オトモ/ラスタ

Last-modified: 2023-10-26 (木) 09:53:22

MHFシーズン5.5より導入されたシステム。漢字表記では「頼狩人」と書いてラスタと読む。
プレイヤーと共にクエストに参加するNPC。いわばMHF版のオトモである。

  • ここでは「ラスタ」「一時契約ラスタ」「教官ラスタ」「フォスタ」「バスタ」をまとめて扱う。
    「レスタ」ことレジェンドラスタ、及びパートナーパートニャーの詳細は別記事に譲るが、
    本記事も含めて、広義では彼らも「ラスタ」に含まれる。
    ゲーム内では彼らをまとめて「サポート狩人」と呼ぶこともある。
  • クエストのクリア時間を計る単位となる「~ラスタ」はこちら

目次

全般

  • オトモとはいえ、(パートニャーを除けば)アイルーや奇面族ではない人間のハンターである。
    基本的にサブキャラではなくクエストメンバーの1人として扱われる。
    クエストの定員に空きがない場合はラスタは参加できない。
    HRクエストの報酬金についてもラスタを含めて分割される。
    普通のハンターと見分けやすくするためか、肩がキラキラと光っているのが特徴。
  • 武器の指定や装備品の貸与があるクエストには、たとえ条件を満たしていても同行できない。
    ただしレジェンドラスタだけは例外で、ルールを無視していつも通りの装備で付いてくる。
    さすがに狩人道場韋駄天といった競技クエストにはレジェンドラスタも参加不可能。
    他にも一部のイベントクエスト、参加可能人数1名のクエストには同行できない。
  • クエストメンバーの1人ではあるが、倒れても力尽きた扱いにはならない。
    というか倒れる前に紫色の煙を出すラスタ専用モドリ玉で撤退するという設定のようだ。
    撤退後は一定時間でプレイヤーのいるエリアに復帰する。
  • プレイヤーがエリアを移動したり、同エリアで距離が離れすぎた場合も、
    紫色の煙とともにプレイヤーの傍に登場する。アイルー等とは異なり即座に移動するのが特徴である。
    ひょっとしてモドリ玉では無くテレポート玉とかそんなものなのだろうか?
  • ラスタにはスタミナや斬れ味の概念が無く、延々と走り続けたり敵を斬り続ける事が出来る。
    また毒や暑さによるスリップダメージも無効になっている模様。
    しかし彼らもまた我々と同じハンターの一員であるというリアリティ追求の演出の為、
    意味も無いのに肉を食べ砥石を使い、クーラードリンクやホットドリンクを飲む。
    プレイヤーが設定するラスタの場合、これらの行動をスキルで短縮することが可能。
  • 基本的に寝ていないモンスターを見ると、
    無害な草食種だろうがまだこっちに気づいていない大型モンスターだろうが一目散に走り寄って襲い掛かる。
    擬態中のバサルモスはもちろん、死に真似をしているゲリョスにも遠慮なく攻撃し、
    ステルス状態のオオナズチにも一直線に向かっていく。
    一方で、地面に突き出たアクラ系の尻尾は無視する。何故…
    また、大型モンスターが居ない場合は小型モンスターを集中的に狙うのだが、
    ガレオスなどを発見すると追い付くはずもないのに一心不乱に広い砂漠を駆け回る
    そしてしばらく経つとモドリ玉でプレイヤーの側へ復帰する。
    更には、無害なエルペやケルビにも一切の容赦がない
    (流石に狩猟対象ではないポカラ幼体やウルキーは狙わない)
  • 大型モンスターが発覚状態になると、基本的に大型モンスターのみを狙うようになる。
    その動きは徹底しており、たとえ小型モンスターを攻撃している途中でも大型に向かっていく他、
    仮にブルファンゴの群れに何度吹っ飛ばされたとしてもブルファンゴを徹底的に無視する。
    ここまで徹底しているとアッパレと言わざるを得ない。
  • そしてリアリティ追求の為、意味も無いのに凄まじい勢いで剥ぎ取りを始める。
    たとえ、ウザいから掃除しただけであって
    こんな小型モンスターから剥ぎ取る物なんて何もねぇよって場合でもやっぱり剥ぐ。
    • 「剥ぎ取りは狩ったすべてのモンスターに感謝を込めた行為である」という、
      ハンターの基本に忠実なのかもしれない。
  • 剥ぎ取り名人のスキルをつけたラスタはもちろん剥ぎ取り回数が増える。
    モンスターを夢中で殺戮し、大喜びで剥ぎ取りを行うラスタの姿は非常に鬼気迫るものがあり、
    同時に非常に楽しそうにも見える。なお、剥ぎ取り以外の採取をすることは無かったが、
    G10より通常の採取ポイント付近にハンターがいた場合、採取行動を行うようになった。
    流石にどちらも大型モンスターとの戦闘中は自重するのだが、
    大型モンスターが飛行などで攻撃できなくなると急に思い出したかのように剥ぎ取り・採取を行う。
    G10.1からは落とし物にも反応するようになった。
    上述したように戦闘中は一応回収行動をしないため、どこに落とし物が落ちたかの目安ぐらいにはなる。
    • レジェンドラスタ及びパートナーはクエストごとにアイテムを持ち帰るが、
      この時の剥ぎ行動とは連動しない。あくまで演出上の行動である。
      パートニャーのみこれらは演出上の行動ではなく、実際に持ち帰りアイテムに反映される。
