MHP2Gのイベントクエストにして、MHPシリーズ史上最凶・最悪・最難関とも謳われたクエスト。
MHXでも、ほとんど同名・同内容のクエストが配信されている。
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 契約金 | 条件 | 配信日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
MHP2G | 集会所G級★3 | 狩猟クエスト | 大闘技場 | 42000z | 3500z | HR7以上 | 2008年10月30日 |
MHX | 集会所上位★7 | 闘技場 | 30300z | 3100z | 受注・参加: HR8~ | 2016年7月8日 |
目次
概要
- 血相を変えた備兵
- 信じられない光景だった…!
激昂したラージャン2頭が、闘技場に居座っていたんだ…。
いいか?命が惜しかったら、近づくんじゃない!
絶対にな!
MHP2G
- 大闘技場で2頭の激昂したラージャンを同時に相手にするという、
もはや正気の沙汰とは思えないクエスト。
その悪夢はMHPで阿鼻叫喚の地獄を招いたイベント二色の双角・闘技場さえ凌駕している。
聞くだけなら「最後の招待状」と大差ないように感じるかもしれないが以下の点が違う。- 最初から2頭がすでにスタンバイしている
- 上記の通り、2頭とも激昂したラージャンである
- 依頼を出しておきながら「近付くな」というダチョウ倶楽部的なノリの依頼文も
いろいろと突っ込みどころがありすぎる。
「絶対にな!」と釘を刺してる時点で故意犯な気もしなくもない。
依頼人の要望を勝手にギルドが依頼と解釈したとも思えるが、報酬金は誰が払っているのだろうか...?
- 「双璧!黒き熱風」もそれはそれは大変なクエストだったが、
こちらはグラビモス亜種より素早く強烈な攻撃を仕掛けてくる激昂ラージャンである。
「グラビの方がまだマシだ!!」と泣きじゃくるハンターは多いが、
絶対にクリアできないクエストなわけではない。
ただ、これはMHP2G屈指の難関クエストでクエストクリアした者は少ないのも事実。
4人で挑んだとしても勝率はかなり低く、慣れないプレイヤーが3乙をかますなど日常茶飯事。
分断法未使用でクリアできた貴方はプロハンターに十分値するだろう。
過去には、このクエストがクリアできないからと、
禁忌のオトモを使うハンターまで存在したという。
- 闘技場に入った瞬間にそのまま閃光玉を投げると一頭だけ閃光状態に陥るため、
閃光にかかってない方を罠を駆使してさっさと倒すのがセオリーであるようだが、
その後ミスで二頭とも閃光状態にしてしまったり、
暴れまわって閃光にかかっている方が罠にはまってしまったり、
事前に作戦の周知のできない野良では上手くいかないことも多い。
狩友とクエストに行く前にも、しっかりと説明しておこう。
もし、ソロでのクリアを狙うのならば、ペイントボールを使い、
どちらを攻撃しているかを判別すると良い。- 現在では分断法で分断して1頭ずつ相手にする戦法が開発され、その難易度は劇的に落ちた。
特にガンナーなら、闘技場に入った瞬間けむり玉を投げる
→奥の高台に上り近いほうのラージャンの攻撃を避けつつ討伐
→残った一頭とタイマン、…という方法にて、比較的簡単にクリアできる。
気付いていなかった方に戦っている方が攻撃を当てて気付かれた場合は地獄絵図と化すが。
そして天の山菜組引換券のために何度も狩られるハメに。
しかし、タイマン勝負とはいえ相手は激昂ラージャンである。
一瞬の油断が命取りになることも少なくないため、十分注意して挑みたい。- ただし上記のように超高難易度として知られるこのクエストもこの方法では相応のレベルまで難易度が落ちるため、
純粋に「腕試し」として挑戦するなら分断はしないべきだろう。
- ただし上記のように超高難易度として知られるこのクエストもこの方法では相応のレベルまで難易度が落ちるため、
- 現在では分断法で分断して1頭ずつ相手にする戦法が開発され、その難易度は劇的に落ちた。
- 因みに、このクエストが配信された裏には、
全国のハンターからの「武神闘宴では物足りない!」というトチ狂った要望が
カプコンに多数寄せられたから、というエピソードがある。
また、配信に当たる直前まで企画部では全くクリアできる気がせず、
辻本プロデューサーと一週間に渡って話し合ったという。
そしてついに配信。多くのハンター達を絶望のどん底へと叩き落した。
企画部やプロデューサー、そして多くのハンター達を困らせた、罪作りなクエストである。
時は流れ、2018年に行われた狩猟感謝祭のスペシャルステージにて、配信当日に辻本Pらが
現ファイナルファンタジー14プロデューサーの吉田直樹氏らとともにこのクエストに挑んだという話題が挙がったが、
吉田氏いわく「スクエニが粉塵6個使ったのにどうにもならなかった」と楽しそうに話していた。
- なお、報酬にはラージャン素材やおなじみ勇気の証S以外に金のたまご×5、金の山菜組引換券、
天の山菜組引換券など、一風変わったものが含まれる。
やはり金獅子が登場する双獅激天だからだろうか。
出ると一瞬とても嬉しくなるが、実際冷静になってみればこのクエストをクリアできるようになった頃には
ぶっちゃけ金も天もあんまり要らなかったりするが、やはり天は嬉しい。
とりわけ面倒入手困難な老山龍の天鱗稼ぎにもってこいだからである。
また金のたまごはそれ自体の珍しさもさることながら5個セットであるため売れば10万ゼニーも稼げる。
売ってよし、受け取ってよしの嬉しい報酬である。
もっとも、その頃には「もう資金もいらん」といわれればそれまでだが……。
いっそ、装飾品にして、激運を発動させるのはどうだろうか?
