MHFに存在する特殊なシステム。
ラヴィエンテを討伐するために行われるクエストである。
目次
概要
- 「MHFで4人以上の連携を実現する」というラヴィエンテのコンセプトの根幹ともいえるシステム。
複数のPTが個別に狩猟に参加して1頭のラヴィエンテを討伐するという、イベント形式のクエストとなっている。
全体でだが最小で4人、最大で32人のプレイヤー(ハンター)が参加することになる
(MHF-G8.1以前は最小8名)。
- 大討伐クエストについての留意点として、一つの画面に全てのハンターが収まるわけではない。
システム上は4~32人のハンターでラヴィエンテをフルボッコ討伐している扱いだが、
討伐画面はパーティごとに区分されているため、参加しているように見えるのはいつもの通り4人のみである
(パーティーごとにそれぞれ別のラヴィエンテと戦っているような状況となる)。
- システム上仕方ないとはいえ、せっかく集まったのに結局個別に戦うのはなんか寂しい気もするが、
使用できるのはパーティーチャットではなく32名、及びキャラバン内で共有される「大討伐チャット」なので、
チャットが寂しくなるようなことはあまりない。
猛狂期では討伐PTと支援PT間における大討伐チャットでの連携は割と重要である。
- このように大変な大討伐だが、当然ハンターは目的があって参加する。
ラヴィエンテの各フェイズの報酬や、大討伐成功の褒賞でもらえる撃玉で、
独自武器の進化武器を強化する、
G級大討伐であれば加えて、不退スキルを入手するためである。
無論、いつもと違う討伐が展開されるため、それを楽しむ目当てで参加する人もおり、
それをターゲットとした大討伐が開催されることもある。
- 大討伐クエストでは復活支援がある限り、誰が何回倒れようとクエストは失敗とならない。
代わりに士気ゲージなるものが存在し、これが下がりきってしまうと大討伐自体が失敗となる。
よく勘違いされるが、死んでも士気ゲージは下がらない。
ラヴィエンテに上手くダメージを与えられていないと減少する、変動制の制限時間である。
システム詳細
HR2(旧HR17)から参加できる通常個体と、HR5(旧HR100)から参加できる狂暴期、
GR1から参加できる猛狂期が存在する。
HR2とHR5の大討伐は全体的なシステムは変わらないが、GR1の大討伐ではシステムが大きく異なる。
なお、行動などはラヴィエンテのページを参照。
フェイズ制
- ラヴィエンテはその巨体からか尋常ではないほど耐久力が高く、
一度のクエストでは32名であっても到底討伐まで削りきることはできない。
その為ラヴィエンテが傷を負って一時退却した隙を見計らい、
ハンター達も一旦キャラバンに帰還して準備を整えることになる。
これを視覚化したものがフェイズ制である。
- HRの大討伐は1~9までのフェイズで構成され、G級では1~5までのフェイズで成り立っている。
各フェイズでラヴィエンテに与えなければならない全PTの総ダメージ量は変動する。
基本的には後半になるにつれ、ラヴィエンテが撤退するまでの必要ダメージ量は増える傾向にある。
HRの大討伐では3フェイズ、6フェイズ、9フェイズ目が大きな区切りとなっている。
- なおラヴィエンテには次フェイズへ移行するまでの総ダメージ量の他に、
体力3万というクエスト毎に定められた体力がある(ランクによって全体防御率が異なる)。
この体力を、次フェイズへ移行するまでの総ダメージ量を稼ぐまでの間に削りきった
(つまり全参加PTの中でも突出した与ダメージ量であった)場合、
フェイズが移動せずにキャラバンへ帰還し、再度同じフェイズのラヴィエンテに挑むことができる。
これは通称「再出撃(再出)」と呼ばれており、
後述する大討伐貢献ポイントを稼ぐ上で極めて重要なテクニックであると同時に、
MHF-Z現在の大討伐クエストのコンセプト上の根幹を成す仕様となっている。- なお、体力0はシステム上討伐、つまり絶命したという扱いを受けるため、
削りきった場合ラヴィエンテは眼を閉じている。
慣れてくると、これで削りきったかフェイズ進行かを見分けることも出来る。
- なお、体力0はシステム上討伐、つまり絶命したという扱いを受けるため、
支援システム
- 大討伐クエストの大きな特徴はこの支援システムにある。
大巌竜ラヴィエンテは一度怒り状態になるとそれを自発的には解除しなくなり、
更には部位破壊もハンターの攻撃だけでは非常に難しい部位が存在している。
そこで「支援」というポジションを設けることで、怒り状態の沈静化を行ったり、
特殊な部位破壊を行ったりすることができるのである。
これは複数名の参加が開催の絶対条件になっている大討伐ならではのシステムと言える。
- HRの大討伐とG級(猛狂期)の大討伐では支援の仕組みが異なっており、
HRの大討伐は絶島上空の気球からの支援が可能、という設定のため、
支援者はキャラバンに残り、指定されたアイテムをキャラバン内に居る気球ネコに納品することで、
絶島上空の気球にそれが届き、各種支援を行うことが出来るようになっている。
アイテムを納品した瞬間に支援が成立するカラクリに突っ込んではいけない
猛狂期では絶島地底にある洞窟という主戦場の関係上気球上からの支援は不可能であり、
猛狂期から少し離れた場所に支援場所を設け、そこに設置した砲台に現地で採掘できる特殊な鉱石を詰め、
ラヴィエンテ目がけて発射する事で支援を行うことができる。
その為猛狂期では「支援クエスト」というクエストを1PTのみ受注でき、
支援者はその専用クエストに赴いて支援をすることになる。- 何故HRとG級で支援システムが異なるのかというと、上述した設定上の理由もあるが、