  • 一時期は罠やタル爆弾を設置しても全くお構いなしに武器を振り回し、
    捕獲しようとシビレ罠にかけたモンスターを麻痺や睡眠で救出(?)したり、
    爆弾を吹っ飛ばしたりと散々であった。
    流石に現在では罠を置くと一切の攻撃行動を停止するのだが、3回攻撃しないと動き出さないので、
    大剣などで罠を使うとラスタの攻撃参加が遅くなってしまう傾向にある。
  • ラスタは中・大型モンスターを直接倒すことはできない。具体的には体力が1の状態から削れない。
    一部レジェンドラスタのセリフにも見られるように、
    狩猟の最後を締めくくるのはあくまで主であるハンターの役目のようだ。
    • なお、対象の体力が1になっても攻撃の手を休めることはないため、
      ハンターの攻撃やモンスターの同士討ちが無ければ放置しておくと部位破壊もできたりする。
      当初は体力が1になると部位破壊不可になる仕様だったが、
      MHF-G5アップデートを境に部位破壊可能になったようだ。
  • 一方でモンスター以外の物体には一切手をつけない。
    具体的には壊せるや、上記アクラ系の結晶爆弾などである。
    必死で壊そうとするハンターの傍で棒立ちする姿はシュールでもある。
  • ちなみにプレイヤーからの攻撃を受け続けると、呆れて首を振る動作をする。
    間違えて当ててしまったならまあ理解できる反応ではあるが、
    まだ小型モンスターが残っているのに剥ぎ取り始めたのを蹴飛ばしても同じ反応をするので理不尽感が否めない。
  • フォワード.5からはラスタの攻撃が通常時のハンターに当たらなくなった。
    気絶や睡眠中はキック等で起こしてくれる。
    これにより、スキルいたわりの重要性が下がったが、
    ハンターからラスタへの当たり判定を無くすためにはいたわりが必要。
    また、この仕様になってからも「ラスタの攻撃がハンターに被弾してしまう」と判断されると、
    いたわりスキルの有無に関わらずラスタは手を止めて棒立ちする。
    近接ハンターに対し太刀や大剣を持ったラスタでは特にこの事象が頻発するので、
    ラスタを上手く活用する場合は位置取りにも気をつけたい。
    (なお、後述のフォスタとバスタは巻き込みを気にせず攻撃してくれる)
  • ラスタは睡眠中のモンスターに対して攻撃はしない。しかし演奏を攻撃と認識しておらず、
    狩猟笛を担いだラスタは演奏攻撃でモンスターを起こしてしまうことがある。
    また、他のモンスターを対象とした攻撃で眠ったモンスターを巻き込むこともある。
  • 複数のラスタが同行可能な状態の場合は優先順位に基づいて同行するNPCが変わる。
    優先順位はG5.1より任意で変更可能となったが、基本的には、
    レジェンドラスタ>パートナー>パートニャー>一時契約ラスタ>通常ラスタ>フォスタとなる。
    異なる種類のラスタでも、クエスト定員の空きの分だけクエストに同行する。
    それぞれ一時的にオフにすることも可能で、その場合は下位のラスタが繰り上がる。
    秘伝教官はかつては通常ラスタを上書きしていたが、G5.1からはラスタと共存可能になった。
    通常ラスタの一つ下の順位で同行するが、ラスタをオフにすると教官も現れなくなる。
    G1より前は、フォスタ以外のラスタはプレイヤー1人に対して1人しか同行できなかった。
  • プレイヤー2人でクエストに出発した場合、ラスタはプレイヤー1人に対し1人ずつとなる。
    たとえ片方のラスタを全てオフにしても、もう片方のラスタが2人同行することはない。
    プレイヤー3人の場合は上記の優先順位の高いラスタが優先的に選ばれ、同じ場合はランダムとなる。
    ただしレジェンドラスタを雇用しており、なおかつ優先度を1に設定しているハンターが参加していた場合、
    同行するのは必ずそのレジェンドラスタとなる。
  • ちなみにサポート狩人はG級クエストの防御力減算補正の影響を受けない模様。
    そのため、ちゃんと装備を整えてあればG級でも難易度を問わず役立つ。
    勿論、高難易度クエストでも「極端に攻撃力が高く、かつ高威力の攻撃を受ける」事がなければ、
    直様撤退すると言ったことは起こりにくい。
    ただし、減算後の防御力1000オーバーの装備を用いて挑む前提の高難度辿異種
    (2018年以後の)"極み"モンスターに対しては、普通のラスタや、
    防具を揃えていないパートナーは離脱率が上がってしまう。
    • 以前は、極限征伐戦独自の「LVによる防御減算補正」が存在し、
      それは問題なく適用されていたため、高LVの極限征伐戦、
      及び同補正が適用されていた至天ディスフィロアでは、
      「鍛えこんだパートナーであっても一撃で離脱してしまう」、という事象が頻繁に発生していた。
      2018年11月アップデートにて上記システムが変更されたため、
      現在では普通のG級クエストと概ね同様になっている。
  • 下記に紹介するラスタ達は、それぞれ固有の特性があり一長一短である。
    彼らの長所を見極め、状況に応じて使いこなすこともまた一流ハンターに求められる能力だろう。

