ゲーム用語/掃除

Last-modified: 2024-01-01 (月) 14:55:38

掃除とは、特定の範囲に散乱しているものを処理することである。
モンハンでは「クエスト進行の妨げになる(可能性のある)モンスターを駆除する」という意味で使用される。
対象は基本的に小型モンスターであるが、場合によっては中・大型モンスターが含まれることも。

目次

概要

  • ターゲットになるのは主に小型モンスター
    特にハンターに対して積極的に攻撃をしかけ、「体当たりしてくる生肉」のニュアンスで非難される
    アプケロスリノプロスブルファンゴなどが筆頭格。 位置取りを狂わせたり危険な状態異常を使用したりするので、可能な限り先に倒しておきたい。
    • ちなみに、エリア内に再配置されなくなるまで掃除し切った状態を「枯れた」と言う。
      小型モンスターの妨害が非常に厄介だったMHP2G以前は、枯れるまで掃除するケースも多かった。
      ただし、中には無限湧きしてしまい絶対に枯れることのない小型モンスターもいるので要注意。
      その代表格であるランゴスタモスは、掃除するだけ無駄とされることが多い。
  • 掃除対象のモンスターは多くが吹っ飛ばす攻撃を持っているため、
    大型モンスターが罠にかかったり転倒した時などに突っ込まれると目も当てられない。
    攻撃を加えるチャンスを潰されたハンターの怒りは半端ではなく、
    多くのハンターがターゲットそっちのけで掃除を始める。
    そして掃除が終わった時ターゲットはエリアから消え失せており、追いかけるとそこには新たな邪魔者が……。
    ハンターの掃除は永遠に終わらない。
  • 初心者の運搬クエストでは、よく行われる行為となる。
    運搬物を一度拾い、ワザと落とした後運搬進路の小型モンスターを掃除するのが定石。
    クエストの時間はかかるが、ターゲットを安全に運ぶことが可能となる。
    慣れてくると、運搬しながらの回避や安全なルートなどが分かってくるので、
    掃除なしでも運搬できるようになる。
  • 上の定義から少し外れるが、大型モンスターが複数出るクエストやモガの森で、
    別段邪魔でもない大型モンスターが狩られることがままある。
    そこにいたから狩った、というやつである。
    そしてMH3以降ではその分の報酬が上乗せされるので、メインのついでとばかりにしばかれる。
    少し可哀想である。
  • MHP2Gのヤマツカミが吐き出す大雷光虫は、エリア移動を挟むことで一括で消すことが可能。
    ヤマツカミ戦の大雷光虫は事故の原因になる非常に危険な存在だったため、
    この方法での掃除は同作でヤマツカミと戦う際には定番だった。
    ただしマルチプレイで遊ぶ場合は全員がエリア移動しないといけないため、基本的にはソロ専用の掃除法である。
  • MHP2G以前の作品は小型モンスターの妨害がかなり活発だったため、
    大半の大型モンスター狩猟クエストで非常に重要となる行為だった。
    特に小型モンスターのステータスが全般的に高く、
    普通に小型相手にやられる可能性もあったMH2では必須と言っていいほどの行動であり、
    場合によっては大型モンスターと戦う可能性のあるエリア全てをあらかじめ掃除する必要すらあった。
  • なお、MH3以降はこやし玉を投げつけると小型モンスターがエリアから即撤収するようになり、
    若干ではあるが掃除が楽になっている。
    しかも、こやし玉を使って退散させると、一部の小型モンスターは
    自キャラがエリアから離れるまで一切エリア内に現れなくなるので、大型モンスターとの戦闘がかなり楽になる。
    …とはいえ、やはり小型モンスターよりも大型モンスターに放った方が遥かに有意義なので、
    実際にはこやし玉が無制限に使えるぐらいしか使わないが。
    • 悪臭に慣れているのか中には効果の無いヤツもいる。
    • 更にMHXで登場したオトモアイルーのサポート行動超音波笛の技
      エリア内の小型モンスター全てにこやし玉効果(臭いエフェクトは無い)という最強の掃除性能を持つ*1
  • MHXXではレンキンスタイルで作成可能なレンキン音波爆弾を使用することで、超音波笛の技と同じ効果を使用できる。
  • MHRiseでは武器に付けられる百竜スキルに「小型特効」なるものが存在する。
    文字通り小型モンスターに対するダメージが増えると言うものなのだが、
    これで掃除が楽になったかと言われると正直微妙。
    MH2の頃にこの百竜スキルがあれば…。
    • 今作では大型モンスターがいるエリアでは小型モンスターはリポップしない。
      エリアに大型モンスターが2頭以上いると小型モンスターが全員退場するため、
      エンエンクや子泣キジ、操竜で合流させるのも一手。

猫駆除

  • 上記の掃除と呼ばれる行為のうち、そのエリアにいるメラルー、アイルーを全滅させることを指す。
    これもMH3以降はマタタビ爆弾で楽にな………らなかった。あしからず。
  • MHWorldからはメラルーに代わり、新大陸の原住民であるテトルーが登場。
    メラルーと違い非常に協力的で調査(狩猟)に参加して邪魔して来ないため、積極的に駆除する必要は無くなった。
    但し一部除いた新大陸の奇面族に関してはメラルーよりも強力な攻撃を仕掛けてくるので注意が必要であるが…

システムでの掃除

  • MHFのマイガーデンで選択できる項目。
    マイガーデンを文字通り掃除し、集めた素材を得られる。
    確定で獲られるのは、掃除らしくもえないゴミいらねぇ…
    主に、系の素材を獲れる他、捕獲用麻酔玉も獲れることがある。
    また、ラッキーホウキを使えば堅竜骨の他、活力剤増強剤黄金芋酒等も得られる。
    一体、どう掃除したらこんな物が出てくるのか。マイガーデンにはまだまだ秘密が多い。

世界観としての掃除

  • 余談ではあるが、かつて「掃除人」の異名を持つ熟練の女ハンターが振るっていたランスがある。
    肝心の性能は高いとは言えないが、異名をとるほどの手練れであることから、大型モンスターも苦もなく掃除していたのだろう。
  • ハンターが日常生活を送るマイハウスは、専属のルームサービスによって文字通りの『掃除』が行われている。
    ハンターの入り用のアイテムや装備はアイテムボックスにて一括管理され、
    アイテムボックス内が煩雑に取っ散らかって管理が大変なハンターも居るかも知れないが、
    ベッドや床、壁や棚などの生活環境に関しては、常に清潔が保たれている模様。

関連項目

世界観/乱獲
システム/リポップ
アクション/ダイソン - 実在の掃除機から名付けられた攻撃方法


*1 正確には発動後、エリア内の小型モンスターを撤退させ、120秒間エリアに小型モンスターが湧かなくなる