クエスト/無双襲撃戦

Last-modified: 2023-10-31 (火) 23:45:54

MHFのG級にて期間限定(2019年3月20日より常設化)で開催されるゲーム内イベント。
双頭襲撃戦同様、G級の中でも特に高難度のクエスト群に位置づけられる。

目次

概要

  • 無双襲撃戦とは配信されるクエスト群、及び関連事象を総称したイベント名である。
    該当するクエストはいずれも<<超難関クエスト>>という双頭襲撃戦と同じ区分に分類されており、
    G級クエスト中最高レベルの難易度に属する「G★7」「G★8」にあたる。
    このため、参加には最低でもG級に昇級している必要があるので注意。
  • 「無双」の名の通り、登場するモンスターは1体ではあるものの、
    いずれも圧倒的な実力を有するモンスターである。
    いずれも単独のステータスとしてGR800辿異種モンスターにも匹敵するものがあり、
    更に一部のクエストではそれら2頭分に匹敵する或いはそれ以上のステータスのものもあるが、
    これが辿異種との決定的な差になるとは言い難い。
    彼ら(辿異種)との決定的な違いはクエスト環境及び行動面にある。
    前者は後述するが辿異種より遥かに厳しい条件が課せられており、
    後者は即死技やコンボ技、見切りにくい攻撃を多く有するものが多い。
    そうでないものについても行動速度や付随する状態異常が強化され対策無しではまともに戦えなくなっており、
    これらを言い換えて、環境・モンスター本体の双方が徹底的にハンターを殺しにかかる点が、
    辿異種を含む従来コンテンツのモンスター達との相違点と言える。
    • モンハン界隈で無双というと例の狩人を彷彿とさせるが、
      後述するがそれもある程度意識はしているものと思われる。
  • 2頭のモンスターが相手となる双頭襲撃戦とは対になっており、
    例によって制限時間は20分と短い。
    また、基本仕様として全クエストで元気のみなもと使用できず
    (連続ログインブーストなどの効果は有効)、全報酬効果が無効化される。
    なお一部のクエストではクエスト側の補正で「激運」スキルが自動発動する。
    難易度はいずれも固定だが、モンスターによって強制ハードコアモードかそうでないかは変わる。
    2016年10月19日からは、歌姫狩衛戦の「祈歌」効果も適用されるようになった。
    秘伝開眼奥義超越秘儀は有効だが、
    一部のモンスターはこれらに非常に強い耐性を示すことが確認されている。
  • また、双頭襲撃戦同様、クリアすることでオリジナルの防具を作製する素材を得ることができる。
    作製できるのは双頭襲撃戦同様、G級防具で、クエスト報酬で得られる素材3個で1部位生産できる。
    これらのG級防具は「高難度クエスト故の高性能防具」という位置付けであり、
    「極み駆けるナルガクルガ」以後のクエスト報酬で作れるG級防具は高性能の装飾品に精錬*1可能である。
    このため辿異装備が主軸になったMHF-ZZ現在でも、無双襲撃戦で作れる装備(装飾品)には強い需要がある。
    • 当初は素材が確定で入手出来るクエストが2種類*2しかなかったのだが、
      2016年8月17日より、全てのクエストで確定で入手できるようになった。
  • 現在のところ無双襲撃戦では
    渇喰パリアプリア
    極み吼えるジンオウガ
    妖し化ける??????(ミ・ル)」
    極み統べるグァンゾルム
    極み駆けるナルガクルガ
    極み灼き凍るエルゼリオン
    極み傲る???(ドゥレムディラ/天廊の番人)」
    極み襲うボガバドルム
    極み耀くゼルレウス」が登場する。
    いずれも通常個体から大きな変貌を遂げたモンスターとなっている。
    そしてこの内「極み」と付くモンスターは"極み"モンスター、通称「極み個体」*3と呼ばれ、
    制限時間20分の標準難度版の他に純粋なチャレンジ向けとして定義された、制限時間10分のクエストが存在する
    (先述した「GR800辿異種2頭分に匹敵する」モンスターはそのクエストで登場する)。
    制限時間10分版クエストでは連続ログインブースト、狩人応援コースのみなもと効果や、
    応援コースの与ダメージ1.2倍効果も無効化される。
    • ただし、ドゥレムディラ以降の極み個体は、
      全体防御率が撃退と討伐で大差は無い
      該当する極み個体の撃退クエストは低難易度と言うより、
      「討伐クエストよりクリア基準が低い」だけの状態になってきている。
      そのため、「限定防具、装飾品の生産素材を入手する」だけで見た場合、
      耐久力が遜色なくなっている分、それ以前の極み個体より難易度が高いと言え、
      該当モンスターには「低難易度でもMHF最強の存在である極み個体に挑む」という心構えが必要と言える。
      一方で、耐久力が討伐クエストと差が無いという事は、
      「撃退クエストをそこそこの速さでクリアできた場合、討伐クエストでも通用する可能性が高い」という事でもある。
    • これらのクエストをクリアすると専用の称号と、上述した防具の生産・強化素材一式分が確定で入手でき、
      そしてジンオウガ、グァンゾルム、ナルガクルガ、エルゼリオン、ボガバドルムのクエストでは、
      防具の外装解放券が確定で1個入手できる。
      ただし制限時間10分版と20分版で、作れる防具(装飾品)そのものは変わらない
      強化素材もとりわけ厳しいものというわけではなく、装飾品を直生産するのであれば不要になるため、
      素材はあくまでおまけ、各種極みモンスターから得られる外装防具については
      「エンドコンテンツの1種」と考えて良いだろう。*4
  • MHF-ZZでは、双頭襲撃戦及び無双襲撃戦専用のフィールド「古跡」が新規に実装された。
    元のフィールドと密接な関わりがあるモンスター*5以外は、
    それから程なくして旧クエストが撤廃され、古跡のクエストに一本化された。
  • Z以降は「無双&双頭襲撃戦WEEK!」と題して、
    新クエストを追加しつつ既存の無双・双頭襲撃戦を一斉配信するイベントが定期的に開催されていた。
    それもあって2019年初期でも非常に注目度の高いコンテンツとなっていたが、
    同年2月時点では月に約1回のペースでしか開催されていなかったため、
    常設化を望む声が定期的に運営側に寄せられており、
    それを受けて2019年3月20日より「極み耀くゼルレウス」解禁と同時に、
    「無双&双頭襲撃戦」というタイトルで、常時配信を行なう形に変更された。

『無双襲撃戦』- 渇喰パリアプリア

  • 2016年2月10日に初配信された、渇喰パリアプリアが登場するクエスト。
    トップバッターであるためか後発のモンスターのように「○○編」とは付かない。

渇喰無尽

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
潮島洞窟
温暖期
<昼>
8000Gz700Gzパリアプリア1頭の討伐受注・参加
GSR1
20分

依頼主:ハンターズギルド
潮島の地下から血肉を貪る生々しい音が聞こえるそうだ。
あるハンターが様子を見に大穴へ降りた所、
土埃の中から激臭とともに赤く光る二つの目が勢いよく襲い掛かってきたらしい。
こいつの正体を突き止めた者にはギルド秘蔵の防具をやろう。

  • 潮島の洞窟にてパリアプリア1頭を討伐するクエスト。
    潮島洞窟のパリアプリア、と聞いてピンと来た人もいるかもしれないが、
    この渇喰パリアプリアはかつて恐るべき強さと衝撃の外見で多くのハンターを戦慄させた、
    覇種パリアプリアがベースになっている。
  • 当然G級への登壇に際し、複数の新技を身につけている。
    近年のMHFで主流となったスキル群への対策もきっちり身につけており、
    覇種との戦いを征してきたハンター達も唸る強さとなっていた。
  • ステータスはG級個体の肉質をベースに覇種の体力が適用されている……のだが、
    全体防御率が極めて低く設定されており、何と0.14である。
    ここまでの低さは当時のMHFでは至天征伐戦や「極み喰らうイビルジョー」でしか見られなかったものであり、
    まさに至天征伐戦クラスの強さを誇るパリアプリアであると言ってよいだろう。
    とは言えベースが馴れ親しんだ覇種パリアプリアということもあり、
    初日でも多数のクリア報告が上がっている。
  • 渇喰パリアプリアは俗に言う覇種システムが適用されているため、
    罠こそ僅かに効くが捕獲はできない。
    もっともクエスト条件が討伐なので、捕獲を試みる人もいなかったと思われるが……。
  • クエスト報酬では「ギルドシンボル」が入手できる。
    これは強力なG級防具の「ガネトGシリーズ」の生産に用いる。
    2017年4月5日の配信からは、外装防具のガネト解放券Dも一定確率で入手できるようになった。

『無双襲撃戦~雷刃覚醒編~』- 極み吼えるジンオウガ

  • 2016年3月17日に初配信された。
    G9.1アップデート最大の目玉として予告されていた「極み吼えるジンオウガ」が登場する。
    ジンオウガは遷悠クエストで配信されるため、このクエストもG級遷悠クエストの枠にある。
    従って狩猟するにはGR100(当時はGR500)以上であることが必須である。
  • 極み吼えるジンオウガは公式曰く
    1頭で極み喰らうイビルジョー2頭と同等の難易度である」と何度も言及しており、
    その強さに様々な意味で注目が集まっていた。
    上述したように20分版と10分版のクエストが存在するため、それぞれについて解説する。
  • ちなみに本来の解禁予定は2016年3月16日だったが、
    直前まで発生していたMHF史上最大規模のサーバートラブルの影響を受け配信が1日延期されたという経緯がある。
    またその補償として、3月16日より一週間狩人応援コースが無料開放されていたのだが、
    これが極み吼えるジンオウガの撃退クエスト、
    そして極み吼えるジンオウガそのものの初期の評価に影響を与えることとなった。

静寂切り裂くは、霹靂の鼓動

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・雨(旧:樹海頂部)
温暖期
<昼>
10000Gz700Gzジンオウガ1頭の撃退受注・参加
GR100
(GSR不問)
20分

