MHWorld Ver.4.00より登場した、モンスターの強化個体の一つ。
英語名は“Arch-tempered monsters”。
目次
概要
- 特に強力なモンスターにのみその存在が確認されている、歴戦の個体の上位種。
アイコンの縁取りは歴戦個体の紫から赤に変化しており、
歴戦個体とは一味違う個体であることが明確になっている。
- こちらも歴戦の個体と同様、MHW(:I)とMHWildsの2作品で確認されている。
いずれも無料タイトルアップデート配信以降に追加される裏ボス的存在で、
特定のクエストでのみその姿を現す超強化個体となっている。
- 歴戦王個体は英語で“Arch-Tempered ~”と呼ばれることにちなみ、俗に“AT ~”とも略される。
新大陸の個体
- 世界観的にどういった存在であるかは公式設定資料集などで言及があり、
「悠久とも言えるほどの時を生き続けたことで莫大なエネルギーを蓄積した強大な古龍が、
地脈から更なる力を得ることで劇的に能力を高めた姿」とされている。
地脈を流れるエネルギーとは死した古龍の生命(生体)エネルギーに他ならず、
歴戦王とは途轍もない年月を生き続け、その種の中でも極めて高純度のエネルギーを誇るに至った個体が、
朽ちていった古龍たちの膨大な生命エネルギーまでも獲得し強大化した姿ということになる。
あらゆる古龍の死地である新大陸でこそ実現した、その種の王たる個体こそが《歴戦王》なのだろう。
裏設定では、その強大な生命エネルギーの影響で寿命を超越している可能性も指摘されており、
これが事実ならば「寿命を限界突破した渡りの古龍」である可能性もあるという。- 途轍もない古龍エネルギーに満ちた歴戦王のビジュアルは歴戦個体以上に特徴的で、
全身に漲るエネルギーの飽和および活性化によって更にメタリックさが増し、
まるで龍結晶のヴェールを纏っているかのような艶めきを放っている。
- 設定上幼体に相当するゼノ・ジーヴァの歴戦王個体がどういった存在であるかは不明だが、
少なくとも他の古龍種の歴戦王とは異なり悠久の時を経るほど生き続けてはいない*1はずである。
歴戦王には「飛行能力が高い」「瀕死まで臨界暴走を起こさない」といった固有の特徴が見られることから、
通常よりも翼やエネルギーの扱いが卓越した状態であるのは間違いないと思われる。
- 途轍もない古龍エネルギーに満ちた歴戦王のビジュアルは歴戦個体以上に特徴的で、
- 歴戦王の名に違わず、その戦闘力は歴戦の個体を大きく上回る。
攻撃力が非常に高いのみならず、歴戦個体の2倍近い体力値を誇るのが脅威。
更にパーティーで相対する場合、マルチ補正が大きくなり*2かなりのタフネスを体感させる。
また、行動パターンや当たり判定、攻撃の性質も歴戦個体から変化しているものが存在し、
テオ・テスカトル、ゼノ・ジーヴァ、マム・タロト、ネルギガンテ、イヴェルカーナの5種に至っては、
完全新規モーションが追加されている。
総じていずれも一筋縄ではいかない相手となっており、歴戦個体に慣れたハンターでも全く侮れない。
- なお、ゾラ・マグダラオス、ゼノ・ジーヴァ、マム・タロトには下位種である歴戦の個体が存在しない。
MHWorld
- 専用イベントクエストにのみ登場する、MHWorldのエンドコンテンツの一つと言っても過言ではない存在。
Ver.4.00にてシステムが実装され、以後順次対応モンスターが解禁された。
- 実装されている歴戦王とクエスト名は以下の通り。
モンスター名 クエスト名 初配信日*6 歴戦王キリン まだ見ぬ白き鬣も 2018年6月8日
2018年11月30日歴戦王ヴァルハザク 静寂の帳 2018年6月22日
2018年12月14日歴戦王テオ・テスカトル 太陽が燃え盛る時 2018年8月10日
2019年1月4日歴戦王クシャルダオラ 嵐のさなかにて 2018年9月7日
2019年2月22日歴戦王ナナ・テスカトリ 青は愛より出でて愛より熱し 2018年10月4日
2019年3月8日歴戦王ゾラ・マグダラオス 不滅のアルペングリューエン 2018年10月19日
2019年3月22日歴戦王ゼノ・ジーヴァ それは古龍の王たらん 2018年11月16日
2019年4月5日歴戦王マム・タロト 狂乱のエルドラド 2018年12月20日
2019年4月19日歴戦王ネルギガンテ 破滅が来たりて喇叭を鳴らす 2019年5月11日
