システム/火傷

Last-modified: 2023-03-09 (木) 10:37:13

ステータス異常の一つ。火属性やられとは異なり、現在ではMHF、MHXR、MHSTシリーズでのみ発症する。

目次

概要

MHF

  • 「特殊地形ダメージ」とも呼ばれ、受けると体が燃え上がって体力が減っていく。
    エスピナス希少種のブレスで発生した火の海が初出で、
    以後、ラヴィエンテやテオ・テスカトルやイャンクックの特異個体、
    辿異種リオレウスやグラビモス等、使い手は増加していっている。
  • MHFの地形スキルはMHP2以前の仕様を引き継いでいるため、
    地形ダメージを無効化する事ができないのであるが、
    この火傷についてはモンスターによっては機能し、
    概ね、地形ダメージ減【小】で軽減、【大】で無効化が可能となっている。
    ただし、何方の段階も軽減に留まったり、
    全く効果を発揮しないモンスターもいるため、注意が必要である。
  • 本来の意味での火傷とは火炎・熱湯や高温物体、熱線などに触れてできるただれの事である。
    MH世界の火傷は前述のようにエスピナス希少種の炎ブレスの範囲に入ると発症するが、
    範囲から出てわずか数秒で完治したり、エスピナスを攻撃して転倒させれば一瞬で治ったりする。
    これもハンター達の持つ驚異的な回復力の成せる業なのだろうか……。

MHXR

  • メインシリーズにおいて火属性やられとなる攻撃を食らうと、MHXRでは火傷状態となる。
    また、火属性が割り当てられたブラキディオスの粘菌爆発など爆破属性の攻撃にも火傷効果が付与されている。
    体力ではなく武技ポイントがどんどん減少していき
    火傷状態の解除までに大量の武技Pが削られてしまうこともよくある。
  • 対処法は火属性やられとほぼ同じだが、前転回避が4回(水辺では1回)必要。
    本作ではランスやガンランスでも一瞬で納刀が可能なので、
    「納刀速度が遅く、かつ回避手段がステップである武器種は解除に時間がかかる」といったことは起こらない。
    ただしステップや双剣の鬼人回避などでは消えない。

MHST

  • メインシリーズにおける「火属性やられ」が名を変えてMHSTに登場。
    アイコンは火属性やられと同じ火マークで、ターンごとに徐々にHPを奪っていくという基本的な効果は、
    や火属性やられとほぼ同じである。
    数ターン経つことで自然に治るほか、アロエ草ややけど薬、万能ウチケシ薬などを使っての治療も可能。
    なお、厳密には本作においては「やけど」と平仮名表記。
    • 毒と同じく、戦闘中にスリップダメージでHP0になれば力尽きるが、フィールド上ではHP1まで減るに留まる。
  • 完全に火属性やられと同じかと言うとそうでもなかったりする。
    やけどを起こす可能性のある攻撃を受けた際に一定の確率で発症」という条件があり、
    ライダーやオトモンの場合、たとえ火耐性が万全に備わっていたとしても発症する時は発症する
    ポケモンシリーズのほのおタイプのように火属性だからといってやけどにはならない、なんて事は無いので注意しよう。
    予防するためには「やけど無効」か「継続ダメージ無効」のパッシブスキルを持っていなければならない。
    • 一方、野生モンスターのやけど耐性は基本的に火属性に強いモンスターほど発症しにくく、
      それ以外のモンスターは発症しやすい傾向にある。なぜか高火耐性なのにやけどは効きやすいモンスターもいるが…
      • 完全に無効化するのは常に溶岩の中にいるアグナコトルとテオ・テスカトルのみ。
        火耐性が高いグラビモスには通りにくいながらも少しは効くし、ウラガンキンはなぜか無耐性である。
        なお、アグナコトルは亜種も通りにくい。火属性自体はよく通るのだが…
  • やけどを起こす攻撃はほとんどが火属性の攻撃だが、中には例外もある。
    例えば大タル爆弾無属性の固定ダメージに加えやけどを与える可能性がある。
  • フィールド上では、ドヴァン火山などの通常通り歩ける溶岩地帯を
    一定時間以上踏んでいると、毒沼で毒状態となる場合と同じようにやけどを発症してしまう。
    このような地形に踏み込む際には防具や護石、耐焼遺伝子による「やけど無効」のスキルが欲しいところ。
    • なお、ライドアクション「マグマ移動」を持っている地形による発症はしないほか、
      毒沼と同じく「ジャンプ」で接地時間を減らすことでも対処可能
  • パッシブスキル「やけど率増」で発症率を高められるほか、「やけど長持ち」で効果時間を長くすることもできる。
    やけどを戦略に組み込みたいのであれば是非ともこれらのスキルを利用したい。
    その他、やけど状態の相手を治療する代わりにダメージを増やす火傷チェイサー」という特技もある。
  • 相手モンスターの組み合わせによっては毒と同時に発症してしまう場合がある。その場合は
    スリップダメージが重複してしまうため、万能ウチケシ薬を使ってでも早急に治療したい。

MHST2

  • 続編であるMHST2にも登場。
    アイコンは火属性やられと同じく火マークで、毎ターン最大HPの6%のダメージを受ける。
    また、今作より基本防御力10%ダウンの追加効果もある。
  • 基本的な仕様は前作と同様で、基本的には火属性の攻撃で発症する。
    しかし、今作からは「無効」スキルが無くなり、「耐性」スキルへと弱体化。
    完全無効とするには耐焼遺伝子【特大】の最大強化時か、やけど薬の使用で一定ターン無効の付与に留まる。
    これは毒やマヒも同様である。
  • 相手のやけど状態を治す代わりに大ダメージというチェイサー系の特技は「火傷チェイサー」が無くなった。
    代わりにライダーは一部のハンマー装備時に、爆破やられかやけどでダメージ増の「爆火チェイサー」
    「超爆火チェイサー」が使えるほか、オトモンは全状態異常に対応する「オールチェイサー〇」
    (〇はタイプを示すP・S・Tのいずれかが入る)が使える。

余談

  • メインシリーズでも、トレンドやサポート行動がボマーのオトモアイルーが、
    爆弾による火傷を理由に撤退する事があるので、
    状態異常としてではないが、火傷自体は存在すると言えなくもない。
  • MHシリーズ以外でも火傷状態と言う状態異常はよく出てくるが、
    毒状態との差別化のために、効果中には攻撃力や防御力が下がったり、特定の技が使えなくなったりなど、
    体力の消耗以外にも様々なデメリットが追加されるケースが多い。
    MHシリーズではそのような効果は無かったが、MHST2においては防御力ダウンが追加されている。

関連項目

システム/火属性


*1 ついでに毒も無効なので、アンジャナフに関してはどちらかというとスリップダメージそのものに耐性を持っている扱いのようだ。