依頼主:ハンターズギルド
雨の中、古跡にたたずむ光に包まれし雷狼竜。
ギルドでは、ヤツの呼称を「極み吼えるジンオウガ」とすることにした。
勇気のあるハンターよ。
ヤツを追い払った暁には、ギルド秘蔵の防具の素材を授けよう。

  • 極み吼えるジンオウガを撃退するクエスト。
    このクエストをクリアすることで、「ギルドスター」というアイテムを入手できる。
    これは強力なG級防具の「チールGシリーズ」の生産に用いる。
  • 「極み」と名の付くモンスター全てに言えることだが、
    20分版では攻撃力がやや控えめになっている代わりに、動きそのものは10分版と全く変わらない。
    (ジンオウガの場合厳密には若干異なるが、一応撃退クエストでもその動きは短時間ながら見せる)
    極み吼えるジンオウガは撃退クエストでは攻撃力がG級通常個体より低くなってはいるのだが、
    まずは恐るべき変貌を遂げた極み吼えるジンオウガの動きに慣れていかないと、
    低難度版と言えど一瞬で倒されてしまうだろう。
    動きの詳細についてはこちらを参照されたし。
    • 後で述べるが、連続ログインブーストを有効にすることで被ダメージを大幅に抑えることが可能である
      (無論、★8の防御-1050に拮抗できる防御力の防具がある前提だが)。
      練習や、普通にクリアするのは厳しいがギルドスターだけは確保したいという場合に考慮するとよい。
  • 極み吼えるジンオウガは撃退時の行動が特殊な部類に入る。
    電光石火の突進を行い「陸路で退場する」関係上、近くにいると轢かれてしまう
    ダメージは受けないが、撃退ゆえに20秒しかないクエスト達成後の時間をロスしてしまう。
    切断した尻尾素材の回収を考える場合、巻き添えには注意したほうが良いかもしれない。
    また、きっちり麻痺効果も付いているので、麻痺守り札を持っていた場合、
    運が悪いとクリアが確定したのに麻痺守り札を潰して行かれるという事態も起こりうる。
  • 上述したように解禁初週は狩人応援コースが無料解放されていたのだが、
    それによってプレイヤー全員に元気のみなもと効果が得られていたこのクエストは、
    GX防具一式でもかなり攻撃を耐えることが可能になっていた。
    即死するような技は2種の雷光大爆発(スリップダメージのためみなもと効果の意味がない)くらいである。
    恐らく、開発側の当初の想定よりも難易度は抑えられた状況になっていると考えられる。
    一方、これが後述の討伐クエストで思わぬ事態を招くことになった。

乱れ穿たれし、饗宴の幕引き

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・雷(旧:樹海頂部)
温暖期
<昼>
10000Gz700Gzジンオウガ1頭の討伐受注・参加
GR100
(GSR不問)
10分

依頼主:ハンターズギルド
追い払えどもヤツは、再び舞い戻ってくる。
ギルドでは、光放つヤツを「極み吼えるジンオウガ」と呼ぶことにした。
やはり討伐するしかないか。
討伐できたハンターには、ギルド秘蔵の防具一式の素材と称号を贈呈させて頂く!

  • こちらは極み吼えるジンオウガの討伐クエストで、制限時間10分版。
    上述したように狩人応援コースや連続ログインブーストであっても無効化されてしまう。
    また、攻撃力そのものも大きく強化されている。
  • 20分版が「撃退(体力40%)」のため、そちらではあまり相見えることの無かった、
    体力50%以下になった時の変化を、こちらは討伐までずっと体感していくことになる。
    といっても極み吼えるジンオウガの行動面の変化そのものは小さく、
    一方で見た目では分かり辛い変化は肉質の硬化である。
    これも、後述するが極み吼えるジンオウガというより極み個体そのものの評に影響を齎すことになった。
  • 見事討伐に成功すると、称号「月下を極めし者」が得られる。
    討伐専用の装備などはなく、報酬ではチールGシリーズの生産・強化素材が一式分獲得できる。
    これは、先に配信された極み喰らうイビルジョー2頭クエストと似た報酬排出である。
    極み喰らうイビルジョーと異なりこちらは文字通りの意味で「抜け道」が存在しないため、
    「チールGの作成救済クエスト」と考えるプレイヤーは殆どいなかった。
    2017年2月からは外装防具のチール解放券Dがアナザー枠で50%(後に100%に改定)の確率で出るようになったが、
    課金など特殊なものを除くと、当時最高の入手難度を誇った外装と言えるだろう。
  • さて、公式では上述したように極み吼えるジンオウガは極み喰らうイビルジョー2頭分と称しているが、
    本クエストの全体防御率から、それをうかがい知れる。
    なんと0.05
    極み喰らうイビルジョーは0.15のため、2頭分どころか3頭分ぐらいはありそうな勢いである
    (実際は怒り時全体防御率や素の体力などの関係で、ちょうど2頭分ぐらいには落ち着く)。
    そして極み喰らうイビルジョーはGR600辿異種の平均とおよそ同等の耐久力を有しているため、
    「GR600辿異種2頭分に匹敵する」耐久力を持つとも言えるだろう。
    そこに制限時間10分という足かせまであるのだからとんでもない。*6
    • 全体防御率1換算時の体力が上述のようにインフレしまくっていることもあり、
      「私の体力は54万です」というフレーズが囁かれることも。どこのフ○ーザ様だ。
    • 行動面の比較についてはここでは言及を避けるが、
      実装時点では、「普通のジンオウガを単にタフにしただけ」という評価は皆無であった。
  • これらの事から、極み吼えるジンオウガのごく僅かしか存在しない攻撃時の隙を掻い潜り、
    確実にダメージを積み重ねる操作技術が要求されるだけでなく、
    「与ダメージの向上」を単に武器倍率増加だけでなく、様々な観点で見つめ直して装備を革新していかなければ
    本クエストをクリアすることは困難である。
    特に後者は立ち回りに非常に大きな影響を与えるため、どのような手段でそれを満たすかはプレイヤー次第だが、
    その結果としてMHF-G時代主流だった(と見られていた)火事場スキルや、
    特別視されていた秘伝スキルの発動を行わずに討伐しているPTも、実装当初から存在していた。
  • 例によって例の如くクエスト配信初日には4名PTも含め一切の討伐報告が寄せられなかった
    3日目でようやく討伐動画が上がり始めたというところからも、
    当クエストの尋常ならざる難易度を示している……のだが、これについては後述するが、
    多くのプレイヤーが苦戦に至った要因がある程度明確になっている。
  • マストオーダーとして「主目標への一定ダメージ」が2回存在する。
    極み喰らうイビルジョー同様、体力がどこまで削れているかの目安に使うことが可能ではある。
  • 本クエストは元々「必ずクリアしなければならないという性質ではない」こと、
    そして先に登場した極み喰らうイビルジョーの件から「とんでもない難度の高さ」
    は広く周知されていたと言える。
    この辺りは過去に特大のインパクトを残した至天征伐戦などと同じか、
    それ以上にクエストの実体が予め分かった状態だったと言える。
    だが実装後からMHF-Zの「極み駆けるナルガクルガ」登場までの1年間、
    本クエストの難度設定は賛否両論真っ二つに分かれており、批判も数多く聞かれることになった。
  • 肯定意見としてはその難度の高さや、シリーズお馴染のジンオウガがG級通常個体以上に激しく変化している事、
    純粋に単体クエスト故に極み喰らうイビルジョーと比較して理不尽さがない、
    装備スキル(知識)とプレイヤースキル(技術)を兼ね備えて初めてクリアできるクエストである、という、
    「極み個体」に共通して挙げられる性質が挙げられている。
    この辺りは過去のMHFの超強豪モンスター同様であり、MHF-Z現在もこの点は高く評されている。
  • 当初から「極み駆けるナルガクルガ」登場まで多く見られた批判意見は、
    極み喰らうイビルジョーと全く同じ制限時間・クエスト難度設定は如何なものか」というものである。
    極み喰らうイビルジョーは初実装の週から討伐に成功するプレイヤーが多く見受けられたが、
    その討伐の手法、そして極み喰らうイビルジョー本体については批判が集まっていた。
    • 極み喰らうイビルジョーの攻略にはジンオウガと同様の正攻法が当初取られていたが、
      その後直ぐに、属性肉質を突いた超属性特化武器でひたすら殴る攻略が推奨されるようになっていった。
      そして極み喰らうイビルジョー自体が、ただでさえMHFにおける変化が乏しい通常のイビルジョーと比較し、
      そこまで動き面が極端に変化していなかったため、単調さが喧伝されていた。
      詳しくはこちら
    極み吼えるジンオウガは上述したように本体そのものは当初から高く評されていたものの、
    その攻略は極み喰らうイビルジョーを「正攻法で」攻略するのとほぼ同義であり、
    しかも上述した狩人応援コースの全ハンターへの適用によって
    「撃退クエスト」の被ダメージと「討伐クエスト」の被ダメージに極端すぎる差を生み出してしまった。
    その結果として、極み喰らうイビルジョーよりも厳しいと感じるプレイヤーが増えることになり、
    「ただでさえ極み喰らうイビルジョーよりも厳しいのに、何故そのクエストと同じ制限時間10分にしたのか」
    という批判に繋がっていく事になったと言える。
    • また、撃退クエストという性質上体力40%まで追い詰めればクエストクリアになるのだが、
      極み吼えるジンオウガの場合、それは通常G級個体を同体力まで追い詰めるのとほぼ同義となる。
      20分版が通常G級個体より高耐久力になっておりそれを討伐しないといけない極み駆けるナルガクルガと比べ、
      応援コースの存在を抜きにしても、20分版と10分版に差があることは否めない。
  • 加えて、当時は「火力に物を言わせたゴリ押し」が人気であり、
    上述した「与ダメージの向上に繋がる多種多様なアプローチ」を真剣に考えるプレイヤーは少なかった。*7
    そのため、「物理か属性、どちらかをメインとしてダメージを底上げする火力スキルの搭載」
    「弱点か準弱点をそれなりに意識して狙う立ち回り」が与ダメージの向上に繋がる手段と認識され、
    それ以外の要素については、後述するが重視されてはいなかった
    (それまでどのようにスキルの評価がされていたのかについてはこのスキルの記事が詳しい)。
    そして極み喰らうイビルジョーが「物理を捨てた超属性特化」で攻略できるほど属性に弱い事から、
    極み吼えるジンオウガもそうであろうと対策を行っていたプレイヤーは多かったと思われる。
    だが現実は、「属性は与ダメージの向上に繋がるが主力にはできない」
    「弱点がピンポイントで、それ以外は極端に硬いため倍率強化スキルが機能する状況が限定される」
    という、予想の真逆を行くもの、
    言い換えて「火力に物を言わせたゴリ押し」が全く通用しない物となっていた。
    撃退クエストは上記の点もあってそこまで強く意識されなかったが、
    討伐クエストではこの2点がまともに響き、それまでの常識で挑んでは体力を削りきるのは困難だっただろう。
    • 実際、実装直後は
      「火事場、秘伝スキル、不退ノ構、G級進化武器Lv100の全てが絶対必須の調整ではないか」
      とすら言われていたほどである。
      また、当時のMHFプレイヤーにとって人気の高いスキルで、
      「火力に物を言わせたゴリ押し」を支えていた存在でもある、
      絶対防御態勢闘覇スキルと悉く相性が悪かったことも、苦戦の一因と言えるだろう。
  • 一方で、このクエストによって上記の認識に大きな変化が齎されることになった。
    実装初週から、極み吼えるジンオウガ対策として「不退ノ構スキル」が非常に効果的と喧伝されたのだが、
    「不退ノ構スキルが有効な理由」を突き詰めていくうちに、
    纏雷や氷界創生と言った、武器倍率や弱点狙いに関わらないスキルの有用性がはっきり示されたのである。
    当時、これらスキルは優位性が見いだせず「単体で搭載するに値しない*8
    「スキル枠が足りないので搭載しなくて良い*9」等と言った評が多かったが、
    これによって「武器倍率だけを高めればいい」という風潮に一石が投じられることになった。
    そして極み吼えるジンオウガは純粋にクリアできるかできないかという点で上記スキルが激烈に機能していたが、
    2015年以後のMHFモンスターも、
    大なり小なりこれらのスキルが機能する仕掛けになっている事が再認識され、
    他方「高倍率による精密な弱点狙い」も選択肢として残されたことで、
    プレイスタイル・戦術と噛み合ったスキルを取捨選択する」という考えが一般的になっていったのである。
    • なお、本格的にスキルの再認識、及び「火力に物を言わせたゴリ押し」からの脱却が始まったのは、
      G10の顔「帝征龍グァンゾルム」も同じようにこれらスキルが強力に機能するモンスターであったこと、
      そして何よりそれ以降追加されたスキルの効果から
      「スタイルに応じて強弱が変化するスキルがある」という事実がはっきり認識された件を経た後である。
  • その後、極み吼えるジンオウガ討伐に挑戦するプレイヤーが初配信時より減り、
    後述の極み統べるグァンゾルムが他の無双襲撃戦モンスターと同程度の体力で、
    制限時間だけ10分になった(つまり環境面で20分版より高難度になった)事で、
    極み吼えるジンオウガの討伐時の体力設定についてより否定的な見方が強まっていったのだが、
    それと同時に極み個体の性質や、MHF開発側の狙い(上述したようなプレイヤーの装備革新を促す)
    が広く理解されるようになっていった。
    そしてMHF-Zで登場した「極み駆けるナルガクルガ」が、
    極み吼えるジンオウガを超える体力設定でありながら、
    初日から複数の討伐報告が寄せられるようになった事を機に、上記の批判意見は沈静化し、
    現在では"極み"モンスターを語る上でのベースとして定着している。
    • ちなみに「極み喰らうイビルジョー」も、
      極み吼えるジンオウガと同じく「与ダメージの向上に繋がる多種多様なアプローチ」が定着しておらず、
      結果大苦戦を強いられ、制限時間という批判に繋がったと結論付けられる。
  • なおこのクエストは、
    初登場から実に7ヶ月もの時を経てようやく完全ソロでの討伐動画が上がるようになった。
    MHF-Z後は多くのプレイヤーがソロ討伐を成しえている。
    また、極めて相性が悪いと言えるハンマーによるソロ討伐も、
    実装から3年3ヶ月以上という長い時を経て達成されている。
  • ちなみに当クエスト秘伝開眼奥義のダメージが大幅に減少することが知られており、
    そもそも激しく暴れまわる極み吼えるジンオウガ相手に、当てるのは容易ではない。
    ただし、武器倍率の増加効果は得られるので活用できなくはない。