頼狩人【ラスタ】

  • 単に「ラスタ」と言った場合はこれを指す。
    プレイヤーが各自で設定する、自分の分身となるキャラクターである。
  • 「仲間が不在の場合でも操作をCPUに任せることで擬似的に普段通りのPTプレイができる」
    というのが基本的なコンセプトであり、厳密にはオトモアイルーやチャチャとはちょっと違う。
    「自分のために自分で育てて連れて行く」のではなく「仲間のために自分が育てたものを貸す」システム
    (前者に相当するのが後に実装された「パートナー」である)。
    仲間とのコミュニケーションを促進するという目的があるため、
    装備の設定などは貸し出す側しか行えず、その都度相手との連絡が必要である。
  • HR2になると後述の教官が居なくなってしまうが、代わりにラスタの契約が可能となる。
    HR2以降にラスタ酒場に赴くと、ラスタ契約が可能となる。
  • 狩友とラスタ契約を結ぶ事で、狩友が不在の場合にクエストを手伝ってもらえる。
    契約した状態でクエストをクリアすると、
    クリアにかかった分単位で借りた側・貸した側双方がギルド貢献ポイントを入手でき、
    これを使ってラスタの攻撃力や防御力、スキル発動枠を増やすといった強化が可能。
    なおギルド貢献ポイントはアイテムとの交換や、特別な調合をする際などにも使う。
    • 従来は貸す側が開放することでラスタの装備制限が解除されるというシステムだったが、
      G1でのリファインで借りる側が開放することでラスタの力を引き出すようになった。
      特に、信頼度を最大まで開放しないとスキルが10枠発動しないので要注意。
    • ギルド貢献ポイントは従来はラスタ契約を結ばないと一切入手できなかったが、
      MHF-GGアップデートにて、同行契約と無関係にギルド貢献Pを入手できるようになった。
  • G1以降は、ラスタおよび後述の一時契約ラスタが、
    クエスト中に狩猟(討伐でも捕獲でも可)したモンスターの素材を持ち帰るようになり、
    貸した側が受け取ることも可能となった。
    持ち帰る素材は大型モンスター1種につき1枠割り振られ、
    最大5枠=5種のモンスターの素材を持ち帰ることが可能。
    受取後、0時と12時に持ち帰り素材情報は更新される(受け取らない場合はそのまま上限まで蓄積)。
    このシステム自体は概ね好評で、積極的にラスタを貸そうとする人も出現するようになった。
    • なお、持ち帰るアイテムの抽選は少し特殊で、
      対象の大型モンスターと、貸した側のランクで素材抽選を行い、決定する仕組みとなっている。
      この際、借りた側が実際に狩猟したモンスターのランクは問わない。
      例として、貸した側がG級ハンターで、借りた側が始めたての下位ハンターだった場合、
      借りた側は下位の通常個体モンスターしか狩っていないにもかかわらず、
      貸した側が受け取るのはHC素材を含めた、そのモンスターの素材(汎用・G級素材も含む)となる。
      そのため、下位ハンターに借りられても役に立たない下位素材ばかりという事態は起こらない。
    • 逆のパターンとして、貸した側が現状では狩猟不可能なモンスターの素材を受け取る場合、
      本来はそのモンスターから得られない汎用素材や採集素材に変化する。
    • 持ち帰りに関してはバグも多く、G1アップデートから長い間は最初の一度しか受け取れなかったり、
      G級素材が出現しなかったり、公式曰く「本来と異なるアイテム」が出たりしていた。
  • あくまでもラスタはハンターの分身であるので、
    ラスタ契約をしているハンターと一緒にクエストに行った場合そのラスタは現れない。
    ……はずだったがG1でリファイン。同行契約を結んだ相手と一緒にクエストに参加すると、
    自分自身の分身であるラスタが同じ狩り場に現れるようになる。
  • ラスタ契約をしている限り、貸す側のキャラが存在する限り関係は続く。
    たとえ貸す側の課金が切れても、年単位でログインしていなくてもラスタは消えない。
    ただし借りる側の場合、最後の定期メンテナンスから4週間の間に、
    クエストを一度も受注しなかった場合は自動解約となる。
  • 調整が間に合わない中で実装してしまったため、実装当初はかなりお粗末なものだった。
    ただひたすらモンスターに突進して足元で武器をブンブン振り回し、
    眠ってるモンスターも平気で起こすといった行動が目立ったため、
    「オトモアイルーより馬鹿」という不名誉なレッテルを貼られてしまった。
    • 開発中は弓が常にクリティカル距離を維持するなどしていたらしいが、
