得させれば以後付け替え時にギルド貢献ポイントは要求されない)。
組み合わせに関しては、既存のシステムの中では狩人珠スキルに近い。
コストと発動枠の上限はPRを高めることで上昇し、PR999でラスタ同様の10枠、コスト200となる。
- なお、ハンターが発動できる全てのスキルを付けられるわけではない。
ゲームバランスの都合や、ラスタとの棲み分けをする意図があるものと思われる。
これらのスキル追加の要望は上がっているらしく、
実際にMHF-G5.2アップデートにおいて要望が多かったとされる激励と青魂・赤魂、劇物取扱皆伝、
真打などが習得可能になり、
G7アップデートでは弱点特効や煽動、G10アップデートでは適応撃、変撃等が、
2017年11月アップデートでは一閃・閃転等、ハンター側で人気なスキルが幾つか追加されている。
他のスキルについても、今後のアップデートで発動可能スキルが追加される可能性は十分にあるだろう。- ちなみに2017年10月まではパートナーの会心率を100%にすることは出来なかった
(後述するが、武器側の会心率が反映されない)が、
一閃と閃転の実装により、習得させれば会心率100%をパートナー側でも実現できるようになった。
これによってレジェンドラスタとの差が再び縮まったといえる。
- ちなみに2017年10月まではパートナーの会心率を100%にすることは出来なかった
- また、1武器種でも武器皆伝度を解禁させると、自動発動スキルの習得が可能になる。
これはハンターにおける「G級防具効果」や「秘伝書育成ミッション」に該当するもので、
パートナーの発動スキル枠を増やしたり、スキルコストの上限を上げたり、
武器倍率上限を解放したりすることができる。
前者二つは皆伝度を習得した時点で全段階が解放され、
後者は該当武器の皆伝度を100上げる毎に一段階ずつ解禁されていく。
なおこれの習得にも大量のギルド貢献ポイントが必要なので、よく吟味して習得したい。- ちなみにMHF-Z現在、スキル発動数は最大+2枠、
スキルコストは+60まで拡張可能となっている。
元々スキルコストは+20が上限だったが、MHF-G10、
MHF-Z以降の2017年11月アップデートの新スキル追加に伴い、上限が増えている。
- ちなみにMHF-Z現在、スキル発動数は最大+2枠、
装備
- パートナーは、最初はラスタ同様に使える武器種は1つしかない。
最初に解禁される武器種は、仲介者となったレジェンドラスタの専門武器種となる
(例えば片手剣のフローラ仲介で紹介して貰った場合は、片手剣が初期で使用可能になる)。
PRを10上げるごとに、ギルド貢献ポイントを消費して
別のレジェンドラスタに頼むことで新たな武器種を選択可能となる。
- ハンターがパートナーへ装備をプレゼントしたり、
あるいは別途で生産したりすることで、好きな武具を持たせられる。
パートナー専用の装備ボックスには最大で300個の武器防具を保存することが可能で、
マイハウスで自由にパートナーの装備変更ができる。
ただし、ハンターやラスタの場合と異なり、装備のパラメータはそのまま反映されない。
「剛種・HC・G級」のように大よそのカテゴリで分類され、それに応じた攻撃力や防御力になる。
- 武器であれば斬れ味や旋律の種類、砲撃タイプなどを除いたステータスは一定となる。
状態異常属性はそのまま属性値が反映されるが、
通常属性は種類のみが反映され、属性値は0から始まり熟練度とともに上昇する。
また、武器の持つ防御力も反映されない。- 防具と比較すると、斬れ味や元の属性(属性値ではない)などの選択要素が多い。
G級武器もプレゼント可能だが、Lvに関わらず攻撃力と属性値は固定であり
更にシジルが焼き付けてあるものはプレゼントできない。
- 防具と比較すると、斬れ味や元の属性(属性値ではない)などの選択要素が多い。
- 武器の会心率も反映されないが、見切りのスキルがあれば斬れ味に応じてボーナスがかかる。
言い換えれば見切りスキルが無いと会心が一切発生しないので、見切り+1は優先して取得したいところ。
- 防具についてもカテゴリごとに防御力が設定される
(例:無印防具~通常FX防具は一律で防御力75になる、など)。
さらに、いずれの場合も防具スキルは反映されない。
防具は純粋に防御力と耐性のみが(カテゴリ別に)設定されているだけである。- スキルが反映されないため秘伝防具をプレゼントしても秘伝スキルは使えない。
また、遷悠防具、HC防具や覇種防具といった、防具自体に付随する特殊効果も発動しない。
そのため防具については単純に防御力のみに影響がある、という程度であろう。 - ちなみに秘伝防具や遷悠防具については、強化段階によって防御力が異なる。
もっとも、特殊効果が発現するわけではないため、他防具と比較した優位性はない。
