- 当記事ではマラクジャ群島群島に関連する発見物の記載を扱っている。
マラクジャ群島群島以外の発見物や、基本的な事項は下記の記事を参照されたし。
目次
発見物一覧
マラクジャ島
- 竜爪の銀円環
- マラクジャ島の遺跡で発見された、竜の爪を使った冠の秘宝。
樹脂でコーティングして劣化を防いでいる。
これを所有する者に森羅万象の知識を与えるという伝説が残っており、マラクジャ島一帯には竜信仰があり、数多のものに触れる竜の爪は知識を象徴するものとして扱われ、識者に渡されていた。
石版には「被りし爪、その力を持って知識を智慧とす。其を宝とす」と書かれていた。
- 成長の古代碑
- ハンターの絵が描かれた窪みのある石碑。古のハンターはこの石碑から力を得ていたと言われる。
真ん中には紋章石と同じブリリアントカットされたダイヤモンドのような模様が描かれている。
輝石を媒介にすることでハンターに力を与えてくれる。
秘宝から出た光を吸い込むことで輝きが増し、レベル上限が解放される。
古文書にその存在が書かれていた。
- さえずり水晶
- 耳に当てると人の声が聞こえてくるという不気味な水晶。
その声がどこから響くのかは謎に包まれている。
洞窟から聞こえて来た人の声は、この石の声が洞窟で反響して聞こえていたもの。
ガヤの音を自動で出してくれるとして、演劇関係者の注目の的になっている。
- カガミ蝶
- 鏡の様に光を反射する羽を持つ蝶。
小さいため一匹では大した光量にはならないが、複数のカガミ蝶が集まって拡大鏡を作り、
その光によって外敵から身を守ると考えられる。
農家が目を付け、カガミ蝶の原理を使って植物にまんべんなく光を与えようとしている。
- テナライ鏡
- 位の高い人の身代わりとなって死んだ人間への供物。
探検手帳によれば、アドポの丘に、風化した石碑と共に置かれていたようだ。
かのお方はこの犠牲により命の危機を逃れたとのこと。
権力者の代わりに自ら亡くなった人への供物であると文字で書かれている。
供物のため、発見後に元の位置に戻されることになった。
ランバイ島
- 黄金鮫の鱗盃
- ランバイ島の遺跡で発見された、輝く黄金の鱗で仕立てられた盃。
鮫の鱗で作られており、淵のギザギザは鮫の牙でできている。
不浄を清める力があるとして、古代人が儀式を執り行う際に用いたとされている。
黄金は塗料ではなく元来の色であるため黄金の鮫が古代にはいたと思われ、
「捧げし鮫の盃 其は神に捧ぐ血の契り 黄金の宝はケガレを癒す」という文言が石版に書かれている。
モンスターに感謝するとともに悼む意図で盃にはモンスターの血を捧げていた。モンスターと人間の共存を果たしていた証左。
- 成長マーブル
- 水分を含むと体積が大きくなる石。雨の日には地形が変わるほど膨張してしまうことがある。
水で膨らむ性質から土嚢として土木工事に利用しようとされている。
地下水への対策に便利ともっぱらの噂。
- ただれマスク
- 強毒の染みついた赤銅色の仮面。染みついた強毒は触れるだけで炎症を起こす。
元々は防毒マスクだったが毒地に行き過ぎて毒がしみ込んでしまった。
探検手帳によれば、スルビ砂丘の奥地には木々の痕跡があり、
それらはどれも毒に侵されており、昔は毒の森だったと思われる場所に、
このマスクがあったという。
- キセイ虫
- 普段は大きな動物やモンスターに寄生して過ごしているが、
年の終わりから初めにかけて、宿主のモンスターを操り、巣穴に戻る習性があり、
巣穴に帰った後は寄生せずに群れている。
水場に動物を連れてくることで水棲生物に餌を提供し、生態系に大きな貢献をしている。
- ヒカリトカゲ
- 日陰にいる時は光を放ち、日向にいる時は真っ黒になるトカゲ。
その光は、夜の虫を集め捕食をするためと考えられる。
