クエスト/電撃・ランディープ

Last-modified: 2024-04-16 (火) 00:31:40

MH3Gのイベントクエストの1つで、アスキー・メディアワークスのゲーム雑誌とのコラボクエスト。
今回のプラットフォームは3DSなので、コラボ対象の雑誌は、
「デンゲキニンテンドーDS」(現・デンゲキニンテンドー for KIDS)だろう。

※2024年4月9日のニンテンドーオンラインサービス終了に伴い、
3DS版における本クエストは配信終了した。
今からMH3Gを始め、この超難易度への挑戦を考えている人は、
全てのイベントクエストが予め収録されているWii U版でプレイすることを強く推奨する
(データ移行アプリは配信終了済)。

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金条件配信日
MH3G港G級★8
(イベントクエスト)
狩猟クエスト孤島<昼>19500z1790z受注HR6~
参加HR6~
2012年1月20日


目次

概要

電撃の編集部
電撃と言えば、ラギアクルス!
電撃の編集部からラギアクルス亜種の狩猟を依頼します。
報酬は、これぞ電撃!な感じのイカした武器が作れるチケット!
大フンパツしちゃうから、みんなで参戦してね!
  • どれ程のものかというと、フル強化済みのG級防具を装備した剣士であっても
    非怒り時の攻撃で体力MAXから4割程普通に削られる。
    怒り状態になれば更に凶悪さが増し、怒り状態の大放電でも喰らおうものなら
    耐性次第では冗談抜きで一瞬で昇天する
    確かにガード強化+スタミナ減少無効でも使えば耐えきれないこともないが削りダメージが半端ない
    加えて、ラギアクルス亜種は放電や足下噛みつき等、自分の周囲に対する強力な攻撃が多く、
    しかも、このクエストに出てくる個体のサイズは銀冠クラス固定と、かなり大きいため、
    「分かってたのに避けられなかった!!」などというもどかしいことも普通にある。
    武器種によっては回避距離がないとやってられないことも。
    • 「なぜ金冠じゃなくて銀冠なんだ?」と疑問に思う人もいるだろう。
      しかしよく考えてみて欲しい。
      これよりも更に巨大な個体凄まじい攻撃力を据え置きにして、
      いつものように這いずってきたり
      サイドタックルをかましてきたら一体どうなる事だろうか?
      確実に本気で苦情が殺到するレベルの難易度に跳ね上がることは明白であろう。
      つまり逆の発想に転換すべきなのである。銀冠で本当に良かったと。
  • ちなみに体力も通常個体よりはるかに高く、ソロだと上手く立ち回っても余裕で30分を越す
    と言うか時間切れによるクエスト失敗すら普通に起こるレベルである。
    体力や全体防御率などを考慮した生命力で言うなら、通常個体の3倍はまず超えている。
    本作におけるバランスブレイカーと名高い爆破属性すら、
    全体防御率こそ無視できるものの高すぎる体力と耐性の上昇により有効打にならない
    だがあのパチンコならばこの仕様をねじ伏せて倒すことが出来る
    一応、火属性龍属性と言った属性攻撃への耐性は通常通りなので、火属性武器や龍属性武器、
    特に放電に巻き込まれにくい弓(鳳凰ガ体現セシ弓矢月穿ちセレーネ等)を使うとある程度楽になる。
    あるいは、爆破に比べて耐性上昇のマイルドな毒属性を使うのも有り。
  • 閃光玉などで捕食行動を妨害すると倒しやすくなるという報告があったことから、
    「捕食による体力回復量が大幅に上昇しているのがこのタフさの理由ではないか?」という説もあるが、
    そもそも捕食によりモンスターの体力が回復することを裏付ける
    明確なソースは存在しないので注意されたし(体力が回復するのは拘束攻撃である)。
    もしかしたらこれもプラシーボ効果の一つなのかもしれない。
    • どちらかと言うと、「疲労時に生まれる大きな隙が捕食することで無くなってしまうから、
      捕食を止められるか否かで大幅に時間が変わってきている」と考えた方が理にかなっている。
      実際近接武器で疲労時に胸元に潜っていれば、噛みつきさえ気をつければ
      空振り放電や威嚇ばかりで胸を殴り放題である。
  • これらの艱難辛苦を乗り越え、見事クリアすると、「デンゲキチケット」が入手でき、
    それを5枚集めることで、ボルティックワークスが作成できる。
    大事なことなので二度言うが5枚である。
    本当にキツいクエストなので、チケットが必要枚数揃ったらやらなくなることが殆どだが、
    それ故に最後の5回目で2個出た時の悲しさは他の素材と比べても群を抜く。
    • さすがにこの製作難易度はまずいと判断されたのか、本作の海外版であるMH3Uでは、
      電撃関連の差し替え武器のチケット素材を“Flashbolt Diploma”という素材に一本化しており、
      G級のイベントクエストでも上位のイベントクエストでも同じチケット素材が入手できるようになった。
      これにより日本版と比べて遥かに製作難易度は低くなっている模様である。
      逆に言えば、このクエストの利用価値が暴落してしまったということでもあるが。

