太刀を扱う上での最重要事項。
モンスターを斬ることにより増加、最大まで溜まることで攻撃力と斬れ味が上昇し、
今まで弾かれていた部位が斬れるようになることも。
目次
概要
- ゲージが一定量溜まった状態で気刃斬りを行うと、ゲージを消費して強力な斬撃を見舞う。
一定時間攻撃を当てずにいると減り始める。
- 当てる攻撃の威力によって蓄積されるゲージの量が変動する。
例えばモーション値の高い踏み込み斬りでは多く溜まり、
逆にモーション値の低い突きではあまり溜まらない。
また、肉質の柔らかい部位を斬るとより多く溜まり、硬い部位を斬った場合は伸びが悪い。
- 気刃斬りで消費するゲージであるため、「気刃ゲージ」と公式を含めよく間違われる。
読みも双剣の鬼人ゲージと同じなのでかなり紛らわしい
人によってはMH3以降の「練気ゲージの色段階」を気刃ゲージと呼び練気ゲージと使い分けている場合もあるため、
会話の際にはどれを指しているのか確かめることが重要。
明滅補正(MH2~MHXX)
- 練気ゲージを最大まで溜めるとゲージが明滅し、30秒間練気ゲージの自然減少がストップする。
MH2ではそれに加え武器倍率が+20される効果が追加されている。
MHP2以降は上記に加えさらに斬れ味補正が1.125倍と、大幅に強化されるようになった。
補正は30秒間持続し、持続時間はゲージを最大まで溜める度に更新される。- MH3のみ、明滅中は気刃斬りを使ってもゲージが消費されなくなり一定時間無限に気刃斬りが使える。
そのかわりゲージが溜まりにくくなっている。 - MH3からの練気ゲージの色段階による強化の仕様においても練気ゲージ明滅中の補正は1.125倍のまま。
練気ゲージの色ばかりに目が行きがちだが、そもそも黄色でも1.1倍なので、
色を上げる事だけに固執するよりも、明滅状態を出来るだけ維持したほうがダメージを出しやすい。
当然色の上昇も重要ではあるが、無理に大回転斬りした結果、被弾し回復を強いられたりして
練気ゲージの明滅が消えてしまう場合、火力は上昇するどころか低下してしまう。
更に大回転斬りまで気刃斬りを出した結果ゲージは大幅に減少しているため、
再度明滅状態に持って行くには手間がかかってしまう。- しかし色上昇よりはゲージMAXにするほうが大分楽なので、
後の展開を考えて狙える時には常に大回転を当てるぐらいの気構えは必要。
むしろMH3以降の太刀は素のモーション値が低く、最低でも常時黄色+明滅を維持できて並と言うところ。
(MH4と4Gでは色の維持はまず不可能な仕様となってしまったが)。
- しかし色上昇よりはゲージMAXにするほうが大分楽なので、
- MH3のみ、明滅中は気刃斬りを使ってもゲージが消費されなくなり一定時間無限に気刃斬りが使える。
- 練気ゲージを最大まで溜めた際の補正についてはシリーズによって異なる。
詳しくは太刀の項を参照のこと。
- MHWorld以降はこの補正は消滅し、練気ゲージを最大まで溜める意味は薄くなった。
練気ゲージの色段階による補正(MH3~)
段階 | MH3 | MHP3 MH3G | MH4 MH4G | MHX MHXX | MHWorld MHW:I | MHRise (~ver3.x) | MHR(:S) (ver10.x~) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
白 | 永続 1.05倍 | 5分 1.05倍 | 6分30秒 1.05倍 | 5分 1.05倍 | 3分30秒 1.05倍 | 5分 1.05倍 | 5分 1.04倍 |
黄 | 永続 1.1倍 | 3分 1.1倍 | 4分30秒 1.1倍 | 3分 1.1倍 | 2分25秒 1.1倍 | 3分 1.1倍 | 3分 1.08倍 |
赤 | 1分 1.3倍 | 1分 1.2倍 | 2分 1.3倍 | 1分 1.2倍 | 1分10秒 1.2倍 | 1分 1.2倍 | 1分 1.12倍 |
青 | - | - | - | 1.18倍 | - | - | - |
※上段が効果時間、下段が攻撃力補正。
- MH3で実装されたシステム。
気刃大回転斬りを敵に当てることで練気ゲージの色が白→黄色→赤と強化されていく。
後者になるほど攻撃力が高くなり、赤まで上げると1.3倍もの強力な補正を得られるが、
1分後に無色までリセットされてしまい、その前に気刃大回転斬りを当てると維持が可能。
ちなみに、白と黄色に関しては力尽きるまで永続する。- 大回転斬りは攻撃範囲が非常に広いため、仲間からすれば
ゲージを溜めるために敵ごと斬られてしまうのは迷惑この上ない。
位置取りを考えて使うようにしよう。 - 黄色であれば維持の為に大回転斬りを放つ必要が無いので、
黄色で留めて大回転斬りを封印した立ち回りをするという手もある。 - ちなみにゲージの色と連動して刀身が同じ色の「オーラ」に包まれる。