『無双襲撃戦~??????編~』- 妖し化ける?????

  • 2016年5月25日に初配信された、無双襲撃戦の第3弾。

変幻万化

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・曇り(旧:塔の下層)
寒冷期
<昼>
8000Gz700Gz???1頭の討伐受注・参加
GSR1
20分

依頼主:ハンターズギルド
正体不明の黒いモンスターが古跡で暴れ回っている。
奴は何者だ?姿を変え、動きを変え、声を変え、眼の色を変えている。
こいつの正体を突き止めた者にはギルド秘蔵の防具をやろう。

  • 塔の下層に登場する謎のモンスター1頭を討伐するクエスト。
    謎のモンスターとは黒狐竜ミ・ル……なのだが、クエスト開始時にお約束の「UNKNOWN」表示は出ない。
    秘境前スタートなのでそのまま秘境に飛び込むと、やはりミ・ルらしき姿は見られない。
    その直後、いきなり白みがかった体毛を持つミ・ルらしきモンスターが上から姿を現し咆哮、
    そのまま戦闘へと突入する。
  • このミ・ルは「妖し化けるミ・ル」と呼ばれており(理由は後述)、
    通常のミ・ルから飛躍的に向上した戦闘能力を用いてハンターに襲い掛かる。
    詳しくはミ・ルのページを参照してほしいが、モードチェンジの法則、モードチェンジ後の行動、
    全体的な思考ルーチンにも大きな変化が生じている。
  • 妖し化けるミ・ルは体力30000、全体防御率0.08となっている。
    実際には各モードで防御率が軟化するため、実質的な防御率は0.1程度。
    そして攻撃倍率は驚愕の11.5。これに各モードチェンジの補正が合わさる。
    パワーモードでは最早常識外の攻撃倍率23.0となり、一撃一撃が破滅的な威力となる。
    渇喰パリアプリア同様、至天征伐戦級のミ・ルと考えてよいだろう。
    • 耐久力について捕捉として、最後に変化する全開放モードは肉質が大幅に硬化するようである。
  • また、全開放モードでは状態異常及びその蓄積(これは超越秘儀も含む)が全てリセットされ、
    以後状態異常は完全に無効化され、超越秘儀は耐性が跳ね上がり六華閃舞を当てるのがほぼ不可能になる。*10
    いずれも通常個体及び他のモードでは見られない、無双襲撃戦全開放モード独自の特徴と言える。
    超越秘儀が決定的な切り札となり得ないという点では、
    至天征伐戦や天廊の番人戦により近い位置付けであるということができるか。
  • ミ・ル自体はMHF-G2に実装されたモンスターであり、
    妖し化けるミ・ルの各種追加技も、基本的には各モードの性質をより強めたものになっている。
    ただしごり押し対策としてか、密着するハンター、
    距離を大きく取るハンターに対する行動が極めて的確なものになっており、
    攻め時、攻撃の止め時を確実に把握して攻めて行かないとあっという間にやられてしまい、
    やられなかったとしても、手数の減少は避けられない。
    肉質は全開放モード以外は通常のミ・ルと同様であり、近年のモンスターより弱点部位が明確に柔らかい。
    モードごとに変わる弱点を的確に突くことも、討伐には重要な要素となる。
    全開放モードでは近年のモンスター同様、弱点と非弱点の差が強くなっている。
    • 全開放モードでは部位ごとに有効攻撃系統が異なるという点もあり、
      近接のみ、遠距離のみ、斬撃武器のみなど1系統で固めるのはあまり得策とは言えない。
  • ソロ・10分以内の討伐報告も上がっており、そもそも制限時間20分ということもあり、
    根本の難度としてはジンオウガやナルガクルガなどの討伐クエストほど高い難度は有していない。
    公式サイトでも渇喰パリアプリアや極み吼えるジンオウガの撃退クエストと同じカテゴリで扱われている。
    ただし各モードの新技・追加技・思考の変化に対応できない場合、
    攻撃チャンスを逸して時間が不足しがちになるし、当然3オチの危険も高まる。
    チャンスにしっかり攻撃していれば一般的なG級装備のPTでも余裕を持ってクリア可能であり、
    ミ・ルの攻撃に対処できるかどうかそして的確に有効な部位に攻撃できるかが成否を分けると考えてよいだろう。
    • ちなみに超越秘儀、というより六華閃舞は上記の点から全開放モードでの切り札にはできない。
      ただし超越秘儀の各種ダメージ強化は全開放モードでも効果がある。
      また「形態を進める」という目的であれば六華閃舞も有効。
      当てさえすればほぼ確実に次の形態にシフトできるため、
      上手く使っていけば早い段階で全開放モードに移行できるだろう。
  • クエストクリア報酬として、鬼昂鉄というアイテムが入手できる。
    これは鬼伝・童伝Gシリーズの生産に使う。
    渇喰パリアプリア同様、クエスト内補正で激運が常時発動するが、元気のみなもとは使用できない。
    なおこの鬼伝シリーズだが、性能と難易度が見合っていないという意見もあった。
    備えている一閃スキルと絶対防御態勢は強力なもの(不退ノ構ではどちらも機能しないが)ではあったが、
    もう一つのスキルである怒が、上級者向けではないという認識が強かったためである。
    • しかし、後に行われた絶対防御スキルの調整、
      及び辿異種フルフルに於ける、絶対防御スキルのエピソードより、
      前述の怒スキルが上級者向けではない理由でもあった、
      「絶対防御と炎寵スキルによる火事場前提の戦闘が絶対ではなかった」事が明らかになってからは、
      絶対防御態勢を怒(逆鱗)と組み合せ、
      「純粋に二重の保険として使っていた最前線プレイヤーの方が多かったのではないか?」
      という指摘が挙がるようになっていった。
      実際、当時の装備構築例でも度々この防具が登場していたため、
      難度は高いものの十分その見返りはある防具だったということができるだろう。
      ただ当時怒のスキルポイントを持つ防具自体がほとんど追加されておらず、
      最新のスキルと怒のスキルを兼ね備えた防具となるとこれくらいしかなかった状態であり、
      否が応でも挑まざるを得なかったプレイヤーも少なくなかったようである。
  • 5分未満で討伐することで「瞬妖」という専用称号が入手できる。
    この称号の説明に「妖し化ける??????を迅速に討伐!」とあり、これが妖し化けるミ・ルの由来となっている。
    ただし、ミ・ルは形態移行時に余剰ダメージをリセットするという仕様があり、
    妖し化けるミ・ルは極み個体ほどではないにせよ通常個体よりも大幅に体力が上がっており、
    短時間討伐で用いられる「火力を結集させて一気に体力を削りきる」
    事で討伐することがMHF-Z現在でも不可能とされ、たとえ大幅に削っても形態変化で余剰ダメージを回復される。
    そのため、そもそも5分以内に全解放モードに持っていくことすら難しい仕様になっている。
    幸い、極み個体と違って秘伝開眼奥義のダメージ軽減はないため、
    的確に攻撃を対処しつつ弱点を攻めてどうにか5分未満で全解放モードに持っていき、
    秘伝開眼奥義を確実に当てて(移行動作を除くと激しく動き回るため非常に難しいが)トドメを刺すと良い。
    無論、ソロでやろうとすると更にシビアなものになる事はいうまでもない。

