目次
概要
- MHPから実装されたシステム。
自宅にあるアイルーキッチンに行ってアイルーに料理を作ってもらうことができる。
アイルーの料理にはステータスアップ効果があり、アイルーの数によって料理の効果が変わる。
5匹の場合が最も大きい効果となる。しかし、2匹以上になると料金が掛かるようになってしまう。
2匹→50z、3匹→100z、4匹→200z、5匹→400z
- 無印やMHGでも、オンラインモードのゲストハウスでアイルーに食事を頼むことができた。
Wii版MHGではオフラインの村でも食事が可能。
MH2・MHFでも自宅のアイルーに食材アイテムを渡せば調理してくれる。
ただしいずれの場合もステータスアップはあるがスキルは発動しない。
- ここで雇われているアイルーは「キッチンアイルー」と呼ばれる。
MHP2Gではオトモからの転職、あるいはその逆も可能。
オトモにすることで他ハンターと受け渡しができる。
- ネコが料理を作ってくれることから、キッチンアイルーの作る料理を「ネコ飯」と呼ぶハンターも多い。
その後、MH3以降の作品でも、調理担当が皆ネコである事もあって、
料理システムを「ネコ飯」と呼ぶのがすっかり定着している。
- MHP3ではアイルーキッチンが無い。その代わりに温泉でドリンクを提供するアイルーがいる。
MHP
- 初めて実装されたという事でまだまだ発展途上のシステムだった。
村に居るネコバァを介してアイルーを雇い入れるのは変わらない。
そして村のストーリーを進める事によって雇えるアイルーの数が増えていく。
しかし現在と決定的に違うのは雇うときに見られる彼らのプロフィールだ。
なんと最大の吟味ポイントの所持スキルが書かれていない。
得意食材は書かれているため、いくら食ってもスキルが発動しないという事はない。
だが彼らのレベルが上がらないとスキルが発現しにくいという仕様もあり、
激運や解体術をもったアイルーを引き当てるのは至難の技であった。- ちなみにスキルの組み合わせパターンは32通りしか存在しないので、
スキルが1つでも発動すれば他のスキルを予測することは可能。
- ちなみにスキルの組み合わせパターンは32通りしか存在しないので、
- キッチン内のメニューからアイルーを解雇しようとすると
悲しげに去るアイルーの演出が入るが
ネコバァと話して解雇すると問答無用で即解雇できる。
- MH2と通信すると村にさすらいの料理ネコが現れる。
雇うのにお金がかからず、レアな体色をしているのが特徴だが
タルの中に入っているので雇ってみるまで分からない。
- キッチンのBGMは「可愛いアイルー」。ゲーム内では本作でしか流れないが、
狩猟音楽祭などの生演奏ではこちらが選ばれることの方が多いようだ。
後の作品でも、アイルーやキッチン絡みのBGMとしてアレンジされて流れることも多い。
- アイルーキッチンで食事をしているとアイルー達から特殊なチケットを貰える事がある。
- 主に2タイプのチケットがあり、一つ目はアイルー食券(松竹梅)という物。
アイルーの情報レベルが高い、休憩中である、ネコレベルが高いという要素によって
梅→竹→松という順で品質が高い物を渡してくれるようになる。 - もう一つのタイプはシルバーチケットなどの色+チケットという名称の物。
アイルーキッチンで10回食事をするとリーダーから2枚貰えるチケットであり、
調理しているアイルーの数でシルバー→ゴールド→プラチナと品質が上がっていく。
必然的に5匹フル運用で食事をする機会が多いため、プラチナチケットは余る程貰えるが、
それに反してシルバー、ゴールドチケットは溜まりにくい。
これらを素材として要求されると武器や防具の強化に行き詰ってしまう事も珍しくはない。- 当時バランスブレイカーな性能だった片手剣、
その頂点の座をかけて煌竜剣と壮絶な争いを繰り広げた真・黒龍剣という武器がある。