      人間より強くなってしまう可能性を考慮してそういった要素はわざと削ったそうである。
  • ラスタは初期では片手剣しか装備できない。
    しかし特定のモンスターを狩猟すると、新たな武器種を使えるようになる。
    シーズン5.5ではバリエーションが少なかったが、6.0では全系統の武器が使用可能になった。
    ただしG級以降の装備には対応していないので、
    穿龍棍、スラッシュアックスF、マグネットスパイクを持たせることはできない。
    また、秘伝書も装備できないため、アクション体系は全て「地ノ型」である。
  • かつては装備できる武器と防具の種類に制限があり、全てのものを装備できるわけではなかった。
    G1以降はG級武器・G級防具を除く全ての武器と防具を装備できるようになり、
    見た目やスキルの幅がぐっと広まった。
    ただし辿異装備が実装されたMHF-Z後もG級装備を装備できない点に変わりはないため、
    対・辿異種戦において普通に扱う分には戦力不足が目立つようになってきている。
    幸い麻痺属性値に関してはHR武器の水準を逸脱するものはMHF-Z現在でも特にはなく、
    麻痺自体は対辿異種戦でもそれなりの実用性があるため、麻痺武器の採用率が高い。
  • 武器防具の制限はあるが、装飾品には一切制限がない(スキルカフは反映されない)。
    そのため、装飾品をG級のものにすればG級スキルも発動できる
    当然防具にG級スキルのSPがないため発動は大変で、
    剛撃+5一閃+3といった構成は現在でも現実性を欠く選択肢ではあるものの、
    激励+2や支援などはそれなりに発動させやすい事から、
    プレイヤー側の負担を減らす目的でこれらをラスタに発動させている人は多い。
    また、剛撃+5はともかく一閃+3は装飾品だけでも発動できるため、
    上記のような支援特化のラスタが飽和状態になってからは、
    MHF-G5時代に流行った「攻撃力UP【絶大】相当スキル&一閃+3」
    という構成も見受けられるようになった。
    更に、秘伝珠や秘伝防具FXを用いて秘伝スキルを発動させている人もいる。
  • ただし、MHF-G9以降に追加されたスキルは、
    閃転と怪奇を除くとラスタでは軒並み発動すらしないようになっている。
    そのため、不退猛進などは発動させても意味がなく、
    火力スキルの水準としては追及してもMHF-G6前後で止まってしまう。
  • また、防具固有の耐性値が反映されるため、
    これとスキルを組み合わせることで属性耐性を55以上にし、
    属性やられ【特大】を無効化できる唯一のNPCである。
  • 前述の通り一部のスキルは無意味だが、基本的には多くのスキルが反映される。
    隙を無くすための聴覚保護、風圧、耐震はもちろん、
    ダメージ無効化の審判、状態異常で動けなくなるのを防ぐ状態異常無効【多種】、
    激励支援など、
    有効なスキルは割と多い。
    一応鉄板とされる構成(上で言う支援特化ラスタ)はあるにはあるが、
    現在では一点に特化しているラスタもそれなりに活用されている。
  • ちなみに風圧無効を付けると、着地前のモンスターにペイントボールを投げて
    ワールドツアーを引き起こす可能性がある。
    ただ、昨今の追加モンスターでこのような仕様になっているものは稀であり、
    古いモンスターについても対処のしようはいくらでもあるため別段問題はない。
    ちなみにラスタに自動マーキングを付けるとペイントボールは投げなくなる。
  • シーズン7.0からはアイテムの貸出し・使用ができるようになった。
    粉塵、笛、投げナイフ、罠をギルド貢献Pでレンタル可能になりクエスト中に使うことがある。
    一度レンタルしたアイテムは何度でも使えるが、他のアイテムに切り替えるたびにギルド貢献Pが必要
    (過去にレンタルしたものに戻す場合でも再びギルド貢献Pを払う必要がある)。
    しかし何分お馬鹿なためか、ディアに落とし穴、古龍へ罠使用等奇怪な行動もする。
    粉塵セットは状態異常を素早く治してくれる上に、基本的に無駄遣いすることもなく、
    クーラーやホットドリンクの持込忘れに対応してくれるので、困ったら粉塵を持たせるという手はある。
    • かつては、PT内に(ラスタ自身を含め)火事場スキルを所持しているハンターが居る場合、
      生命の粉塵を含む広域回復行動はとらない設定だったが、現在は使用するようになった。
      火事場の発動において、体力の上限値を下げる(回復で解除されない)方法が定着したためと見られる。