しかし、実装から約1年後となる2017年4月、初となる5分以内ソロ討伐動画がアップロードされた。
あろうことかプレイヤーは大剣を使っており、当時の最大火力スキル群を祈り歌効果前提で構成し、
一線を画す立ち回りを実現した結果によるものだとされている。

後のアップデートで各種火力スキルの追加もあり、多くの武器種で5分以内ソロ討伐報告が上がっているが、
いずれも更に数年越しのトライによるものである。
この大剣での討伐成功報告は、逆に言えば、そこまでしないと達成できないという指標にもなっており、
5分以内ソロ討伐の尋常ではない難易度を物語っていたことになる。

  • 初回配信は入魂祭の週であり入魂対象外のこのクエストは別の意味でも多くのハンターを苦しめた。

『無双襲撃戦~龍帝覚醒編~』- 極み統べるグァンゾルム

  • 2016年7月27日に初配信された、無双襲撃戦の第4弾。
    「極み統べるグァンゾルム」の撃退クエストと討伐クエストで構成されている。

荒天の中、残火は消えゆく

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
雲見砦
<昼>
10000Gz700Gzグァンゾルム1体の撃退受注・参加
GSR1
20分

依頼主:ハンターズギルド
雲見砦に君臨せし、光に包まれし帝征龍。
ギルドでは、ヤツの呼称を「極み統べるグァンゾルム」とすることにした。
勇気のあるハンターよ。
ヤツを追い払った暁には、ギルド秘蔵の防具の素材を授けよう。

  • 極み統べるグァンゾルムを撃退するクエスト。
    このクエストをクリアすることで、「鬼眷鉄」というアイテムを入手できる。
    これは強力なG級防具の「鬼凛G/童凛Gシリーズ」の生産に用いる。
  • グァンゾルムは通常G級クエストモンスターとしてはトップクラスの耐久力を持ち、
    更に極み統べるグァンゾルムは最初から第二形態怒り状態準拠で襲いかかってくるのだが、
    撃退までの耐久力自体は通常G級クエストのものよりもかなり抑えられており、
    強烈な技でやられてしまわない限りは素早くクエストを回すことも可能である。
    グァンゾルム自体の火力も、通常クエストを逸脱しない現実的な範囲に収まっており
    (ただし新たな根性貫通コンボなどが存在する)、元気のみなもとなどが無くても、
    防御力を高めた装備であれば十分拮抗することが可能。
  • 無双襲撃戦の中で唯一元気のみなもとが使えるクエストである。
    特に報酬が減るということもないため慣れていないというのなら使用を検討してもいいだろう。
    とはいえみなもと効果があっても耐えられない攻撃も使ってくるので油断ならない相手ではあるが。
  • 遷悠種ではないため報酬の減少は発生しないが、それ(極み吼えるジンオウガ)との差を縮めるという点でか、
    このクエストでは激運スキルなどを初めとした全ての報酬増加効果が無効化される
    例によって鬼眷鉄は確定入手ではなかったのだが8/17のリファインから確定入手になった。
    また討伐クエストが後述するように現実的な難易度に調整されていることから、
    撃退で十分練習を積んだら、討伐に挑戦してみるのも良いだろう。
    • なおこちらで入手できる鬼凛シリーズも全部位に怒スキルがあったが、
      こちらは撃退クエストの難度が変幻万化に比べれば抑えられていたことから、
      性能面での突っ込みは当時特にはなかった。
  • 初回配信時は入魂祭であり、グァンゾルムの入魂数が通常より5魂多くなっていた。
    だがシステム上撃退は入魂対象にならない。そういう意味では再び多くのハンターを苦しめることになる。
    ただし7月29日~8月1日12時までの間、特別ボーナス試練として30魂が撃退クエストに付与されることになった。
    流石に討伐クエストの40魂と比べれば差は少しあるが、慣れれば入魂目的でやるのもいいかもしれない。

篠突く雨、曇天に帰さん

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
雲見砦
<昼>
10000Gz700Gzグァンゾルム1体の討伐受注・参加
GSR1
10分

依頼主:ハンターズギルド
追い払えどもヤツは、再び舞い戻ってくる。
ギルドでは、光放つヤツを「極み統べるグァンゾルム」と呼ぶことにした。
やはり討伐するしかないか。
討伐できたハンターには、ギルド秘蔵の防具一式の素材と称号を贈呈させて頂く!

  • 極み統べるグァンゾルムの討伐クエスト
    極み吼えるジンオウガと同様、狩人応援コースは無効化され、制限時間は例によって10分しかない。
    討伐専用の装備などはなく、報酬では鬼凛G/童凛Gシリーズの生産・強化素材が一式分獲得できる。
  • 基本的に極み喰らうイビルジョーと極み吼えるジンオウガと全く同じ条件設定が成されているクエストだが、
    本クエストにおいては、両者のクエストで寄せられた意見をフィードバックし、
    反映させた節がいくつか見受けられる。
  • まず上述したように批判が多かった耐久力設定については、
    「火力を徹底的に高め、精密に弱点を狙えるPT4名でギリギリ討伐でき、ソロでは討伐報告がなかった」両者と異なり、
    極み統べるグァンゾルムは上記条件を満たしたプレイヤーによるソロ討伐
    及び、極限まで火力を盛っていない装備構成のPTでの討伐報告も初日から複数確認された。
  • ステータスとしてはHP30000、全体防御率0.15と至天征伐戦や渇喰パリアプリアと大体同じであるものの、
    グァンゾルム自身、弱点以外の肉質がかなり硬いモンスターであるため、
    実際の難易度はそれら以上である。
    一応極み吼えるジンオウガに比べればかなりマイルドであるとは言え、
    実質至天モンスター以上の耐久力を有する極み統べるグァンゾルムに対して多くの攻略報告が挙がったのは、
    極み吼えるジンオウガの脅威を経て、
    多くのプレイヤーが有効スキルの革新を行っていった事が第一に挙げられるだろう。
  • また2頭クエストにして全体的な隙を無くした極み喰らうイビルジョー、
    徹底的なコンボ技の搭載により隙を無くした極み吼えるジンオウガと違い、
    極み統べるグァンゾルムは「強烈な大技とその後に生じるあからさまな隙」という性質は一切変わらず
    MHFらしいメリハリのある狩猟を行うことが可能となっている。
    • 全体防御率1換算の体力は、極み吼えるジンオウガ討伐クエストの約31%程度となっている。
      極み吼えるジンオウガが「極限まで火力を盛ったPT4名でギリギリ討伐できる」というレベルの体力だったが、
      極み吼えるジンオウガの攻撃チャンスが極めて少ない事を念頭に入れると、
      その1/3であれば、ソロでも討伐は決して不可能ではない事が分かる。
    • ただし、当時辿異スキルが存在していないため超咆哮・超風圧・超震動を無効化する術はなく、
      各プレイヤーの技術でもってこれに対抗する必要があり、
      無策ではまともに反撃できなかったであろうことは否めない。
  • そして極み統べるグァンゾルムには形態変化が存在しないため、
    極み吼えるジンオウガの撃退クエストでは殆ど練習できなかった「一定体力以下の変化」は無い。*11
    また、他の極み個体と違い撃退クエストと討伐クエストでモンスターの火力にはほぼ変化がないため、
    撃退クエストで十分練習を積めば、討伐も決して不可能ではないだろう。
    また、秘伝開眼奥義と六華閃舞のダメージも多く通る事が判明している。
    撃退と討伐で極端すぎる差があった極み吼えるジンオウガと異なり、
    その辺りもマイルドに調整されているようである。
  • 無論、防具スキルだけでなくプレイヤースキルもしっかり試される(グァンゾルム自体がそういう性質である)
    という極み個体の性質そのものは変わらず、制限時間10分という条件も同じなのだが、
    極み統べるグァンゾルムはより現実的な範疇で調整されているという事が見えるものになっている。
    PTで挑む場合は一般的な装備でもクリアは狙えて、
    クリアさえすれば鬼凛G/童凛Gシリーズの生産・強化素材が一式分確実に得られる事、
    ソロで挑む場合はかなりシビアな条件*12であるが、
    それでも全く不可能ではない=プレイヤーの努力次第で挑戦して達成できる可能性がある、ということもあり、
    難易度設定に関する不満(体力に対し時間が適切ではない、或いは弱すぎるなど)は出ておらず、
    無双襲撃戦で当時「問題」とされた部分が粗方解消された形にはなっている。
    前述の通りMHF-Z以後は極み吼えるジンオウガの方がスタンダードになり、
    彼らと比較して弱すぎると言った意見もZ以後は見られる。
    • 討伐時の称号の違い(1頭討伐では「○○を極めし者」という称号は得られない)や、
      極み個体実装は特に予告されていなかった*13ことから、
      名前や条件こそ極み個体と同様であるものの、方向性自体が違うのではないかと推察する人もいる。
      どちらかと言えば、似たような条件設定の至天征伐戦をより高難度化したものと言えるかもしれない。
      なお公式としては「極み個体」に属するものとされている事が、「知識の極み!MHF-Q!」の設問よりうかがえる。