その前身である黒龍剣を得るためにはゴールドチケットを10枚、さらに真・黒龍剣を得るためには10枚。
黒龍剣からの分岐でミラボレアス亜種の武器黒滅龍剣まで目が眩むと強化含めて合計20枚。
片手剣コンプリートを狙おう物なら総勢40枚のゴールドチケットが必要となってしまう。
これだけで200回の食事を必要とするある意味で最強のストッパー素材であり、
余裕を持って溜めておく必要があった。 - 一方、似たネーミングでランス最強格の黒龍槍関連はというと
黒龍槍にはチケットが必要なく、真・黒龍槍と黒滅龍槍はプラチナチケットが8枚ずつ必要だった。
そのため素材面でチケットは全く障害にならなかった。
同じ黒龍武器なのにこの差はいったい…
- 当時バランスブレイカーな性能だった片手剣、
- 主に2タイプのチケットがあり、一つ目はアイルー食券(松竹梅)という物。
MHP2(G)
- MHP2(G)では、ここでアイルーを解雇しようとすると、
解雇するアイルーに「…本当に解雇するニャ?」と言われて思わずためらってしまうだろう。
なお、ここで解雇を思い留まると、暗かった画面が突如明るくなり、周りに花が咲き乱れ、
画面奥のアイルーがコチラにむかって駆け戻ってくる
(しかも途中でドラマのワンシーンのようにスロー演出が入るなど、結構手が込んでいる)。
CMでも使用されていたので、見た人も多いのでは?
これ見たさに、愛猫を何度も解雇しかけたハンターが続出したとか、しなかったとか。
- MHP2Gでは、料理を担当することでわずかだが経験値となつき度が上昇する。
ただしなつき度は最大3までしか上がらない。
- BGMは「小粋な板前たち」。前作の「可愛いアイルー」をスローテンポにアレンジしたもの。
- 食事を10回とるごとに「アイルー食券」が手に入る。2~4匹の場合は並、5匹の場合は上。
武具の素材として使えるが用途が限られ、チケット類の例に漏れず売却も不可なので、
途中からは受け取らずにアイルーの吹き出しを出しっぱなしにしている人も多いと思われる。
- ゲームプレイ後半は体力・スタミナ値を150アップ効果の「酒・乳製品」の食材が安定となる。
結果的にアイルー達は毎日毎日、黄金芋酒と幻獣チーズを調理させられた。
セバスチャン「わしゃ飲み屋か!ちょっと小粋なワインバーか!」- スタミナに関してはレベルの高いキッチンアイルーにこんがり肉を焼かせることで簡単に上げられるため、
人によっては体力&攻撃力アップの「肉・野菜」や、体力&龍耐性アップの「果物・乳製品」を選ぶことも。
龍耐性に関してはスタミナアップ効果がある組み合わせの方でも乳製品が共通しているため、
普段から乳製品が得意なアイルーのみの編成にしておき、通常時は「酒・乳製品」、
古龍やティガレックスなどと戦う場合には「果物・乳製品」と、状況によって使い分ける人も見られた。 - 龍耐性に限らず、耐性アップはアイテムでの代用が効かない。
そして、その組み合わせは「肉・酒(火)」「野菜・魚介(氷)」「穀物・酒(水)」「果物・酒(雷)」
…妙に酒の需要が高い。そのため得意食材は酒に揃えるという手もある。
果実も得意ならなお良し。 - 「肉・果実」「穀物・乳製品」だと体力が減る、いわゆる毒飯という組み合わせになる。
一見単なるデメリットだが、栄養剤グレートと併用することで簡単に火事場を発動できるという用途も。
- スタミナに関してはレベルの高いキッチンアイルーにこんがり肉を焼かせることで簡単に上げられるため、
モンハン日記ぽかぽかアイルー村
- アイルー達の暮らすアイルー村にもキッチンはある。
こちらはギルドに設置されており、ギルドの拡張とともに人数の上限が増えていく。
ちなみにギルドが初期状態の場合、ギルドのテントの外で営業することになるので拡張は早めにしてあげよう。
- MH2やMHFと同じように、食事をするにはアイテムを消費する。