元々HRの「アイテム納品による支援」が煩わしいという声が多く上がっていたことが最大の理由である。
- 何故HRとG級で支援システムが異なるのかというと、上述した設定上の理由もあるが、
- HRの支援ではアイテムが必要になる。
いずれも入手自体は難しいものではないが、個数がそれなりに必要である。
G9でリファインされるまでは一つの支援に50~100個単位の量が必要であり、
一人で支援を行うのが難しく、かといって4名でやるのは効率が悪かった*1ため、
「ペア支援」などの方式が取られていた。
現在では一人でも容易に支援が行えるようになっている。
ちなみにHR5の大討伐では必要数が倍になるが、それでも一人で持ちきれる量である。
- G級猛狂期の支援では上述したように支援クエストという形で行われるが、
支援クエストは討伐メンバーとは別のエリアで行われる。
手順としては、- 現場で「風化した道具」を採取する
- 風化した道具を納品することで支給品BOXに「鋼のピッケル」がセットされる
- 鋼のピッケルを用いて現地にある4色の鉱石を採掘し、運搬する
- 現場にある大型大砲に鉱石をセットし、同じ色の鉱石が4個揃う事で発射され、支援が成立する
このため、どの支援をどのタイミングで実施するか、支援PT内での打ち合わせは欠かせない
(異なる色の鉱石を入れると支援が成立しないため)。
また、討伐側が優先してほしい支援がある可能性もあるので、討伐PTとの連携も重要になる。
更にこのエリアにはイーオスなどが沸いているほか、ラヴィエンテの攻撃もたまに飛んでくるため、
それらへの対処も必要なものとなるだろう。- ちなみに同エリアには弾数無限のバリスタがあり、
これを使って小型モンスターを排除することができる他、ラヴィエンテに打ち込んでゲージを0にすることで、
部位破壊支援を新たに発生させることが可能となる(このダメージは討伐PTのものと共有している)。
あくまで各種支援が最優先だが、空いている時間があれば使ってみるとよいだろう。
- 各種支援の内容は以下の通り。
なお「回復支援」については、支援者とは無関係に発生する。
HR帯のアイテム納品量はHR5クエストのものである(HR2ではこの半分の数でよい)。
- 鎮静支援
- ラヴィエンテの怒り状態を止める。
これをちゃんと行わないと猛攻に耐えきれずに死亡連発になる他、
怒り時は肉質が全般的に硬化してしまうため、優先順位は極めて高いものとなっている。
HRでは捕獲用麻酔薬を10個納品することで成立する。
猛狂期では青い鉱石を4個詰めることで使用可能となる。
この青い鉱石だが、万一落とすと睡眠ガスが発生してしまうため取り扱い注意。
- 復活支援
- ハンターの復活回数を増やす。
大討伐では何度死んでもクエスト失敗にならないが、
全体で一定回数以上死ぬとこれがキャラバンに要請される。
これを行わずに放っておくとクエスト失敗でキャラバンに戻されるようになり、
さらにそのままでいると大討伐が失敗になる。
なおHR2とHR5では復活支援が発生するまでの死亡回数が大幅に減っており、
放置しているとすぐにキャラバンに戻されてしまうため、場合によっては最優先で行う必要がある。
HRでは回復薬グレートが10個必要になる。
猛狂期では緑色の鉱石を4個詰めることで使用可能となる。
- 部位破壊支援
- ラヴィエンテの部位破壊を行う。
PT毎にラヴィエンテに与えたダメージでの通常の部位破壊は存在するが、
大討伐全体で特定の部位にダメージを与え続けるとこの支援を行える状態になる。
達成するとラヴィエンテが大きく怯み、全参加者に大討伐貢献ポイントがもらえる。
ただし、この「怯む」というのがミソで、特定のフェイズにおけるクエスト開幕時に破壊支援を行うと、
確定で行ってくる攻撃を阻止してしまい、討伐組のリズムを乱しかねないため注意。
猛狂期では物理的にクエスト開幕に合わせて破壊支援を行うことができないため、この点の問題はない。
HRでは大タル爆弾を3個納品する。
猛狂期では白い鉱石を4個詰めることで使用可能となる。
落とすと大爆発を起こすのでこれも取り扱い注意。
- 毒弾支援
- ラヴィエンテに毒を与える。
ラヴィエンテは基本的に状態異常無効だが、討伐組側で毒属性値を一定値蓄積すると、
これで毒を与えられる(ラヴィエンテに合計20000ダメージ)。
しかし、大きく体力が減ることで討伐組の貢献Pが減る(部位破壊が間に合わないなど)可能性がある。
HR大討伐はこの分がさほど大きな問題にはならず、
猛狂期についてもPT構成によるが重篤な問題が生じないケースが多いため、
近年では状況次第では実施するケースが多いようだ。
HRでは毒テングダケが20個要る。
猛狂期では紫色の鉱石を4個詰めることで使用可能となる。
- 回復支援
- これは支援組が行うものではなく、自動的に実行される。
ラヴィエンテと戦闘中のハンターに向けて、気球から大型の回復弾が発射される。
回復量は回復薬グレートとほぼ同じであり、ピンチになったときにタイミングよくヒットすると心強い。
ちなみにスタミナの最大値も少し回復する。
この支援は初心者にとっては純粋に救済要素として機能する一方、
熟練したハンターにとっては巧撃や巧流を回収するためにも利用可能。
回復弾の着弾地点は緑色に光るため、それが目安となる。
ただし、光ってから1秒足らずで回復弾が降り注ぐため、
確実に回収するためには事前にタイミングをある程度把握しておく必要がある。
ヒートアップゲージ
- 大討伐の進行状況などに応じてハンターの攻撃力と防御力が増加するシステム。
このシステム自体はキャラバンクエストにあるものだが、
大討伐クエストでは独自の仕様が存在している。
