モンスターハンター エクスプロアに存在する、モンスターの強化形態のひとつ。
概要 
- 凶暴個体のモンスターは「裂界変異モンスター」と呼ばれることもある*1。
MHXRの舞台である断裂群島を取り巻く「裂界域」の過酷な環境下で変異したと推測されている。
- 凶暴個体の装備収集クエストに参加可能となるのはHR70から。
この関係上、ボルボロスなどの(MHXRでは)俗に言う「G級行動」を有していなかったモンスターも
G級行動を行うようになっている。- かつてはHR120からであったが、ver.5.0より難易度が緩和され今に至る。
なお、以前はHR80から参加可能な弱体化個体のクエストもあったが、
ver.5.0での難易度緩和に伴いそちらは廃止となった。
- かつてはHR120からであったが、ver.5.0より難易度が緩和され今に至る。
- 凶暴個体のモンスターは怒り状態に段階が存在する。
- 通常状態から一定時間が経過すると「凶暴状態」となる。
足元に赤黒いオーラを纏うようになり、
攻撃力も上昇し行動速度も強化、肉質も硬化する。 - 凶暴状態から更に一定時間が経過すると「超凶暴状態」となる。
足元の赤黒いオーラがより強まり、赤いスパークを放つようになる。
この段階ではほぼ全ての攻撃が即死級ダメージとなり、行動速度も更に上昇、
肉質も更に硬化する。- ver.5.0で緩和されるまでの肉質硬化具合は凄まじく、
ほぼダメージを1しか与えられなくなるほど硬化していた。
現在では(かなり軽減はされるものの)適切な装備ならば普通にダメージは与えられる。
- ver.5.0で緩和されるまでの肉質硬化具合は凄まじく、
「凶暴状態」「超凶暴状態」という形態変化のようなシステムとなっている。
最も分かりやすいのがギギネブラで、怒り状態では全身が黒く染まることでおなじみであるが、
凶暴個体の場合は超凶暴状態となっても体色は白いままである。 - 通常状態から一定時間が経過すると「凶暴状態」となる。
- ここまで見るとかの極限状態もびっくりな強化要素に思える(特に緩和前)が、
もちろん対抗手段は存在する。
凶暴個体には共通して、スタンを起こすと凶暴状態・超凶暴状態が解除されるという弱点がある。
つまり凶暴個体の狩猟には、スタンを誘発させることができるハンマーや狩猟笛の存在が不可欠である。
また、片手剣のシールドバッシュでもスタンは狙える。
スタン値の蓄積効率はハンマーや狩猟笛に劣るものの、
アイテムによるサポートという片手剣にしかない強みがある。- なお、スタンにより通常状態へ戻しても、再度時間経過により凶暴化する。
- もちろん通常状態でもスタンをとることはできる。
しかし凶暴状態へと移行するまでの時間がリセットされる訳でもないので、
通常状態では相手の体力を削っていき、スタンをとるのは凶暴状態への移行後にとどめた方がよい。
- ver.5.0にて緩和される前は、不満の声が聞かれる要素でもあった。
- まず、やはりスタンを誘発可能な武器種が必須であり、好きな武器種で挑みづらい、
どころか下手をすればマルチで連れて行ってすらもらえないという点が最初に挙げられる。
一応、該当武器種を誰一人担いでいなくても討伐可能な構成は当時から存在したが、
それは数ある武器の中でも特に有力な一部の強武器を用いたものなので、
組み合わせとしてはほんの一握りしかない。
そしていずれにせよ武器種構成が限られるため、
単調な狩猟を強いられがちで作業感が増してしまうという問題にも繋がる。 - 獰猛化個体などとは異なり、狩猟におけるハンター側への有利な点は一切存在しないため、
ハンター側を一方的に不利にしただけだという意見も見られた。
これがメインシリーズ等で見られる強化クエストのような
腕試しを目的したものであればそう問題視はされなかったと思われるが、
凶暴個体クエストは装備及び強化素材の収集を目的としたものなので……。
スタン持ち武器無しでも十分対抗可能なほどにはなった。
ハンター側への有利な点がないという部分はそのままだが、
根本の難易度調整によりこの点もさほど問題にはならなくなっている。
また、同アップデートからは鋼膜個体という、凶暴個体と似た方向性の新システムが実装された。 - まず、やはりスタンを誘発可能な武器種が必須であり、好きな武器種で挑みづらい、
- 凶暴個体が存在するモンスターは、
強襲クエストに登場するボルボロス、ガノトトス、ギギネブラ、クルペッコ亜種、ウラガンキン亜種、
期間限定の高難度クエストに登場するジンオウガ亜種、ライゼクス、シャガルマガラ、
ディアブロス亜種、イビルジョー、ドスアピポス、タマミツネ雷泡種。
これらのうち、装備収集クエストに登場する前5頭は、
ウラガンキン亜種を除き他シリーズでは中堅どころに位置づけられているモンスターであり、
MHXRにおいても通常個体の立ち位置はそれと変わりはないが、
凶暴個体は上記のような戦闘能力の関係上、
上記の通り装備収集クエストへ参加可能となるのがHR70からという、
特殊種の装備収集クエストを筆頭とした高難度クエストと同等になっている。
- 見事凶暴個体を征すると、「凶」の名を冠する装備が入手できることがある。
見た目は元となった武具と変わらないがレア度は★5となっており、そのレア度相応の性能を持つ。
同時に、「凶」と付く凶暴個体の素材を入手できる。通常個体とは区別して扱われる。
凶暴個体共通の「凶憑塊」という素材も入手できる。- なお、HR80から参加可能なクエストで入手可能な★4の「荒」装備もあるが、
そのクエストが廃止されたことで現在再入手は不可となっている。
とはいえ、「凶」とは技玉やスキルが異なる部位があるものの、
基本的には「凶」の方が上位互換的な性能となっているのでほぼほぼ問題はないだろう。
- なお、HR80から参加可能なクエストで入手可能な★4の「荒」装備もあるが、