灯りを消した瞬間に現れるトカゲにかなりびっくりさせられるらしく、パーティーグッズとして人気。 - 蜘蛛の巣回廊
- ランバイ島の東に発見された洞窟。地図通りに行っても違う場所に出てしまう不思議な場所。
迷路のような小さな地下道がどこに繋がっているのか調査が行われている。
- ウォウルフ
- 普段は草食で大人しい魚だが、あるきっかけで急に肉食の凶暴な捕食魚になる魚。
全身を覆うくらい毛が生えてくるので見た目の変化も分かりやすい。
丸いものを見ると変身してしまう。名前は「魚(うお)+ワーウルフ(狼人間)」か。
- 導き声の怪異
- ランバイ島の洞窟の奥から聞こえてくる不思議な声の怪異。
その声は古来より旅人を導いたと言われる。実際は迷った人を導くのではなく、その声で異界へ連れ込む怪異。
- 深淵の大空洞
- ランバイ島北部の大きな穴。地底のずっと奥深くまで続いており、また垂直にのびる縦穴のため、調査が難航している。どこが底か計測できず、なぜか空から石が降ってきたという報告がある。
- タンザク木の葉
- 薄く丈夫な葉をたくさんつける木。
古代では、タンザクの木の葉を集めて紙として利用したこともあったらしいが、今ではタンザクの木の数は減少してしまった。
探検手帳によれば、パク平地の道を進んだ先にこの樹が生えており、探検手帳の補強素材として、大量の葉を拝借したようだ。
- アクマツノ貝の化石
- 二股に枝分かれした巻貝の化石。貝の中身の皮が化石化している。
その名の通り、石版の記述には「悪魔の角」とも言われていた。
アメフラシのように貝殻が退化し小さいのに比べて本体がとても大きく、外敵が現れた際は、貝殻にこもらず鋭い角で応戦したという。正確なサイズは表皮の状況から、1メートル以上はあったと思われる。
大きさを考えると悪魔のような、というのがオーバーではないと感じるとか。
- 聖炎の灯
- 中に不揮発性の燃料が詰まった小つぼ。ツボは火薬でできているので投げると爆発する。
火祭りの儀式において燃料として用いられていたと推測される。火祭りは冬が終わる時に古道具を燃やし、商売繁盛を祈る習慣。
- アンモブライト
- 暗闇で光を放つ平らな巻貝の化石。
深海の生物らしく、自ら光を放つことで視界を確保していたと推測される。
巻貝の内側が鏡のようになっており、そこに古代の光が入った後、
反射し続けていると考えられる。内部がどんな構造になっているかは不明。
- 狗竜の女王
- 本来ドスジャギィがつくべき王の座についたジャギィの雌。
通常のジャギィやジャギィノスよりも力強い個体だが、
ドスジャギィほど大きな力は持っていないようだ。
ボスになった理由は孤島に狗竜の女王以外の雌がいなかったため。
- 浮遊水晶
- 空中に浮いてしまうほどに静電気を発する紫色の水晶。
非常に脆く、触っただけでも砕けてしまうため、発見よりも持ち帰ることの方が難しい。
内包する静電気の所為で身に着けると髪が逆立ってしまうため、宝石としてどう扱うか悩まれている。
- キノコノコ
- 木に寄生した茸から生えてくる茸。
キノキノコに寄生された茸はやがて傘を覆い隠されしぼんでしまう。
調べた結果、キノコに寄生したキノコノコに寄生したキノコノコが発見された。
フェイジョア島
- 尾喰い蛇の輪
- フェイジョア島の遺跡で発見された、とぐろを巻く蛇の形をした腕輪。
自らの尾を噛む蛇は再生を意味し、持つ者には不屈の心が宿るという。
「尾を噛みし蛇、其の宝は力を示すもの不屈の闘志は戦場を統べる」という文言が石版に書かれている。
金属でありながら常温で伸びる、現代の技術にはない合金が使われている。
優秀なハンターに代々受け継がれるもので、数多の人が装着できるように伸縮できるように作られている。
- 孔雀岩
- 光を当てると、表面に複雑な縞模様が浮かび上がる美しい石。