MHX
- MHP2Gで配信されてから7年以上。
なんと、MHXでも同クエストの配信が決定。2016年7月8日より実際に配信された。
後述の通り、同作にはもう一つ別の激昂ラージャン2頭同時狩猟クエストが存在するが、
こちらは当然ながら、場所はMH4仕様の闘技場となる。
今回は柵によって2頭を分断できるという変化があるが、
それでも油断できない難度である事に変わりは無いだろう。
- こちらのクエスト報酬は、P2Gの頃と一転してあまり特徴のないものとなってしまった。
強いて言えば、レア素材である金獅子の闘魂や羅刹の金角が比較的出やすいくらい。
……とは言えこれらの素材を集めるには難度が高過ぎるため、周回にはあまり向かないか。
- MHXで配信されたクエストのため、こちらは上位クエストである。
そのためMHXXが出た現在では、G級装備を揃えてごり押しすると言うのも有効だ。
類似クエスト
- MH3シリーズでは、ラージャンポジションにイビルジョーが就任しており、
3Gでは、その真の姿が現れた。
…そして、大方の期待を裏切らず、遂にこのクエストのイビルジョーverも登場したのだった。
- ラージャンの再登場したMH4では、
集会所上位★7にて、「怒髪の金獅子狩猟!」という激昂したラージャンの2頭狩猟クエストが存在する。
こちらは闘技場ではなく、通常のフィールド(原生林)が舞台なので、
まだこの「双獅激天」に比べると楽…なのだが、こちらはこちらでまた別の問題が発生している。- そして2014年7月4日、アーティアシリーズのEX装備が製作可能になる
イベントクエスト、金の仁王、並び立つの配信が開始された。 - また、ギルドクエストにもラージャンが2頭出現するパターンが存在し、
Lv76以降では激昂したラージャンの2頭クエストになる。
報酬が非常に良く、PTならクリアにもさほど時間が掛からないため、
発掘装備集めをしている廃人ユーザーからは人気の高いクエストである。
ただしLv100付近ではラージャンのステータスがかなり上昇しているため、
特にソロで挑む場合の難易度自体は上記2つのクエストより高いので、油断は禁物。
ラージャンが元々こやし玉が効かないのに加え、マップ構成によっては乱入モンスターもエリア移動しないので、
ランダムマップの悪条件が重なってしまうとそこそこ鬼畜なクエストになる。
- そして2014年7月4日、アーティアシリーズのEX装備が製作可能になる
- MHXでは古代林で激昂したラージャン2頭を狩猟する「月夜に出でし阿吽の雷撃」というクエストが存在する。
内容は、上記の「怒髪の金獅子狩猟!」と近いものになっている。
- MHR:Sでは、イベントクエストとして闘技場で激昂したラージャン2頭を狩猟する
「凶双襲来:破壊と滅亡の狂宴」が2022年8月25日より配信された。
関連項目
モンスター/激昂したラージャン
クエスト/最後の招待状
クエスト/最恐の果て
クエスト/怒髪の金獅子狩猟!
クエスト/OP・最強の宴
クエスト/金の仁王、並び立つ
クエスト/凶双襲来:○○ - 「破壊と滅亡の狂宴」を解説