クエスト/祖龍

Last-modified: 2020-03-17 (火) 00:47:44

MH2、MHP2、MHP2G、MHXX、MHFに存在する、文字通りあの祖龍(ミラルーツ)と対峙するクエストである。

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金条件配信日
MH2街上位★8ギルド
公式イベント
32000z1000z受注・参加HR51~
アイテム必須
2006年
5月6日~
MHP2集会所上位★8特殊クエスト36000z3000z受注・参加HR6~2007年
5月25日~
MHP2G集会所上位★8特殊クエスト36000z3000z受注・参加HR6~-
集会所G★354000z4500z受注・参加HR8~
MHXX集会酒場G★4特殊クエストシュレイド城45000z4500z受注・参加HR13~-
MHF上位★8古龍クエスト32000z1000z受注・参加旧HR91~
G10以降はHR4~
2007年
10月24日~
 

概要

  • 祖龍はMH2シリーズを通して裏ボスとして登場してくる。
    そのため、クエストを受注する際にも面倒、若しくは複雑な手順を踏むことが多い。

MH2

古龍観測局
謎多き未開の地≪古塔≫にて、当局の文献にも、一切の記録が無い、
未観測の≪生物≫が確認されました。
この世界に伝説として語られる≪祖龍の書≫が、
この生物に近づくための唯一の鍵となるかも知れません…。
  • MH2にて祖龍と戦える唯一のクエスト。
    HR51以上かつ、祖龍の書を所持していると受注可能。
    オンラインのイベント限定なのでPシリーズのような撃退は不可能で、
    また配信スケジュールの都合上、条件を満たしていてもクエスト自体が来ていない場合もある。
    • 現在はPS2系列のオンラインサービスが終了してしまったため、
      MH2でこのクエストを受注する(=祖龍と戦う)ことは不可能。
  • クエスト開始時に登場ムービーが入る関係で古塔頂上エリアからスタートする
    これは塔を舞台とする祖龍のクエストで踏襲されることとなるが、
    MH2頃の古塔クエストはベースキャンプ固定スタートのものが多く、やや異彩を放っている。*1
    • 祖龍戦では頂上エリアからの退路に破壊不可能の黒岩が配置されているため、
      決戦場紅龍と同じく徒歩で別エリアに退避することは不可能となっている。
      そして塔自体の罠としてモドリ玉を使うと頂上エリアからとても離れたBCまで移動してしまう
      使用する際には戦線復帰に最低でも数分掛かる文字通りマラソンを覚悟しなければならない。
      このような関係上、モドリ玉は戦術に組み込み辛いと言える。
      • 他のクエスト同様、力尽きた際には隣接する安全なエリアに一時撤退する仕様がある。
        祖龍は滞空時間が長く、戦闘中でも態勢を立て直すタイミングは山ほどあるが、
        どうしても別エリアで落ち着いて準備したい場合はこれを利用した方が楽である。

MHP2 /MHP2G

謎の赤衣の男
フフフ…刻は満ちた!さぁ、舞踏会へ招待しよう。
とびきりの衣装を着て、とびきりの得物をもっておいで。
でなければ王の相手はつとまらないのでね。
  • MHP2ではイベントクエスト限定。
    それ故、撃退や体力・部位破壊の引き継ぎ等のない一発勝負である。
    • MHP2においてオンライン環境が無い場合、祖龍は唯一遭遇できないモンスターとなる。
      当時はクエスト配信用のPSPアクセスポイントがゲーム売り場に配置されるなど救済措置もあり、
      こういった店舗では本クエスト配信直後に祖龍を求めてPSPを持ち寄り、
      DLついでにその場で即席PTを組む、いわゆる「リアル集会所」のような光景が見られた。
  • MHP2Gでの出現条件は以下の通り。
    • 上位は古龍種を各5体討伐及び、ラオ、ミラ各3体討伐且つ
      紅龍(ミラバルカン)のクエストである「終末の時」を討伐してクリアすることで出現。*2
    • G級は、G級紅龍のクエスト「終末の時」で紅龍の討伐、
      およびG級の全ての大連続狩猟クエストクリアで出現。
    なお、紅龍のクエストを受注するには、黒龍のクエストをクリアしなければならないが、
    黒龍のクエストの受注条件は、上位は訓練所の全ての闘技訓練を、
    G級は全てのG級訓練をクリアするというものであり、非常に難易度が高い。
    そのため、ミラ系全般のクエストを自力で受注すること自体が非常に困難である。

MHXX

  • HR100で出現。参加はHR13からできる。
    システムはMH4Gの外伝:日輪沈蝕と同じで、
    35分で一定体力以下にして時間切れになることで撃退するか討伐することが目的となっている。
  • イベントクエスト「滅びの伝説に挑みし者」では強化個体が登場。
    こちらは撃退は不可能な代わりに制限時間が50分に引き伸ばされている。
    報酬のチケットで作れる防具の性能も高いのだが、
    如何せん強化された祖龍自身の攻撃力は凄まじく、体力もなかなか高い。
    グギグギグやネセト一式など、今作の人気装備に共通する雷耐性への低さも相まって、
    配信当初は一瞬で消し炭にされるハンターが後を立たなかった。