光の向きにより様々な模様に変化するという神秘的な性質を持つ。
下から光を当てて、色鮮やかなライトアップとして使われるらしい。
- 鎮魂花
- 動物やモンスターの死骸に咲く花。
その不思議な性質から、魂を具現化したものだと古代、信じられていた。
花の種は動物の背中に付き、光合成もせずに宿主の養分を吸って咲くためかなり危ない。
- 果樹園の跡地
- 果樹が栽培されていたとみられる古代の大きな農園。
食用のものではなく、儀式に用いる奉納物となる果実が育てられていた。
中から、耳から入れられた毒で死んだ昔の王の骨が見つかった。
- 翠玉の冠
- 透き通った翠の石で作られた冠。
探検手帳によれば、サルディナ中州に慰霊碑があり、
慰霊碑の文字によれば、下記の英雄と呼ばれたハンターの没した場所らしい。
伝説に謳われしハンターの持ち物と思われ、何かの勲章ではないかと推察される。
翠の石は相当な大きさのエメラルドで石言葉は「安定」。
古代文字を解読した結果、安定をもたらしたハンターに贈られる品だと判明した。
古の危機を防いだハンターへの褒章。
- 長音の青銅鐸
- 儀式に用いられた柄付きの青銅鐸。
この青銅鐸を打つとかなり長く音を響かせるという。
探検手帳によれば、アマルガ樹海の森の奥に壊れた鐘楼があったらしい。
鐘楼の上には鐘はなくどこかに落ちてしまっていた。
- サダルメリクの水瓶
- 古代の王に注ぐ聖酒を入れる水瓶。
探検手帳によれば、この発見物は、
コルビーナ峡湾山の奥にある、玉座の跡と思われる場所に置かれていた。
黄金製の瓶の表面には、幸運と輝きを意味する古代の文字が彫られている。
中に「この者に災いあれ」という文字が書いてあった。
- 老人茸
- 食べることで老化をさせるキノコ。
その老化は外見だけではなく中身まで老化させる。
老化は一時的なもので、老いた皮を引っ張るとずるっと脱げる。
老いた皮を脱いだ後はちょっと若返った体になるらしい。
探検手帳によれば、カラ・アスー連山に様々な年老いたモンスターが集まっていた。
- ダンガンシェル
- 貝内で生成した真珠を穴から発射して外敵を追い払う貝。
致命傷を与えるほどの威力はないが、威嚇には十分。
指輪を入れてうまく真珠に育つまで待ち、飛び出さずに育ったら子宝に恵まれる、というまじないとして使われている。
- 魔除け草
- 動物が近づくと、その動物が最も嫌うにおいを発する草。
古代では疫病を持つ小動物を追い返すために利用されていたらしく、魔除けの名を付けられたようだ。
匂いの強さを応用して防腐剤を作ろうとしているらしい。
- ナイトガニ
- 小型の鮫に乗り移動する珍妙な蟹。
他の動物を乗り物として用いる姿、右の爪は剣、左の爪は盾のようになっていることから騎士の名を持つが、
外敵が現れると一目散に逃げる臆病者。
乗ったものの背中のツボを押して共生する習性があり、
その習性を利用して温泉街では風呂上りにツボを押させている。
- ひずみ石
- 手で押しただけでも変形してしまう、非常に柔らかい石。
ただし、熱すると途端に硬化し、その硬さはダイヤモンドに匹敵するほどにもなる。
焼くことで硬度が上がるのを利用して武器を作ろうという話があったが、
斬るたびに水分を吸って柔らかくなり最後はへにょへにょになってしまうために挫折した。
- 目覚めマスク
- 石膏と未知の鉱物で作られた古代のデスマスク。
ひとりでのまぶたを開くという、奇妙なからくりが仕込まれている。
後ろにつまみがあり、それを使って時間調整ができる。目覚まし時計として使う場合、
着けたまま寝るためとてもシュールな絵になる。
- 深き森の遺跡
- 森の奥深く、一部が土に埋もれていた構造物の群。
その出で立ちは、古代においても傍流な人の住んでいたところと思われる。