ハリマグロやドテッカブといったお馴染みのものに紛れて、探検クエストでしか手に入らない
スネークサーモンやらも持っていかれるのでレシピ選びは慎重に。
- キッチンで働くアイルーが増えるとともにレシピも増えていく。
食事の効果は主にクエストで減少したやる気ゲージを回復するものだが、
中には一日の採取運を変動させるといったものもある。
今日は運が悪いからクエストにでも行くか、と考えずに、これに頼るのもまたいいだろう。
- 食事中は料理人のアイルー達による調理風景と、
主人公と3匹のアイルーが料理を待っているムービーが流れるのだが、
何故かクエストに連れて行っていないはずのアイルーも御相伴に預かっている。
システム的に連れていけないはずの情報屋も受付嬢もである。
しかし回復するのはクエストに連れていったアイルー達。不思議なものである。
余談
- 概要で述べた通りシリーズを通してアイルーが調理するのが殆どとなっているのだが、
それ故に国内外のプレイヤーから「料理に猫(アイルー)の毛が混じらないのだろうか?」とネタにされる事も多い。
しかし禁忌のモンスターの情報も解禁された今現在に於いても、
アイルーが調理した食事に毛が混じってるかどうか(そもそもモンハン世界の人類がその影響を受けるかどうか)の真相については
未だに明らかにされていない。
- アイルー達が料理をしている間、ハンターはナイフとフォークを両手に持ち、
楽しそうにリズムを取りながら料理が出来上がるのを待っている。
しかし、いざ食べる時になるとワイルドに素手で食べ始める。
何の為のナイフとフォークなのだろうか?
- 食材の組み合わせによって様々な効果が発動するのだが、
困ったことにステータスの低下が起こるハズレの組み合わせも結構な数混じっている。
低下の原因は大体素材が傷んでいたとか単純にマズかったとかだが、いずれにせよハズレ飯を食べたハンターは
食べた直後に腹を押さえて悶絶した挙句、椅子から転げ落ち、終いには床に突っ伏すという散々な目に遭うことに。
特に前者の場合は所謂食中毒であり、
そんな最悪の体調でも(多少弱体化しているとはいえ)構わず狩りに繰り出せるハンターはやはり超人である。
食中毒ならば気が付かずに完食する可能性もありうるが、
マズい場合でも一口目で吐かずにちゃんと食べきってから悶絶するのは謎。
ちなみに作品にもよるが、食材に酒を使った場合も悪酔いでもしたのか同様に悶絶することがある。
酒&酒なんて頼んだ日にはほぼ確実に悶絶する。そりゃそうだ。
さすがに頼まれた側も食べる前に「酔っぱらってしまいますニャ」と忠告してくるが。- そして、そんな床に突っ伏したハンターを見たキッチンネコ達は、驚いて一斉に逃げ出してしまう。
…食材を選んだのはハンターではあるが、仮にも雇い主が自分達の調理の結果倒れてしまい、
介抱するでもなく一斉に逃げ出すとは、いったいどういう了見なのだろうか?
そして次のシーンで、何事もなかったかのように調理場で作業を再開している。
逃げ惑うさまは結構かわいいので一度は倒れてみよう - MHXでは歴代の村の料理担当が営む屋台で食べることになるが、
ハンターが目の前で悶絶して倒れ伏しても完全に無視している。逃げるよりタチ悪い - MHRiseではMHP3時代と同様に食べ合わせ次第で悶絶する現象は起こらなくなった。
主人公も料理担当のヨモギもフルボイスということで、悶絶させたら絵面が色々やばくなるので妥当な変更か。
集会所のオテマエに頼んでも同様なのでご安心を。
- そして、そんな床に突っ伏したハンターを見たキッチンネコ達は、驚いて一斉に逃げ出してしまう。
関連項目
登場人物/さすらいのコック ‐ モガの村の料理ネコ
登場人物/ニャンコック - 龍歴院ギルドの料理ネコ
世界観/シー・タンジニャ
世界観/我らの団 - こちらにもメンバーに料理ネコがいる
システム/ネコスキル
システム/食事
システム/よろず焼き