- 大討伐のヒートアップゲージは経過時間に応じて蓄積するものとなっており、
それに応じてハンターの攻撃力などが強化されていく。
HRでは武器倍率240未満の武器(スキルなどで上乗せした分は含まれない)を用いると、
自動的に武器倍率240まで攻撃力が上昇し、火力不足を補うことができる。
元から240以上の場合は武器倍率が最大で+30される。
HRの大討伐ではヒートアップゲージは一度上がるとログアウトするまで減少はしない。
G級の大討伐ではヒートアップゲージが各開催ごとの管理になっている代わりに、
ゲージがLv式になっており10段階まで存在する。
- なお、HRにせよG級にせよヒートアップゲージ自体は大討伐参加の全ハンターで同じものが使われるが、
狩人珠スキルの中にはヒートアップゲージの恩恵を強めるものがある。
貢献ポイント
- 大討伐クエストには「大討伐貢献ポイント」(以下、貢献ポイントと呼ぶ)というシステムが存在する。
これは各フェイズのクリア、同一フェイズ内の部位破壊、各種支援の達成によって増加する。
- フェイズのクリアと部位破壊支援自体の成立で得られる貢献ポイントは全参加者共通
(勿論、実際にクエストに赴く必要がある)だが、
それ以外の貢献ポイントは全てPT単位でしか発生しないため、
PTで精力的に部位破壊を行ったりしないと貢献ポイントは稼げない。
またフェイズのクリアで貰えるポイントについても、上述した再出撃では実質2倍入手できることになる。
- 貢献ポイントは100万に達することで最大の褒賞を得ることができる。
と言っても、剥ぎ取りフェイズなどはどのプレイヤーでも等しく受けることができるため、
貢献ポイントは進化武器の強化に使う「撃玉」の入手量にのみ影響する。
(厳密に言うと、貢献ポイントによって剥ぎ取りクエストの基本報酬枠が少し変化はする)
ただし概ねどの大討伐参加者も進化武器・G級進化武器の強化を目指して参加している場合が多く、
多くのPTがこの100万Pを目指して大討伐に取り組むことになる。
- ちなみに開拓を進めたり、狩人祭の絆ポイントを使用する(両者は重複しない)ことで、
入手できる貢献Pを最大+5万増やすことが可能である。
- 大討伐の実装初期からそのような意図があったのかは不明だが、
少なくともG級ラヴィエンテ猛狂期については、「PT間で貢献ポイントの獲得量を競い合うこと」が、
大討伐クエストの大きな特徴であるということを、2016/7/6の運営レポートにて運営側が公言している。
後述するがそれを前提にした論議が起こることがあるのも、大討伐クエストの特徴と言える。
HR2・HR5の大討伐クエスト
- 最小参加人数4名、最大8名で結成されるクエスト。
4人そろえれば直ぐにスタートできるため、気軽に挑むことができる。- MHF-G8.1まではHR17が8~16名、HR100~が24~32名と多くのプレイヤーを集める必要があった。
- 基本的には上述したように討伐メンバーと、キャラバンから支援を行う支援者で構成される。
現在では支援者1名、残り討伐とするか、
プレイヤーのランク帯によってはそもそもフェイズ中の支援はせず、
フェイズ終了後に部位破壊支援などをまとめて実施するというケースが散見される。
- HRのラヴィエンテを討伐するための大討伐クエストは、
3つのフィールドで、それぞれ朝夕夜の3フェイズずつ、計9フェイズ行われる。
つまりゲーム内の時間では3日間戦っているということになる。
現実の時間でも最低1時間半ぐらいかかる。ちなみに3時間以上かかると大討伐は失敗となる。
- HR2/5のラヴィエンテは大きな特徴として、クエスト中に様々なサポートアイテムを使うことができる。
上手く使えば戦闘を有利に進められるが、一方で煩わしいという難点も指摘されており、
G級(猛狂期)にはこのシステムは導入されていない。
- G9では最小・最大参加人数のリファインに伴い、
HR帯のラヴィエンテは体力等が調整され挑みやすくなった。
- HR2のラヴィエンテは下位クエスト扱いということで攻撃力などは非常に低い。
ただし、行動パターンそのものはHR5の狂暴期と同じである。
またパローネ=キャラバンコンテンツはハンターライフコース(月額基本料)を入れないとプレイできないのだが、
HR2の大討伐クエストだけは例外的にトライアルコースでも受注できる。
ちなみに参加HR2ではまだリオレウスにすら遭遇していない者が大多数である。
だが下位ハンターが中心となる入門区でも、上記の点もあってそれなりの頻度で大討伐は行われている。
元々はこのラヴィエンテがMHFのエンドコンテンツであり、
HR2から参加可能という設定ではあるが実質的にはHR5(旧HR100)以降のハンターを主体とし、
そこにHR2ハンターが少し参加しても問題ないというレベルのバランス設定であった。
フォワード.1の6月アップデートによってこちらのラヴィエンテは入門用となったため、
貰える報酬は少なく、進化武器を本格的に作ろうとする人には不向きである。
- HR5のラヴィエンテは「狂暴期」と呼ばれ、体色が異なる。
いわゆる通常ラヴィエンテの色違いだが亜種としてはカウントされていない。
こちらは通常ラヴィエンテに変わる新たなエンドコンテンツとして設定されたため、
実装当初はHR100から参加可能という設定ではあるが、
実質的には秘伝書装備ハンター(当時はHR100で狂暴期に挑めたが、秘伝書入手はHR500と開きがあった)
の装備が中心のバランス設定であった。
HR2~のラヴィエンテとの違いとして、支援に必要なアイテム数が多く、
当然体力なども高いがその分報酬が多めに設定されている。
