概要
- 熱血駆け出しハンター
- ちわっす! 自分、最近ハンター
デビューした駆け出しなんスよ!
大物を狩りに出たことないんで、
まずは見て学びたいと思うッス!
何か強そうなやつらばかりだけど
先輩方なら余裕なんだろうなー!
すごいっス! 尊敬するッス!
- MHRise Ver.3.0タイトルアップデートにて追加された高難度クエスト。
同じくVer.3.0で追加された集会所★7に存在する全ての高難度クエストをクリアすることで出現するが、
高難度クエストの出現条件の都合上、ラスボスの討伐とHR100以上で開放される「奇しき赫耀」のクリアも必要となる。
- 内容はディアブロス、リオレウス、マガイマガドの連続狩猟。
相手自体はVer.2.0で追加された「高難度:いざ挑め、覇者の行列」よりも難しくなさそうに見えるが、
それよりも初めて挑むハンターは目的地の方に驚きと戸惑いを覚えるだろう。
ここに来て謎の新フィールドである獄泉郷が解禁されるのである。
新しい決戦場型フィールドがある、という事は5/26日に配信されたスペシャルプログラムなどで言及されていたものの、
多くのハンターはラスボスとの決戦の地だと考えていた為にこのクエストを想像できたハンターは少なかっただろう。
新フィールドでの高難度クエストという事で、不安と期待に胸を弾ませながらハンターは出撃する事になる。
- いざ出陣すると、フィールドの雰囲気は不気味を通り越して異様である。
黄色い靄に包まれ、血のような赤い川が流れている朽ちた城のような建築物が見える中、
クエスト開始から勝手にこちらを急き立てるような異質なbgmが流れてくるのである。
既にかなり地獄めいた雰囲気が漂っているが、大翔蟲に乗って戦闘エリアに着いたハンターは
砂漠の暴君ディアブロスと天空の王者リオレウスが同時にフィールドに居るのを目にする。
つまりはこのクエスト、覇者の行列と異なり最初から二体同時に相手取るクエストなのである。
- 初めて来たフィールドだが、散策や観察などしている場合ではない。
基本的に今作のモンスターは嫌に視界が広いので、大抵の場合は入室した時点で両方に気づかれてしまう。
そしてこのフィールドに分断柵など存在せず、けむり玉は本作には登場しないため、
否が応でも乱戦覚悟の同時狩猟となる。- 素早い突進で距離を詰め、怒り状態になると更に早くダメージも痛くなるディアブロスと、
遠距離から火球と火炎ブレスをぶっ放し、風圧と毒爪でこちらを追い詰めて来るリオレウスのコンビは
悪い意味で相性が良く、リオレウスの火炎ブレスを避けた隙からディアブロスに突進されたり、
ディアブロスの突進を受けて翔蟲受け身をとったらリオレウスの火球に受け身狩りされたりと、
非常に過酷な狩りとなりかねない。
もちろん、どちらかの咆哮に動きを止められているうちにもう片方に追撃を喰らうことも珍しくない。
万全を期すのであればレックスS防具を着るなどして、耳栓スキルをLv4まで充実させて事故を減らしたい。
- 素早い突進で距離を詰め、怒り状態になると更に早くダメージも痛くなるディアブロスと、
- また、どっちかを狩っても死体が消えるまでにもう一体を倒せなければ
入れ替わるようにして悪逆無道のマガイマガドが堂々と登場して来るのである。
結果的に多くのハンターは常に二体同時のキツい狩猟を続けるハメになってしまう。
しかもマガイマガドは他のモンスターよりも更にアグレッシブに攻め立てて来る。
そもそもとしてリーチが長い尾槍差しや、回転しながらぐるぐると尾で薙ぎ払う攻撃は非常に範囲が広く、
鬼火飛ばしや螺旋鬼火突きはもう一体のモンスターで視界が遮られる中で飛んでくると言ったように、
ただでさえ避けづらく痛いマガイマガドの危険度が跳ね上がるのである。
一刻も早くどちらかを倒してしまいたいところなのだが、二体の猛攻にもはや攻撃どころではなく、
回避を繰り返している内に被弾してキャンプ送り……なんて事はザラに起こる。- その上、リオレウスとディアブロスでは大抵体力の高いディアブロスが残りやすいが、
マガイマガドとディアブロスは両方が素早い肉弾攻撃を仕掛けて来るタイプなので、
単純に翔蟲受け身をとればすかさず攻撃を差し込まれて乙ってしまう。 - 逆に、肉弾戦が脅威であるディアブロスを真っ先に沈めても、
リオレウスはリオレウスで上空からの炎ブレスや毒爪急襲で空中から攻めて来る。
陸からはマガイマガド、空からはリオレウスという形で攻撃をカバーし合ってくるので、
あらぬ方向からリオレウスの不意打ちが飛ぶことも少なくない。これまた気が抜けないだろう。 - 上記の通りマガイマガドを交えた三つ巴は難度が高いので、
これを避けるなら時間をかけてでもリオレウスとディアブロスの2体同時撃破を狙うことになる。