竜の体から人間を作れないかの研究をする実験場だった。自分好みの体を作ると手記には書かれていた。
- 巨大湖に浮かぶ星空
- フェイジョア島の北部の、巨大なカルデラ湖に映った星空。
透き通った湖には、夜空にないはずの大きな輝く星が現れるという。きちんと観測しても星の数が多い。
鏡には真実の姿が映るというので、もしかしたらこれが真の星空なのかもしれない。
- わんぱくブルファンゴ
- 小さいブルファンゴの群れ。
成体にもかかわらずとても小さいが警戒心が強く、すぐに襲い掛かってくる。
小さい体に油断してモンスターたちも許してしまったらしく、フェイジョア島で一大勢力を築いている。
- デンデンカ
- 特定の花の蜜にしか集まらない虫。
しかし、その花の場所には数多のデンデンカが密集するという。
さなぎの殻がすごく硬いため、殻を破るための補助として強酸性水が必要なため、強酸性水に集まる。
自然界に強酸性水はあまりないと言われるため、遭遇できるのは貴重。
フェイジョア島では、ドロネコ団が沼に酸を混ぜた事でデンデンカの大群が発生したが、
海竜の鱗に染みついた特殊な海水で沼を中和させたことで、自然といなくなった。
デンデンカ用の即効性虫除け剤のレシピが存在し、材料の一部は氷牙竜の甲殻が2個。
クプアス島
- 百角鹿の装飾
- クプアス島の遺跡で発見された、鋭い無数の角を持つ鹿を模した秘宝。
危機や不幸を退けるという伝承を持つその秘宝は、古代では剣のつばに用いられたと考えられている。
いくら鍛えようとも持ち上げられない重さで自らの限界を認めさせるもののため、
剣として使えないほど角が重い。これまでにないほど重い角のため、古代の鹿の角だと思われる。
だが剣は折れているため、これを振って壊した戦士がいるのではないかと考えられる。
石版には「角剣の試練、其は自らの力を知るもの この宝を以って戦士は戦士とならん」という文言が書かれていた。
- トゲトゲ卵の化石
- 長い年月をかけて水や泥が殻の内部に浸透して化石化した卵。
卵の周りに生えた棘は卵固有のもので身を守るための形と推測される。棘からは毒が垂れている。
発見されたものは中は空で、既に食べられていた。
- 古薬草
- 遠い昔、薬草として利用されていたらしい希少な草。
探検手帳によれば、ハイギョ川支流域の草むらに薬研が落ちていたようだ。
石版にはこのまま食べても問題ないと書かれているが、味は半端なく辛い。
現在は薬効成分がなくなり薬草として利用できないため、人間に乱獲されすぎたため、身を守るために、
長い年月を経て植物自体が変化したと考えられている。
- フウセン茸
- 千切って時間が経つと無色透明のガスを発生させる茸。
誤って食べてしまうと、ガスで体がぷくぷく膨らみ始め、宙に浮いてしまう。
ネコタク業界が一目置いており、
衝撃で空気を出せるようにできないか検討している。
「急停止の時に乗客を守るニャ」とのこと。
- ハッカ虫
- 夜になると腹部に小さな火が灯る甲虫。ミントの匂いを分泌している。
ハッカ虫の巣の付近にはミントの香りが漂うため発見はしやすいが、少しの衝撃で発火して死んでしまう。
ハッカ虫から取れる油は体に塗るとひんやりしてしかも虫よけになるため主婦に人気。
ただし、近くに火があると爆発しそうになる。
- ソリカエル
- 葉をソリのように使い、水面を滑走する愉快な蛙。
葉を曲げたりちぎったり加工に余念がなく、移動速度は水中を泳ぐ他の蛙と遜色はない。
水かきは退化しているため、実は泳げないらしい。
亜種にソリに乗ることができないのに葉っぱを持っている陸ソリカエルとでも言うべき不思議なカエルが存在する。
- 神啓者の象徴
- 古代において、数人とも言われる不思議な力を持つ神官に与えられた蒼光の宝玉。杖の接続部の形状をしている。
これらを持つ神官は、王の次に権力を持っていたと思われる。
