クエスト/コロコロ・モンスターじゃい!

Last-modified: 2024-04-21 (日) 12:59:02

MH4で登場したイベントクエストの一つ。
小学館より発売されている月刊コロコロコミック
及び同誌で連載中の曽山一寿氏の漫画『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』とのコラボクエストである。

※2024年4月9日のニンテンドーオンラインサービス終了に伴い、本クエストは配信終了した
未受信の場合、受信済みデータとのローカル通信を行うことで受注可能になる。

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金条件配信日
MH4集会所
上位★4
討伐クエスト闘技場5400z600zHR4以上かつ、
防具、護石未装備
2013年
11月15日
 

概要

  • 配信開始の前週から配信予告で見ることが出来たのだが、
    その画像に映っていたのはハンターを超える程の巨大なクンチュウ
    クンチュウ自体色々とネタにされており、
    「MH4Gではドスクンチュウが出るのでは?」という冗談もあったことから、
    このクエストが配信されることが明らかになると一気に反響を呼んだ。
    そして待ちに待った配信当日、しかしハンターを待ち構えていたのは想像の斜め上を行くモノだった

    でんぢゃらすな老人
    なに、走るのが疲れるじゃと?
    ワシが楽ちんに移動する方法を教えてやる!
    丸まる、コロコロ転がる。以上!
    では、お手本を見に行くぞ!
    そうそう、デカイ奴につぶされんようにな。

  • クエストのメインターゲットはクンチュウ12匹の討伐。
    幾ら防具・護石が装備不可とはいえ、小型モンスターのクンチュウであることから
    気軽に受注したハンターも多かったことだろう。
    そしていざ闘技場に入ってみると、そこには巨大なクンチュウの群れ
    初見では驚くものの、黙々と作業的にクンチュウを倒し始めたことだろう。
  • しかし、このクンチュウの攻撃を受けた時、このクエストの恐ろしさを知ることになる。
    なんと転がるクンチュウに当たるだけで即死級のダメージを受ける
    つまり、ネタクエストでありながら、小型モンスターの強化個体が登場するクエストだったのである
    初見ではあまりに突然すぎる死にリアル顔となったハンターも多い*1であろう。
    もしくは倒れたハンターから笑顔の魂が「"る~るる~♪"」というファンファーレと共に昇天し、
    やはりの文字が出ている画を想像したハンターもいるかもしれない。
    • さらに防具が装備できないことから、護符・爪や食事スキル、武器の防御力プラス効果を駆使しても
      防御力は100程度までしか上げられず、これでも体力130程度は簡単に持っていかれてしまう
      飛び掛りに至ってはどれだけ対策しても確実に即死コースである
      また、クンチュウの攻撃は全て尻もち効果しか持たないため、
      SA付きの攻撃でゴリ押ししていると、あっという間に嬲り殺されてしまう。
      その上、クンチュウは甲殻が硬いことから、攻撃を弾かれた時の隙に転がってきたクンチュウに轢かれ
      救急車ネコタクのお世話になることも有り得る。
      • 尚、このクンチュウの転がり突進のダメージ量を他の攻撃に当てはめると、
        なんと上位ゴア・マガラの滑空突進とほぼ同じである。
        もはや攻撃力がどうとかいうレベルじゃない。
    この為、「たかがクンチュウだろう」と侮っていたハンターをあっという間に轢き殺していき、
    2chの本スレでは2乙・3乙報告が次々に書き込まれてお祭り騒ぎとなった。
    たかがクンチュウごときにあっさりと1乙させられたハンター達の悔しさも解るであろう。
  • 幸いなことに、強化されているのは攻撃力だけであり、耐久力は通常のクンチュウとさほど変わりはない。
    キックやブーメラン等でひっくり返してしまえば、あとは数発攻撃を加えるだけで仕留めることができる。
    • 簡単な攻略法としては、段差の上に陣取って戦う方法がある。
      クンチュウは転がり攻撃の際段差で引っかかって仰向けになりやすいので、そこを狙えば簡単に処理できる。
      狩猟笛で、はじかれ無効と防御力強化や精霊王の加護を吹いて戦うのも良い。
      毒けむり玉を調合分持ち込めるなら、闘技場を毒まみれにしてムシコロリ討伐してしまうのもアリ。
      たとえ調合分持ち込まずとも、持っていくだけで補助として充分役に立ってくれる。
      いずれにしても、まず周囲に気をつけて不意打ちを食らわないことが重要。
    • また、ボウガンでひたすら散弾を撃っても簡単にクリア出来る。
      この場合、散弾で地上に居るクンチュウを全部ひっくり返してからひたすら連発していれば
      次々と跳ねて絶命していく。
  • クエスト固有素材はコロコロチケット。これを使うことで雷剣コロドライトが生産できる。
    また、このチケットではオトモ装備も生産でき、でんぢゃらすじーさんになりきる胴装備「なりきりDじーさん」、
    武器の「でんぢゃらすなアレ」を作ることも出来る。
    オトモ装備は上位序盤としては性能は高め。ただ、武器を装備させると文字通りクソゲーになってしまうのはご愛嬌。
    • ギルドチケットSが手に入るクエストとしては最も難易度が低い部類に入るので、その意味でもおいしいクエスト。
      何かと消耗の激しいモンスターの濃汁もオマケでもらえる。
      事故死が怖いが、それでも小型モンスターの討伐なので、大型モンスターを相手取るよりは幾分楽である。