縦横無尽に動き回るマガイマガドに比べてこの2体は比較的動きが直線的で読みやすいので、
長時間同時に相手にするならこちらの方がマシかも知れない。
- その上、リオレウスとディアブロスでは大抵体力の高いディアブロスが残りやすいが、
- このように正攻法で戦うには非常に難易度の高い狩猟になっているが、
しかし二体の攻撃が密集するということは、すなわち同士討ちがしやすいと言うことでもある。
覇者の行列同様ガルクに乗って逃げ回ったり、片方のモンスターを盾にしながら立ち回ることで
面白いように高いダメージを入れてくれる。
当然一定値まで攻撃し合えば操竜もできるようになるので更にいいダメージを入れられる。
ただしこの場合、操竜大技後のダウン中に攻撃しようとすると、
もう一体のモンスターに邪魔される可能性が高いので追撃はほどほどに。- また、罠は使用可能であるのでモドリ玉で補充しながら罠漬けにすることも可能。
閃光玉で目眩状態にしながら使うと尚有効である。
時間は掛かるがリオレウス、ディアブロス両方を捕獲まで持っていければ
後はマガイマガドとの一騎打ちに持ち込めるためソロでも十分クリアは見込める難易度となっている。 - フィールド自体は広く、今作のモンスターはヘイトを溜めやすいことを活かして
マルチならば互いのモンスターをできるだけ離して戦うことで、擬似的に分断することは十分可能。
陽動スキルを発動させておけばより分断は楽になるだろう。
ただし、体力はマルチ用になり相対的に上昇するため、その点での難易度は上がる*1。 - 環境生物も虹色ヒトダマドリ、カモシワラシや瞬間強化生物達、
数は少ないものの回復ミツムシや翔蟲などもしっかりいるのでこれらも活用したい。
特に任意のタイミングで操竜に持ち込めるクグツチグモやヘイトを逸らせるヒオウギカワズは有効に働くだろう。
その際は壁に突進離脱を繰り返してダメージを稼ぐのが当然の手法……なのだが
このフィールドでは壁はBCから見て奥の一面にしか存在しないため、
ぶつけてダウン回避後は上手く操作しないともう一度壁に激突させられない。*2
他のフィールドで同じ壁に連続でぶつけようとする機会はおよそないため、事前に練習しておくといいだろう。 - また、罠は使用可能であるのでモドリ玉で補充しながら罠漬けにすることも可能。
- 高難度クエストを全制覇することで出現するクエスト、更には新フィールドの同時狩猟ということで
非常に難易度の高いクエストだったが、実はこれで終わりではない。
このクエストをクリアすることで今作最難関クエストである、「高難度:ヌシの名を戴くもの」が解禁されるのである。
あちらは同時狩猟ではないため、こちらの方が難しかったという意見もあるが- ちなみにあちらと違い、最大・最小金冠が出やすい、規格外のサイズが出るということはない。
余程の物好きこの三体をピンポイントで狙うわけでないなら、
大人しく単体クエストや通常フィールドの同時狩猟を回した方が良いだろう。
- ちなみにあちらと違い、最大・最小金冠が出やすい、規格外のサイズが出るということはない。
余談
- このクエストの依頼主である「熱血駆け出しハンター」とやらが誰なのかは不明。
また、その口調は里のNPCの一人「ハンター見習いのタイシ」に似通っているが、
彼はまだハンターではない上、本作のNPC達は依頼を出す際には名前を隠さないため、やはり別人である可能性が高い。
依頼文からして主人公とは面識が無いように見受けられるので、
もしかしたらその評判を伝え聞いた里外のハンターなのかも知れない。- にしても、駆け出しハンターだと言うのにここまで錚々たる面子の狩猟の見学とは、
いくらなんでも気が早すぎるのではないのだろうか。
MHXの火の国の姫も自国の新米ハンターへのお手本として
獰猛化した火山の最上位モンスターを三体狩猟して欲しい、などと言って来るので、
プロとして高い見本を見せるのはハンターとしての通例なのかもしれないが。 - また、この非常に難易度の高いクエストに対して『余裕なんだろうなー!』
と述べている事に対し煽られたと感じるハンターも居たようだ。
実際にはラスボスをも征した主人公ハンターに対する高い信頼の表れだと思われるが…。
実際余裕かどうかはともかくいつもの流れとしてこんなクエストを裸でクリアした報告もあるのだから恐ろしい
- にしても、駆け出しハンターだと言うのにここまで錚々たる面子の狩猟の見学とは、
関連項目
クエスト/高難度クエスト
システム/大連続狩猟クエスト
モンスター/ディアブロス
モンスター/リオレウス
モンスター/マガイマガド
フィールド/獄泉郷
クエスト/ヌシの名を戴くもの