宝石に何か別の古代の力が働いているらしく、本来の宝石にはない屈折率が計測された。
宝石自体の大きさや、カットの綺麗さは見るだけで古代の権力者の持ち物だと分かる。
探検手帳によれば、カルピンチョの森にある、教会と思われる場所に置かれており、
教会自体の風化は激しいが、威厳は保たれていたようだ。
しかし、その教会はギギネブラが破壊してしまったという。
- 輝泡玉
- 水に沈めると赤い泡を発生させる石。
非常に幻想的で美しい光景であるが水に浸すとこの宝石は溶けてなくなってしまうため、なかなか見ることができない。
石版によると「一瞬を楽しむ宝石」と書いてあった。
耐久性がない分、宝石かどうか難しいので、宝石商の間でも扱いに困っているらしい。
噂を聞いて富豪たちが集めようとしている。
- 岩砂糖
- テンサイが溶岩により煮詰められ島の雪原の冷気で冷やされることで生まれた偶然の産物である砂糖。
地層により圧縮され、かなりの硬度になっている。
自然が偶然作り出した高級食材として注目されている。
- 雪晶花
- 雪の結晶にも似た花弁を持つ花。
その形は、冷気で花の水分が凍って逃げないように形成されたと思われる。
クリスマスの飾りとして注目されている。
- 冷気鎮めの土偶
- 大寒波や雪崩などの災害防止を祈祷する儀式に用いられた土偶。
炎のモンスターの素材が使われていてほのかに温かい。
凍土に生息するモンスターを多く狩った古代のハンターの武器が土偶にあるため、モデルになったと考えられている。
- 縄跡模様の工芸品
- 縄で縛った跡のような模様が特徴の、古代工芸土器。
探検手帳によれば、アカピタ大雪山麓でメラルーが守って祭っていたらしい。
これを作るには、縄で縛った後に窯に入れる必要がある。
縄跡は封印を司る模様として認知されており現在も何かが封印されているようだ。
封じられているものを開けるのも、ということで今のところはそのまま保存されている。
- 太古太鼓
- 祭器の中でも特に古い木製太鼓。
石版に過去の遺産と書かれていた。石版よりもさらに昔のものなので音は鳴らない。
古文書によると、既に楽器として利用できないほど古かったらしく、さらに旧世代が作った遺物とされる。
そのため文化的価値がかなり高い。
この太鼓によって人々が思っていた以上昔に文明が存在したのでは、と議論になっている。
探検手帳によれば、グラティリ盆地にあった採掘場所の近くに存在した、
既に発掘された遺跡でこれが発見されており、この発掘跡は古く、ずいぶん昔に作られたようだ。
古代よりさらに古代に作られた遺跡らしい。
- 氷の壁の遺跡
- 壁が氷でできた大きな遺跡。
探検手帳によれば、イスラ川水源地の奥地に巨大な氷の壁があり、
その氷の壁には文明の跡と言うべき壁画があった。
中には氷で作られた様々な日用品が存在している。
大量の雪を圧縮して作られた壁は今なお壊れる気配はない。壁には壁画が描かれていたが、今では判別できない。
全ての物が氷でできているため持ち帰って調査することができなくて大変らしい。
- 人追い霊の怪異
- 猛吹雪の中の太陽光によって起こるブロッケン現象。
光の屈折により影が巨大化し巨人が追い回しているかのように見える。
何回か観測されたが、観測するとなぜか毎回影が1人分多く、しかも少しずつ大きくなっているらしい。
- 海上つらら
- 海の水蒸気や上昇気流に舞い上げられた水しぶきや雪が集まって急速に冷えて固まり、
重みに耐えきれずに上昇気流から外れ、海上にたくさんの氷柱が降り注ぐ現象。
- 焼け雪原
- クプアス島のピクイ大雪原に広がるだいだい色の雪原。
夜明け直前の日の光が雪に当たり、複雑に乱反射した結果、燃えているように見える神秘的な景色。
炎に見える技術を応用して炎の出ないロウソクを作ろうとインテリア業界が研究している。