『無双襲撃戦~迅瞬覚醒編~』- 極み駆けるナルガクルガ

  • 2017年3月に初配信された、無双襲撃戦の第5弾。
    極み駆けるナルガクルガの討伐クエスト群。遷悠クエスト区分での配信となる。
    例によって例の如く、1回で強化素材まで揃う高難度版と低難度版に分かれている。
    後述する通り、高難易度版の「白き迅風が空を裂き断つ」が先行で配信された
    • 余談であるが、公式サイトでの双頭・無双襲撃戦において、
      従来のロゴマークではなく、独自の物が使用された初のケースとなっている。

迅風が空を裂く

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・雨(旧:樹海頂部)
温暖期
<昼>
10000Gz700Gzナルガクルガ1頭の討伐受注・参加
GR100
(GSR不問)
20分

依頼主:ハンターズギルド
古跡で吹き荒れる風のごとく駆けまわり、光を放つ白い迅竜。
ギルドでは、ヤツの呼称を「極み駆けるナルガクルガ」とすることにした。
勇気のあるハンターよ。
ヤツを討伐した暁には、ギルド秘蔵の防具の素材を必ず授けよう。

  • 極み駆けるナルガクルガの討伐クエスト。初配信は2017年3月15日(水)。
    こちらが一般的な難易度を担当するクエストとなっている。
    極み吼えるジンオウガや極み統べるグァンゾルムとは異なり、繰り返すが撃退ではなく討伐が目標となる
    ただし、攻撃力・耐久力共に通常のG級ナルガクルガが一回り高くなった程度に留まっており、
    制限時間も20分と余裕があるため、近似ランクの辿異種などと拮抗できる装備であれば、
    クリアは難しくない難易度設定となっている。
    しかし極み吼えるジンオウガがそうであったように、動きは下記のクエストと一切変わらない上に、
    挑めるランクの関係上か、辿異武具や極ノ型の運用を想定した強さにはなっているため、
    その点での注意は必要となる。
    • 高難度版との混同を避けるため「弱ナルガ」と呼び分けられることがある。
      実際はこちらでも弱めの辿異種より致死性が高い行動が多いので全く弱くはないのだが……。
      紛らわしいからかは定かではないが、以後の極み個体は通常難度版が撃退に統一された。
  • 古跡に一本化される前の樹海頂部のクエストでは、戦闘エリア進入時にムービーが発生していた
    ムービーにてナルガクルガは大技の予備動作を行い、開幕からいきなり即死級の大技を放ってくる
    プレイヤーの任意でムービーは飛ばせるものの、技の性質上飛ばすメリットは大きくはない。
    現在ではムービーそのものが流れなくなっているが、開幕から大技を放つという点は同じなので要注意。
  • クエスト報酬として「鬼涙鉄」が排出され、「鬼穿/童穿」シリーズを作成できる。
    ??????編の防具である鬼伝/童伝シリーズの色・性能違いとなっているが、
    鬼穿/童穿シリーズは無双襲撃戦報酬の防具としては初めて精錬可能となっている
    MHF-Zにて登場した辿異防具主流の状況に合わせて変化したものとみられる。
    ちなみに極み統べるグァンゾルム同様、報酬効果は無効化される。

白き迅風が空を裂き断つ

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・雷(旧:樹海頂部)
温暖期
<昼>
10000Gz700Gzナルガクルガ1頭の討伐受注・参加
GR100
(GSR不問)
10分

依頼主:ハンターズギルド
鋭く吹き荒れる白い風に、我々は打ち勝てるのか。
ギルドでは、光放つヤツを「極み駆けるナルガクルガ」と呼ぶことにした。
討伐できたハンターには、ギルド秘蔵の防具一式の素材と称号を贈呈させて頂く!

  • 2017年3月12日(日)に突然先行配信された高難度クエスト。
    同日にネット配信された「ゲームの電撃 感謝祭2017」にて存在が告知、即座に配信された
    先行配信という形であるため、低難度版よりも3日早い襲来となった。
    見事討伐し、クエストをクリアすると討伐の証となる称号「疾迅を極めし者」が手に入る。
  • 低難度版と比較して、攻撃力が激烈に強化されているのが大きな特徴。
    例えば低難度版では拘束技としての趣が強い「風の渦を巻き起こす瞬間移動からの翼撃」も、
    風の渦だけで即死しかねないほどの激甚なダメージを受ける。
    毒棘関係の技も純粋に根性殺しとして機能するようになり、
    元々多段ヒットや素早い攻撃技を中心に構成されているため、MHF-Z以後のモンスターとしては、
    「対・絶対防御態勢」となる要素が恐ろしく充実している。*14
    非火事場で挑む際は、最低でも通常技で一撃耐えられる防御力ラインは抑えて挑みたい。
    加えて毒、気絶対策があれば少しは楽になるだろう。
    ちなみに低難度版と動きの変化は全く存在せず、極み吼えるジンオウガと違い低難度版も討伐のため、
    低難度版が純粋に練習クエストとして機能するようになっている。
  • そして気になる耐久力だが、なんと極み吼えるジンオウガより高い事が判明している。
    極み駆けるナルガクルガの体力は30000、全体防御率は0.05であり、
    これは極み吼えるジンオウガ討伐クエストの体力27000、全体防御率0.05*15と比較しても高い。
    肉質は大きくは変化しておらず付け入る部分が残されているとは言え、元々が硬い上に、
    行動速度が通常個体より高速化しているため、隙も極めて少ない。
    言うまでもないが制限時間は10分で各種コース効果も無効化されてしまうため、
    難易度は極み吼えるジンオウガと同等、あるいは若干ながら上回ると言って良いものであり、
    この事から、このクエストはMHF-Z史上最高難度のクエストと言っても過言でないものとなっている。
    • なお、行動面に関して言えば、
      極み吼えるジンオウガに比べて武器種間相性差が小さくなるように設計されている節が見られる。
  • しかし極み吼えるジンオウガと違い、スキルの見直しと装備革新が起こった後であること、
    辿異スキル等による、更なるハンター側の強化も相まって、初日から討伐報告が複数挙がっている。
    詳しくは上述「極み吼えるジンオウガ」の欄を参照して貰いたいが、
    当時あちら、及び最初の極み個体である「極み喰らうイビルジョー」にて、
    ハンター側が大苦戦した理由として、
    「初解禁時当時はMHF-G8までのスキル価値観、
    及び高火力ゴリ押しという人気スタイルに縛られていた」という一因があり、
    それが払拭された後である点は大きいと見られる。
  • 報酬は最終段階までの生産・強化素材一式という通常通りのもの。
    ただし報酬防具の「鬼穿/童穿」シリーズは精錬可能という仕様になっているため、
    珠として管理しやすい分、以前より余剰分が無駄にならないかもしれない。
    装飾品直接生産の場合は強化素材は特に要らないが、あって困るモノでもない。

『無双襲撃戦~灼零覚醒編~』- 極み灼き凍るエルゼリオン

  • 2017年12月27日に初配信された、無双襲撃戦の第6弾。
    極み灼き凍るエルゼリオンの討伐クエスト群。
    例によって例の如く、1回で一式分の生産素材と、
    1部位分の強化素材の大半が揃う高難度版と生産素材1個ずつの低難易度版に分かれている。
    低難易度版は撃退、高難度版はマストオーダーが設定されたいつもの討伐クエストとなる。
    • 直前の極み個体であるナルガクルガと同様、こちらも独自のロゴマークが使用されている。
      文字カラーも赤と青のグラデーションであり、
      エルゼリオンの灼零属性をイメージしたカラーリングとなっている。
    • 初開催された2017年には、記念として「エルゼリオンぬいぐるみ」が当たるキャンペーンが行われた。
      撃退達成者から5名、討伐達成者から10名で計15名が抽選で入手できる。

龍、奏でるは炎氷の二重奏

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・夜(旧:塔)
温暖期
<夜>
10000Gz700Gzエルゼリオン1体の撃退受注・参加
GR1~
(GSR不問)
20分

依頼主:ハンターズギルド
古跡に君臨せし黒躰の灼零龍。
ギルドでは、ヤツの呼称を「極み灼き凍るエルゼリオン」とすることにした。
勇気のあるハンターよ。
ヤツを追い払った暁には、ギルド秘蔵の防具の素材を必ず授けよう。