2019年6月7日
- 主な強化点・変更点は以下の通り。
詳細は各モンスターの記事を参照されたし。
名前 強化点・変更点 キリン 狙い撃ち落雷の数が増加 ヴァルハザク 初期位置の変更
咆哮後に風圧追加
瘴気纏い部位に弾・矢弾き効果追加
直下瘴気ブレスが3HIT攻撃に変更
瘴気のスリップダメージ大幅増加
怯ませた際に瘴気のスリップダメージゾーンの出現
ブレスの範囲拡大
寝る前にブレスで壁破壊
睡眠位置の変更テオ・テスカトル 新モーションの追加
粉塵爆破の設置範囲の変更
体に纏う粉塵の仕様変更クシャルダオラ 空中での閃光耐性強化
纏う龍風圧の範囲の拡大
寝床の竜巻増加ナナ・テスカトリ ヘルフレア強化
青い炎のスリップダメージ強化
エリア定位置に移動せずともカウンター行動を行うゾラ・マグダラオス ネルギガンテが時間経過で撃退されない
チャージブレスの頻度・耐久値へのダメージの大幅増加
クエスト時間が25分に短縮ゼノ・ジーヴァ 開始エリア変更
開幕咆哮で全ての龍結晶、一部のフィールドを破壊
新モーションの追加
龍脈エネルギー噴出の大規模化
滞空時間の短縮化及びスリンガー耐性の強化
エネルギー強化状態・臨界状態への移行時間短縮
赤熱化した地面のスリップダメージ強化
クエスト時間が30分に短縮マム・タロト 新たな状態「怒り荒ぶる状態」が解放
新モーションの追加
エリア1・4(覚醒後)のBGM変更
溶岩化のスリップダメージ強化ネルギガンテ 初期位置の変更
第2形態への移行早期化
新モーションの追加
破棘滅尽旋・天の使用率増加
戦闘時、クエストクリア時のBGM変更*7
白棘が硬化するまでの時間減少
疲労状態時間の短縮
- 縄張り争いが設定されている歴戦王のクエストでは、相手となるモンスターが確定で乱入を行う。
相手のモンスターは縄張り争いを発生させると終了直後に、誘発に失敗してもしばらくすると立ち去る。
言うなればハンターが活用できるダメージギミックの一つなので、有効に利用したい。- ただし、ヴァルハザクの相手をするオドガロンは立ち去らずに終始居座っている。
こちらはヴァルハザクにダメージを与えられないが、定期的に縄張り争いを起こして
ヴァルハザクに隙を作ってくれるため、スリンガーこやし弾で逃がしつつこちらも有効活用したいところ。
- なお、ナナ・テスカトリのクエストにもテオ・テスカトルが乱入するが、
これらは「縄張り争い」ではなく「炎王龍との絆」「炎妃龍との絆」という協力技を繰り出してくる。
一応、この協力技を行ったらテオ・テスカトルはすぐさま退場となるが、
この協力技は両者が粉塵纏い状態になるまで繰り出されることはない。
そのため、それまでは2頭の歴戦王を相手にしなければならないので注意が必要である。
まぁ、協力技を出されたら出されたで尋常ではないダメージを食らうことになるため、
どちらがマシかは人によるところである。
- ただし、ヴァルハザクの相手をするオドガロンは立ち去らずに終始居座っている。
MHW:I
- Ver.13.05よりマスターランクにおける歴戦王が追加された。
今作で実装された歴戦王とクエスト名は以下の通り。
モンスター名 クエスト名 初配信日 歴戦王ネロミェール 溟鳴り遥か遠く 2020年5月1日 歴戦王イヴェルカーナ 六花が静かに眠るなら 2020年10月16日
- 主な強化点・変更点は以下の通り。
詳細は各モンスターの記事を参照されたし。
- 今作で登場した歴戦王は上記の2種のみで、他にMHW:Iで登場した古龍である死を纏うヴァルハザク、
悉くを殲ぼすネルギガンテ、アン・イシュワルダ、ムフェト・ジーヴァ、アルバトリオン、黒龍ミラボレアスには歴戦王が存在しない。
また、上位時点で登場した歴戦王に関してもマスターランクの歴戦王個体は存在しない。- MHWorldで歴戦王が登場したモンスター、および通常種が歴戦王だった特殊個体2種についてはともかく、
その他の超大型モンスターに歴戦個体/歴戦王が追加されなかった理由は不明である。
もっともアップデートが行われた時期にはコロナ禍が発生し、タイトルアップデート第4弾の配信延期などの実害も生じていたため、
「歴戦王化の予定があったものの、なんらかのトラブルによってお蔵入りになってしまった」
という推測がプレイヤー間ではなされている。