関連クエスト

MHXではニャンタークエストとして再登場している。

コロコロ・キケンなデカい虫

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金条件配信日
MHX集会所
上位★4
ニャンター
クエスト
闘技場3000z300z受注・参加
HR4以上
2016年
1月15日
 
でんぢゃらすな老人
ワシがキケンな虫から助かる方法を教えてやろう!
さっそくあそこのデカイ虫で練習じゃ!
さあ、アイツらを必殺ビームでまるごとぶっとばすのじゃー!!
…えぇっ!?ニャンターって必殺ビーム出せないの!?
  • 内容はMH4の時と同じく巨大クンチュウ12匹の討伐。
    今回はニャンターで挑戦しなければならないが、防具は着て行ける。
    • 「ニャンターとはいえ防具着て行けるんなら楽勝なんじゃね?」と侮ることなかれ。
      勿論今回も強化個体であり、ダメージは非常に大きい。
      更にニャンターは回復手段に乏しいため、なす術なくやられることは十分にありえる。
      とはいえ防御が確保できる分、MH4の時より危険度は低め。
      防御力を400付近まで確保すれば、転がりは体力の1/4程度で済み
      MH4では即死クラスだった飛び掛かりも半分前後となり致命傷にならなくなった。
  • クンチュウの大きさはMH4の時と変わりはない。
    しかしニャンターモードは、視点が低くカメラが寄り気味である。
    それに伴いただでさえ巨大なクンチュウがより大きく見える。虫嫌いのプレイヤーには堪えるだろう。
  • 今作ではクエスト固有素材がじーさんコインに変化した。
    これを使うことで前作と同じ外観のオトモ装備「おめかしDじーさん」と
    でんぢゃらすなアレ」が生産できる。