一時契約ラスタ

  • MHF-Gからの新要素。メゼポルタ広場などのロビーにいるハンターと一時契約を結んでラスタにできる。
    借りた側がログアウトするか別のハンターと一時契約するまで有効。
    通常ラスタやレジェンドラスタとは別枠なので、クエスト定員に空きがあれば個別に同行する。
  • 契約するには対象のステータス画面からラスタの能力を確認した上で「一時契約」を選択すると可能。
    ステータスを開く方法は実際に接近する、メニュー⇒コミュニティ⇒メンバー情報からの2つがあり、
    特に後者はいちいち接近しなくても、相手がクエストに出発しても開けるためオススメである。
    ただしいずれも、同ランドにいないハンターのステータスは見ることが出来ないので契約も不可能となる。
  • なお、契約するためには「ラスタの契約が可能な状態になっている」ことが条件となっている。
    そのため、HR1のハンターは一時契約ラスタを使用できない。
    また、一時ラスタのスキル数は通常ラスタと全く同じシステムで管理されているため、
    ギルド貢献ポイントを使ってラスタのスキル数を開放していかないと、
    一時ラスタの発動スキル数も減ってしまう。
  • ワールド「シリアス」が「一時ラスタ契約自由」となっているが、
    一時契約自体はワールドに関係なく、貸す側の設定を問わず可能である。
    契約時に相手ハンターに通知が行われることもない。
    借りるランク、貸すランクの制限も(HR2以上なら)ないので、
    例えば下位ハンターがG級ハンターの一時ラスタを借りたり、その逆も可能。
  • なお、再契約する際は既に契約している一時ラスタの解約が先に行われるため、
    その後再び契約の操作を行わないといけない点に注意が必要である。
  • 既に自分が通常ラスタとして契約しているハンターを、一時ラスタとして二重に契約することはできない。
  • 設定したアイテムに関係なく、各種の粉塵・ナイフ・笛を使用する。
    G1の時点では使用するアイテムは自分が契約している通常ラスタと同じものになっていた。
    罠は使わないので注意。
  • HR2でラスタの契約を可能にしていれば誰でも気兼ねなく利用できるということで、
    初心者からG級最前線ハンターまで人気と評価が高いシステムである。
    また、上述した「ラスタの持ち帰り」は一時ラスタにも適用されるため、
    貸す側もメリットは大きく、ラスタ装備の開発に心血を注ぐハンターは少なくなかった。
    ただ、上述の通りラスタ自体の戦力不足が目立つようになってきており、
    猟団部屋おすそ分けボックスなど類似システムで素材を得る手段も用意された事から、
    最盛期(G3~G6頃)に比べると一時ラスタ開発のニーズ(供給)は鈍ってきている。
  • 最盛期には前述した鉄板という構成が流行し、
    一時ラスタが借りられるようになるにはそれが必須とも言われていたが、
    一部除き全てG級スキルで構築され、精錬装飾品直接生産もG級・〇〇珠もなかった時代であった事から、
    (メインストリーム外の事とは言え)その構築にはかなりの労力を要していた。
    紳士ハンターが満足できるような見た目のラスタなど、例外もあったが。
  • また、初心者ハンターはラスタのスキル枠解放が不十分となりがちであり、
    貸す側のスキルが100%機能しない可能性があることも留意して装備を組むとよい。
  • ちなみにラスタと一時契約ラスタは他のプレイヤーの分身という事で、
    オプションメニューから「プレイヤーネームを自分以外全て非表示にする」設定を行うと、
    名前が表示されなくなる(「?????」になる)。
    後述のサポート狩人達はこの設定を行っても名前は表示される。

