システム/環境生物/ピンクパレクス

Last-modified: 2023-03-30 (木) 10:17:14

MHWorldにて初登場した環境生物の一種。
MHW:Iにて新たに登場した近縁種のグラスパレクスについても記述する。

概要

  • 各地の水場に生息している魚で、その名通りピンク色の身体と一際鮮やかなピンク色のヒレが特徴。
    ヒレがトゲ状になっており、太古の昔から姿を変えずに生きているらしい。
    パレクスとはデボン紀に生息していたとされる魚類で、こちらも各ヒレに鋭いトゲを持っていたようだ。
    • 魚影や色味が若干サシミウオと紛らわしいが、
      こちらは背ビレが3つほど連なっており、その点を意識すると暗い場所でも見分けられる。
  • MHWorldにおいて「釣りでも入手できる魚」は捕獲成功時にアイテムを同時入手できる種が多い。
    しかし、ピンクパレクス類は捕獲に成功してもアイテムを同時入手できない
    このような特徴は「釣りでは入手できない魚*1」では珍しくないものの、
    釣りが可能な魚においてはレア種のダイオウカジキ類やカセキカンスくらいである。
    調査ポイント15ptsは入手できるが、他の魚も同等以上のポイントを有している。
    そのため存在感が無いだけならまだしも、
    アイテムを目的として釣りや漁に勤しむハンターから外道*2扱いされてしまう不憫な魚である…。
  • 古代樹の森にいる「孤高の魚類調査員」からの重要バウンティとして、
    このピンクパレクス1匹の捕獲が提示される。
    バウンティを達成すると、食材に「勇気ウナギ」が追加されるため是非やっておこう。
    • ゲーム最序盤では任務探索として古代樹の森に訪れる機会が必ずあり、
      最初に遭遇した現地調査員が彼だったという人が大多数を占めているだろう。
      クルルヤックの顔見せとなるこの任務探索では他の現地調査員も配置されているが、
      「老練の獣人族学者」はBCから脇道に逸れた所にいるためやや見落としがちで、
      「情熱の生物調査員」に至っては目的地のすぐそばで緑に紛れて見過ごすことも。
      そんな他二名と比べ、BC真正面の池で釣りをしている魚類調査員は見付けやすい。
      MHW発売前には新仕様であるバウンティ自体の紹介としてこの依頼が取り上げられ、
      実際に彼を通じてバウンティの仕様に慣れていった人もいることだろう。
    • 彼に話しかけると重要バウンティ対象の魚を釣る際のコツも教えてくれるが、
      アドバイスを一切無視して捕獲用ネットで強引に捕っても一切文句は言われない。
      開発いわく手段については大目に見てくれている様子。
      とはいえ、彼のアドバイスには釣り場所などのヒントもあるため、聞いておいて損はない。
  • 巨大種としてドスピンクパレクスも存在し、各地に低確率で出現する。
    ピンクパレクス自体の生息地が多いので、この巨大種も比較的見かけやすいかもしれない。
    捕獲時の入手調査ポイントは200pts。巨大種としてはそこそこのポイントとなる。
    • こちらもアイテムは同時入手できない。その分説明欄に余裕があったようで、
      「どれほどの時を生きていれば、この大きさになるのか…」と雑感が記されている

グラスパレクス

  • MHW:Iより新たに登場した狩猟地である渡りの凍て地の水辺には、
    それまで各地に分布していたピンクパレクスの姿は確認されていない。
    寒冷地であるこの地では代わりに近縁種と見られる本種が登場する。
    グラスの名が示す通りこの魚は透明な魚鱗を有している。
    その特徴のせいか体が透けており内臓が見えているため少々不気味。
    • 孤高の魚類調査員が記したメモにも奇妙な魚と称されるほど。
  • 捕獲してもなぜか12ptsしか得られずピンクパレクスより価値が低いようである。
    また、ピンクパレクスと同様にハンターが所持可能なアイテムは落とさない。
  • そんなグラスパレクスではあるが調査員に2度に渡って重要バウンティを依頼される。
    1度目はグラスパレクス1匹の捕獲でありこれは条件を問われないため
    アドバイス通り釣り竿で釣り上げてもこれまたアドバイスを無視してネットを投擲して捕獲しても達成できる。
    2度目の依頼は本作から導入されたサイズ測定で最大金冠のグラスパレクスの捕獲を依頼される。
    この時のアドバイスで金冠が出現しやすい条件を教えてくれる。晴天時の昼である。
    ハンターノートから確認できる環境生物図鑑にも記されているため
    達成を狙うならその時間帯の水辺に根気よく釣り竿を投げよう。
    こちらも捕獲用ネットで目的の個体を捕獲して達成できなくもないが
    1度でもネットを射出してしまうと魚たちがスレてしまい
    しばらく水辺に魚が出現しなくなるので、ここは素直に釣りで狙おう。
    • また、金冠個体とは別にこちらも巨大種ドスグラスパレクスが存在しており
      こっちを捕まえても上記バウンティの達成にはならない。
  • 余談ではあるがこのグラスパレクスは90cm前後の大型の透明な魚である。
    しかしながら、現実世界で透明な魚というものはレプトケファルスと呼ばれる
    カライワシ上目のウナギやターポンなどの稚魚形態か熱帯の淡水に生息する
    小型なナマズの一種であるキャットフィッシュぐらいしか見られない。
    なぜならば大型になってくると活動に必要な血液、
    いわば赤色色素を有するヘモグロビンが体積に応じて全身に必要となり
    透明な身体を維持したまま生命活動を行うということはありえないのである。
    しかしそこはモンハン世界。過度なツッコミは厳禁であるし、
    そもそも我々のよく知る現実世界の法則とはかけ離れていることだってあり得る。

関連項目

システム/環境生物


*1 捕獲用ネットでのみ捕獲可能。
*2 釣り用語で、目的以外の魚のこと