余談

  • クエスト名にもなっている「~じゃい!」の部分だが、
    じーさんの口癖は「~じゃ」であり、厳密には校長*2の口癖である。
    きっと「ワガハイもモンハンに出たいんじゃい!!」などとダダをこねた結果なのだろう。
    まぁ、彼はよくじーさんとケンカしたり、フルボッコにされたりオチを担当したり昇天したりしているので
    モンハンくらいには出てもいいんじゃなかろうか。
    どうせ出てきてもドスランポスあたりに食い殺されるのが関の山だろうが。
  • MHXではニャンターがビームを出せないことに何故か衝撃を受けているが、
    これはじーさんの飼い猫(?)の「ゲベ」から来ているのだろう。
    このゲベは、見た目は白いネコであり作中の登場人物もネコと認識されているのだが、
    何故か人間語を喋ったり、顔から下がムキムキの人間体型になったり、口からビームを吐いたり……
    と、他にも色々とネコかどうか疑わしい謎の生き物である。
    じーさんはアイルー達もゲベと同じようにビームを出せるものだと思っていたのだろうか。
    モンハン世界にも顔から下が人間体型にしか見えない奴ならいるが、あいにくムキムキではなく肥満体である。
    後にMHWorldで前述のムキムキという点も一致する奴が登場した。
  • ナンバリング作品において小型モンスターの強化個体が登場するクエストはかなり珍しく、
    前例はUSJ・ガノトトス3Dに出現するサメぐらいなものである。
    サイズ変化した小型モンスターが登場し、ハンターを即死させる攻撃を行うあたりは
    フロンティアのエイプリルフールを髣髴とさせなくもない
    (あちらと違ってコチラはコラボ元が元だけにはっちゃけた仕様となったのだと思われるが)。
    • 他にも、MHP2では若干ではあるが強化が施されたランゴスタが登場しており、
      P2Gでは見事に中型モンスターに昇格を果たしている。
  • 原作でも、油断していたらとんでもないものが出てきて死ぬまたは逃げる、
    勝てると思ってたら更に上をいく何かで死ぬ等の理不尽展開でオチをしめる事が多いので、
    多くのプレイヤーが余裕で勝てると思っていたクンチュウに、
    想定外の攻撃力で殺されるという展開に懐かしさを感じた人もいたという。
    実に原作らしい展開を(出来ればしたくないが)再現させてくれるクエストに仕上がっていると言えよう。
  • 厳密には、『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』はコロコロコミック2010年3月号にて最終回を迎えており、
    このクエスト配信の時に連載されていたのは、飽和気味だった設定をリセットし、翌月号から
    新たにタイトルを変えてはじまった第2シリーズ『でんぢゃらすじーさん邪』である
    (DL特典称号に「邪」があるのはこのため)。
    2021年11月現在連載されているのは、2017年4月号から始まった
    第3シリーズ『なんと!でんぢゃらずじーさん』となっている。
    • 大人版のコミック「コロコロアニキ」ではスピンオフ作品『でんぢゃらすリーマン邪』も連載している。
      ちなみに、MHXXではこれに関連したなりきり防具「きこなしDリーマン」が登場する。
      サラリーマンになったじーさんといつものじーさんを引き連れてでんぢゃらすな狩りに赴こう。
  • このクエストに登場するクンチュウは、クイーンランゴスタ等と同様、かなり巨大な個体である。
    そして、クンチュウはダンゴムシやダイオウグソクムシの様に、
    複数の脚をワシャワシャさせながらハンターに迫ってくる。
    …ここまで言えば分かるだろう、虫嫌いにはかなり堪えるクエストとなっている。
    クイーンランゴスタに続き、この系統のクエストの後継者である。
    だが、ダイオウグソクムシは一部でカルト的な人気を誇っており、そんな人には狂喜乱舞絶頂至極モノのクエストである。
    ダイオウグソクムシたんprpr

関連項目

モンスター/クンチュウ
武器/雷剣コロドライト
クエスト/コロコロ・転がるモンスターズ
オトモ/でんぢゃらすなアレ
クエスト/巨大飛甲虫討伐ノススメ - 巨大な甲虫の討伐クエスト同士
クエスト/モスはモスでもモスのモス - 小型モンスターの超強化クエスト繋がり


*1 原作では、オチはほぼ毎回「誰かがリアルな顔をして何かを叫び、その左下に大きく「完」と書かれる」というものとなっている。
*2 れっきとした登場人物名。永遠のやられ役。なお読者公募で決定した本名は「ミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャフンドシン」である