レジェンドラスタ

ラスタ教官

  • HR2以上でなくてはラスタ契約を結ぶ事が出来ないため、
    それまでの間はお試し期間として教官がラスタとなる。
    ラスタ教官はモンスターやハンターの行動に対し様々なコメントをするので一見の価値あり。
    ただし上記のようにHR2以上だと連れて行けないため、全部見るのは結構大変である。
  • 旧HR制度ではHR11までラスタ教官が付いてきていたのだが、
    どうやら理論上はHR11未満でも狩猟可能なモンスターについては、
    その全てにコメントが設定されていたようである。
    たとえばリオレイア亜種は、受注はHR11以上が条件だが、参加ならHR8から可能であった。
    現在の新HR制度では、HR1で登場するモンスターについてのコメントしか聞くことができない。
  • ちなみにHR2以上でも、教官見習いネコから「教官の教えを思い出す」を選択すると、
    ラスタ教官と共にゴゴモアを狩猟するクエストに行くことが出来る。
  • ちなみにラスタ教官はゲネポスをライバル視しているらしい。
    何でもあの麻痺攻撃の前に辛酸を舐めさせられたのだとか。
    また何故かアプトノスをアプノトスと呼ぶ。
    見ての通りの誤植なのだが細かい違いなので、
    こちらも注意していないと意外と気付かない(ただし現在は修正されている)。
    また、発言をまとめた変人変わり者も。
  • 教官としての意地なのか、通常のラスタと比較すると物凄くしぶといのも特徴。
    始めたばかりの初心者にとっては盾としてかなりありがたい。

秘伝教官

  • ミッション受注中に同行する特別なラスタ。
    男性の秘伝教官Sと女性の秘伝教官Rがいて、受注したクエストを担当する側が同行する。
  • 結構な頻度で会話をするのも特徴。
    秘伝書を手に入れたハンターに向けたやや説教臭い内容が目立つ。
    チャットログではなくウィンドウ方式なので狩猟中はなかなか目が届かないかも知れないが、
    バリエーションは豊富なので余裕のあるときは読んでみよう。
    ラスタ教官同様、こちらのチャットアクションに応じて会話してくれる。
    男性と女性の秘伝教官では内容も違うので、色々と試してみよう。
    • 例)アクション「求愛」… 男性教官「我輩には妻子がいる」、女性教官「無理!」
  • 教官ラスタ同様、無限と思えるほどの体力を持つ。
    武器は無属性ではあるが攻撃力も決して低くなく、下手なラスタより頼れる仲間になることも。
    ただしミッションS・Rの受注時限定で同行するため、影が薄い。
  • 昔は「秘伝書育成ミッション」が手動受注であり、
    このミッションでも強制的に同行するという仕様であったため、
    その気になれば覇種やG級でも連れまわすことができた。
  • 教官ラスタとの関係は明言されていないが、秘伝教官S曰く「弟が居る」らしく
    それが教官ラスタの事を指している可能性は高い。
  • なお元々はラスタ枠を上書きして登場する仕様だったが、現在では「ラスタの次」という優先度になっている。
    この仕様の根幹を引き継いでいるためなのか、使用するアイテムはラスタのものを引き継いでいるため、
    ラスタが罠を使う設定になっている場合はちゃんと罠を置いてくれる。
    クエストによっては便利なので頭に入れておいてもいいだろう。
  • G7で秘伝書育成ミッションの仕様が大きく変更されたことに伴い、
    彼らを見かける機会は大きく減ってしまった。
    彼らが従来通り付いてくる、通常のミッションをやるメリットが殆ど無いのも痛いところ。