- スキルが反映されないため秘伝防具をプレゼントしても秘伝スキルは使えない。
- なお、プレゼントした武具は無くなってしまう(ハンターの手に戻すことはできない)。
上述したとおりスキルは反映されないので、プレゼントする際は慎重に検討したい。
素材があるのであれば、新規にパートナー側で生産してしまうのが良いだろう。
- 性別ごとの専用装備は同性のパートナーにしかプレゼントすることができない。
オウビートとパピメルのように名前が違う場合も専用装備と見なされる。
それらを異性のパートナーに与えたい場合、パートナー用の装備として新規生産する必要がある。
- パートナーに与えた武器防具も強化することができる。
かつてはG級武器のLv強化は不可能だったため、
高Lv武器を使わせたければ強化済のものを渡す必要があった。
しかしMHF-G5でのリファインにより、現在ではパートナーへの譲渡後でもLv強化は可能である。- 上述した通り攻撃力と属性値はLvに関係なく一定だが、斬れ味や状態異常値は強化が反映される。
- 天廊武器と天廊防具はシステムが複雑なためか、譲渡できない。
逆に言えばそれ以外の全武具カテゴリを譲渡することが可能である。
ただし、上でも少し触れたが、各武具群の特殊効果や自動発動スキルは基本的に機能しない。
例外として、辿異武器の発達部位を破壊しやすくなる効果は有効。
- なおパートナーのAIはラスタにほぼ準拠しているが、
ラスタと違い攻撃力や属性値を跳ね上げることができるため、お馴染みの片手剣だけでなく、
ラスタではサポート能力が低く使われにくい大剣や双剣もよく用いられている。
逆に言うとAIの行動面で使いづらい武器種はパートナーでも概ね使いづらい。
MHF-G5.2よりG級昇級後が条件だが、穿龍棍も使用可能になった。
サポート狩人で穿龍棍を使用できるのは現状レジェンドラスタを除けばパートナーだけである。
なお穿龍棍のみ、武器自体の攻撃力が他の武器種に比べ低く、
更に状態異常値が元の武器の半分になっている。
穿龍棍AIはレジェンドラスタ準拠で非常に攻撃的になっており、バランス調整であることが明言されている。
スラッシュアックスFについては、MHF-Zにて対応するレジェンドラスタが登場し装備可能になった。
- 武器に関しては属性値やリーチ、砲撃レベル、狩猟笛の旋律や矢タイプなどを一切考慮に入れない場合、
MHF-Z現在では剣士・ガンナー共辿異武器がおすすめとされることが多い。
辿異武器はG級武器のような通常の物とイベント・課金系武器の攻撃力差がないため、
性能的に自分で使わなくなったイベント・課金系武器はパートナーに渡すのも手。
- 武器はともかく、防具については防御力ぐらいしか影響がないことから
防御力よりも見た目で選ぶという選択肢も十分にあり得る。
さすがにインナー装備では防御0扱いなので厳しいだろうが。
こちらも防御力については辿異防具Zシリーズか辿異狩護防具ZPシリーズが最高値である。
残念ながらハンターと違い「外装」が設定できないため、
見た目と防御力を充実できるかはプレイヤー次第と言える。- ちなみにパートナーの武具は、毎日イベントの制限の影響を受けない。
一時期「一部の毎日イベント受注時においてNPCを同行させていると毎日イベントの達成が不可能になる」
という不具合が存在しており、G5.2アップデートの際に修正されているのだが、
このアップデート以降「パーティー全員が制限対象」
と設定された毎日イベントにおいても各種NPCは制限の対象から外れているようだ。
この場合パートナーはフル装備で参加しても達成できることになるため、
毎日イベントの内容とは裏腹に鉄壁となってくれることになる。
- 一方で、クエストで装備制限や装備支給がされるものについては、
ラスタ同様に同行させることができないので注意が必要である。
前者については、パートナー側の装備で条件を満たしていても同行できない。
- ちなみにパートナーの武具は、毎日イベントの制限の影響を受けない。
- ちなみにパートナーにもラスタ同様アイテムセットを持たせることが可能。
こちらは自分自身で使わせたいアイテムセットを選べるぶん柔軟性は高い。
G7からは、天廊遠征録用のアイテムを別枠で持たせることができるようになった。
ただし、いずれもギルド貢献ポイントを使う。
また、GGからはパートナーにもギルドへの推薦状などのHRP・GRP増加アイテムを持たせることが可能になった。
これを持たせることで、仮にハンター側のHRPがカンストしていてHRPが入手できない状態になっても
PRPや熟練度Pを取得することができる。
現在では、G級未満におけるポイント増加系のアイテムはパートナーとパートニャー専用となっている。
アイテムの持ち帰り