MHF

古龍観測局
謎多き未開の地≪古塔≫にて、当局の文献にも、一切の記録が無い、
未観測の≪生物≫が確認されました。
まさか、ある書物にのみ記されているという≪白き龍≫が
現れたというのでしょうか…。
  • MH2ベースのMHFにも存在する。HR91から受注可能で、MH2同様に撃退は不可。
    MH2からデータを受け継いでいるため、ゲーム中に祖龍の書は存在しているが受注には必要無い。
    長らく期間限定の古龍クエストであった一方で
    HR999を解放する*3「ハンターランク試練」の最終課題にもなっており、
    たった1人でこのクエストに挑まねばならないという点でスケジュール上の支障もあったことから、
    後にハンターズクエストとしての常設に移行された。
    ハンターランク試練の制度が廃止されたMHF-G10以降は、クエストランクの換算という形でHR4~となっている。
    • 上記の通り旧HR999試練は祖龍の討伐なのだが、
      黒龍と紅龍もそれぞれ旧HR800、旧HR900において討伐試練の目標となっていた。
      ただ、これらに関しては「ゼニーもしくは黒貨を納める」ことで回避できるシステムだったのだが、
      祖龍に関してのみその方法が使えず、ソロでの祖龍討伐がHR999の絶対条件だった
      ある種のやり込み要素として特別扱いされていたことが判る。
      • 黒龍はMH2の頃から存在する公式狩猟試験により、旧HR50でも戦うことになる。
        こちらはPTで挑んでも大丈夫なので、当該ランク帯の装備でソロという無茶をする必要は無い
        (後年ではHR帯でPTが組み辛くなったため、黒龍のステータスが引き下げられている)。
  • 祖龍ミラボレアスが出現するクエストは基本的に上位HR91(現HR4)のこれ一本しかない
    (ミラボレアス⇒ミラバルカン⇒ミラルーツと連続狩猟するキャラバンクエスト「ミラトリオ」は、
    クエスト補正がかかっているだけであって、
    最後のミラルーツも内部データ的にはこの「祖龍」を流用している)。

MHP2Gまでの補足

  • 祖龍は裏ボス故に桁違いの戦闘能力を誇り、どれも即死級の威力である。
    また、残体力が3分の2を切ると常時怒り状態になる上、体力が一定以下になると肉質が硬化し、
    ダメージを与えづらくなってしまう。
    おまけに体力が少なくなると飛行頻度が多くなり、時間切れでクエスト失敗することも少なくない。
    まずは相手の攻撃を見切れるようになることが大事。
  • 特殊クエストの仕様だからか、上位だろうがG級だろうがいつまで経っても
    「支給品が届きました」のメッセージは出ない。
    しかしクエストのランクによっては、モドリ玉等でベースキャンプに戻れば
    青い箱の中に支給品が届いている事もある。
    支給用大タル爆弾など、祖龍攻略に有効な物が入っているのでピンチの時は頼ってみるのもいいだろう。
    ベースキャンプから頂上まで行く時間を差し引いても倒し切れるという余裕があればの話だが。

余談

  • 上記のように、MH2・MHP2では祖龍の出現クエストはイベントクエスト限定であった。
    また、MHP2Gでは、集会所で受注できる通常のクエストの他にも、
    上位・G級で祖龍を討伐するイベントクエストがある。
    上位は「祖なるもの」、G級は「白光」というクエスト。
    イベントクエストということで、いずれも撃退無しの一発勝負。
    ただ、そのことを見越してか、通常の個体と比べて体力は控えめである。
  • 邪龍扱いされているわけではないためか、依頼文から「何としてもヤツを倒せ」と危機感を煽る言葉や、
    「止められるものなら止めてみろ」と挑戦的な文句は見受けられない。
    その代わり「舞踏会は近い。最高の衣装と得物を用意しなければ王の相手は務まらない」だの
    「退屈なんてさせない」だの、別の意味でこちらを挑発するような文が書かれている。
    まるで祖龍に遊ばれているようであまり愉快なものではない。
    高台から即死級の落雷を連発しておいて退屈させないとはどの口で言っているのやら。
    挙句の果てにはあの落雷地獄を「素敵な所」などと言い放っている。
    • なお、MH2およびMHFでは古龍観測局が依頼を行っているため、
      挑戦的な依頼文ではない。

関連項目

モンスター/ミラボレアス【祖龍】
アイテム/まぼろしの書物
クエスト/災厄降臨
クエスト/伝説の黒龍
クエスト/竜ガ紡ギシ古キ歌


*1 ランダムスタートもあるが、秘境が開くクエストやヤマツカミ戦などではBC固定。また、ランダムスタートのある街上位には炎妃龍が登場しない。
*2 MHP2で討伐している場合も討伐しなおす必要あり
*3 この特典は「超絶のピアスX」「進化武器の最終強化解放」があったほか、MHF-G(9.1まで)はG級昇格への前提条件の1つとなっていた。