HRの進化武器を鍛える場合はG10現在でもこちらを中心に回したほうが楽である。- なおクエスト内で取る行動はHR2のものと全く同じである。
猛狂期(G級)
- G9で実装されたG級版大討伐。
2018年4月アップデートで追加された「ラヴィエンテ猛狂期【極】」もこれに該当する。
プレイヤー、公式共に「MHF-Zのエンドコンテンツ」と位置づけられた存在であり、
こちらは通常、最小参加人数が24名、最大32名でクエストを行う。
これは初期のラヴィエンテ、及びG8.1までの狂暴期と同じ設定である。
2018年9月末に実施されたMHF-ZZアップデートからは、新たに最低4人、最大8人で挑む少人数用のクエストも追加された。
- ラヴィエンテ猛狂期は「テンポの良い狩り」「分かりやすい狩猟」をコンセプトに設計されているため、
大討伐システムにも従来までと大きな違いが存在する。
具体的には、- フェーズ数が5に変更
- 支援はキャラバンからのアイテム納品ではなく、専用の「支援クエスト」で行う
- 討伐クエストにおける専用アイテムが無い
支援については上記を参照してほしい。
- 貢献ポイントシステムは従来通り存在しているが、
細かい違いとしては、部位破壊支援で得られる貢献ポイントが10000P増えている。
フェイズ数が減っている分、クエスト達成での貢献Pは稼ぎにくくなっており、
部位破壊と上述した「再出撃」を行うことが、討伐組にとって重要なものになってくる。
ただし【極】に関してはPT間に余程の火力差がない限り再出撃を狙えるような状況にはなっていないため、
部位破壊が重要になってくる。
- ちなみにG級大討伐に限り、大討伐を開催した時点で全ワールドの全G級ハンターに届く
「大討伐情報の発信」が可能。
これは開催エリアの情報がチャットで届く(クイックジャンプも可能)というもので、
大討伐で昔から指摘されていた問題点である
「どのランドで大討伐を開催しているか分からない」という点についての解の一つとなっていると言えるか。
- 2018年4月18日からは高難度バージョンである「ラヴィエンテ猛狂期【極】」が登場している。
こちらは参加条件等は「ラヴィエンテ猛狂期」と同じだが、
後のアップデートで、主催者の判断によって「G級進化武器Lv100の所持経験」(に相当する称号の所持)を、
参加条件として追加で付与することができるようになった。
詳細はラヴィエンテの記事を参照のこと。
- MHF-ZZアップデートではラヴィエンテ猛狂期(少人数)が追加された。
通常の猛狂期と違いは- 参加人数が4~8人
- 支援クエストで大砲発射に必要な鉱石の数が1つ。
- 体力が大幅に減少している。
- 報酬や貢献ポイントで得られる天撃が少なくなっている。
- 剥ぎ取りクエストの時間が1分しかなく剥ぎ取れる回数が各場所2回に減らされている。
余談
- 大討伐クエストは多くのプレイヤーが参加するという特性から、
PTの募集・指定に関する規約が通常のクエストよりも厳しくなっている。
詳しくはこちらを参照のこと。
- ラヴィエンテ猛狂期は参加必要人数が多いため、通常のワールドでの募集はあまり推奨されていない。
例えばワールド人数が990人居るような場所では、参加の32名を確保するのが物理的に難しいためである。
上述した大討伐開始チャット発信システムがあるということもあって、
基本的にはキャラバン推奨区かG級専用区(の、比較的空いているランド)で行われることが推奨されている。- 極稀に自由区で通常クエ募集に紛れて、
参加人数等を記載せずに「猛ラヴィ行きませんか?」というチャットが流れるが、
参加層次第では苦戦必至、場所によってはそもそも集まらないことも多い。
- なおHRのラヴィエンテは4名集めればスタートできるため、
基本的にチャットによる募集が許容されるワールドであれば、何処で開催してもさほど問題はない。
- ちなみに、過疎ワールドから人員募集を行う方法としては、
キャラバン区で大討伐を開催しておき、宣伝係が開催中のランドから一旦離脱、
前述したような募集文を過密区等のワールドチャットに流すというものがある。
"大討伐の開催されているランドを離れると自動的に参加状態が解除される"という都合上、
宣伝係分の人数を既に予約してある場合があるため、その場合は開催主の指示に従おう。
ただ、猛狂期については開催情報チャットが自動発信できるため、
G10現在、ワールドを股にかけた募集を行う主は所謂練習Gラヴィの主催者に多く見られる。
- 極稀に自由区で通常クエ募集に紛れて、
- 一度に大多数の参加者があるコンテンツが故に、特に猛狂期の主催者は
それなりのリーダーシップを求められることも多い。
そのため、初見でいきなり主催はあまりオススメできない。
ある程度参加して経験をつんだら主催にチャレンジしてみると良いだろう。
HRの場合はそこまで求められることもないし、通常の4人PTでもクエストに出発できるので気にしなくても良い。- これに関連するが、G9でリファインされるまでは、
参加人数が揃った状態で一定時間経過しないとクエストが開始されないシステムであった。
現在では参加人数が揃った時点で、主催者が了解すれば即座に大討伐クエストが開始される。
- これに関連するが、G9でリファインされるまでは、
- PCサーバー統合前イベントの一環として、
一時的に最大参加人数が100人になっていた時期がある。
統合前の仕様として一切のデータが保存されない=高ポイントを取って競い合う必要性がないことから
指定や募集要件も緩く、挙句は秘伝防具を1分で完成させることも可能だったので参加者はそれなりに多かった。
ここで初めて大討伐を経験した、というユーザーも多いのではないだろうか?