- 基本的にはレジェンドラスタ・及びレジェンドプーギーのアイテム持ち帰り機能と全く同じ。
大型モンスターの素材と、そのフィールドにおける採集素材をそれぞれ持ち帰る。
ただし枠は3枠固定ではなく、各1~3枠のランダムとなっている。複数狩猟クエストでも枠は増えない。
HC素材や剥ぎ取り希少素材を持ち帰ることもあり、
好感度が上昇すると更に質がよくなるようだ。- なお、アシストコース適用時は3枠固定となる。
- ちなみに同行設定をONにし、同行できるクエストであれば
PTに空きが無くて同行しない場合でもちゃんと素材は持ち帰る。
こっそり付いて来ているのだろうか…。
余談
- MHFのサポート狩人としては「ラスタ」が古くから存在するが、
パートナーは「ラスタ系NPCが現状のニーズに合っていないのではないか」という課題から生まれたという。
確かにゲーム内コンテンツが増えたのにプレイヤー側でカスタマイズができず、
そもそも親しいフレンドや猟団員がいないと契約すらままならないラスタは、
NPCとしてはかなり使い勝手が悪くなったと言わざるを得ないだろう。
- 上述したとおりパートナーの育成には相応の時間がかかるものとなっているが、
実装当初はパローネ大航祭も歌姫狩衛戦もなく、
またG級・非G級ともに現在よりもポイントが稼ぎにくい環境であったことから、
当初は現在以上にパートナーが育ちにくく、これに対する批判・指摘も多かった。- 特にパートナーランクについては、当初「課金前提だ」という批判が殺到した。
これは多くのハンターがG級に昇級しており、G級クエストをただクリアするだけでは、
中々ランクが上がらなかったためである。
更に実装初週に限るが、パートナーを実際に同行させないとPRPを得られなかったのも理由の一つと言える。
ただ、元々過疎化したHR帯の救済という意味を兼ねていたため、
HRハンターのパートナー育成に問題が無いことが早々に明らかとなり、
PRPの入手仕様も変更された上に、パートナーの実装以降
「報酬ブースト祭」という報酬ブーストの効果拡張が頻繁に行われていることや、
定期的に配信されるHRPたっぷりクエストにG級クエストが登場したことなどから、
これらの声は現在では聞かれない。
この非G級とG級でパートナーランクの上げやすさが異なるという点については、
G10のシステム変更に伴う報酬ブーストの削除などで調整が図られた。
- また、ギルド貢献ポイントの量についても改善要望があり、
G3.2で課金コース(アシストコース)で入手量が4倍になり、GGでパートナー(とラスタ)を同行させると、
貢献ポイントの入手量が増加するシステムが実装された。
更にその後で実装されたパローネ大航祭でも多くの、
それこそ頑張れば一度の開催で数万もの貢献ポイントを入手することができるようになった。
- 特にパートナーランクについては、当初「課金前提だ」という批判が殺到した。
- もっとも、PT前提のMHFにおいてパートナーはあくまで1人プレイ時の要素であることから、
パートナーの(当初の)育て辛さに関してはそこまで強烈な批判には結びつかなかった。
また、初期の時点でフォスタよりは優秀なのと、
基礎的なスキル(高級耳栓など)であればそこまで極端にコスト高ではないこともあって、
ソロプレイ時のフォスタの代わり、と割り切って使うこともできる。
貢献ポイントの入手がある程度容易になった現在では、かなり育成に力を入れているハンターも少なくない。
- ちなみに最初に触れた、
「ラスタは親しいフレンドや猟団員がいないと契約すらままならない」という点については、
ラスタ契約が難しい人にとってはパートナーが実装されてもまだ欠員2名という状況であり、
一時契約ラスタを使っても1名はどうしても穴になってしまう。
MHF-G5で実装されたパートニャーは当初その穴埋めにはならなかったが、
MHF-G5.1で完全に穴が埋まることになった。- 現状では、パートナーを火力面でのアシスト、(一時)ラスタを麻痺などの状態異常サポート、
残り1枠はハンター自身の強化や部位破壊報酬(など)目当てでパートニャーにするか、
より状態異常(もしくはNPC火力)を強化するために一時ラスタを雇用するというのが一般的。
高難度のクエストではLラスタ同行券を用いて、
(一時)ラスタの代わりにレジェンドラスタを投入する選択肢もある。
- 現状では、パートナーを火力面でのアシスト、(一時)ラスタを麻痺などの状態異常サポート、
- モンスターハンターエクスプロアにも同名のシステムが存在する。
ただし性格や性別は固定となっており、複数のパートナーを仲間にすることができる。
MHFで言えばレジェンドラスタが近いといえるか。
関連項目
オトモ/ラスタ
オトモ/レジェンドラスタ
オトモ/パートニャー - アイルー版の「パートナー」。名前はパートナーのパロディである。