- MHXXにおける5つの村最終の一つ。
目次
概要
- 塔の門番
- 相応しき挑戦者が現れたとき
その者の前に扉は開かれる。
この先でまみえるのは、圧倒的な
強さと脅威。ただひたすらに
純粋なる力を競え。誇りを胸に、
共に歩みし武器を手に、
狩人よ、前へ。
- 村上位の高難度以外のハンター用クエストを全てクリアすることで5つ同時に出現するクエストの一つ。
他の4つは旧作の村最終のリメイクであり、作品と同じ名を冠し本作を象徴するモンスターが集う
このクエストこそ、本作の真の村最終と言っても過言ではない。
- 内容はディノバルド→ライゼクス→タマミツネ→ガムート→バルファルクの連続狩猟。
鏖魔ディアブロス以外の全てのメインモンスターが出現する。
四天王は全て獰猛化個体な上、大連続狩猟でありながら古龍まで登場する高難度クエスト。
村最終のご多分に漏れず全てG級個体が出現する。- 各々が村上位で戦う通常個体の1.5倍近い耐久力を持っている。
特にバルファルクは古龍だけあり四天王よりも耐久力が高いため、
四天王の狩猟時点で30分以上掛かっている場合、かなり厳しい戦いになるだろう。
- 各々が村上位で戦う通常個体の1.5倍近い耐久力を持っている。
- 四属性が揃う四天王に龍属性のバルファルクが加わり、モンスター側は全属性の攻撃を放ってくる。
防具だけで完全に耐性を揃えるのは難しいため、最低限苦手なモンスターの属性耐性だけは整えておきたい。
タマミツネの水属性の攻撃は少ないので水耐性は犠牲にしてもいいかもしれない。
武器も、四天王のうち特に苦手としているものの弱点を選ぶか、物理性能が極度に高い武器、
あるいはどのモンスターにも、特にバルファルクに有効な毒属性を選ぶといいだろう。
見ての通り弱点属性はバラバラだが、実はタマミツネとライゼクスは狙いやすい物理弱点部位に属性がそこまで通らず、
ガムートも狙いづらい鼻以外はそこまで火が通る柔らかい部位がない。
一方、ディノバルドは弱点である頭部、尻尾に水属性が強く有効である。
際立って苦手なモンスターがいない場合は、十分な攻撃力、属性値を持ち、
かつ会心率も素でプラスであるため超会心との相性がいい天眼武器で行くのも一つの手であるかもしれない。
またライゼクスを除けば雷が十分通るため、ライゼクスを罠や爆弾で仕留めてしまえば
それ以外のモンスターには有利に戦える。
爆破属性で行きたくなる人もいるかもしれないが、ディノバルドとタマミツネ、
バルファルクにはあまり有効ではない。
あと、間違っても龍属性武器で挑まないように。
実はタマミツネの腕(部位破壊前のみ30%。破壊後は10%)を除けば、5頭共にあまり通りが良くないのだ。
特にガムートとバルファルクは全部位0%である。大人しく他の属性か、無属性武器を担ごう。
- 5頭のモンスターの連続狩猟で、倒したモンスターが消えてから次のモンスターが登場するボスラッシュ方式。
体力が高めといっても村に比べての話なのでG級装備で行けば別段苦労はしない…
…と思うかもしれないが、このクエストに登場するモンスターたちは
ブシドーやブレイヴ、エリアルの隙を潰す攻撃*1を何かしら持っているため、
防御力を確保する、他のスタイルを選ぶなど何かしらの対策は必要になってくる。
ごり押しで削り切れる程度の体力とは言え、5頭のモンスターを相手取るという関係上、
あまり攻撃を食らいすぎると回復アイテムが尽きかねない。
深追いはせず、堅実に立ち回るのも狩猟技術の一つと言えるだろう。
- 他4つの村最終に先に手を出している場合、それらはクリア後に報酬の頭装備が貰えることを知る。
このクエストは本シリーズの集大成とも呼べるクエストである以上、
クリアすれば報酬は当然の事、方々のNPCから賛辞が贈られるだろう…
…と思いきや、何も貰えないし何も起こらない。
今までと違い全てが終わったとは限らないため致し方ない部分もあるが、
なんともあっけない終わり方である。
- クエスト報酬も、大連続狩猟なので報酬は全モンスター分でばらけてしまう。
特に基本報酬でしか入手できない獰猛化素材は、
各モンスターのものが確定で手に入る単体クエストの方が集めやすいだろう。
- そんなわけなので基本的には勲章目当て以外でクリアする旨味はない。
集会酒場で装備を整えてから挑戦しても全く遅くないので焦らずじっくり挑もう。
余談
- 他の村最終の内容は、
- 通常モンスター4頭の連続狩猟となる「モンスターハンター」
- 獰猛化モンスター2頭を含む3頭の連続狩猟で2頭同時狩猟が発生する「覇者の証明」
- 獰猛化モンスター、特殊個体、古龍各1頭の3頭連続狩猟で2頭同時狩猟が発生する「龍歴院からの挑戦状」
- 獰猛化モンスター3頭の連続狩猟となる「ギルドからの試練」
ただし同時狩猟が無く、全モンスターを捌き切る技量さえあれば搦め手を使う必要は無い為、
難易度が最も高いとは言い切れない。
特に龍歴院からの挑戦状は、柵が無い状況での獰猛化個体と特殊個体の2体同時狩猟が発生する上、
けむり玉での分断も最後まで継続する事は難しい為、
場合によってはこちらと同等かそれ以上の難易度へ変貌する。
- このクエストで本作のメインモンスターとして唯一登場しなかった鏖魔ディアブロスだが、
集会酒場の方で「狩人達の究道」という、こちら同様G級獰猛化四天王を狩猟するクエストで、
その最後に登場……はせずに代役の獰猛化ディアブロスが登場している。
特殊許可以外で二つ名個体が出現する事が無い*2為仕方がないのだろうが、少し残念な気もしないでもない。
- 上記のクエストも含め、MHX及びMHXXでは都合4度四天王の連続狩猟を行う事になるが*3、
そのうち3回はパッケージモンスター故かディノバルドがトリを務めている。
当クエストでは四天王で終わりではない為か最初に登場する。
ちなみにガムートとタマミツネは同時狩猟も含めると2度最初に登場し、
ガムートは当クエストで四天王としては最後に登場するが、
ライゼクスだけは必ず中間で登場している。- 四天王の登場順はMHXのオープニングの逆順である。
- このクエストにおいては他の四天王クエストと違い先鋒ではないガムートは、
タマミツネが倒された後地中から現れる。
- 依頼文にある「狩人よ、前へ」という言葉は、MH2のエンディング曲*4に付けられたタイトルでもある。
過去作の村最終復刻版が並ぶMHXやMHXXの村最終の中で、それに相当するクエストが存在しない
MH2を出典とする要素がこんなところに入れられているあたり、何とも心憎い。
- 地味にこのクエストの登場により、塔には「門番」が存在することが明らかとなった。
しかし、塔の門番がどのような立場の人間であるのかは本クエストからは読み取れない。
関連項目
モンスター/ディノバルド
モンスター/ライゼクス
モンスター/タマミツネ
モンスター/ガムート
モンスター/バルファルク
クエスト/宿命の四天王
ゲーム用語/四天王