単語としては「文字の発音や振り仮名」のことだが、
ここで言う読みとは、「風の流れを読む」「剣術の読み合い」のような、対象の動向を察知するという意味である。
ゲーム用語としては、後者の用法から「次に起きることを予測する」という意味で使われることが多い。「先読み」とも言う。
解説
- モンハンでは主に「プレイヤーがモンスターの行動を予測し、備えておく」という文脈で使われるが、
「モンスター(を調整した開発側)がプレイヤーの行動を織り込んだようなアクションをしてくる」ことを指す場合もある。
- ストーリーやクエスト内容などに関しても読みが入る事は珍しくなく、
不自然なタイミングで出された簡単な採集クエや弱いモンスターの討伐クエを見て
「つまり、なにかトラブルが起きるってことだな?」と読んで身構えるベテランプレイヤーは少なくない。
アクションでの例
- メインの狩猟対象となる大型モンスターたちはゴリ押しで倒せる相手ではないので、
「モンスターの攻撃に対処し、(隙があれば)攻撃、また攻撃に対処」
という流れを繰り返して狩猟を進めていくことになる。
そのため、各モンスターの攻撃や予備動作などを把握し、
それを読む立ち回りをすることが必要となる。- モンスターの行動は多種多様なので、多くの動きを読むためには場数を踏むしかない。
しかし、大抵のモンスターはこちらを正面に捉えてから攻撃してくるので、
「モンスターと目が合ったら攻撃の予兆」というのが初歩的かつ基本の読みとなる。 - 次に、「モンスターと攻撃対象の距離を見る」ことで、
「モンスターの位置から対象に届く攻撃」がある程度予測可能となる。
予測である以上外れる可能性もあるので、
「予測と違うとしたらどの攻撃が来るか」もまた読みの範疇である。
また、尻尾回転やノーモーション突進などの出が早い攻撃や、
モンスターの横や背後を攻撃する物については、
常に「次は出の早い攻撃が来る」という想定をしておき、
尻尾を振る側には陣取らないようにするなど、予め攻撃範囲から離れておくのも大事。
- モンスターの行動は多種多様なので、多くの動きを読むためには場数を踏むしかない。
- 以上3点はあくまで基本であり、各モンスターの攻撃や予備動作、攻撃後の隙、
確定行動などの行動パターンなど把握すべき点は多いが、
覚えて対処できるようになればクエストクリアに近づけるだろう。 - 特に初見のモンスターに挑む場合は、最初の5分ほどは攻撃よりモンスターの観察を優先し、
行動を粗方把握した後で改めて攻撃を始めるというほど慎重なハンターも見受けられる。
- 一方で、熟練のプロハンターともなれば、読んだ上でカウンターを当てに行くといった戦法にも挑み始め、 などの動きで戦闘の主導権をもぎ取ってしまうことも。
関連項目
アクション/未来予測 - モンスター側の先読み行動について紹介している。
モンハン用語/アタリハンテイ力学
ゲーム用語/誤読 - 「文字の発音や振り仮名」としての「読み間違い」について記述している。