システム/スロット

Last-modified: 2021-09-16 (木) 13:04:06

スロット(Slot)とは、挿入口ないし投入口のこと。
狭義においては自動販売機やガチャガチャなどの、硬貨投入口(コインスロット)の事を指す。
パチスロに置かれる賭博ゲーム機・スロットマシンの名前も、このコインスロットに由来する。

目次

概要

  • モンハンにおけるスロットは武器や防具に空いている、装飾品を装着する穴の事。
    装飾品と共にMH2にて初登場した。
    略して「スロ」と言われる事が多いが、ズバリ「穴」と呼ばれる事もある様だ。
    • スロットが1つあれば「1スロ」、2つなら「2スロ」…と言う具合に「穴の数+スロ」、
      あるいは「スロ1」「スロ2」と「スロ+穴の数」どちらかで表すのが一般的。
      フル(一式)装備テンプレ装備の場合は全身のスロットを合計し、
      「□□一式は4スロ」「▽▽テンプレはスロ6」といった風になる。
    • ステータス画面では左詰めの〇で表現される。
      • 0スロット:―――
      • 1スロット:〇――
      • 2スロット:〇〇―
      • 3スロット:〇〇〇
      因みに武器は会心率、防具は氷耐性の左隣に表示されている。
  • スロットの数は各武器・防具ごとに決まっており、
    ハンター(プレイヤー)が介入する余地のない概念である。
    その気になれば穴くらい開けられそうな気はするが。
    武器は強化を経るにつれスロットが開く事もあるが、
    防具に関しては生産画面に映るスロット数で完全に固定であり、
    どれだけ素材や鎧玉を注ぎ込もうとスロット数が増える事は無い*1
    勿論いつもよりスロットの多い"当たり防具"の様なモノが生産されるなんて事もない。
    「あと1スロあれば…」と歯痒い思いをするのは経験を積んだハンターなら一度は通る道。
    • ただし強化を重ね新たな防具へと派生させた*2に付与される事はあり、
      特にU防具は、対となるS防具に比べてスロットが多いと言われている。
      直接派生する訳ではないがZ防具X防具もこれに近い関係にある。
    • 武器の場合、基本性能では他の武器の下位互換の様な性能でも、
      スロが空いている事が差別化要素・アイデンティティとなりえる。
      結果性能ではなく使い勝手において勝ると言うケースや、
      スロを活用して重いスキルを載せる事で性能が逆転すると言う事だって起こりうる。
      「スロットがある」と言うのはそれだけでも付加価値があるのだ。
      どうしようも無いヤツは3スロあってもどうしようも無いが。
      それでも採取用には使えるので有るに越した事は無いけど。
  • お守りにもスロットが設定されている。
    攻撃力・防御力などの概念の無いこちらは武具以上にスロットが重要であり、
    魅入られた者は虚ろな目をしながら1つでもスロットが多く、
    1つでもスキルポイントの多いお守りを求めてピッケルを振るう事になるのである。
  • 一つの武具、お守りに空くスロットの数は現時点で最大で3つである。
    当然3つに近い程装飾品を詰められる種類・数は多くなり、それだけスキルの幅が広くなる。
    • 例えばスロット合計総数が10の防具・AシリーズBシリーズの二種類があるとする。
      Aシリーズは全身にバランスよく2スロ備えた防具、
      Bシリーズは頭・腕・脚の三か所に3スロ、腰に1スロ、
      胴体にはスロットの無い偏りのある防具とする。
      2スロ使用する装飾品3スロの防具にはめる事が可能だが、
      2スロの防具3スロ使用する装飾品をはめる事は出来ない為、
      この場合同じ10スロでも「3スロを持ったBシリーズの方が拡張性が高い」という事になる。
      • 勿論、実用的かは基礎スキルポイントや防御力などにも左右される為、
        3スロ=高性能と一概に言えるものではない*3
        繰り返しになるがあくまで発動スキルの「自由度・拡張性が高い」という事である。

作品での遍歴

MH2

  • 黎明期な事もあり「一度スロットにはめた装飾品は付け替える事が出来ず、外すと壊れしまう」
    という致命的な欠点など色々と手探り感が強く、
    「新たなスキルをスロット(と装飾品)で追加」より「防具の既存スキルを強化する」という風潮である。
    詳しくは装飾品スキルも参照されたし。

MHP2~MHP2G

  • 上記の「装飾品が壊れる」という欠点が解消され一気に取り回しがよくなった。
    とはいえ麻痺睡眠の無効に15ポイント必要とするなどはまだまだ「スキルは防具に由来するもの」であり、
    「スロット・装飾品は補強する物」という面が強かった。

MH3~MHXX

  • お守りの登場により拡張性が格段に向上。
    これによりレウス一式ガード性能を積む様な防具に一切備わっていないスキルの追加が可能となり、
    今まで以上にスキルの最適化や外見との両立が検証される様になった。
    同時に果て無き欲求への追及が始まったという事でもある。
    • MH4シリーズの発掘装備にはスロットに着脱不能な装飾品がはまった物が存在する。
      無論これはスロ無し(0スロ)と同義であり、「これを付け替えられればスキルを足せるのに…」と
      得物とにらめっこするハンターもいるとかいないとか。
    • MHXシリーズはスロット(ならびにスキル)環境が厳しくなっており、
      上位防具一式でも5スロ以下、G級防具でようやく5スロ…と言う事が珍しくない。
      新要素の二つ名防具に至っては例外なくスロットが1つも空いておらず
      「(強化した)フル装備を揃える事で専用の複合スキルが発動するが、拡張性が著しく低い」
      というのが共通の仕様になっている。
    と作品ごとに環境の違いは見られるものの、大まかな仕様は約8年7作品に渡って採用され続け、
    システムとしては一応の完成を見た。