- 寒がりバギィ
- 非常に寒がりな個体らしく、本来凍土に棲むバギィが群れから離れて孤島に居ついている。
寒さが苦手な個体のため、凍土に連れて行くと途端に元気がなくなる。
発見後はジャギィの群れの中で過ごし始めた模様。
カニステル島
- 覚醒の竜瞳石
- カニステル島の遺跡で発見された竜の眼球が結晶化したと言われる秘宝。
敵を威嚇するような瞳を持つそれは、モンスターに対する恐怖を克服する勇気を授けると信じられていた。
周りの細工は全て貴金属によるもので、瞳部分の宝石はモンスターの瞳を意識して作られている。
石版には「輝きし宝、竜の瞳 汝、その瞳の試練に打ち勝て」と書かれていた。
戦士を選別する為に使われていたもので、古代にカニステル島に住んでいた民族はこの秘宝を見せ、
怯えなかった赤子を戦士として育てた。
- ヒビトンボ
- 体の節が岩場のヒビと似たトンボ。1メートル近くの大きさを持つ。
柄は岩場に似ており、身体の部分が砂原に点在する岩や岩壁のヒビによく似ているため、
この模様は擬態の一種と考えられている。
よくよく探してみると岩場のヒビはほとんどがヒビトンボだったらしい。
- ファイヤモリ
- 常に全身が可燃性の油に覆われた砂原に住むヤモリ。
日中は、皮膚から分泌される油の量を調整して乾燥を防ぐらしいが、調整を誤ると体に火が点いてしまう。
良質の油がとれ、その油を使った鍋は美容に効果があるらしい。
- 予知ナマズ
- 地震だけでなく雷、火事その他様々な自然災害を予知して髭を揺らめかせる大きなナマズ。
古代では、予知をする神聖な生物として様々な活用がされていた。
石版によると思春期の子供が家に置いて、親父の帰りを予知させていたという話もあるらしい。
前述の自然災害を予知する点は、「地震、雷、火事、親父」が元になっていると思われる。
ちなみに「親父」の意味は、台風の別名で「大山風(おおやまじ)」「大風(おおやじ)」という説が有力とされている。
- オカリナ貝
- 小さな穴がいくつも空いている貝。オカリナのような見た目だが、実際には吹けない。
吸い口に見えるところが口で、くっついたものに何でも吸い付いてしまう。
- ワイズガニ
- 頭部が非常に大きく発達していて、そのせいかとても頭の良いカニ。
人間の言葉に対して手を振ることで肯定や否定をするほど頭がいい。
カニミソの部分が本当に脳みそになっていると考えられる。
発見後はホーク博士のゲーム友達になったらしい。
- 虫寄せの宝石
- 放置しておくだけで小虫が寄ってくる不思議な宝石。
その宝石がなにか虫を魅了するものを発していると思われる。
人にプレゼントして反応を楽しむという嫌な使われ方をしている。
- 反転磁石
- 強い磁力を持った石。
衝撃を与えることで磁極が反転するため、場合によっては回転し続けることもある。
この石の磁極が反転する原理を利用して乗り物を浮かせられないか検討しているようだ。
- 内向き装飾つぼ
- つぼの内に宝石細工などの装飾が施された奇妙な祭器。
宝石や金で美しく仕立てられているが、それら装飾は全て外観では見られず、特別な意味を持つつぼと思われる。
中に幸運を司る妖精を封印して、家に持っておくために使われていた。中の宝石は妖精をもてなす物らしい。
- 偽物の祭器
- 遺跡に置かれている偽物の祭器。
本物とは文字や模様に差異があり、「残念」という文字がある。
盗人対策として設置されたものだが、欺くために美麗な作りをしており、かなり価値があるものらしく、
これほど見事な祭器をフェイクとして使ってまで、何を隠そうとしたのか調査が続けられている。
- 小竜のコハク
- 中に小さな竜が埋まったコハク。翼が生えている。
翼がなければトカゲと見間違えるような見た目をしている。
今の世界にはこんなに小さな竜は存在しない。