- ラヴィエンテ(というよりそれで作成できる武具)はMHF-Gのエンドコンテンツと言う位置付けを強く要し、
HR2、HR5の全盛期、そして現在の猛狂期では、
通常のプレイングで最大の報酬を得るというのはほぼ不可能なバランスになっている。
しかも他の参加PTより抜きん出た立ち回りが出来るPTが最大の報酬にたどり着きやすい、
という性質もあり、突き詰めるとPT同士の競争になる(現在のHRラヴィエンテはそのような事態は起こっていない)。
少なくとも猛狂期については、これは意図的な設定である。- 対戦を謳わない(VSクエストや狩猟技クエストなどを除いた)、
MHFの多人数参加コンテンツの中では現状最も対戦要素が強いものとなっていることや、
効率至上的な考えが薄れた現在のMHF内でも効率重視的な考えが非常に強く現れやすいコンテンツ、
というものであることから、大討伐を敬遠するユーザーも少なくない。
作成できる装備は2017年現在最強という位置付けながら絶対に必要という性質ではない事もあり、
効率重視的な考えが強めに出るネ実民の中にも
「大討伐だけはやりたくない」「暇を持て余した人向けのコンテンツ」と言う人が少なからず居るほどである。
この性質上ネット上では愚痴が非常に多く、中には暴言を吐いたり、ユーザーを晒そうする残念な人も少なからずおり、
これも敬遠する原因の1つとなっている。
そういう意味でも、G級大討伐はMHFの「エンドコンテンツ」という位置付けを強くしていると言える。 - エンドコンテンツの定義として、主に
「レベリング(モンハンでは、装備を作成、構築し尽くした)後の遊び」、
「反復可能性(繰り返し遊ぶことが可能であるか)」、
「高難易度(得られる物が性能に対して作成、強化難易度が凄まじく高い)」、
の3点が挙げられるが、
ラヴィエンテが関わる進化武器と不退スキルは、この3点全てを満たしている。
一方、ラヴィエンテから得られる素材の全てがこの2つの要素にしか関わらない点は、
必ずしも取り組む必要が無い、つまり挑みたければ挑むと良い事を示していると言える。
- 大討伐は規約上ワールドチャットで厳しい装備指定が不可能であり、
厳しい指定などは原則キャラバンの中でしか行えない(それにも限度があるが)。
その為、俗にいう「暗黙の了解」が強く残る(一般コンテンツではほぼ廃れた)一方で、
これによって一般コンテンツを遊ぶプレイヤーとの棲み分けが図られる形になっているという指摘もある。
- 対戦を謳わない(VSクエストや狩猟技クエストなどを除いた)、
- ちなみにPT火力によっては、
誰が何をどう頑張っても最大の貢献Pが得られないほど早く討伐できてしまう、
という事態が起こることがある。
効率至上主義が非常に強かった昔のMHFにおいても、
「貢献Pが下がろうと早く討伐できるのが良い」という考えは少数派であり、
「頑張れば最大の貢献Pを得られるギリギリの設定」がプレイヤー間で考察されるようになった。
また、HRの大討伐では「支援者が4人も要らないが、1人では足りない」という状況があった。
その結果「大討伐に参加はするが、モンスターを積極的に殴らない」という枠、
通称「放置枠」という人数調整が行われることがあった。
後述するとおり、普通の猛狂期では多くの開催ランドで放置枠制が採用されていた。
HR大討伐や少人数の猛狂期ではこの枠を設けられるほど参加人数が多くなく、
【極】は実装当時は人数調整枠を設けられるほど火力過多な状況ではなかったが、
辿異進化武器の普及や高レベル化、新たに追加された火力スキルの普及、マグネットスパイクの実装により、
MHF-ZZ現在では1PT分の放置枠が設けられることが珍しくなくなった。
逸話など
- 大討伐プレイヤーの間では「火事場PT」なる用語が用いられている。
これは現在でこそ大討伐の各フェイズを通して常時火事場で立ち回るPT以上の意味は持たないものであるが、
HRの全盛期時代には、サーバーによっても若干解釈は異なるが、
「火事場PT」はノーミスで立ち回ることを目指すものとされていた。- そこまで厳しいことを要求はしないが、それでも常時火事場で立ち回るPTを
「火事場練習PT」と称するサーバーも多く、サーバーによっては火事場PTはノーミスを「目指す」どころか、
ノーミスを「大前提」とする意味すらも有していたため、
結果的に全てのPTが火事場練習PTという図式も珍しくはなかった。
- そこまで厳しいことを要求はしないが、それでも常時火事場で立ち回るPTを
- 当時のHR大討伐、G級の大討伐両方に言えることであるが、
完全な装備自由というPT募集は非常に少なくなる傾向にある。
これは「最終的には火事場+2を常時発動させて挑む」という上記の図式が完成されきっているため、
多くのプレイヤーがそれ(火事場+2発動)を意識してPT参加・募集を行っているからである。
ただし、規約上例えば「火事場+2を発動させないと参加禁止」とする大討伐募集や、
