MH3以降で確認されているステータス異常の一種。
ギィギまたはスクアギルに噛み付かれている状態で、専用のアイコンが付く。
概要
- アイコンが付いたら身体にモンスターが付いている証。毒のように体力が徐々に奪われていく。
そのまま約5秒放置していると血を吸い終えたギィギが巨大化し、毒のブレスを吐き散らすようになる。
巨大化したギィギは体力も通常より増えているので注意。
連続で前転すると噛み付いているモンスターを引き剥がすことが出来る。
- MH4にはギィギは登場せず、代わりに新モンスターのスクアギルがこの吸血行動を行うようになった。
ただ、スクアギルの生態は体表に穴を開けて体内に入り込み食い荒らす
という恐ろしいものになっており、吸血というよりは捕食行動に近い。
ここまでされても死なないハンターの体は本当にどうなっているのだろう。
- この状態異常自体を無効するスキルはないが、
MH3から登場したスキル「燃鱗」を発動することでギィギやスクアギルが近寄らなくなる。
ただし、MHP3とMHXに燃鱗は登場しないので注意。詳細はリンク先を参照してほしい。
余談
- 現実世界にもギィギによく似た吸血生物がいる。ヒルである。
ヒルも動物の血が大好きで、ヤマビルは登山中に油断しているといつの間にか血を吸われている場合もある。
いろんな意味で非常に気分が悪いが、ヒルは強烈に張り付いているので、
ハンターのように力づくで引き剥がそうとすると皮膚まで一緒に剥がれて流血沙汰になりかねない。
たんまり吸い取ると勝手に剥がれて落ちるので、
吸われてしまったら諦めて吸わせておいた方が良い場合もある。
ちなみにライターなど火の出るものを持っているのなら近づけると熱を嫌がって離れることもあるが、
間違っても火傷をしたり山火事を起こしたりしないように注意したい。
ブヨブヨした体、吸血行動、暗がりを好み熱を嫌がる等、ギィギとヒルは非常によく似ている。- 話は変わるが、恐暴竜の尻尾の説明欄には「巨大なヒルの様な尻尾」と書かれている。
MH世界には普通のヒルも存在するようだ。
- また、ヒルの唾液には血の凝固作用を妨げる作用があるため、
うっ血してしまった患部を治療する目的としてヒルが使われることが古来より行われていた。
また、血管の再生や新しい血管を作り出すことから医療用としての研究がつづけられている。
- 話は変わるが、恐暴竜の尻尾の説明欄には「巨大なヒルの様な尻尾」と書かれている。
- MHR:Sで登場した吸血鬼がモチーフのメル・ゼナもハンターやモンスターに噛み付いて血を啜るような動作を行い、
ハンターに対しては負わせた傷に共生しているキュリアを放って体力を奪うという行動に出る。
しかしこちらが吸っているのは血ではなく精気というエネルギーであるため、吸血ではなく吸精に当たるか。