MHWorldシリーズ

  • 相方の装飾品共々システムが大幅に変更された。
    まず、「!」で表現された「スロットレベル」という概念が新たに登場。
    装飾品はスキルにより大きさが3段階に設定されており、このスロットレベルによって嵌まるかが制限される。
    これとは別にスロットの数も最大3つまで存在し、スロットの数だけ装飾品を嵌めることが出来る。
    また、カスタム強化により遂にスロットに手を加える事が可能になった。
    ただし一定ポイントに達さずともスキルが発動するようになった都合上人気はいまいちである
    • MHW:Iではスロットレベルが4の装備が登場した。
      マスターランクのβ装備には必ず1つはこのレベル4のスロットがついている。
      このレベル4スロットには1つで複数のスキルのポイントを得られる強力な装飾品を付けることが出来る。
    • 以前のシステムではスロットが1~2個余ったところでスキルの追加は難しく、無駄になることもあったが、
      今回からはスロット1つあれば何かしらのスキルを付けられるため、余剰スロットが腐りにくくなった。

MHRise

  • 引き続きWorld時代のシステムを踏襲している。
    そしてスロット事情であるが、スロット数よりスロットの質が強く重視される環境となった。
    というのも攻撃珠や達人珠、加護珠など前作でよく使われていたレベル1スロットの一部スキルが
    レベル2スロットのスキルに格上げ*4、さらに体力珠はスキルごと削除されている。
    一般に価値が高いと見られているこれらスキルを盛るには使えなくなってしまい、レベル1スロットの価値は暴落した。
    • 一方でひっそりと耐衝珠、防風珠がレベル1スロットに変更されており、
      流行りの装備を選んでいくと大抵レベル1スロットが一つ二つついていることもあって非常につけやすくなった。
      現環境では風圧が問題になることは少ないが、「ひるみ軽減」はマルチプレイで重宝する。
      しかしそのひるみ軽減も攻撃の巻き込み対策に使うならLv1で十分なので、
      やはりスロットが余る状況に変わりはない。
    • 他方で、防御や各属性耐性のスロットレベルは1のままなので、
      裏を返せば火力に影響を出さず生存性を上げやすくなったとも言える。
    • ボウガン用の抑反珠、早填珠、点射珠はMHXXからの復活だが、いずれもLv1スロットの装飾品となる。
      特に抑反珠に関しては過去作だと剣士の匠や業物等にも匹敵する重いスキルでもあったので、
      それが一番小さいスロットに収まり、かつ単品でも1段階軽減できるということから、
      他2つも含めてボウガンの性能矯正はシリーズ史上最も行いやすいと言っても過言ではない*5

余談

  • たまに間違われるが「スリット(Slit)」ではない。
    建築において換気や放熱・冷却のために敢えて開けた"隙間"や、
    動きやすくするための服に入れた"切れ目"の事を指す。
  • 複数の穴が空く以上それなりのスペースが必要になる筈だが、武器の大きさは関係ない。
    大剣やガンランスでも0スロは珍しくなく、片手剣・双剣でも空く時は3スロ空く。
    何時もの力学の応用だろうか。
  • 基本的に下位よりも上位が、上位よりもG級防具がより多くのスロットを持つが、
    どういう訳かスロ数が減少している場合が稀にある。
    この為、防具付きのスキルは発動して豪華になっているのに、
    スキル追加は多少なりとも困難になるという奇妙な事態が起きる。
  • 装飾品の対象外であるオトモ防具にはスロットはない。
    その代わり記憶力というシステムがある。
    同じ〇アイコンで表現され、〇の数=容量に応じて直接オトモスキルを装備可能。
    一度付けたスキルを外すことも可能…とほぼ同様の役割を果たすが、
    装備で有無や数が決まっているスロットと異なり、全てのオトモが有しているのと
    Lv10で4つ、Lv50で6つと言った具合にレベルに応じて増加するという差異がある。
  • チャチャ、カヤンバはお面に特技の「印」をセットする事が可能。
    こちらは単に「枠」としか書かれていないが役割としてはネコの記憶力とほぼ同等。
    因みに「印」とはガードのコツや励ましの言葉などなどの書き込みである。
    つまり「枠」の正体は言葉を書き入れられる余白という事になる。

関連項目

武器
防具
防具/三眼シリーズ - 3スロに全てを捧げた防具。グラフィックすら無い。
スキル
システム/装飾品
システム/お守り
モンハン用語/スキル自由度
モンハン用語/5スロスキル
モンハン用語/必須スキル
モンハン用語/穴あきチーズ - 多くのスロットが開けっ放しになっているハンターへの蔑称。


*1 MH2とMHFではレベルを上げることでスロットの数が増えるものもある。
*2 MH2のみ。
*3 1スロ位ならともかく、3スロット武具はそれを活用する前提の性能をしているため、手放しに喜べる基礎性能をしている事は基本的に無い。
*4 他にレベル2スロット以上に変更されたスキルとしてアイテム使用強化、ガード性能、キノコ大好き、広域化、属性やられ耐性、体力回復量UP、特殊射撃強化、納刀術、早食い、不屈、砲術がある
*5 加えて抑反珠には装填速度のマイナスポイントが、早填珠には反動のマイナスポイントが付与されており、(またしても匠と業物同様に)両立は困難を極めていた