「火事場PT募集しか残っていないので参加済みの非発動者を追放する」ということは許されておらず、
上記の件を考慮して自由募集を行う貼り主もいないわけではない
(特に「初心者練習向け」と謳われた大討伐など)。
- またこれもサーバーによって異なるが、
HR5(狂暴期)の全盛期には火事場PT=秘伝防具の装備が必須とされていた。
火事場練習は必ずしもその限りではないが、秘伝防具指定も少なくなかった。
規約上、PT構成の段階で装備を指定することそのものは違反ではないが、*2
通常クエストのような細かい指定を行う人は少なく、
個人チャットによる募集を行って予めメンバーを決めておくというPT主が多かった。
- また狂暴期では支援組も把握すべきことがあり、
その内容はいつ部位破壊支援を入れてはいけないかや、
出撃してもよいタイミングといったことにまで至っていた。
- MHFはフォワード.5以降急激にインフレが進んだと言われているが、
フォワード.5以前のハンターの火力を引き上げてきた要因となっていたのは間違いなくこの大討伐クエストである。
いわゆる秘伝防具を重視する風潮も、最初の最初は大討伐クエストがきっかけだった。
上述したように火力と腕前の高いPTが最も高い褒賞にありつけるという設計上、
HRラヴィエンテのPT火力については時代が進むごとに上がり続け、
フォワード.5で人気が激減するまで、大討伐のハードル自体が凄まじく跳ね上がってしまうケースが見られた。- 全盛期には、秘伝防具を使用することが火事場系PTの大前提であった。
参加を拒否することは大討伐の規約違反なので表立って文句を垂れる人は少ないが、
募集が秘伝募集のみで参加できない人が抜けざるを得ない…ということも実際にあったようである。 - MHFでは指定募集による棲み分けが明確に行われているため、
装備自由指定で募集したり、指定が特に無いPTなら一見問題は無いように見える。
だが上述したように大討伐では体力を共有しているため、
低火力の参加者が増えれば増えるほど討伐時間に影響が出てしまう。
そのため、自分のPTには居なくても低火力の人が参加しているだけで邪魔だと考える人もおり
装備自由であっても最低剛種武器や必須スキルを揃えた防具を持ってくるべきで、
それ以外は他の参加者の足を引っ張るだけだからそもそも参加自体すべきではない、
という空気が実際に存在したのである。
これは大討伐クエスト自体が長時間拘束を強いられるものであることと、
当時のMHFでは現在とは比較にならないほど効率至上主義が蔓延っていたことも理由ではある。
現在でも効率至上主義こそ衰退したものの大討伐の体力の仕組み自体は変化していないため、
生半可な装備でこないで欲しいという声は散見される。 - フォワード.4後半ではギルド優先依頼の影響により秘伝防具所持者が爆発的に増えた関係で
その最低ラインが「秘伝防具」であると認識するユーザーが増えることとなる。
更にフォワード.5でSRを上げると武器倍率が上昇する仕様になることが判明した際には、
「フォワード.5ではSR999+秘伝防具が装備自由PT参加の最低ラインになるのでは?」
と議論が起こったほどである。
- 全盛期には、秘伝防具を使用することが火事場系PTの大前提であった。
- フォワード.5では覇種武器、
及び次に控えるG級の存在が提示されたことで進化武器の需要が暴落したことにより、
大討伐も一気に過疎化が進むことになった。
一応MHF-G1の時点でG級大討伐も検討しているという発言はあったのだが、
G級コンテンツの改新など他に優先すべき項目が多く、
当時はラヴィエンテ自体の「単調さ」への解も見出せなかったということで、
G級大討伐の実装はMHF-G9まで待たなければならなかった。
- HR大討伐はアイテムを戦闘中に精力的に使う必要がある、ということもあり、
参加や支援等のローカルルールも凄まじく多く(しかもサーバーによって微妙に異なる)、
現在でも語り草になっている。- ちなみにPCサーバーは9/18に統合されたのだが、ゲームシステム上統合による
プレイヤー文化の衝突がほとんど無いであろうとされたMHFにおいて、
唯一影響が大きいであろうとされたのがこの大討伐である。
そのため当時、「もし仮に今サーバー統合するととんでもない争いが起こるのでは」と囁かれていた。
統合された際には参加者も減っているため特に問題らしき問題も起こっていないのだが、
もし全盛期にPCサーバーが統合されていたらどうなっていたのだろうか……
- ちなみにPCサーバーは9/18に統合されたのだが、ゲームシステム上統合による
- G級の大討伐に関しては、
フォワード.5からMHF-G9までの間にMHF内に蔓延っていた効率至上主義が衰退した事もあり、
上述した「(自PTに関わらない)他の参加者までも邪魔と判断する」
ような極端な効率主義を掲げる者は減少している。
また、当初は参加者の装備要件が極端に跳ね上がるような事態も発生していたが、