- MHWorldで歴戦王が登場したモンスター、および通常種が歴戦王だった特殊個体2種についてはともかく、
- MHW:Iにて追加されたネロミェール、イヴェルカーナの歴戦王には乱入モンスターは登場しない。
そのため討伐の邪魔をされることはないが、縄張り争いによるダメージが狙えない点に注意したい。
禁足地の個体
- 東西緩衝地帯及び東地域、通称禁足地においても歴戦王個体が登場している。
こちらの歴戦個体は地脈を流れる生体エネルギーではなく、
龍灯から生まれ、錬竜脈を流れる竜乳エネルギーの影響を受けた個体となっている。- 新大陸の歴戦王と比べて最も異なる部分は古龍種ではないモンスターが歴戦王となっている事。
現状のところ、禁足地ではゴグマジオスを除いて古龍種が全くと言って良いほど確認されておらず、
その代わりか生態系の頂点に君臨する「頂点捕食者」に歴戦王個体が確認されているようだ。
- 古龍種ではないため、捕獲が可能になっている。
一部では罠や麻酔を無効化するのではないかと恐れられていたようだが、流石にそうした特別待遇はないようだ。
- 新大陸の歴戦王と比べて最も異なる部分は古龍種ではないモンスターが歴戦王となっている事。
- 禁足地において、歴戦王個体がどのような経緯を経て誕生するのかは分かっていないが、
かつて狂竜ウイルスの影響を受けた龍灯がその凶暴性の因子を竜乳に含めてしまい、
生物濃縮のようにして生態系の上位に立つモンスターを狂暴化させた事例が存在していた。
歴戦の個体も竜乳エネルギーの作用によるものである事、
頂点捕食者に歴戦王個体が確認されている現状と合わせると、なかなか面白い考察が出来そうである。
- 今作における通常の歴戦個体と同じく、歴戦傷と呼ばれる古傷もしっかり存在している。
数や場所、傷破壊後のダウン時間まで通常の歴戦個体と同様であり、歴戦王独自の仕様といったものは存在しない。
MHWilds
- 無料タイトルアップデート第1弾配信以前より、
歴戦の個体を超える強さを持つモンスターが登場するとの告知が存在しており、
ワールドプレイヤーの間では歴戦王が復活するのではないかと考察されていたが、
モンスターハンターワイルズショーケース:2025.3.25にて正式に告知。
遂に禁足地にも歴戦の王たる個体が登場する事となったのである。- MHW(:I)の時と大枠は変わっておらず、イベントクエストでの登場となっている他、
クリアする事で「○○の狩猟証γ」が配布され、それを用いて上位α・β防具とは外見・性能が異なるγ装備を生産できる。
また、オトモ装備も新しくγ装備が生産可能になり、一部護石の強化もできるようになる。- γバージョンのハンターの防具およびオトモ装備は狩猟証を手に入れた時点でリストに現れるが、
護石の強化は該当する護石を持っていない場合ゲーム内で気付く手段がない。
情報を得ることに抵抗がなければ、狩猟証を要求される護石を調べておくといい。
- γバージョンのハンターの防具およびオトモ装備は狩猟証を手に入れた時点でリストに現れるが、
- また、今作ではチャレンジクエストの一環である「フリーチャレンジクエスト」にも登場している。
闘技場ではなく汎用フィールドでの討伐を目的としており、捕獲が不可能になっている。
歴戦王という最高峰の強敵に対してタイムアタックに挑戦することが可能で、ランクによっては限定のチャームを入手できる。
MHWorldでは4ヵ月ちょっとで登場していたことを考えると少し早め。 - MHW(:I)の時と大枠は変わっておらず、イベントクエストでの登場となっている他、
- バウンティの一つである歴戦の個体の狩猟に関しては歴戦王を狩猟しても満たされる。
このため歴戦王を狩るつもりであれば、一種のボーナスバウンティと言える。
- 当初は期間限定イベントクエストという形で遊べるコンテンツであったが、
ユーザーからの強い要望を受け、歴戦王ウズ・トゥナ解禁日に併せてクエストの常設化が決定。
既に実装されていた歴戦王レ・ダウと共に歴戦王クエストが常時配信される形に改められた。
そしてVer.1.040では★8のレ・ダウとウズ・トゥナ及び★9のヌ・エグドラ、
Ver.1.041では★9のジン・ダハドのクエストがオフライン状態でも受注できるようにされた。
- Ver.1.041では歴戦王アルシュベルドの他、これまでに登場した歴戦王の★10クエストが追加された。