なおこのシステムを「オーラ」と表現するのはMHP3およびMHXの教官のみであり、
ハンターノートや説明書では専ら「練気ゲージの色(段階)」と表現される。
- 大回転斬りは攻撃範囲が非常に広いため、仲間からすれば
- MHP3からは仕様変更され、白は5分、黄色は3分と時間制限ができた。
代わりに赤のまま1分経っても黄に落ちるだけになったが、
赤の攻撃力補正が1.2倍へと引き下げられている。
- MH4ではどの色でもオーラのゲージが尽きた際に初期状態に戻されるようになってしまった。
さらに赤の維持ができない。歴代では断トツの足枷っぷりである。
代わりと言ってか、赤の攻撃力補正は1.3倍に戻っている他、全体的に効果時間は延長されている。
とは言え、上げ直しの手間があるのに赤でも2分は流石に短すぎると言わざるを得ない。
MH4Gでは気刃大回転斬りを命中させれば10秒程度減少が止まるようになったが、正直焼石に水。
- MHXではMHP3の仕様に戻ったため、再び維持が可能になった。
それどころか強化段階を上げる狩技、ゲージ消費を無効化する狩技、大回転より当てやすい強化技など
痒いところを補いまくる至れり尽くせりの強化を得る。
MHXXで追加されたブレイヴスタイルではブレイヴ状態になると自動で青オーラになる。
なお、非ブレイヴ状態でも桜花気刃斬を使うと白まで上げられる。
- MHWorldでは色段階を消費するアクションが追加。
それだけではなくカウンターとして大回転まで派生できるアクションが追加され、
オーラ段階を上げるのが非常にやりやすくなった。
この作品からオーラは「維持して攻撃力を上げて戦うもの」から
「消費して大技を放つためのもの」へと変遷していったと言える。
- MHRiseでは、色段階の補正が属性値にもかかるようになった。ただし状態異常属性値は変化しない。
居合抜刀気刃斬りにまでカウンター成功時にオーラ段階上昇効果が付与され、
従来のアクションと合わせて(カウンターさえできれば)さらにオーラ段階を上げやすくなっている。
今作では新アクションの鉄蟲糸技、飛翔蹴りと水月の構えにてゲージの色を消費し高威力化する。
特に飛翔蹴りから繰り出す兜割がWorld同様強力なため、居合抜刀気刃斬りと組み合わせて連発する戦法がとられた。
また力尽きても、練気オーラがリセットされなくなっている。
- MHR:Sでは倍率が赤オーラを中心に減少し、色ごとの補正の差が4%ずつに均一化した。
赤限定の飛びぬけた威力増加が無くなったことで無理に長く維持する必要はなくなったことに加え、
色を全消費する気刃解放斬りの登場もあり、World以上に「大技用のリソース」の意味合いが強まった。
赤ゲージは相変わらず1分しか保たないため、切れる前に大技で大ダメージを出していきたい。
練気ゲージ自動上昇(MHWorld~)
- MHWorldでは気刃兜割を成功させることで練気ゲージに赤枠の付いた練気ゲージ自動上昇状態になる。
上昇速度はなかなかの物で、気刃斬りに突きや斬り上げも混ぜてやれば気刃コンボしながらゲージが増えるほど。
このため赤オーラへの復帰が容易になり、再び気刃兜割を放つ用意がしやすくなるという
強行動を取れば取る程強行動を使えるという正の関係になっている。
- MHW:Iでは新アクション「居合抜刀斬り」を命中させることでも自動上昇状態になる。
このアクションはカウンター判定があるが、カウンターは成功させなくても良い。- カウンターに成功すると、ゲージ自動上昇の持続時間が長くなる。上昇速度は変わらない。
- 上記の気刃兜割の自動上昇と重複するため、両方を発動させれば
凄まじいスピードで練気ゲージを上昇させることができる。 - なお自動上昇がつく攻撃では他の技のような練気ゲージ増加は無く、同じ技での自動上昇の重複も無いため、
居合抜刀斬りを連発してもあまりゲージが稼げない。自動上昇中は他の技で稼ぐようにしたい。
- MHRiseでは自動上昇時に赤枠が付くのではなく練気ゲージが青く光るようになった。
今作では居合抜刀斬りに加え翔蟲を使用する鉄蟲糸技「飛翔蹴り」からの落下突きを命中させてもこの状態になる。
代わりとしてか気刃兜割では自動上昇状態にならなくなり、落下突きの回復も15秒で半分溜まるほどに減った。
MHF
- 太刀の秘伝防具の専用スキル「太刀技【刀神】」発動時は、
練気ゲージの消費量が半分になり、練気ゲージMAX時は斬れ味の消費が減少する(業物+2と同等)。
ただし後者の効果については練気ゲージを消費する攻撃(気刃斬りなど)には適用されない。
- その他、太刀専用の練気ドリンクというアイテムが存在した。
アイコンは鬼人薬とほぼ同じで、飲むと瞬時に練気ゲージをMAXにすることが出来る。
説明文には己の気力を高め、練気ゲージを最大にすると記載されており、
成分的にも鬼人薬などと近いのかもしれない。