システム/環境生物/スカベンチュラ

Last-modified: 2022-03-17 (木) 16:42:23

MHWorldにて登場した環境生物の1種。

概要

  • 骨塚の周辺に複数現れる。普段はアイテムが採取できる骨塚に重なるように配置されており、ほぼ動かない
    ハンターが近づくと逃げていき、地面に潜っていくが、数が多いため捕獲にそう苦労はしないだろう。
    骨塚という判りやすい出現場所の目印があり、骨塚に遠くから捕獲用ネットを射出してみると
    特に狙ってもいないのに2匹程度は同時に捕まえられる。
    • 瘴気の谷において「情熱の生物調査員」から依頼される重要バウンティ
      このスカベンチュラ5匹の捕獲が達成条件となっている。
      ただし、ストーリー中で二回訪れる瘴気の谷での「任務探索」時には調査員NPCが登場しないため、
      通常の探索で生物調査員が居るタイミングでないとこのバウンティは発生しない。
      達成すると新たな食材「ビッグサーロイン」が追加される。
    • あまり密集しないため一度に複数匹捕まえるのは難しい上、
      1匹ごとの調査ポイントは8ptsと少なく、調査ポイント稼ぎにはあまり向いていない。
  • 前述の「情熱の生物調査員」が記したメモによると「腐ったお肉がだ~い好き」とのこと。
    「私も瘴気の谷で命を落とせば、骨になるまで綺麗に平らげてもらえるかも!」との感想もある。
    直後に冗談めかすものの、捕獲達成後に本人と話すと同じような発言をする。
    あまり想像したくないビジュアルである
  • マイハウスには、二等マイハウスから配置できる。特に目立つアクションをとることはなく、普通に地面を歩き回る。
    若干脚の動きが怪しい
    ベッドに座って餌を撒くと、短時間ながら寄ってくる。まさか死肉を撒いているのだろうか…
    • なお、地面であれば配置できるので、特等マイハウスの場合は最大7匹ものスカベンチュラを配置できる
      群れを成す生態を再現したい人やクモ好きの人には良いだろうが、
      特等マイハウスの優雅な雰囲気がぶち壊されるため、あまりお勧めはできない。
      ルームサービスやハープを弾くアイルーたちにものすごく嫌がられそうでもある。
    • さらに柱にカスミジョロウを配置すれば、合計8匹ものクモをマイハウスに配置できる。
      クモが好きなら一度試してみるといいかもしれない。
      尤も、そのためにはスカベンチュラを7匹以上捕獲していないといけないのだが…。

余談

  • 本種の主食は屍肉とのことだが、現実のクモで大型生物の死肉を主食とするものは確認されていない。
    殆どのクモが生きた虫などの小動物を食べるが、植物食のものも一種類だけ確認されている。
    この植物食性のクモは、タンパクなどの栄養を豊富に含む芽のような部分を食べるのだが、
    これはアリと共生する植物がアリの餌として用意するもので、言うなれば盗み食いのような生態を得た生物である。
    • スカベンチュラは食餌に群がる程度だが、
      巣を張るタイプのクモでは、群れ全体で狩り用のクモの巣張りや子育てをする種が実在する。
  • 集団で死体を食いつくすとされているが、牙を剥いてバリバリ齧っていくのか、
    現実のクモ同様に体外消化をするのかは不明なところ。
    クモを含む節足動物の体外消化は「獲物に消化液を注入して、液状になった中身を吸う」というものなので、
    強靭な顎や歯がなくても大きな物が食べられる反面、食べきるまでに時間がかかる。
    スカベンチュラが体外消化型の生物だったなら、「死体を食べ尽くす」光景は案外のんびりとしたものかもしれない。
    • 人間が胃に収められる量の食べ物を長くて5時間ほどかけ消化するのに対して、
      体外消化のクモは自分の体と同じぐらいの大きさの獲物を食べられるが、その食事にたっぷり一日かけたりする。
    • 骨に残った肉を細かく掃除していくなら、節足動物仲間のサソリなどのように、
      鋏角で肉をつまみ取りながらちまちまと食べていくのかもしれない。
      いずれにせよ、瘴気の谷に落ちた死骸の序盤から中盤にかけた分解を担う生物と言えよう。

関連項目

システム/環境生物
システム/環境生物/カスミジョロウ
世界観/スカベンジャー