このランクのクエストからは古びた武器片や重鎧玉の他、新たに
レア度の高い鑑定護石が入手しやすい「古びたお守り」、
巨戟アーティア武器の復元強化などに使用できる「歴戦錬磨の証」が入手できる。
また、歴戦王のモンスターを複数相手取るクエストも登場している。- 歴戦王以外の★10クエストには特殊な歴戦ププロポル、
ゾ・シアとゴグマジオスの強化個体のものがある。
特にゾ・シアはクエスト特有の報酬が無い分、他のモンスターより多くの護石や証が出る。
- 歴戦王以外の★10クエストには特殊な歴戦ププロポル、
- 大集会所の交わりの祭事とほぼ同時期に配信開始されるのが恒例となっている。
交わりの祭事では、ログインボーナス等で貰えるチケットを使用して祭事防具を作成出来るのだが、
配信開始された各歴戦王と属性耐性の面で非常に相性が悪いのも特徴である。
- なお個体の強さに関しては、★8と★9のクエストに登場する個体は◆◆◆、
★10に登場する個体は◆◆◆◆◆に統一されている。
- 実装されている歴戦王は以下の通り。
モンスター名 クエスト名*9 クエストランク 初配信日 歴戦王レ・ダウ 無言の閃耀 ★8 2025年4月30日 吹き荒べ、閃煌の嵐 2025年5月7日 楼蘭の睥睨者 ★10 2026年2月18日 歴戦王ウズ・トゥナ 漣の古き都に眠れば愛し ★8 2025年7月23日 啼き濡れろ、怒りの叢雨 2025年7月29日 トゥオネラの番人より告ぐ ★10 2026年2月18日 歴戦王ヌ・エグドラ 闇き漁火よ、呪われてあれ ★9 2025年10月22日 焼け落ちろ、黒岸の奈利 2025年10月29日 黒き揺り篭の吾子 ★10 2026年2月18日 歴戦王ジン・ダハド ジュデッカの心臓 ★9 2025年12月24日 凍え知れ、安寧の睡郷 2026年1月7日 東方の鐘冴ゆ道は凍えけり ★10 2026年2月18日 歴戦王アルシュベルド 孤独から出でし君という自由 ★10 2026年2月18日 生き誇れ、野生の仔 2026年3月19日
- 主な強化点・変更点は以下の通り。
詳細は各モンスターの記事を参照されたし。
名前 強化点・変更点 レ・ダウ 新モーションの追加
閃光耐性の強化
放電攻撃(中)の威嚇動作撤廃
放電攻撃の範囲拡大
一部の放電攻撃後に追撃発生
蒼雷晶まとい状態での攻撃時に追撃発生
巣の追撃の範囲拡大
体力が通常個体の約二倍ウズ・トゥナ 新モーションの追加
閃光耐性の強化
撃墜ダウンの時間短縮
前脚やヴェールの弾肉質硬化
ヴェール耐久値の大幅増加
ヴェールを纏い直す際、モーションをキャンセルされてもヴェールを強制的に纏うヌ・エグドラ 新モーションの追加
一部攻撃動作高速化
拘束攻撃の威力値強化
怒り状態時に周囲にスリップダメージ発生ジン・ダハド 新モーションの追加
ブレス後の氷柱巨大化
思考ルーチン変化
属性肉質の軟化
冷気大放出が強制即死技仕様に変更アルシュベルド 新モーションの追加
攻撃パターンの大幅変更
閃光耐性の強化
一部攻撃動作高速化
拘束攻撃拘束中のスリップダメージ強化
鎖刃解放状態の解除に属性ダメージ必須化
龍属性大爆破の使用率増加
全属性肉質の軟化
体力一定値以下で竜乳結晶を生成する攻撃や傷口を高速で再生する能力の追加
戦闘時のBGM変更
余談
- ドスの称号よろしく、本来は歴戦の個体や歴戦王の存在しないモンスターでもイベントクエスト等で
超強化を施された個体をプレイヤーが歴戦王の称号を付けて呼ぶことがある。
歴戦王ドスジャグラスや歴戦王クルルヤックなどが該当する。
関連項目
システム/歴戦の個体
システム/イベントクエスト
システム/カスタム強化
システム/装飾品
アイテム/龍脈石
武器/アーティア武器
システム/傀異克服古龍 - MHR:Sで登場した強化個体より上位の存在。歴戦王と異なり完全に別種として扱われる
歴代作品の特殊な強化個体
※注釈は初登場作品
システム/狂竜ウイルス - MH4
システム/極限状態 - MH4G
システム/獰猛化 - MHX
システム/歴戦の個体 - MHWorld
システム/歴戦王 - MHWorld
システム/傀異化 - MHR:S
世界観/黒の凶気 - MHST
世界観/凶光化 - MHST2
世界観/凶異化 - MHST3
システム/次元変異モンスター - MHNow