MHP2(G)とXシリーズに登場する施設。
概要
- キッチンアイルーやオトモアイルーに生肉や魚を渡し、
クエストに行っている間にハンターの代わりに焼いてもらう、というもの。
一度に渡せる数は最大で10個までとなっており、
クエストから帰還すると全て焼き上げられ、ハンターのもとに返される。
ただし、たまに調理に失敗してコゲていたり、生焼けだったりすることもある。
魚を渡した場合には、レアな魚ほど調理の成功率は上がる傾向にある。
- このシステムが登場するまでは基本的に肉はクエスト中に現地で焼くしかなく、
しばしばMHシリーズにおける面倒な点として話題に上ることがあった。
また、MHP2の前作に当たるMH2でよろず焼きセットと言うものが登場したことで
ようやく魚系アイテムを焼くことも可能になったのだが、
肝心のよろず焼きセットの使い勝手がよくなかったこともあり、有効に活用されているとは言い難い状況だった。
それらの問題点を払拭すべく登場したのが、この施設である。
MHP2(G)
- 当施設が初登場したこの作品では、自室のアイルーキッチンに設置されている。
キッチンアイルーのうちの誰か一匹を指名し、焼いてもらうアイテムを渡すという仕組み。
キッチンアイルーのレベルが高いほど失敗率は下がり、
高レベルの場合はこんがり肉Gやこんがり魚Gが焼きあがることも。
- よろず焼きを行なったキッチンアイルーは、少しだが経験値も入る。
レベルが高くなると食事効果も上がるため、
育てたいキッチンアイルーには積極的によろず焼きを依頼し、どんどん育てていくのがよいとされた。
半額セールの時に行商ばあちゃんから最も安い魚であるはじけイワシを大量に買い込み、
食事ついでに毎回依頼させまくったというハンターも多いのではなかろうか?
- MHP2Gではオトモアイルーにも、キッチンアイルーに転職させることでよろず焼きを頼むことが可能。
育てたいオトモがたくさんいる際にも、よろず焼きが活躍することとなった。
- その後の作品では、連続肉焼きセットや10連よろず焼きといったものが新たに登場し、
ますます肉焼き関連のシステムが便利になっていった。
その一方で、この作品のよろず焼きに関してはMHP2Gを最後にバッタリと登場しなくなった。
……と、思われていたのだが。
Xシリーズ
- それから7年の歳月を経て、MHXにてまさかの復活を遂げることとなった。
なお、基本的なシステムはMHP2(G)の頃とほとんど変わらない。
- 今回はキッチンアイルーではなく、屋台の料理人アイルーに依頼する形になっており、
レベルによる成功率の変動などは一切存在しない。
また、『G』が付くこんがりアイテムはMH3から削除されたため、今回も登場しない。
上手に焼ける確率はかなり高いが、それでもたまにコゲてしまうこともある。- 一応今回はコゲ肉にも用途があり、猟虫の属性蜜餌と調合することで
特定の属性値を下げる効果が追加された蜜餌を作ることが出来る。
- 一応今回はコゲ肉にも用途があり、猟虫の属性蜜餌と調合することで
- MHXXでも特に変更点は無い。
余談
- MHFではマイガーデンにて「肉焼き」というサービスを利用することができる。
こちらは「肉焼き機」というガーデン用品を家具屋からレンタルすると、
レンタル回数分、持ち込んだ生肉を焼いてくれる。
得られる素材はレンタル品のランクによっても異なるが、
最大まで上げると高確率でこんがり肉Gが入手できる。何故か原珠が手に入ることもある。
ちなみに肉焼き機という名前ではあるが、実際にはアイルーが口から火を噴いて肉を焼く。
また、残念ながら魚は入手できない。 - MHWorldでは「かまど焼き」というシステムが登場。
キッチン担当ではなく編纂者に肉や魚、モンスターの素材等を預ければクエスト中にベースキャンプで焼いてくれる。
次作のMHRiseでもシステムは大体同じだが、調理は里や集会所のキッチン担当に戻っている。
詳しくは下記の当該記事を参照のこと。
関連項目
システム/アイルーキッチン
システム/10連よろず焼き
システム/かまど焼き - MHWorld以降はこちらに変更。
アイテム/よろず焼きセット
アイテム/こんがり肉
アイテム/こんがり魚