  • 極み灼き凍るエルゼリオンを撃退するクエスト。
    通常エルゼリオンと異なり、元の第一形態が存在しない。
    BGMは終始第二形態の曲が流れ、最初から第二形態で用いてきた技を使用する。
    あろうことか火属性やられ【特大】氷属性やられ【特大】を兼ね備え
    更に超咆哮で拘束した後、ガルバダオラのような広範囲即死攻撃を行う
    防護スキルや火・氷耐性を整えた防具を揃えないとまともに戦えないモンスターとなっている。
    辿異防具を加えた専用の対策装備を組むことで攻略難易度はぐっと下がる設計となっている。
    ただ、エルゼリオンは元々出の早い連続攻撃が多いため、慣れていないと厳しい部分も多い。
    火属性やられ【特大】のダメージは撃退クエストでも辿異クエスト★4相当であり、
    各即死技も自重することなく用いてくるなど、対策なしでの難易度は他撃退クエストと比べて高い。
    • 極み個体としては珍しく、序盤限定ではあるが、元のエルゼリオン同様属性を封じることで弱体化する
      半身を攻め立てるとたてがみの色が失せダウンする上、しばらく対応する属性が使えなくなる。
      大技を封じることにも繋がるため、序盤はこのギミックを有効活用したいところ。
    • 撃退クエストでは終盤で形態変化を行い、行動面が強化される。
      エフェクトがかなり激しくなり、新技の追加に加えて既存技にも強化が入る。
      また、形態変化後は先述の属性を封じるギミックがなくなり、常に2つの属性を使うようになる。
  • かつて塔の頂上が舞台であった頃、
    その背景は通常個体戦における光の射す空ではなく、おなじみの暗雲が立ち込める空であった。
  • クリア報酬の「鬼滅鉄」からは防具「フォンセG」シリーズが作成可能。
    フォンセGは最終強化で精錬が行え、巧撃や一点突破、幕無、猛進などのスキルを備えている。

灼零を指揮せし黒躰の龍

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・夜(旧:塔)
温暖期
<夜>
10000Gz700Gzエルゼリオン1体の討伐受注・参加
GR1~
(GSR不問)
10分

依頼主:ハンターズギルド
追い払えどもヤツは、再び舞い戻ってくる。
ギルドでは、黒躰のヤツを「極み灼き凍るエルゼリオン」と呼ぶことにした。
討伐できたハンターには、ギルド秘蔵の防具一式の素材と称号を贈呈させて頂く!

  • こちらはマストオーダー制の討伐クエスト。制限時間は例によって10分。
    極み灼き凍るエルゼリオンは防護スキルが重要となってくるモンスターではあるが、
    強さは運営曰く「対策を講じることでジンオウガとナルガクルガの中間くらいになる」とのことで、
    どちらかと言えば辿異種に近い、極み灼き凍るエルゼリオンの性質が強く現れている評となっている。
    対策分の調整はあるものの、耐久力は他の極み個体を上回るため、
    自身の実力と相談した上で対策を絞り、
    空いた枠を火力スキルに回した専用装備を構築するという判断も重要になってくるだろう。
    見事討伐に成功すると、証である称号「均衡を極めし者」が獲得できる。
    • 他の極み個体よりも早い段階である、残り体力7割程度で形態移行を行う。
      このため、実質的に狩猟中は大半が形態移行後の状態になっており、事故率も跳ね上がる。
      助け合いを潰す属性やられ【特大】2種や超咆哮・超震動・氷漬けなどもより脅威となるため、
      装備のブラッシュアップは勿論、撃退クエストでの練習も欠かせないだろう。
  • エルゼリオン自体が元々物議を醸した*16モンスターではあるが、
    "極み"版も大枠の方向性は変わっておらず、評価も通常種同様賛否両論ではある。
    ただ、本種の登場によって上述した「モンスター毎の専用装備」の重要性が改めて認識されることになり、
    それ以前に登場していた辿異種や、
    以後のモンスターに関してもこれを意識することで理不尽な特性が軽減される事が広まるようになった。
  • その極めて高い耐久力と、のべつ幕無しに繰り出される対処の難しい攻撃から、
    妨害要素の対策が十分に行えない*17ソロ攻略においては、
    MHF史上最強のモンスターであるとの呼び声も高く、サービス終了発表後もその評価は変わっていない。

『無双襲撃戦~紫雷覚醒編~』- 極み傲る???

  • 2018年3月20日に初配信された、無双襲撃戦の第7弾。
    2月アップデートのプレビューサイトにて予告されていた
    「深淵に佇むは、暴虐の番人…!」と対峙するクエストであり、
    "天廊の番人"こと、「極み傲るドゥレムディラ」の狩猟クエスト群である。
    ドゥレムディラは「絶凍」と「壊毒」が特徴のモンスターであるが、
    極み傲るドゥレムディラは「紫雷」がキーワードとなっているようである。
  • 例によって低難度版と高難度版があり、
    低難易度版は撃退、高難度版は討伐と分けられている。
    ただし対象モンスターが「"天廊の番人"」であることから、クエスト自体は狩煉道受付からの受注であり、
    番人用の狩煉道スキルも全て機能する。
    狩猟ルールは通常の"天廊の番人戦"と全く同じで、無双襲撃戦では初となる、
    3オチでクエスト失敗にならないクエストである。
    無論、天廊の番人が元からそうであるように、低難度版でもそれを前提とした恐るべき戦闘能力を有する。
    • なお普通の番人クエストは一度受注すると消滅するが、こちらは何度でも挑める。
  • ロゴマークは今回も独自のもので、「紫雷」というイメージからか紫色のロゴが用いられている。
  • 低難度版・高難度版共に、独自装備である「ボンネGシリーズ」の生産素材「鬼凍鉄」が入手できる。
    フォンセGシリーズ同様精錬、及び装飾品の直接生産が可能。
    なお「"天廊の番人"」は専用のモンスター素材を持たないため、
    番人の狩猟クエストで独自装備が入手できるのはこれが初となる。
  • 初回配信時はゲームが強制終了する、攻撃判定が消失するといったバグが確認されたため、
    クエスト解禁から2日後に配信停止となってしまった。
    極み傲るドゥレムディラ自体の挙動に原因があったらしく、
    修正が行われたのは2か月後の2018年4月アップデートでのこと。
    天廊譲りの不幸体質或いは修正後回しというプレイヤーが出てきたのは言うまでもない
    ちなみに修正版が配信開始されても修正が行われたことへの言及は翌日までなかったというオチまで付いている。

深淵に佇むは暴虐の番人

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
天廊二区なしなし???1体の撃退受注・参加
GSR1~
約20分
  • 天廊にて極み傲るドゥレムディラを撃退するクエスト。
    先述の通りルールは普通の番人クエストに準拠しており、
    部屋突入前の制限時間は無制限、突入後の戦闘において「失神」し、
    救護が制限時間内に行われなかった場合は制限時間が1分減る仕様である。
  • なお、本クエストではGSR1以上が受注・参加条件となっており、
    ハードコアモード扱いとなるため、G級(辿異)狩護防具の体力回復効果が発動するようになっている。
    また、こちらは各種特典の「元気のみなもと」効果が使用可能となっている。
    もっとも、防御力が実質無意味のビームを重視する事、
    「壊毒」の存在故にこれらを有効に機能できるかはプレイヤー次第であるが。
  • 撃退ということや、他のモンスターと違いモンスター自体の素材がないため
    「鬼凍鉄」以外の素材は一切出ない。
    ただしアシストコースに入っているときのみ、同コース適用中に番人戦をクリアした場合に貰える、
    換金アイテムは普通に入手できる。

忘却の彼方に轟く致死の稲妻

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
天廊二区なしなし???1体の討伐受注・参加
GSR1~
約10分
  • 極み傲るドゥレムディラの討伐クエスト。
    動きは撃退クエストと全く変わらないため、純粋に約10分以内に仕留められるかの勝負となっている。
    見事討伐すると、称号「驚異を極めし者」を獲得できる。
  • 攻撃力は上昇し、一撃が更に重くなっているが、
    ドゥレムディラ自体が壊毒による防御力減少で痛手を負わせ、
    更に本個体は防御力が意味なしと言える多段ヒットのビーム攻撃を主力にするなど、
    従来の個体から大きく変わったと言える部分が存在しないため、
    ドゥレムディラに慣れている人程、攻撃面で撃退クエストとの実力差を感じないかもしれない。
    なお他の高難度版クエストと違い、マストオーダーが無い。
    そのため体力の目安は、一定体力毎に使うドゥレムディラ自身の技で見極める必要がある。
  • 他の極み個体のクエストとは違って超越秘儀が使えない代わりに
    狩煉道スキルである脅威への奮闘や脅威への抵抗によって自身の攻撃倍率や防御力を格段にあげる事が出来る。
    加えてPTプレイでは気づけ玉や気づけ薬などで救出することが出来る、
    元々のドゥレムディラから逸脱した技が多くないなどからか、実装当日からPTプレイでの討伐はかなり早い段階で上がっていた。
    一方ソロプレイの場合、矢継ぎ早に繰り出される攻撃や多くの予備動作が非常に短く対処の難しい攻撃、
    バックステップや高速移動などで距離を取られる事もあり相手にペースを握られやすい。
    全体防御率が0.04とMHF最強モンスターとして名高い極み灼き凍るエルゼリオンよりは幾分かマシだが、
    弱点以外の肉質がかなり硬いなど武器種次第ではそれ以上のタフネスを有する。
    この事からエルゼリオンと並んで極み個体の中でもトップクラスの実力を有すると言っても過言では無い。

『無双襲撃戦~爆煙覚醒編~』- 極み襲うボガバドルム

  • 2018年12月26日に初配信された、無双襲撃戦の第8弾。
    相手はMHF-ZZアップデートにて登場したばかりのボガバドルムの極み個体、
    極み襲うボガバドルム」である。
  • 従来のボガバドルムとは異なり辿異クエストではなく、辿異種でもないが、
    受注可能ランクは★4辿異クエスト相当のGR800以上である。
    また辿異クエストとの違いとして、秘伝書装備時にはきっちりGSR800以上が条件となる。
    GR(GSR)800~というのは、2019年1月時点でのMHFのG級クエストでは最高の要求ランクであるが、
    ある意味では★4辿異種以上の戦闘力を有するのに対してGR1~やGR100~から挑める
    今までの極み個体と比べて明確に区別しやすい要素が出来た、と見ることもできなくもない。
    • ちなみに辿異種ではないので、
      流れるBGMも辿異種汎用BGMではなく、古跡汎用BGMになっている。
      古跡汎用BGMをバックに戦える極み個体は、2019年1月現在このボガバドルムのみである。
  • ロゴマークは、極み襲うボガバドルムが扱う紫色を帯びた霧と爆発をイメージしたものか、
    紫色赤色のグラデーション。
  • 例によって低難度の撃退版、高難度の討伐版が存在する。
    入手可能なアイテムは、精錬も可能な「ラファンGシリーズ」の生産素材「霧爆凝華」。
    高難度版ではその強化素材を含む一式分が手に入る。
    また、背中破壊のアナザーターゲット達成により外装解放券も入手可能。
    更に、その外装解放券5枚を別の納品クエストで納品することで、
    シンボルカラーに対応した「ラファンCシリーズ」の外装解放券1枚と交換できる。