G9.1期という割と早い段階から、「誰が何をどう頑張っても最大の貢献Pが得られないほど早く討伐できてしまう」
という事態が多発するようになり、当初懸念されていた、
「G級大討伐をやり込んで作成できる装備がG級大討伐に必須となる」という風潮にまでは至っていない。
- ただし、G級大討伐、というよりラヴィエンテ猛狂期の装備は、MHF-Z現在
「普通の『装備革新』とは根本的に異なる代物」であると認識されるに至っている
(この辺りは紆余曲折があった。詳しくは不退スキルの記事を参照のこと)。
このため、ラヴィエンテ猛狂期の装備については
「通常の装備革新を行った更に先の選択肢の一つ」と見做されており、
PT間競争がコンセプトとして明言されていることもあって、参加のハードル自体は現在でも高いものがある。- 無論、それを意識して(幅広い参加者を集めるための)募集を行っている主催者も多い。
またPT募集主についても、通常のクエスト同様、
効率を求めて出発(全参加PTの確定)が遅れては元も子も無いという考えが強く、
しかもそれは自PTだけでなく他の参加者にも迷惑がかかってしまうため、
多くのPTが確定した後での排他的な募集については敬遠される傾向がある。 - ハンター側の火力によっては人数調整のための「放置枠」が設定される。
ラヴィエンテは全参加者の総合的なダメージで怒り状態やフェーズ進行が行われるため、
自分が一切殴らなくても、大ダウンを除いたほぼ全てのモーションを見ることができる。
- 無論、それを意識して(幅広い参加者を集めるための)募集を行っている主催者も多い。
- G級大討伐はMHF-G9最大の目玉コンテンツとしてPRされており、
当時はまだ、G級大討伐やその関連装備(の作成難度)は通常のG級コンテンツの枠内にあると予想されていた。
上記の件が明るみになった後は賛否両論の議論が起こり
(大討伐の性質やアップデート時期*3の関係上致し方ないという声と、
目玉コンテンツなのにとっつき辛いという声の両方が挙がった)、2015年末の運営レポート動画版においても、
ハードルの高さを問題視する声がMHF運営に多数寄せられていた事が明らかになっている。
その後、上記の性質が明確になった事で沈静化はしているが、
猛狂期はHR大討伐実装初期のように、GR1~のコンテンツでありながらエンドコンテンツであり、
G10以降、特にZ以降の急激なハンターの強化に対応し辛くなってきている*4ことから、
通常種・狂暴期のような棲み分け可能なコンテンツを望む声もあるようだ。
- 2016年5月以降、ラヴィエンテ猛狂期の討伐時間短縮化傾向が進み、
人数調整(支援4名、討伐20名でちょうど最低参加人数の24に達するため、それを採用する主催が多かった)
で対応せざるを得ない状態が起こっていた。
だが6月終盤頃に、ラヴィエンテ猛狂期の属性肉質を突いた、ヘビィボウガン属性弾特化戦術が登場し、
参加者がこぞってこの構成を選択すると、上記の人数構成でも早く討伐されすぎて全く貢献Pが稼げない*5、
という事態が発生するようになった。
また、沈静支援要請が瞬間的に激増し、それによって部位破壊支援が難しくなるなど、
支援PTへの負担も激増してしまい(無論、貢献Pは稼げない)、支援者を集めにくい事態にまで発展。
最早人数調整ではどうにもならないレベルになってしまったことで、
「属性ヘビィPTは自粛するべきだ」、「禁止にしたほうが良い」*6
「使用可能武器種が固定化されるのはいかがなものか」など、
HR大討伐の全盛期時代では考えられなかった議論が起こることになる。
なお、この件についてはMHF公式も重い事態と見ており*7、
事態が発覚して間もなく、2016年8月前半に肉質の調整を行うことを告知し8月10日に属性肉質が改定された。- 使用武器種については、
従来より有効肉質を突くという観点で斬・打・弾をバランスよく構成したPTが望ましいという風潮で、
その中でもある程度使用武器種は固定化されつつあるという、
現在のMHFの主たる風潮とはやや異なった状況にはなっていた。
だが、そんな状況下でも「火力を高めるのに属性特化ヘビィボウガン(か狩猟笛)以外はありえない」
という現実に異を唱える大討伐参加者は少なくなかったため、MHF全体の風潮の変化を感じさせる一件といえよう。- MHF-ZZアップデートによるマグネットスパイク実装後は、
「全てのフェーズで磁界接近による結晶へのショートカットが可能」「斬打の使い分けが可能」
「極めてモーション値効率の良い、磁界接近からの垂直落下斬りを連発可能」
といった要素からラヴィエンテ猛狂期【極】での人気はかなり高く、
「燦然派生の進化ライト(弾・強酸弾)、マグネットスパイク(打・結晶)、笛(サポート)、その他(斬)」
の構成がテンプレートとなっている。
- MHF-ZZアップデートによるマグネットスパイク実装後は、
- 使用武器種については、