援狩人【フォスタ】

  • フォワード.4から実装されたラスタの亜種とでも呼ぶべき存在。
    クエストの定員に空きがある場合、ラスタとは別枠で最大2名の「フォスタ」というNPCが派遣される。
    言ってみればクエスト定員を埋める補欠のような存在である。
  • このフォスタはHR1から同行してくれるため、
    ゲーム開始直後でも「ハンター、教官、フォスタ2人」という擬似PTが構成できる。
    HR2に昇格するまではラスタ・一時ラスタ・パートナーの雇用が出来ないため、一度は見る機会があるだろう。
  • 基本的な振る舞いはラスタと同様だが、装備や貸し出しアイテムの指定はできない。
    また独自の機能としてクエスト中に秘伝教官同様ウィンドウ枠を使ってセリフを発する。
    雑談が殆どだが、大型モンスターの体力が半減した時と、部位破壊に成功したときは教えてくれる。
    体力半減をはっきり通知する能力はかつてはフォスタだけのものだったが、
    GG以降はパートナーも通知してくれるようになった。
  • フォスタはそれぞれ個性のある6人がいて、クエストごとに誰が来るかはランダム。
    使用武器も毎回ランダムだが、武器の属性はフォスタごとに決まっている。
    • ノン(無属性)
    • イグニール(火属性)
    • エレーナ(雷属性)
    • タレス(水属性)
    • ヒエムス(氷属性)
    • ツァーリ(龍属性)
  • プレイヤーのハンターランクに応じて装備が強化されていくが、
    凄腕以降は変わらず、しかも耳栓すら付けてくれないのはご愛敬。
    G級以降はモンスターの攻撃一発で倒されてしまうことも少なくないため、戦力としても相当厳しい。
    せめてG級武具とまでは行かずとも、HR帯の最終到達点である覇種武具くらい身に着けてくれれば
    マシになりそうなものなのだが。
  • かつてはリーチ極長の大剣でプレイヤーを邪魔しまくるなどの迷惑な行動もしたが、
    フォワード.5でのリファインで、通常ラスタ同様に攻撃がハンターに当たらなくなった。
  • AIは基本的にラスタと同じだが、大剣、双剣、ハンマーはラスタと行動パターンがかなり異なる。
    狩猟笛は攻撃旋律を吹いてくれる…のだが、
    HR5(凄腕級)以降において攻撃旋律を持つ笛を持つフォスタはタレス一人しかいない
    しかも、所持している武器種の中からランダムで選ばれる上に、
    そこから更に攻撃旋律の無い笛との二択でようやく登場する。
    ウォーターホルンSPを担いだタレスが現れたら歓喜しても良い。
    • なおこのタレス、ハンターのHRが5未満の時に限り長期イベントの笛を担いでくる事がある。
      SP武器なんかよりもそっちを使ってくれればいいのに……。
  • 以上の事からフォスタは基本的にパートナー・ラスタ・パートニャー・一時ラスタを、
    積極的に利用できるようになるまでの穴埋めという存在であると言っていい。
  • 成長やアイテム持ち帰り等の要素が無いので、同行してもクエスト終了時の結果表示を増やさない。
    このため、低難易度のクエストを高速で回す際はパートナーやパートニャーは敢えて切り、
    体力通知や小型モンスターの掃討を目的としてフォスタのみ連れていくというテクニックがあった。
    ただ、G9.1で報酬アイテムリザルトが1画面に集約され、
    成長リザルトについても、MHF-G10.1で簡略化及び省略可能となるリファインが実施された。
    そのためある程度NPCが充実したハンターがフォスタを意図的に用いることはない。
    セリフをONにしておけば、ソロプレイ時の賑やかし程度にはなる…かも知れない。

パートナー

  • MHF-G3.1から実装された育成システムのあるラスタの一種。
    現在のサポート狩人関連において最も重要なラスタと言ってよい存在である。
    詳細はパートナーの項目を参照。