蒼煙より出でし霧の巨竜

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・雷
温暖期
<昼>
10000Gz700Gzボガバドルム1頭の撃退受注・参加
GR800(GSR800)~
20分

依頼主:ハンターズギルド
古跡に現れた黒い爆霧竜。
ギルドでは、この個体を「極み襲うボガバドルム」とすることにした。
勇気のあるハンターよ、このモンスターを追い払った暁には、
ギルド秘蔵の防具の素材を必ず授けよう。

  • 極み襲うボガバドルムの撃退クエスト。
    従来のボガバドルムよりも爆霧や行動速度が強化されており、
    更に爆破やられの猶予時間が短くなっている。
  • 元のボガバドルム自体、攻撃力が高いモンスターであったが、
    極み襲うボガバドルムはそれが更に高くなっており、
    攻撃に直撃すればまず即死か瀕死と考えてもよい。
    これまでの極み個体ほどコンボ攻撃は多用しないので、
    慣れないうちは真根性があると安定性が増すだろう。
    ただし、あまりの攻撃力の高さゆえに超咆哮や超震動もそれなりの威力と化していること、
    爆破やられで根性を貫通される恐れがあることは留意しておくべきである。

踊る大地、虚無を生む爆炎

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・雷
温暖期
<昼>
10000Gz700Gzボガバドルム1頭の討伐受注・参加
GR800(GSR800)~
10分

依頼主:ハンターズギルド
追い払えどもヤツは、再び舞い戻ってくる。
ギルドでは、黒躰のヤツを「極み襲うボガバドルム」と呼ぶことにした。
討伐できたハンターには、ギルド秘蔵の防具一式の素材と称号を贈呈させて頂く!

  • 極み襲うボガバドルムの討伐クエスト。
    ボガバドルムの性質自体は撃退版と変わらないので、こちらも10分以内に体力を削りきれるかが重要となる。
    問題はその耐久力であり、全体防御率0.03に怒り補正0.8倍、
    そしてボガバドルムの
    「部位破壊できる部位は柔らかいが、できない部位は硬く、破壊可能部位は全て攻撃範囲内」の特徴から、
    鈍重で隙が大きいものの、一撃でほぼ即死が避けられない威力を有する攻撃を掻い潜り、
    しっかりと攻めていかねばダメージを伸ばしにくく、
    攻撃範囲外から狙える部位をメインとした場合、半端な手数では時間切れになりやすい。
    討伐を達成すると、称号「爆煙を極めし者」を獲得できる。
  • なお、前述の通り背中の部位破壊がアナザーターゲットに設定されており、
    達成した場合は外装解放券が入手できる。

『無双襲撃戦~紅輝覚醒編~』- 極み耀くゼルレウス

  • 2019年3月20日より常設配信化と同時に配信された、無双襲撃戦第9弾。
    烈種モンスターでは初にしてMHF最後の極み個体であり、
    MHF最後の追加モンスターとなる「極み耀くゼルレウス」が立ちはだかる。
  • 従来のゼルレウスとは異なり、開幕から全部位が適応変化した状態となっている。
    ただ、従来の個体が「防御面(肉質変化)」のために適応変化を用いていたのに対し、
    こちらは純粋に攻撃面の強化(超咆哮・超風圧・超震動の発生)にのみ関わる。
    適応変化は部位破壊で解除可能だが、辿異スキルで無効化するという対処方法もあるため、
    「無効化による対処の容易化と攻撃チャンスの増加」を図るか、
    「部位破壊までは対処する前提で火力スキルを追加する」かはプレイヤー次第となる。
  • 極み個体のお決まりとして低難度の撃退版、高難度の討伐版が存在する。
    入手可能なアイテムは、精錬も可能な「エリュシGシリーズ」の生産素材「緋光凝華」。
    高難度版ではその強化素材を含む一式分と外装解放券が手に入る。

紅輝の目睹は思断つ時

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・雨
温暖期
<昼>
10000Gz700Gzゼルレウス1頭の撃退受注・参加
GSR1~
20分

依頼主:ハンターズギルド
古跡に現れた紅い輝界竜。
ギルドでは、この個体を「極み耀くゼルレウス」とすることにした。
勇気のあるハンターよ、このモンスターを追い払った暁には、
ギルド秘蔵の防具の素材を必ず授けよう。

  • 極み耀くゼルレウスの撃退クエスト。
    従来の行動の一部が強化されると同時にUNKNOWN特有のモーションも一部追加されている。
    極み耀くゼルレウスは超妨害要素や、
    かち上げ等の拘束を起点とするコンボ攻撃を多用するモンスターであるため、
    PTメンバーが相互に救助を意識していけば、
    (複数人が一気に巻き込まれる事が無い限り、)生存率を飛躍的に高めることが可能である。
    この要素は後述する討伐クエストでも変化がないため、純粋に練習用クエストとしても機能する。

耀きは輪舞し星天は紅く謳う

 
目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
古跡・夜
温暖期
<夜>
10000Gz700Gzゼルレウス1頭の討伐受注・参加
GSR1~
10分

依頼主:ハンターズギルド
追い払えどもヤツは、再び舞い戻ってくる。
ギルドでは、紅いヤツを「極み耀くゼルレウス」と呼ぶことにした。
討伐できたハンターには、ギルド秘蔵の防具一式の素材と称号を贈呈させて頂く!

  • 極み耀くゼルレウスの討伐クエスト。
    体力は30000、全体防御率は0.04であり、これを10分以内に削りきれるかが重要となる。
    攻撃力は更に高まったものの、狩猟笛の旋律を用いたり、
    青魂+<<喝強化>>を併用する程度で一撃を耐えられるようにする事は十分可能な範囲であるため、
    上述した通り、コンボに被弾した場合に迅速に救出できるか否かで生存率を高めることは可能であるが、
    それをメインに攻めてくるゼルレウスは、1回1回被弾、拘束された際の「攻撃ができない時間」の累積が大きいため、
    討伐を目指すのであれば、初歩的なことではあるが「被弾率を下げる」点を強く意識していきたい。
    討伐達成で称号「紅輝を極めし者」を獲得できる。
  • 12周年ラストアニバーサリーのイベントの1つである「バレッタコレクションを取り戻せ!」では、
    本クエストと依頼文と報酬以外が同一であるクエスト「奪還!バレッタコレクション」が配信された。
    このクエストでは、全てのバレッタシリーズの生産素材と緋光凝華15個とときめきコイン4つが手に入る。