- 現在では大討伐の所要時間を短くするために「火力は可能なだけ高めるべき」という声も当然あるものの、
上述した「火力が上がりすぎても、必ずしも参加者の得になるとは限らない」という状況が、
他の武器種・プレイングなどでも現実的になりつつあるため、参加のハードルの跳ね上がりは抑制傾向にある。- なお参加人数24人(支援4名、討伐20名構成)は大討伐開催の最低人数なため、
これ以上討伐を減らすには、放置枠として参加する人が必ず必要になる*8。
また参加可能人数の減少は当然、参加したいのにあふれてしまい参加できないというプレイヤーが生まれやすくなり、
その分別ランドで募集しようとすると、また放置枠の問題が生じる
(または、あふれるから自分で開催しようというプレイヤーにより、開催ランドが乱立し参加者が分散する)
という問題も生じる…と
上述の火力インフレ対応のPT数減らしもすでに限界が見えている状態であり、
(P稼ぎという観点での)度の過ぎた、更なるインフレへの対応も難しくなっていた。
- なお参加人数24人(支援4名、討伐20名構成)は大討伐開催の最低人数なため、
- このような状況から、2018年4月アップデートにて
「体力・攻撃力の強化版」である「ラヴィエンテ猛狂期【極】」が実装された。
第25回運営レポート動画版(生放送)では、体力を大幅に増やしており、
猛狂期実装初期の感覚で挑んでもらいたいという発言があり、
その理由を、上記の状況に対する要望が多く寄せられていた事と挙げている。
また、G級進化武器の更なる強化段階である「辿異進化武器」と、
バリエーションの問題が指摘されていたラヴィエンテ防具の追加も同時に実施された。
ただし、ラヴィエンテ猛狂期【極】はラヴィエンテ猛狂期と全く同じ参加条件・参加人数のため、
上述した「難易度に応じた棲み分け」が機能しづらくなってしまった
(要するに多くの参加者が報酬の多い【極】に流れ、通常の猛狂期にメリットが見いだせなくなってしまった。
ゴールデンウィークに入るとこの問題が参加者間でも明るみになったためか、
「初心者向け」を謳う主催者の間で、普通の猛狂期を開催するところも少しずつだが見られるようになった)。
また、ラヴィエンテ猛狂期【極】は極めて耐久力が高いにもかかわらず、
クエストリタイヤを繰り返す妨害行為を行うプレイヤーが続出し、プレイヤーからの不満の声が寄せられていた。
これらについて、実装から数日後に公式から仕様変更を検討するという見解が示され、
前者に関しては、先述の通り【極】の参加条件見直しや、
少人数でプレイできる猛狂期の追加などが検討中であること、
後者に関しては仕様上の問題であるため、2018年5月16日に仕様の変更を実施することが発表されている。- クエストリタイヤを繰り返す件については、
部位破壊を行ってからクエストリタイヤを行うことで、
同一フェイズ内で部位破壊による貢献ポイントを多く得るためと公式側では見ているようである。
通常の猛狂期ではフェイズ進行が速すぎるため無意味であったが、
【極】は凄まじく耐久力が高いため、可能になってしまったと言える
(当然そのようなプレイヤーが多いとフェイズ進行は遅れる一方で、妨害行為に等しいものである)。
仕様変更では、クエストリタイヤを行った場合、
そのクエスト内で得た部位破壊の貢献ポイントがリセットされるようになった。
- クエストリタイヤを繰り返す件については、
- 実装から長い間、狩人祭の入魂祭期間には大討伐クエストが実施されなかった。
理由は明らかになっていないが、このためラヴィエンテ自体も入魂の対象となっていなかった。
2017年4月のアップデートで本件の対応について検討されていることが明らかになり、
7月の中間アップデートにて正式に入魂祭期間中の大討伐が解禁され、
ラヴィエンテも入魂対象に加わった。
ちなみに、各フェイズのクエストクリア時点で魂が得られる。- 本件対応については、MHF-Zにて毎月最終週の週末に実施されている
「プレミアムコースの無料開放」と、イベントスケジュールの展開上入魂祭が被りやすかったことで、
プレミアムコースの撃玉UPなどの恩恵が得られにくい、という要望が多かったためという事が、
インタビュー記事等で明かされている。
- ちなみに、過去には狩人祭の褒章祭期間も実施されていなかった。
主催者の判断によってラヴィエンテ猛狂期【極】への参加条件が別途設定可能となった。
詳細は上記の通りである。
少人数向けのラヴィエンテ猛狂期をMHF-ZZアップデートにて実装されたものの、
こちらは報酬に制限がかけられているためあくまでお試し版のような立ち位置となっている。 - 本件対応については、MHF-Zにて毎月最終週の週末に実施されている
- 現在ではハンター側のインフレもあり【極】が人数調整枠を設けても円滑に進めることができるようになり、
猛狂期は上述した問題もありほとんど開催されなくなり【極】に一本化されている。