まだ子供のようだが、その姿は現在見られるどの竜にも属さない種類であることを物語っている。
詳しく調べた結果、何かの幼生というわけでもなく本当に新種だったらしい。
- ねじれ三角錐の宝玉
- 黒石地下遺跡で発見された、僅かに輝いている宝玉。
古代でも特に異端の神を崇めていたとある地の祭器として用いられた。
じっと見ていると吸い込まれて異世界に連れ出されるようになるため危険。
人を狂わせる何かがあるらしく、邪教が栄えたのもこの宝石のせいの可能性がある。
発見後はギルドで管理する事になったらしい。
元ネタは、いわゆる「クトゥルフ神話」の元祖として知られる、H・P・ラヴクラフトの小説
『闇をさまようもの』に登場する道具「輝くトラペゾヘドロン」だろう。
- 古の宝飾時計
- 立派に宝石などで装飾された古代の時計。
実際に動いていたという形跡もないためどのように使われていたか調査が行われている。
歯車のようなものが見えた事から時計だと思われたが、調べてみると羅針盤の一種だったらしい。
探検手帳には、ジャヴァティ山麓にあるジャギィノスの巣は、かつて港だったらしく、
その名残として、浮き輪や船の錨らしき物などが残っていたという。
羅針盤の一種だと判明した時には、既に古の宝飾時計としてギルドに届けだしてしまっていた。
- 海神槍の滝
- カニステル本島の南部のペーナ岩壁で発見された三本並んだ大きな滝。
本来は一本の滝であったが、伝承によると、島に異常気象が起こることで
10年以上にわたり三本に分かれるという。
石版には数年おきに滝が三本に分かれると書かれている。
島に異常が起きると分かれるという説がある。つまり数年に一度危機に見舞われているということになる。
- 三重滝の月虹
- カニステル島の異常気象発生時に見られる月光に作られた虹。
滝から落ちるあまりに大きい水量と異常気象のせいで、らせん状の虹が滝を登っていくように見えるらしい。
滝にできた月虹が他の滝に反射を繰り返し、幾重にも虹が重なって見えるという自然の偶然の産物。
- ブナハブラ群体
- ブナハブラが島独自の進化を遂げ群れを成す習性を得たもの。
群れる習性は、交尾のためのもので、交尾中に身を守ることも含めての習性と推測されている。
柱のように一か所に固まっている。
見る限り、そのような群体が他にもたくさん見られた。カニステル独自の進化。
- ドクヤガエル
- 口を窄めて、矢のように毒を吐く攻撃的な蛙。
笑わせる毒を吐き、相手の筋肉を弛緩させる。
肉食性であり、麻痺毒で動けなくなった虫や小動物を捕食するという。
ピタンガ島
- 光竜の鱗篭手
- ピタンガ島の遺跡で発見された、赤い宝石を掴む篭手の秘宝。
炎のような赤は試練の象徴であり、その秘宝は手にする者に苦難を乗り越える力を授けるという。
赤い宝石のせいで籠手としては使えない。宝石は竜の血を色鮮やかに結晶化させたもの。
「血を掴みし宝腕 其が授けしは勇気の力 汝、今困難に打ち勝たん」と石版に書かれている。
難しい狩りの前に行われていたハンターへ力を与える儀式、いわゆる鼓舞のための儀式に用いられていた。
ピタンガ島で発見された偶像を狩猟用に復元したマグナソルナシリーズの男性用防具は、
この秘宝に酷似しており、調査が進められている。
- 孤高ジャギィ
- 群れで生活せずに孤高を貫く、一匹狼のジャギィ。
仲間の力を借りずに生きてきたため、通常の個体よりも強い力を持っている。
ドスジャギィと2匹のみで生活している。2匹とも何かに怯えているらしく、群れから逃げ出して目を付けられているのではないかと推測される。
- 炎熱に朽ちた遺跡
- 火山の頂近くで発見された遺跡。
環境の変化と溶岩によって原形をとどめないほどに崩壊しているが、門と鐘らしきものは残っていた。