検証

  • 3DSは現状解析が行えないため正確なデータは不明ではあるが、
    とある有志によりステータスの検証が行われた。
    • それによると、このクエストに登場する個体は脅威の攻撃倍率9.70~10.80
      イベントクエストながらなんとステータスが変動する(これは獄門やジョジョブラキ、USJトトスも同様)。
      上記の数値をMHP2G以前の被ダメージ計算方式に当てはめると攻撃倍率5.40~6.00に相当する。
      これがどのくらいに相当するかというと、GJテオどころか
      かつてのMHFにおける剛種テオ・テスカトルに相当する攻撃力である。
    • さらに脅威的な数値を持つのは防御面。
      検証の結果、なんと全体防御率0.38、よろめき倍率4.1という、
      本家シリーズでは前代未聞となる数値が出た。
      これにより、通常のG級個体の約5倍の部位耐久力を誇り、非常に怯みにくい…というか殆ど怯まないなど、
      まさに規格外の調整が施されている個体となっている
      (参考までに、GJテオやマガティガ等のMHP2Gの強化個体は
      全て全体防御率0.60、よろめき倍率2.5程度)。
      別に部位破壊をする気が無いのなら、全体防御率によるダメージカットがない毒属性がお勧め
      (爆破も全体防御率を無視するが、1回ごとのダメージ量や耐性上昇限界の問題でオススメできない)。

余談

  • その反則級の強さから、モガの村の村長が相手にしていたのはこのクエストの個体で、
    ハンターが村緊急クエストで狩ったのはこの個体の子供とさえ言われているという。
    実際、村長は「何度闘っても決着がつかず、ついに陸上で止めをさそうとしたら恐ろしい大放電に被弾し、
    それがきっかけでハンター業から身を引くことになった」と言っている。
    【なんど闘っても決着がつかず→とんでもない体力の前に時間切れ
    【陸上で止めをさそうとしたら恐ろしい大放電を被弾→陸上で怒り時大放電に被弾した
    と考えれば、しっかり辻褄が合ってしまう点が実に恐ろしい。
  • 「ランディープ」とは「根深い」などを意味する英語、
    run deep」のことだろう。かつてモガの村の村長と幾千もの戦いを繰り広げた、
    ラギアクルス亜種の執念深さを表しているのかもしれない。
    が、仮にそうだとして村長の因縁の相手がストーリーと関連性もないイベントクエストに出る理由は謎である。
    マルチ前提の馬鹿げた耐久力を指しているのかもしれない。
    • 因みに「Still waters run deep(深い川は静かに流れる)」という英語の諺がある。
      「中身のないものはやたらに騒ぐが、中身のあるものはゆったりとして静かであるものだ」という意味で、
      水中を自由自在に泳ぎ、暴れ回ることが多い通常種に対し、
      地上を悠然と歩く、屈強なこの個体(亜種)を当てはめると合点がいく。
  • 上にある通り、クエストの依頼文では全く超強化個体だと分からない
    (JUMPご苦労では規格外と明言され、またジョジョブラキではグレートと明言されている)。
    だが、よく見て欲しい。「みんなで参戦してね」と言っているのだ。
    この依頼文、何の変哲もないように見せて実は「一人でやることが間違い(な難易度)である」
    と告げているのかもしれない。…いや、考え過ぎか。
    • MH4Gで配信されたイベントクエスト「電撃の交差する白き稲妻!」の依頼文にもこのクエスト同様
      『大フンパツしちゃうからみんなで参戦してね!』の一文がある。
      こちらの内容は塔の頂でキリン2頭を討伐するものであり、このキリンは強化個体ではないものの、
      分断が難しく攻撃が非常に激しい事からやはりソロでは非常に難易度が高い。
  • なお、実はとあるハメ技が存在している。
    その内容はエリア6の特定の位置、
    具体的にはエリア中心付近にある岩と北部にある水辺の間からエリア移動させると
    その巨体ゆえ地形にハマってしまう、というもの。
    これだけ聞くと再現性は低く聞こえるが、こやし玉+こやし名人を使うことで意外と簡単に再現できる。
    こやし玉による強制エリア移動の処理がずっと行われるが、
    ラギアクルス亜種本体は地形にハマっているため移動ができない…という原理。
    • しかしこのハメはしっかり対策(エリア移動に関する共通の処理である可能性もある)されており、
      ラギアクルス亜種が地形にハマってから約25秒経つとすり抜けてしまう。
      しかしこの25秒はラギアクルス亜種の咆哮や怯みによってリセットされる為、
      このハメを実現させるには
      25秒に1回超強化されたラギアクルス亜種を怯ませられるだけの超火力を所持していることが前提となる。
      ちなみにタル爆弾で換算すると実に大タル爆弾G12個分、下位のリオレウスを討伐できるだけの火力が必要。

関連項目

ゲーム用語/コラボレーション
クエスト/電撃シリーズ
モンスター/ラギアクルス亜種
クエスト/JUMP・獄界の門番 - 体力と攻撃力を異常に上げたモンスターの狩猟クエスト・第2弾。
クエスト/黒曜石は砕けない - 体力と攻撃力を異常に上げたモンスターの狩猟クエスト・第3弾。
クエスト/USJ・ガノトトス3D - 体力・攻撃力・サイズを底上げしたクエストの第4弾。
モンハン用語/強化クエスト