超無双襲撃連戦

  • 2019年9月4日より、2ヶ月の長期にわたって「超無双襲撃連戦」というイベントが開催された。
    開催当初の内容は、無双襲撃戦を連戦していき、クエストクリア人数が8人以下となった時点で、
    そのプレイヤーを「最強の無双狩人」と認定するというものだったが、
    当初から配信が予定されていた超無双襲撃連戦VIにおいてクリア人数が8人以下にならなかったため*18
    後の2019年10月16日にクエストVIIとVIIIの追加と共に「これ以上の難易度調整により8人以下を選出することは困難と判断」と公式が発表し、
    同時に超無双襲撃連戦VIIIをクリアしたプレイヤー全員を、「最強の無双狩人」と認定するものと変更された。
  • I以外のクエストの受注には、その1つ前のクエストのクリア報酬が「挑戦権」として必要であり、
    クエストのクリアか失敗で「挑戦権」は消費される(リタイアでは消費されない)。
    I~Vのクエストでは「挑戦権」は5つずつ、VIとVIIでは「挑戦権」が10個ずつ入手できる。
    また、最奥である超無双襲撃連戦VIIIはクリア報酬として「実装されたものの登場する機会がなかった」武具である、
    「ユーシルディンス(ガンランス)」、「合戦乱神ノ大剣(大剣)」及び、
    防具「バンケットシリーズ」と「タルタシリーズ」の生産素材が入手できる。
  • 1クエストの内容としてはモンスターの行動やステータスなどは無双襲撃戦のマストクエストと同様であるが、
    制限時間が5分となっている。
    おまけに従来の高難度無双襲撃戦では有効化されていた歌姫効果*19無効と、
    まさにMHFを代表する超高難度のチャレンジとなっている。
  • この超無双襲撃連戦のイベントでは当初、以下のクエストが配信された。
    • 超無双襲撃連戦I【帝征龍】(極み統べるグァンゾルム) (2019年9月4日~2019年9月25日)
    • 超無双襲撃連戦II【輝界竜】(極み耀くゼルレウス) (2019年9月4日~2019年9月25日)
    • 超無双襲撃連戦III【爆霧竜】(極み襲うボガバドルム) (2019年9月11日~2019年9月25日)
    • 超無双襲撃連戦IV【迅竜】(極み駆けるナルガクルガ) (2019年9月11日~2019年9月25日)
    • 超無双襲撃連戦V【雷狼竜】(極み吼えるジンオウガ) (2019年9月18日~2019年9月25日)
    • 超無双襲撃連戦VI【灼零龍】(極み灼き凍るエルゼリオン) (2019年9月18日~2019年9月25日)
    しかし、2019年9月25日時点で超無双襲撃連戦VI【灼零龍】のクリア者が82人と、想定された人数を大幅に上回るものであったため、
    前述の通り、2019年10月16日から以下の2つのクエストが追加され、イベントが再開した*20
    • 超無双襲撃連戦VII【爆霧竜】(極み襲うボガバドルム) (2019年10月16日~2019年10月30日)
    • 超無双襲撃連戦VIII【灼零龍】(極み灼き凍るエルゼリオン) (2019年10月23日~2019年10月30日)
    これら追加されたクエストは、なんと制限時間がたった3分となっている。
    冗談抜きに、カップ麺が完成する前にクリアしないと容赦なくクエスト失敗と見做される超絶難易度である
    追加クエストのターゲットである極み襲うボガバドルムと極み灼き凍るエルゼリオンは、
    共に体力30,000、全体防御率0.03とラヴィエンテ猛狂期【極】を除けば、
    MHFのモンスターのツートップの耐久力を誇るため、
    ソロは勿論、生半可なパーティーでは3分以内の討伐は到底不可能である
    加えてエリア移動に要する時間、ホストとのラグによる時間の差、そしてターゲットのモンスターが行う可能性のあるSAつきモーション*21を考慮すると、
    実質的には2分40秒~50秒ほどでこの膨大な耐久力を削り切る必要がある。
    全員が不退ノ構や火事場を始めとする極限まで火力を追い求めた装備と、
    被弾せずに的確にダメージを叩きだせるプレイヤースキル、
    そしてそれを最初から最後まで維持できる集中力を持ったパーティーのみがクリア可能と言え、
    公式の「最強の無双狩人」認定に相応しい、極限中の極限とも形容すべき難易度となっている。
    • 最奥のクエストである超無双襲撃連戦VIII【灼零龍】だが、なんとその舞台はであり、
      大半の双頭・無双襲撃戦が古跡に一本化されて久しい中、塔で極み個体と戦えるクエストとなっている。
      当時の極み灼き凍るエルゼリオンを知る者にとっては懐かしい演出であると言える一方、
      移行された古跡でのクエストに慣れていた者からは驚きや戸惑いの声もあがっている。
      メリットとしては、ギミックのある古跡に比べてマルチプレイでも負荷が抑えられ、
      処理落ちがしづらいことや、1乙後の復帰が比較的スムーズに行えることが挙げられる。
      逆にデメリットとしては古跡と比較した場合のエリアの狭さやいびつさの他、
      水溜まりが無いため火属性やられ【特大】の解除が困難であることが挙げられる。
    • 上述したように、MHF史上でも類を見ない極限の難易度を誇るイベントとして2ヶ月余りの期間にわたり開催された超無双襲撃連戦であるが、
      最終的な結果として、最奥のクエストである超無双襲撃連戦VIII【灼零龍】を打ち破ったハンターの数は23人であった。
      この超絶難易度を誇る最終関門を見事にも突破した23人の豪傑は、公式メンバーサイトの特設ページ上で"極みを狩りし最強の無双狩人"として表彰された。
      ちなみに、同時点で最初の関門であるグァンゾルムのクエストのクリア人数が約700人であったため、
      最奥のクエストのクリア者数はその内の4%にも満たなかったことになる。
      尚、この23人という数字は件のクエストのクリア報酬である
      「星の砂」というアイテムの所持によって判定されたと思われること、
      及びクエストをクリアしたが報酬は売却したハンターが存在することから、
      実質的なクリア人数はこれを若干ながら上回るものと推定される。

超無双襲撃孤戦

  • 超無双襲撃連戦の終了後、2019年10月30日よりサービス終了の12月18日まで配信されたイベント。
    配信されたクエストは1つだけであるが、超無双襲撃連戦と同じ「超無双」の名を冠するだけはあり、
    従来のすべての無双襲撃戦より更に数段高い難易度である
    具体的には、「孤戦」という名前からもわかる通り、パーティー前提の「連戦」とは異なり、
    完全なるソロで極み灼き凍るエルゼリオンを討伐しなければならない
    さらにクエスト自体の縛りも通常の無双襲撃戦より遥かに厳しく、
    通常の極み灼き凍るエルゼリオンのクエストをソロでクリアするよりも遥かに高い難易度となっており、
    限られた極一部のハンターのみがクリアできる内容となっている。
  • なお、クリアにより報酬として、
    「実装は完了しているものの、当時登場させることのなかった武器や防具」の内4点が入手可能。

超無双襲撃孤戦【灼零龍】

目的地成功条件条件制限時間受注条件特殊条件

温暖期
<昼>
エルゼリオン1頭の討伐受注・参加
GSR1~
10分1人限定
NPC同行不可
歌姫効果無効

依頼主:ハンターズギルド
大きな脅威である「極み灼き凍るエルゼリオン」の再目撃報告が後を絶たない。
緊急事態と判断し、ハンターだけでなく、プーギーやアイルーたちにもギルドで防衛準備のお手伝いをお願いしている。
そのため今回は単独で討伐してくれる一流ハンターを求む!

  • 従来の極み灼き凍るエルゼリオンの討伐クエストとの違いとしては、
    まず、何といっても1人限定であるため、強制的にソロでの狩猟となることが挙げられる。
    極み灼き凍るエルゼリオンの討伐はソロで挑む場合はMHF史上最高難易度との呼び声も高く、
    強制的にその難易度に挑戦する必要がある。
    次に、NPC同行不可であるため、プーギーのカフが使用できない
    近年のハンターの装備構築においてはカフは非常に大きなウェイトを占めており、
    無双プレイヤーの最前線装備において、辿異カフと秘伝カフが利用出来ないということは、
    スキル枠2つ分+装飾品2つ分を削ることを強制されることと同義である。
    極めて高い耐久力を持つ極み灼き凍るエルゼリオン相手にこの制限はかなり痛く、
    搭載可能な火力スキルが減ることで、制限時間に間に合わない可能性も発生し、
    より火力を出す的確な立ち回りを要求される。
    また、「従来の装備からどのスキルを削るか」という問題も発生し、
    各火力スキルの有用さを比較しつつ最適な装備を構築する能力も求められる。
    また、通常クエストのソロと異なりプーギーによる自動回復が見込めないという点も地味に痛い。
    そして、歌姫効果無効により、祈歌効果や歌スキルを使用できないため、
    それらによる火力ブーストも不可能である。
    最後に、フィールドも古跡ではなく塔となっており、その狭さにより壁際での事故も発生しやすい。
  • 上記の要素を総合し、従来の無双クエストとは一線を画し、
    超無双襲撃連戦と並ぶMHF史上最難関のクエストと言ってなんら過言でない内容となっている。

関連項目

クエスト/双頭襲撃戦
防具/ランセシリーズ - ガネトG、チールGについて記載
防具/鬼神・童子シリーズ - 鬼伝・童伝G、鬼凛・童凛G、鬼穿・童穿Gについて記載
フィールド/古跡
モンスター/パリアプリア
モンスター/ジンオウガ/派生作品
モンスター/ミ・ル
モンスター/グァンゾルム
モンスター/ナルガクルガ/派生作品
モンスター/エルゼリオン
モンスター/ドゥレムディラ
モンスター/ボガバドルム
モンスター/ゼルレウス


*1 2017年11月以後は装飾品生産にも対応
*2 極み吼えるジンオウガ及び極み統べるグァンゾルムの討伐クエスト
*3 「"極み"モンスター」という名称は公式の呼称であるが、これが用いられたのは「極み傲るドゥレムディラ」が初で、初期から用いられているわけではない。一方、「極み個体」の呼称はユーザーが生み出した非公式のものであるが、具体的な名称がない時期から一部ユーザーがその呼称を生み出し、多くのユーザーに広まって定着していったという経緯がある。このため、「"極み"モンスター」より「極み個体」と呼ばれる事が多い。本記事に於いては、以後の該当モンスターに対する表記は後者の「極み個体」で統一している。
*4 詳しくはこちらを参照して頂きたいが、エンドコンテンツの定義として「装備を構築し尽くした後の遊び」、「反復可能性」、「高難易度」の3点が挙げられるが、この各種極み個体から得られる外装防具については、この点を全て抑えていると言える。
*5 無双襲撃戦では、渇喰パリアプリア、極み統べるグァンゾルム、極み傲るドゥレムディラの3体。
*6 辿異種は制限時間50分だが、コンセプトそのものが違うので単純比較はできない
*7 極み喰らうイビルジョーの属性特化戦術も、属性ダメージを主体にしただけで、本質は「高火力でゴリ押しする」事に変わりない。
*8 纏雷スキルでよく見られた評。当時は弱点特効との併用を重視する人が多かった
*9 氷界創生スキルでよく見られた評。火力スキルを強化したほうがダメージが伸びると判断していた人が多く、実際、特に闘覇スキルの人気は当時非常に高かった
*10 初回配信時は六華閃舞発動可能状態を持ち越せたが、2度目の配信からはほぼ持ち越せなくなっている
*11 と言っても、あちらの変化は「一部攻撃の広範囲化」と「一部のアクションの使用不能化」ぐらいなので実質無いに等しいものではある
*12 至天征伐戦や渇喰パリアと異なり、制限時間が10分しかないためである他、その肉質故にしっかり狙っていく必要がある
*13 無双襲撃戦の新手が追加されることは予告されていたが、他の極み個体と異なりそのような個体が実装されるという情報は全く無かった
*14 もっとも、MHF-Z以降は絶対防御態勢の有用性と人気が著しく低下しており、絶対防御態勢が機能しづらいことに対しては特に問題にはならない。
*15 常時怒り状態であるため、実際には怒り補正1.1倍を加えた数値となる
*16 普通のG級モンスターなのにGR400辿異種並みに強いことや、全体的に隙の無いモンスターであることなど。
*17 対策スキルを削って火力スキルを搭載しないと時間が足りないため。
*18 開催当初から、Ⅵのクリア者数が8人以下に絞られない場合はクエストを追加した上でイベントを再開する、と告知されていた。
*19 歌姫狩衛戦・真説の戦歌の章における祈歌効果の事を指す。歌姫の歌による女神の抱擁の効果は有効。
*20 同時に、I~VIも2019年10月16日~2019年10月30日の期間に受注可能となった。
*21 行動中はHPが必ず1残る攻撃がいくつか確認されている