遺跡内部の壁画から、火口付近に遺跡を立てる必要があったと見られる。
神殿を焼かせ、神の怒りを火山に向けることで鎮火しようという発想で作られた。
- 支配者の象徴
- 古代において、その地を統治していた者を象徴する紅光の宝玉。
その時代でも希少な宝石を用いて作られているらしく、同じ成分の宝石は見つかっていない。
この装飾をめぐって何度も争いが起きている。宝石に惹かれたのか、権力に惹かれたのかは不明。
- 火吸いヒスイ
- 火をかざすとたちまち熱を吸収し、火を消してしまう鉱石。
この鉱石が近くにある場所は一帯がとても冷えている。石はほのかに温かい。
火を吸収して色が変わる面白い性質を持つ。
夜に着けると真っ暗になって困る、という評判で売れていない。
- 奉納の器
- 古代に奉納の際に用いられた器。
中身は入っているようだが密閉されているため、器を割らずに中のものを確認するのは困難。
中から「ギギギギギギ」という声が聞こえてくる。
中に毒虫を入れて争わせ、生き残った毒虫を神に奉げていた。
古代で行われていた、虫を使った呪術「蠱毒」が元ネタだろう。
- ある災害のランプ
- 古代に災害が起こる地を予言する占術に用いられた祭器。
所有者となる人物が相次いで行方不明になってしまったことから不吉なアイテムであるとされていた。
「災厄を予期せし言葉を欲す者は自らの身と引き換えに使いたまえ」という文字が書かれていた。
呪いの内容は「根暗の未婚になって、最後には行方不明になる」というもの。
- 鬼火消しの土偶
- 山火事などの災害防止を祈祷する儀式に用いられた土偶。
とても保冷性に優れた材料で作られており、中はかなり冷たい。
中に空洞があり、頭を外して中に水を入れる。
火事が起きているところに水が入れたこれを投げて消化させるのに使われていた。
土偶による供養と水による消火を兼ねている。
- ヒャクカマド
- 非常に耐熱性が優れた木。
溶岩に耐えるほどの耐熱性をがあり、その昔に大きな山火事が起こった際も、燃えずに残っていたという。
その姿から古代では神木として崇められた。
発見後は木炭として活用するらしく、燃えない木でできた最高級の木炭といわれている。
- 咆哮火山
- 火口付近で様々なモンスターの咆哮に似た轟音が聞こえてくる火山。
古代では火山の中にモンスターが棲んでいるものと思われていた。
火山の勢いに周囲の岩が共鳴して起きる現象。
伝承には「咆哮を聞きしもの、栄光の狩人とならん」という文言があった。
- 吸血イバラ
- 動物の血を栄養分とする荊。
鋭い棘がびっしり付いており、血液の凝固を妨げる毒も分泌されている。
成長するととても綺麗な花を咲かせる。
- ユメコ蝶
- とても美しい羽の模様を持ち、幻想的な飛び方をする蝶。
飛んでいる姿を見ると、夢か現か判別できなくなってしまう。
見ていると意識を失いその間、別の物になっている気がするなどの現象も起きている。
元ネタは古代中国の思想家・荘子の説話『胡蝶の夢』だろう。
- コウセキノコ
- 鉱石の特徴を有すキノコ。
触ると胞子を出すこと、キノコの形をしていること、その2点以外はほぼ鉱石となっている。
鉱石に寄生するキノコで、寄生した鉱石の特徴を受け継いで育つ。
鉱石としては柔らかいので加工がしやすいため注目の的。
- 毒吐き花
- つぼみが毒ガスを吐く危険な花。花が開いた瞬間に毒を吐き出す。
近づくだけでもガスをまく個体もあり非常に厄介だが、一度でも花が開くと毒性は全くなくなる。
毒は身を守るためのものではなく。毒でモンスターを倒しその骸からでる栄養を土にしみ込ませている。
- 天駆ける咆炎
- マクラジャ群島に現れた伝説の飛竜。
全身が燃え盛る炎に包まれており、並のハンターでは近づくことも困難。体から火が出る原理は不明。
ギルドからはリオレウス豪火種と名付けられた。