パートニャー

  • MHF-G5から実装された、いわゆるオトモアイルーに相当する存在。
    同行条件などについては他のサポート狩人と同様に扱われる。
    詳細はパートニャーの項目を参照。

破狩人【バスタ】

  • MHFシーズン7.0より登場した特殊なハンター。大討伐にのみ参加する1種のNPCである。
    以下で述べるように需要自体が皆無に等しかったためか、MHF-G6で削除されてしまった。
    G6で削除されたため、後のG9で実装されたG級のラヴィエンテには姿を見せない。
  • 大討伐クエストに参加したプレイヤーの前に、パーティメンバーとは別に4人単位で出現した。
    プレイヤーとは別のパーティで大討伐に参加しているメンバー、という立場であり、
    サポートする味方というよりは、大討伐の雰囲気を盛り上げるモブ要素といったところ。
    他のラスタと異なり同行オフにすることができないので厄介者扱いされていた。
  • プレビューサイトやインタビューでは「バスタが攻略のヒントを~」的なことが書いてあったが、全くない。
    それどころか空気の読めてないセリフ・中二病臭いセリフなど飛び出し、プレイヤーの神経を逆撫でする。
    おまけにプレイヤーにまったく気を使わない。
    こちらがガードしていようがアイテムを使っていようがお構い無しに攻撃に巻き込んでくる。
    バスタはいかなるときも4人で固まって行動するため、
    油断していると4人がかりの攻撃に巻き込まれて身動きできなくなり、
    まとめてラヴィエンテに抹殺されたりする。
  • ちなみに彼らは不死身である。怒り状態のラヴィエンテがブレスで吹き飛ばそうが、尻尾で薙ぎ払おうが、
    火山弾の雨を降らせようが、あまりの邪魔さに頭に来たハンターが大タル爆弾G3で爆破しようが
    何事も無かったかのように立ち上がり、戦闘を続行する。
    どれも通常のハンターが食らえば即死級の威力だというのに…。
    ただし(通常の進行速度では気づかないが)一定時間が経つと限界が来るらしく
    メッセージを残して(これ以上は限界だ、など)撤退してしまう。
    • ちなみに狂暴期ではフェイズが進むといつの間にか居なくなってしまう。
      流石に狂暴期相手では彼らも辛いのだろう。後述の理由からハンターにとっては大変ありがたいのだが
  • 弓だろうがボウガンだろうがクリティカル距離無視するどころか、ほぼ零距離で攻撃する。
    ラスタと同じ仕様だと思われるが、ラスタ開発時「クリティカル距離から忠実すぎる射撃があったので弱体化
    との声がインタビューであったため、その影響かと思われる。
    以上の理由で戦力になっているとは到底思えないが、
    装備はネタ装備を着ていたりすることもあるので見た目なら楽しめただろうか。
    ちなみに実装当初は、弓バスタが溜め1を連射する仕様であった。
    しかもその弓が4人も居るバスタPTが存在していた。
    うるさいしヒット数が多すぎて超速射の弾が処理落ちスルーするため部位破壊が上手くいかないなど
    ネタで流すにはちょっと厳しいものがあったようだ。
  • また、気球に搭乗している4名もバスタとされている。
    彼らは気球から支援活動をしているらしいが、本来討伐要員として搭乗しておきながらサボっている者が居る。
    放置枠で参戦した場合、彼らの応援や下に降りない言い訳を聞くのも一興。
  • ゲーム雑誌「ファミ通コネクト!オン」にて定期的に行われていた、
    読者参加型企画のファッションコンテストで優秀賞に輝いたプレイヤーは、
    期間限定でバスタとして掲載された装備そのまま登場した。
    編集部のキャラも一緒に登場して喋ったりするため、普段よりだいぶ賑やかとなっていた。

余談

  • 上述したように元々はMHF版オトモとして実装されたサポート狩人システムであるが、
    MHF-G5.1ではMHF版オトモアイルーであるパートニャーが実装されている。
  • 基本的にMHFは人間4人のPTプレイが大前提のバランスであり、
    サポート狩人はそれとソロプレイの差を埋めるためのシステムと言ってよい。
    MHFのソロプレイ事情についてはこちらを参照のこと。

関連項目

オトモ/レジェンドラスタ
オトモ/パートナー
オトモ/パートニャー
システム/ギルド貢献ポイント